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                   万里の長城

 中国大陸を東西に約6000km続く万里の長城。外敵の侵入を防ぐために築かれた防御のための壁である。2500年前の群雄割拠の時代、諸国が独自に築いた壁が始まり。それらをつなげたのが秦の始皇帝で、万里の長城と呼ばれることになる。前漢の武帝の時代と明の時代に大規模な拡張、修復工事が行われた。現存するのはモンゴル対策のため、明の時代に修複されたものがほとんどである。また宇宙から地球を眺めたとき、万里の長城は、“地球上の建造物で唯一見える建造物!” ともいわれている。(実際には、他にいくつか見えるらしい。) もちろん世界遺産に登録されている。

   

万里の長城の門!“重要文化財に指定されている万里の長城!”と書かれている!

 駐車場から10分ほど歩くと、万里の長城の入り口が見えてきた。近くには茶屋(喫茶店)も数軒ある。曲さんの後について入り口から入ると、すぐにみんなで記念写真を撮った。これもお約束らしく、あとで希望者に1000円で販売するとか。(やっぱり購入してしまった!) 記念写真を撮り終えると2、3人の帽子売りが、オレのまわりを取り囲んだ。彼女たちは、「サムイ!ボウシ、ボウシ!」 と必死だ。確かに北京市内とは格段に違う寒さだ。そのうちの1人がオレの頭に勝手に帽子を被せたので買わざるをえなくなってしまった。たまたまツアーメンバーで帽子を被っていなかったのはオレだけだったみたいだ。まぁこれも思い出になるかと思い、彼女の言い値の150元(約2250円)で帽子を買った。それが下の写真で被っている帽子である。その後1時間自由時間で、1時間後にさっきあった茶屋に集合することになった。各自、自分のペースで万里の長城を登って行く。幸いにも今日は晴天ですこぶる景色が良く、万里の長城も遙か彼方まで見渡せた。途中、記念写真用のラクダとか白馬がいたりする。景色が良いのは嬉しいのだが、けっこう登りがきつかったりする。自分の体力を考え、戻る時間も考えないと集合時間までに戻れない。ある程度登ったところで引き返すことにした。1時間チョットの滞在だったが、万里の長城は四千年の歴史を体験するには充分だった。

   

万里の長城でのショット!天気が良かったので、遠くまで景色が見渡せた!

   

手すりにつかまって上り下りしなければならない、こんな急坂もあった!

   

  記念写真のサンプル!    このラクダに乗って記念写真を!

ワンポイントレッスン

 在那里(ザイナーリ)  あそこです

 大概多少銭?(ダーガイドゥオシャオチェン) 

 大体、いくらかかりますか?

 明天我想去上海

 (ミンティエンウォーシアンチューシャンハイ)

 明日、上海に行きたいのです





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