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 昼食を終え再びバスに乗り込む。次は北京国立博物館だ。ここも日程表には載っていなかったが、嬉しい訪問だった。木造の古い建物で、ガイドの曲さんの話によると今年(2003年)になって世界遺産に登録されたらしい。日本語が上手なガイドの説明を聞きながら館内を見てまわったのだが、中国の古代の竪穴式住居などが再現されていてけっこう面白い。その他、発掘された古代美術品や王座などが展示されている。別棟に行くとあるコーナーで、マホガニーで出来た飾り棚に、中国各地で発掘された珍しい石や、装飾品、約10点ほどが飾られていた。それを飾り棚ごと販売しているという。これは2008年に控えた北京オリンピックのための改修費集めらしく、これらの装飾品などは中国国民の善意で中国全土から寄付されたものらしい。確かに北京市内を走っていると、あちらこちらで新築・改築工事をしている。この博物館も改修するのだろう。ちなみに値段は飾り棚込みで98万円。送料は中国政府の負担で、日本の自宅まで届けてくれるのだとか。全部で89セット用意して残っているのは10数セット、今まで23セットを日本人が購入したとか。契約すると記念写真を撮るらしく、10月に購入した広島在住の日本人夫婦の記念写真を見せてくれた。不景気とはいえ、金持ちは何処にでもいるもんだと思った。

   

     北京国立博物館!           北京市内、1:1000のジオラマ!

 北京国立博物館を後にして次に向かったのは、中国茶体験だった。体験といっても急須の上から熱いお湯をかけて、急須も温めるという、TVでよく見るお馴染みのパフォーマンス。そして我々に、烏龍茶、ジャスミン茶、ライチ茶などを飲ませ、お茶各種、急須、湯のみ茶碗などを販売するという、ツアー客御用達のスポットだ。それらを演じる彼女たちのパフォーマンスも見事だったが、日本語のセールスも見事だった。それでも飲み慣れない本場の烏龍茶などはけっこう喉に新鮮で、みんな買っていた。オレも初めて飲んだライチ茶が気に入り、1袋1500円でお土産に買った。帰国してから行きつけの居酒屋に置いてもらって、みんなで楽しんでいる。ひととおりお茶を買わされて?外に出ると、入り口のところに九官鳥がいた。「何かしゃべるのか?」 とみんなで九官鳥に話しかけていると、「ニーハオ!」 と返事が返ってきたのには驚いた。普段中国人が話しかけているのだから当たり前といえば当たり前なのだが、これにはみんな大爆笑。まさか九官鳥に中国語の発音を教えてもらうとは、夢にも思わなかった

   

      中国茶のデモンストレーション!中国茶はけっこう美味しかった!

   

  「ニーハオ!」 と鳴いた九官鳥!       街中の中華レストラン!

   

  “景山税務署” と看板にある!      店の前には、中国人民警察官が!

  ワンポイントレッスン

 清走最近的路(チンゾウズイジンダルー)

 一番近い道をお願いします

 我有急事(ウォーヨージーシー)

 緊急の用事があるのです

 有下午三点的(ヨウシアウーサンディエンダ)

 午後3時の汽車があります





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