直線上に配置

 

               6月10日(火)   ニューヨーク4日目

 

 夜はヤンキース観戦ツアーが入っているが、昼はフリータイム。このニューヨーク旅行も終盤にさしかかってきた。今日1日ニューヨークを楽しんで、明日帰国だ。今日もまたS夫妻と約束している。待ち合わせの場所に行くと、彼らがスーツケースを押してきた。よく見るとスーツケースが壊れている。どうやら夕べ夫婦喧嘩をしたらしい。ガイドに電話して調べたらしく、これから修理に行くのでつきあってほしいと言う。ヤレヤレと思ったが、“旅は道連れ、世は情け” と思いつきあうことにした。タクシーでガイドに聞いた住所のところに行ってみたが、まだ時間が早く(10:00頃)閉まってる店がほとんどで、なかなか見つからない。結局、修理店を見つけるのに30分近くかかってしまった。スーツケースの修理を終え、タクシーでホテルに戻って仕切り直し。それぞれ何処へ行きたいか?ということになった。オレは最初からこのニューヨーク旅行の目的のひとつである、セントラルパークとメトロポリタン美術館を挙げた。S君もそれでいいと言うが、奥さんが5番街のルィ・ヴィトンへ行きたいと言う。彼ら2人がルィ・ヴィトンへ行っている間、オレはセントラルパーク周辺を散策することにした。セントラルパーク周辺には、映画でよく見る観光客相手の馬車が30台ほど並んでいて、見ているだけでもけっこう楽しめる。乗る気はなかったが値段を聞いてみると、20分で40$とけっこうイイ値段だ。1時間後、待ち合わせの場所に行ってビックリ。奥さんの両手は3、4個のルィ・ヴィトンのバッグでふさがっていた。彼女のようなブランド大好き日本女性たちが、日米経済摩擦解消に役立っているのは間違いなかった。オレの知る限り、彼女1人で昨日・今日の2日間、ルィ・ヴィトンのバッグを10個以上、40万円以上の買い物をしているのだから。 「ところで、どうやってバッグを持って帰るんだい?」 と聞こうと思ってその言葉を飲み込んだ。S君がスーツケースを押しながら、両手にバッグを持たされている姿が目に浮かんだからだった。奥さんが、「ちょっと疲れているのでホテルに戻って休みます。すみませんが、ウチの人と行ってきてください。」 と言ってホテルへ戻って行った。“頭のイイ女性だ!” と思ったと同時にS君の先が思いやられた。2人でセントラルパークへ入って行った。目指すはメトロポリタン美術館だ。地図の上でも広いが、本当に広い。公園内はとてもきれいでよく整備されていた。芝生の上ではみんな、思い思いに楽しんでいる。ランチをしている家族、ビキニ姿で日光浴している女性、キャッチボールをしている子供たち、デートを楽しんでいるカップル。一番印象に残っているのは、ジョギングをしている人の多いこと。これもTVで見るのと同じだった。公園内の道路にジョギング用にスペースが確保されていて、ジョギングしている人たちが途絶えることはなかった。

   

セントラルパーク周辺で見かけた観光客相手の馬車!20台〜30台並んでいて、
値段を尋ねると20分40$(1人でも2人でも)と、けっこうイイ値段だ!

   

セントラルパーク内、みんな思い思いに楽しんでいる!右はセントラルパーク内で
結婚式に遭遇!


 30分ほど歩いてやっとメトロポリタン美術館に着いた。ルーブル美術館等と並ぶ世界4大美術館のひとつで、是非来たいと思っていた。中に入ると噂通りに広かった。これでは1日ではまわれないだろう。アジア地区の展示館を1時間ほど観て外に出た。オレとS君は歩き疲れていて、もう充分だった。外は相変わらず日差しが強い。この旅行中、おかげさまで天気には恵まれていたがちょっと暑すぎる。雨に降られることを思えば贅沢な悩みか?屋台のホットドッグと冷たいジュースでスタミナを補給してから歩き始めたが、結局タクシーでホテルへ帰ることになった。S君たちもヤンキース観戦ツアーに参加するらしい。夜に備えることにした。

   

     メトロポリタン美術館!        美術館に来ていたスクールバス!

   

   ニューヨーク市内観光バス!        9.11テロでも活躍した消防車!

    

    馬のポリスマン!           ロックフェラーセンター!




トップ アイコントップページへもどる

直線上に配置