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ウエストハウストン通りでタクシーを拾って、ヒルトンホテルに向かっている。ミッドタウンに近づくにつれて高層ビルが増えてくる。東京で例えると、青山あたりでタクシーを拾って、原宿を通り新宿副都心に向かっている感じだ。よくTVやCMでニューヨークの街が出るとき、スーツを着たビジネスマンやTシャツにジーンズのニューヨーカーが、サイクリング車やスケボーで車と車の間を颯爽と通り抜けるシーンを見かける。あれはヤラセではない、本当だった。タクシーに乗っていても、危なっかしくてしょうがない。ドライバーも心得たもんで、「シッ!」 と舌打ちしながら、うまくよけて運転している。ちなみに横断歩道の信号はもっと危険、信号などあってないようなものだ。目の前にポリスがいても赤信号で渡るし、ポリスも注意しない。それどころかポリスも赤信号でわたる。日本では考えられないことだ。聞くところによると、ここニューヨークでは警察は治外法権らしい。ある日本人観光客がニューヨークの街を歩いていたとき、パトカーが一方通行を逆走してきてマックの前で停まり、ポリスが2人店内に入って行った。「何か事件かな?」 とカメラを構えていたら、5分後2人のポリスがマックを抱えてニコニコしながら出てきた!という信じられない話もあるくらいだ。ジュリアーニ元ニューヨーク市長がポリスの数を大幅に増やしたことにより治安はよくなったが、ポリスの地位はそんなに高くはないのだとか。子供が勉強しないでTVばかり見ていると母親が、「遊んでばかりいると将来、ポリスくらいにしかなれないわよ!」 と、その程度らしい。

   

ニューヨーク5番街にあるティファニー!  その隣にあるルィヴィトン!

   

ルィヴィトン、来春オープンの看板!         ジョッキーの看板!

 タクシーはヒルトンホテルに着いた。4人とも疲れていたのでヒルトンホテルのラウンジでブレイクタイムすることになった。メニューを見ると安い。コーヒー、ジュース類が3$(約360円)だ。コーヒーが出てきて、またビックリ。マグカップになみなみと注がれている。日本のホテルだったら、洒落た小さなカップで1杯600円〜800円、場所によっては1000円以上するだろう。30分ほどして帰ろうとした時に、「こういうとこはチップはいるんですかねぇ〜?」 とS君が誰に尋ねるでもなく言った。レストランではチップが必要、マックのようなファストフードではチップはいらない。こういうラウンジでは?4人とも海外旅行ビギナーなのでわからなかった。「3$×4杯、12$だから1$足してみようか?」 アメリカは日本みたいにレジがなく、手を挙げればウエイターがテーブルに来てくれてそこで支払う。オレが手を挙げるとマイクタイソンのような黒人のウエイターが、タキシード姿でやって来た。そして伝票とお金を見ると、「タリーン!」 と大きな声で言った。オレたち4人はビックリして顔を見合わせた。「オィ、今のは、“足りない!”っていう日本語か?」 オレがサイフからもう1$足すと、ニコッと笑って、「アリガトウゴザイマシタ〜!」 だと。噂通り、イエス・ノーがハッキリしていてわかり易い国だけど・・・・シッカリしてるぜぇ〜、まったく。

   

      ラジオシティー!          チョコレートのハーシーズ!

   

プエルトリカンのお祭りでこんな車も! グッズショップに松井のユニフォームが!

   

    ピザもでかい!      ペンシルバニア駅のキオスク!




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