ユーストン駅を出発してから3時間20分、午後2:00ちょうどにリバプール・ライム・ストリート駅に到着した。列車を降り、駅構内の “Welcome to Riverpool” の看板を見たときは。「とうとう、リバプールまで来たんだ!」 と感激して実感が湧いてきた。本当はすぐにでもリバプールの町を散策したかったが、最初にやらなくてはならないことがあった。それはホテル探しだ。リバプールに来る前に、ビートルズに関してはけっこう調べたが宿泊先は決めていなかった。知識があまりなかったのと、「向こうに行けば、何とかなるだろう。」という軽い気持ち来てしまったのだ。先にホテルを見つけないと、せっかくリバプールまで来たのに今夜はホームレスになってしまう。改札口を出てからまず観光インフォメーションセンターに向かう。オレの中でのリバプールというのは小さな港町というイメージだったが、実際に来てみるとそんなに小さい町ではない、というのが第一印象だった。5分ほどで観光センターに到着すると、受付へ行ってホテルを探していると話した。すると受付の女性が小冊子を1冊オレに手渡した。どうやらこれにいろいろホテルが載っているので、自分で探せということらしい。そのとき受付が混んでいたのと、小冊子に分かりやすく周辺の地図が載っていたので、散策を兼ねて自分で歩いて探してみることにした。このあたりはショッピングセンターやホテルがけっこう建ち並んでいる。土曜日ということもあり、町には活気が溢れていた。とりあえずホテルを1軒1軒あたってみる。しかし駅周辺のホテルは何処も1泊100£(21,000円)以上と高い。どうしてもそこしか空いていなければ最後の手段でカードを使うつもりだったが、絶対に安いホテル、いやユースホステルのようなのがあるはずだと思った。 |
||
列車から降りてすぐのショット!右の看板を見て、「リバプールに来たんだ!」 と実感した! リバプール・ライム・ストリート駅! リバプール駅構内! 観光インフォメーションセンター前で! リバプールにあった99ペンスショップ! |
||
7、8軒尋ねても安いところはなかったのでもう1度インフォメーションセンターに行き安いホテルを探していると言うと、また高いホテルを紹介してきたので、「Why
don't you show me more cheeper ? I'm just a poor tourist ! Come on cheep
! 」 と大声で言ってしまった。言ったあと、オレの英語もいい加減だと思った。Come on cheep ! という口語はあるのだろうか?たぶんナイと思う。それでも意味は通じたみたいで、町から少し外れるがB&Bスタイルで安いところを紹介してくれた。1泊朝食付きで40£(約8,400円) だという。最初からそこを紹介してくれればよかったのに、1時間も歩き回ってしまった。ホテルまでの地図を書いてもらい、そこに向かう。15分ほどで着いたところは、ホテルといっても日本の民宿とビジネスホテルを足して2で割ったようなところで、部屋はとても狭い。それでも今夜はホームレスにならずに済んだので、ホッとしてシャワーを浴びる。時間はまだ夕方4:00と早い。ホテルを出てマシュー・ストリートを目指した。 |
||
リバプールの町中!まだこういうところが残っている! リバプールで宿泊先となったアーシェン・ホテル!B&Bスタイルで1泊40£! |