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     大英博物館

 

 世界三大ミュージアムのひとつである大英博物館は、規模も内容も歴史も最大級で、2003年には創設250周年を迎えた。大英博物館のスタートは1759年、寄付されたハンス・スローン卿(1753年没)の79,575点に及ぶコレクションが、博物館として公開されたのが始まりだった。政府の外交官や大使たちがコレクション拡大に貢献し、古代エジプトの出土品や古代ギリシアの彫刻群など、展示品の中でも目玉と云われる品々が世界中から集められた。しかしコレクションの拡大や入館者が増えた結果、当時の建物では手狭になり、1850年までに現在の建物に引っ越したが、スペース不足は解消されず、1880年に自然史のコレクションが現在の自然史博物館へ、1973年には本と写本類が新設の大英図書館へ移管され、ようやく今日の姿になった。入館料は無料で寄付金制度になっている。

 大英博物館に行くため、再び地下鉄オックスフォード駅に向かった。チューブ(TUBE)の愛称で知られるロンドンの地下鉄は市内のほとんどを網羅している。サークル・ラインと呼ばれる1本の路線が、東京の山手線のようにロンドン市内を1周するように走っていて、その内外を併せて12の路線がロンドン市内を走っている。主要駅では3本〜4本の路線が乗り入れていて、ロンドン市民の重要な交通機関となっているみたいだ。大英博物館は、ピカデリー・ライン(セントラル・ラインも)のホルボーン駅から徒歩7〜8分のところにあり、ホルボーン駅を降りて道順を尋ねながら博物館に向かう。近くなってくると、カフェやレストラン、お土産屋が多くなり、観光客も目だって多いので、博物館はすぐに分かった。博物館前にオープンしていたホットドッグ屋を見たとき、急にお腹が空いてきた。考えてみれば、朝ホテルでランチボックスを食べただけで今まで何も食べていない。博物館に入る前にホットドッグとコーラを買い、博物館前の芝生で腹ごしらえをすることにした。

   

  映画でもよく見る、ロンドンの地下鉄の長いエスカレーター!とにかく長い!
  右は、大英博物館近くのオープンカフェ!

    

何処の国にもある日本語の看板!        大英博物館!

   

   ホットドッグ屋でホットドッグを買い、腹ごしらえをしてから大英博物館へ!


 大英博物館正面入り口を入ると、まず中庭のような広いスペースにグレート・コートがある。このグレート・コートは、2000年12月に完成した大英博物館の新しい顔で、クモの巣状のスチールと高い屋根が明るく開放的な空間にしている。このグレート・コートには、インフォメーション、ショップ、レストランなどがあるが、主役はやっぱりリーディング・ルーム(図書室)で、マルクスが「資本論」を執筆するのに通ったことでも有名だ。次はグレート・コート横にある1階のギリシア館に行った。展示室も広いが展示物も大きく、歴史と重厚さが感じられる。そしてガイドブックで見た彫刻がたくさん展示してあり、お目当てのロゼッタ・ストーンも見ることが出来た。

   

博物館内にあるグレート・コート!右は、この中にあるリーディング・ルーム(図書
室)!マルクスが「資本論」を執筆するのに、30年間通ったという!いつもG−7
席で、毎日10時間仕事をしていたとか!

   

    ネレイド・モニュメント!         ラムセス2世の胸像!

   

 アメンホテブ3世の頭像!     アメンホテブ3世の胸像!

    

  ロゼッタ・ストーン!          古代神殿の柱か?




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