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 祈年殿を後にして、皇穹字(こうきゅうう)、圜丘(かんきゅう)に向かった バスの駐車場の都合で裏側から入ったので、順路を逆に行く形だ。200m~300m歩いて皇穹字(こうきゅうう)に着いた。皇帝の祖先たちの位牌が置かれた場所らしい。皇穹字(こうきゅうう)を取り囲むように、半円状に回音壁という壁が建っているのだが、壁に向かって話したり音をたてたりすると、180度反対側の壁際にいてもはっきりと話し声や音が聞こえるという不思議な壁だ。ツアーメンバーと試してみると確かに聞こえるから不思議だ。ここに夜訪れて、静寂の中これを楽しむツアーもあるという。次はすぐ前にある圜丘(かんきゅう)だ。ここは旧暦の冬至の日、皇帝が五穀豊穣を祈った場所とされている。白玉造りの3壇構造で、階段の段数や欄干の数はすべて縁起のよい吉数の9の倍数となっている。今はただの石造りの広場でしかないが、当時は最も大切な場所だったらしい。

   

     皇穹字(こうきゅうう)!皇帝の祖先の位牌が置かれている!

   

  回音壁!壁に向かって話しかけると、反対側の壁際でハッキリと聞こえる!

   

 圜丘(かんきゅう)!右の写真は石造りの床だが、一定の扇形の中に石の数が
 手前から順番に1枚、2枚、3枚・・・7枚まできちっと収められている!


   

中央には天心石があり、この上に立って話すと声が反響して聞こえる不思議な体
験ができる!旧暦の冬至の日、皇帝はここに立って南を向き五穀豊穣を祈った!


正門から外に出ると、いくつかの屋台が並んでいた。シャッターチャンスだと思いデジカメを向けると、「撮るな!」 という感じで手で覆いながら怒っている。「たぶん許可なしで営業しているのだろう。」 とガイドの曲さんが話してくれた。表通りに出てツアーバスに乗り込み、昼食に向かった。今日の昼は山西料理みたいだ。山西料理レストランまでの車中、バスからの車窓を見ていて気になることがあった。それはタクシーだった。信号待ちなどで横にタクシーが並ぶと、バスのほうが車高が高いのでタクシーの車内が丸見えになる。北京ではお客さんが一人のときは、必ず助手席に乗っていた。日本では多人数にならない限りは、当たり前のように後ろのシートに座るのに。そしてよく見ると、運転手と助手席の間には網目状の衝立があり、小さく料金の受け渡し口が開いている。やはり13億人もの人口がいるせいか、犯罪も多いのかもしれない。

   

正門を出たところで売っていた焼き芋!許可を取っていないのか、写真を嫌った!
右はその近くにあった新聞スタンド!


   

赤い看板は天津甘栗のお店!右は、看板にホテルとあるが、周りの環境からドヤ
街の簡易ホテルという感じだった!




北京市内を走るタクシー!運転手(左ハンドル)と助手席の間に、
網目状の衝立がある!


  ワンポイントレッスン

 我敬悠一杯酒(ウォージンニンノーベイジウ)

 一杯どうぞ

 不能再喝了(ブーノンザイフーラ)

 もう飲めません

 再来喝一杯吧(ザイライフーイーベイバ)

 さあ、もう一杯どうぞ

 我喝醉了(ウォーフーズイラ)

 酔ってしまいました





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