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 全聚徳烤鴨店に着いたのは夕方6時をまわっていた。北京料理の老舗らしく、中国の要人、芸能人もくるらしい。それにしても中国の飲食店は、夜になるとネオンサインが派手だった。それがこの街にとてもマッチしているから不思議だ。ここで北京ダックを中心とした北京料理を食べるのだが、実はオレは北京ダックを食べたことがなかった。ガイドの曲さんは、「初めての人はいいけど、何度か食べたことのある人は油っこくてねぇ~。」 とか言っていた。仕事柄しょっちゅう食べているのだろう。まぁ、初めて食べる北京ダックが本場北京なのだから、贅沢な話ではあるが・・・。店内に飾ってある調度品も中国ムードが漂っている。我々は2階の個室に通された。昼間と同じ丸テーブルに前菜が用意されていた。アルコールは付かないので別料金らしい。千葉県から参加している老夫婦が、みんなで飲みましょうと紹興酒とビールを数本注文してくれた。料理が運ばれてくる前にシェフが個室の入り口のところまで来て、北京ダックのカットをして見せる。「写真を撮りたい方はどうぞ前に来てお撮り下さい。」 ここのウェイトレスたちも日本語がペラペラみたいだ。そのあと順番に料理が運ばれてきて、北京ダックも目の前に。この北京ダックをはじめ、北京料理はけっこう美味しかった。ただ、北京料理、四川料理、飲茶、などいろいろあるが、何がどう違うのかはハッキリと知らないところが情けなかった。美味しいのを食べるのに、理屈はいらないのだが。食事がわるのを見計らって女性が数人、お土産を売りに入ってきた。この時初めて個室の意味が分かった。ツアー客(特に日本人)の食事の時は〝お約束〟みたいだ。お茶、湯のみ茶碗、シルクのマフラー、七宝焼きの陶器・・・流暢な日本語でセールスを仕掛けてくる。やはりバブルの時と違ってなかなか買う人がいないので、彼女たちも苦戦している。オレが石で出来てる湯呑み茶碗を1つ、80元(約1200円)で購入してやるととても喜んでいた。これも1つの思い出になるだろう。 

   

       北京料理店!             北京ダックのカット!

   

    北京ダックの食べ方! 1
            北京ダックの食べ方! 2

   

   

           北京料理ディナーは、けっこう美味しかった!

   

    食後のお茶を入れながら、彼女たちがお土産を売りに来た!

 この北京料理ディナーで今日予定されている1日のツアーは終了だが、希望者にはこのあとオプショナルツアーで中国雑技団(サーカス)が待っている。もちろんオレは予約していた。

   ワンポイントレッスン

我想要碑酒(ウォーシアンヤオピージウ)

  ビールが欲しいのですが

  有没有免税品?(ヨウメイヨウミエンシュイピン)

  免税品はありますか?

  我想再要一条毛毯

  (ウォーシアンザイヤオイーティアオマオタン)

  毛布をもう1枚欲しいのですが





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