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 オレたち4人はタクシーでソーホーへ向かった。チェルシー〜ユニオン〜グラマシー〜ヴィレッジと車は走り抜ける。“世界の車窓から” という番組があったが、あれのタクシー編だ!と思った。街並みがとても美しく、次々と映画のシーンを見ているようだ。車はソーホーの街角で停まった。そこからルィヴィトンはすぐだった。ルィヴィトンというと5番街を思い出すが、ここソーホーにも2年前にオープンしたらしい。店内に入るとS君の奥さんの独壇場だった。彼女の分もそうだが、友人たちに頼まれているらしく、欲しいバッグの切り抜き写真を取りだした。そして、「このバッグの色違い全部出してもらって!」 「このバッグ、ほかに違うサイズがあるか聞いてもらえる?」 「ここの支払いはダンナのカードと2枚で払うから、これとこれはこのカードで、これとこれは・・・・」 おいおい・・・・まぁいいか。同じ国人が異国の地で困っていたら助けて当然!という中国人の教えに従って、同じ日本人が異国の地で困っている?≠フだから。結局全部で5、6個バッグを買っていた。確かに日本人はいいお客だ。

    

   ソーホーのおしゃれなカフェ!    ソーホーで見かけたホットドッグの屋台!

   

     ソーホーの街角で!          ソーホーで見かけたゼブラカー!

 そのあとヴィレッジの方へ戻るようにウィンドウショッピング。ブティック、ギャラリー、カフェ、レストラン、歩いているだけで本当に飽きない。プリンスストリートを抜けウエストブロードウェイへ出たころ歩き疲れ、誰からともなく、「そろそろ帰ろう。」 ということになった。ふと見ると5、6人のオバチャンたちが、ビーチパラソルの下で井戸端会議をしていた。「タクシーはどこで捕まえられますか?」 「どこまで行くの?」 「ヒルトンホテルです。」 すると5、6人のオバチャンたちが一斉に、「それならそこの角を曲がったところからバスで行った方が安いわよ!」 「バスは20分に1本出てるわよ!」 「あら、やっぱり4人なんだからタクシーの方がいいんじゃない?」 「そんなことないわよ!」 ・・・・オバチャンは万国共通、オシャベリ好きだ。んっ?オレ、英語聞き取れてるじゃん。これもきっとS君の奥さんに、通訳として使ってもらったお陰かな?結局ウエストハウストン通りでタクシーを拾った。ヒルトンホテルまでの車中、窓から入るニューヨークの風が心地よかった。

    

ギャラリーでポールを発見!   グリーンヴィレッジのフルーツショップ!

   

  プリンスストリートで!     レンガ造りの建物に階段がつ
                    いた建物はヴィレッジの象徴!




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