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 Sさん、Kさん、S夫妻、オレと5人のビートルズ・ファンで、アルバート・ドッグにあるビートルズ・ストーリー(ビートルズ博物館)に行くことにした。アルバート・ドッグとは、キャバーン・クラブから歩いて15分くらいのところにあるマージー川沿いのベイエリアで、数年前からこのエリアの開発が始まり、オシャレなカフェやレストランが建ち始めている。“リバプールの小さな汐留” といったところか?そこへ行く途中に公園を通り抜けたのだが、さすがにビートルズの町、公園の中にイエローサブマリンがあったのには笑ってしまった。そしてアルバート・ドッグに近づいたとき、死角になっていた池からいきなりイエローサブマリン?が飛び出して来て、オレたち5人を驚かせた。これはイエローダックマリンという、このエリアを走る水陸両用の観光バスで、やっぱりこれもビートルズにかけている。どこまでもビートルズの町で、嬉しくなってきた。それからまもなくして、ビートルズ・ストーリーに到着する。受付で聞いたところ、館内をひととおり見て廻ると約1時間ほどかかるらしい。それはいいのだが、館内撮影禁止の看板がちょっと残念だった。館内は文字通りビートルズ一色で、生まれたときから学生時代、ビートルズ結成から解散まで、そしてそれぞれがソロになってからの活動と、各エリアで写真などを使って当時を再現してあり、とても満足のいくものだった。ただ撮影禁止のため詳しく見せられないのが残念だ・・・もちろん隠れて数枚の写真は撮ってきたが。オレたち5人は大満足でビートルズ・ストーリーをあとにした。時間は夕方4:30前、SさんとKさんはリバプールにもう1泊するということでここでお別れだった。短い時間だったが同じビートルズファンということもあり、本当に楽しい時間を過ごせた。特にSさんの、「リバプールに来るのは、巡礼です!」 という言葉には同じビートルズ・ファンとして感銘した。心からお礼を言いたい。そしてS夫妻はオレと同じで今日中にロンドンに戻るというので、一緒の列車で帰ることにした。

        

公園にあったイエロー・サブマリン!      イエロー・サブマリン!

   

 水陸両用の観光バス、イエロー・ダックマリン!池から突然現れたので
 ビックリした!

   

            ビートルズ・ストーリーの入り口で!

   

            2枚とも、ビートルズ・ストーリー館内で!

 近くのスーパーでビールとサンドイッチを買い込み、駅に到着してから列車時刻を調べる。次の列車は5:15発で、ロンドン(ユーストン駅)には夜8:30過ぎに到着の予定らしい。発車まで彼らの仕事を聞いてみると、彼らは何と芸能界で仕事をしていた。旦那のH君は、音楽大学を卒業した編曲家だそうで、ジャニーズ関係のキンキキッズ≠ネどの歌を編曲しているらしい。今は嵐≠ニいうグループのコンサートの企画も手がけているとか。奥さんのN子さんは元クラリオンガールで、今はラジオのパーソナリティーなどをやっているみたいでほとんど芸能人だった。ロンドンまでの約3時間、S夫妻と3人でビール片手にカードをして時間を過ごした。彼らはロンドンの友人の家に泊まるらしい。日本に帰ってからも、芸能界で活躍してほしいと思った。 





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