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 中国雑技団オプショナルツアーは大満足のうちに終わった。本当ならこれでホテルに戻るところなのだが、ガイドの曲さんが王府井(ワンフージン)に連れて行ってくれることになった。曲さんは日本語も堪能だし本当に親切なガイドだった。王府井までバスで約10分ほどなのだが、北京市内をバスで走るのはとても楽しかった。天安門広場の近くもチラッと通ったのだが、ライトアップされていてとてもきれいだった。季節柄クリスマスが近いせいか、クリスマス用のデコレーションも目立つ。屋台のある通りの近くでバスは停まり、我々はバスを降りた。繁華街のネオンサインが煌々と光り、昼間のような明るさだった。屋台は50台ほど並んでいるのだが、びっくりしたのは屋台の種類が2、3種類ほどしかないということ。1台の屋台には10種類ほどそろえてあるが、同じような屋台が50台ほど並んでいて商売になるのだろうか?大きなお世話ではあるが。屋台に近寄り覗いてみると、あるわあるわゲテモノのオンパレードだった。サソリの唐揚げ、ヘビ焼、羊の睾丸、野鳥の丸焼き、あとわけの分からないゲテモノがたくさん・・・・中にはトウモロコシや甘物、中国風お好み焼きのようなのも売っていた。何かにチャレンジしようとも思ったが、美味しかった北京料理のあとということもあり、ゲテモノにはチャレンジしなかった。今思えばチャレンジするべきだったと後悔している。この先また北京に行くというチャンスはそうないハズだから。帰国して、一昨年北京に行った後輩に聞いてみたところ、羊の睾丸が美味だったとか。ゲテモノは食べなかったがトウモロコシを買ってみた。値段は1本4元(約60円)。見た感じ日本の海の家で売っているのと変わりはないように見えた。しかしいざ口に入れてみると味が全然しない、醤油タレをかけているわけでもない、塩が振ってあるわけでもない、ただボイルしてあるだけだった。はっきり言ってマズイ。曲さんに通訳してもらって屋台の人に塩を振ってもらった。それでもお腹が満腹だったこともあり、食べきれずに捨ててしまった。同じ残すならゲテモノにチャレンジするべきだった。屋台通りを通り過ぎ繁華街のメーン通りにやってきた。時間は夜の9:30頃、デパートがシャッターを降ろし始めた。あと30分早く来ていれば中国のデパートを体験出来たかと思うとちょっと悔やまれた。それでもメンズショップ、カラオケボックス、カフェ、ゲームセンターなどの店は開いている。面白かったのは10元ショップがあったこと。日本でいうところの100円ショップだ。中に入ってみると、日本の100円ショップと売っているものは変わらない。ニューヨークには99セントショップがあったし、こういう店は世界的に流行っているのか?でも売っているものは当然10元(約150円)程度の商品で日本と同じだが、街の中華料理店で10元払えば、美味しいのがお腹いっぱい食べられてビールが1本飲める。日本で150円払ってもラーメン1杯も食べられない。この経済感覚の違いが面白かった。この王府井(ワンフージン)は夜遅くなっても若者たちであふれていて街並みも渋谷並み、本当、日本の街を歩いているような錯覚を覚える。残念だったのはデジカメのフィルムが切れてしまい、王府井の写真が撮れなかったこと。いつも多めに持っていっているつもりなのだが、ついつい撮り過ぎてしまうみたいだ。夜10:30頃王府井をあとにしてバスに乗り、11:00過ぎにホテルへ戻ってきた。 
                  

   

   

   

     王府井の屋台で!茹でただけのトウモロコシは4元(約60円)だった!

ワンポイントレッスン

 有没有日文報紙?

 (ヨウメイヨウリーウェンバオヂー)

 日本語の新聞はありますか

 清換三万日元

 (ニンチンホアンサンワンリーユエン)

 三万円両替してください

 都是我的私人用品

 (ドウシーウォーダスーレンヨンピン)

 すべて私の私物です





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