表紙好きぐる2001 2000

好きぐるノーツ2002

CD■2002/08/10 「ピンポン サントラ
映画サントラ買ってきてしまった。メインテーマ担当のスーパーカーは以前から名前は知っていたのだけれど、ジャンル的にテクノというので今までちょっと触手が鈍ってました。テクノは聴かないからなぁ〜でも電気グルーブとかはそんな嫌いではなかったから、石野卓球や砂原良徳参加だし、何より映画館で聴いてる時にとても心地よかったから今回思い切ってテクノなの聴いてみよう!でなかなか暑い季節にも心地よいサウンドだったり、浮遊感がたまらない感じでかなりいいです。あとは漫画を揃えれば完璧かっ♪

映画■2002/08/08 「ピンポン」 2002日本/監督曽利文彦/原作松本大洋/脚本宮藤官九郎/出演窪塚洋介、ARATA
チラシで見たARATAが演じるところのスマイルに心惹かれて見に行く羽目に…。松本大洋作品には興味はあるのだが残念ながら読む機会に恵まれなかったのでこの作品ピンポンも読んだことがなかったが、タイトル等々からおしなべて内容は往々にして推測はできたので映画館へまで見に行くほどのことだろうかと思っていたにもかかわらず、先週行ったら満員で入れずで再度出向く根性まで有ったのは我ながら驚いたが、それだけスマイルに惹かれていたと言えるのかもしれない。そしてそれは想像以上に的中していた。
天真爛漫でピンポン大好きなペコとクールで人を寄せ付けない「卓球は暇つぶし」と言ってのけるスマイルは幼なじみ。そんなスマイルにとってペコはずっとヒーローだった。「この星の1等賞になりたいの、卓球で、オレは。そんだけっ!」とペコは言うが、エリート留学生チャイナに負け、幼なじみのアクマにも負けて挫折を味わってしまう。一方、スマイルはコーチに見いだされて確実に強くなって行く。卓球の才能を持ったペコとスマイル、それぞれの道が別れて延びてゆく。でもスマイルはヒーローペコが戻ってくるのを信じて待っていた。そして笑わないスマイルが笑った…ヒーロー見参!
かなり私的にこの映画はスマイルの美しさに尽きると思う。こんなに見ててどきどきしてしまったのは久しぶりだった。口数も少なく無愛想で子供の頃から笑わないスマイルの魅力に頭殴られたって感じですか。それと正反対の性格のペコとスマイルの友情も近すぎず遠すぎずと言う距離感でいい味出してました。サウンドトラックにポップなテクノが使われてたのがなかなか心地よくて意外でした。勢いついでにパンフまで買ってしまったのですが、グッズ通販があって…ペコとスマイルの12インチフィギュアが有ったのには参った。ちょっと心が動く…笑
ピンポン公式サイト

映画■2002/07/25 「タイムマシン」 2002米/監督サイモン・ウェルズ/原作H・G・ウェルズ/出演ガイ・ピアース
あのSFの古典とも言えるH・G・ウェルズのタイムマシンの映画化。そして監督はH・G・ウェルズの曾孫にあたるサイモン・ウェルズ。主演がメメントですっかり気に入ってしまったガイ・ピーアス。と言うわけでSFファンとしては一応押さえておくべきだろうと見てきましたが、ガイ・ピアーズの今度の役はどう見ても岡村にしか見えなくて初め困った。苦笑 作品としてはどうなのでしょうか。実は原作読んだことがないで…どこまで原作どおりなのかの比較が出来ません(なので是非原作は読もうと思ってます)が、映画としては…まぁあんなものでしょうかと言った感想。レトロ感溢れるタイムマシンの外観はいかにもな感じで好きでした。あと図書館のフォログラム案内人とかツボだったかな。話としては、まぁ普通なんで予想通りの展開とエンディングなのですが。ガイ・ピアーズの猿顔が一番の印象でした。メメントの時は全然そんなこと思わなかったのに。そしてこの作品でも上半身裸見れますよ♪笑
タイムマシン公式サイト

CD■2002/07/18 paris match「tvpeV」
今のこの蒸し暑い時期に心地よい気分に成りたいときにはまさにぴったりの音楽♪このバンドすでにこれがアルバム3枚目とは知りませんでした。なぜか耳障りが良くて記憶に残っていたと思ったらCMソングで使われていたんですね。たまたま試聴したら記憶に残っていた曲がこのアルバム1曲目のsaturdayだと判明して購入することに。ポップでオシャレ系とかに分類されるんでしょうか。最近すっかりこのアルバムがヘビーローテンション化しております。ボッサな感じが暑い日のBGMには最適。これで夏を乗り切ろう!
paris match official site [amazon

ライブ■2002/07/03 エルビス・コステロ in名古屋市民会館
久しぶりのコンサート、コステロは好きだけどCD全部揃えるほどのファンではない。そして最新CDは買ってなかった…。コンサートは最新CDから多くやったようだ。聴いてないのでよく判らないが私の知らない曲沢山やってたので多分そうだろう。コステロやけに張り切っているように見えたのは気のせいでしょうか? ドラマ「空から降る一億の星」のテーマ曲にも成っていたのでその絡みで見に来ている人も居たのだろうか、そんな人にはどうなのだろう。アンコールの1曲目にその曲「スマイル」をやったのだけど…全体からは浮いてる気がしたから、曲自体はいいけどコンサートの流れではね。私にはよく判らなかったけど2ndあたりから何曲かやったようだ。私が聴きたかった曲はやってくれなかった…アリソンとベロ二カ、残念だ。ベロニカはトクダネのOP曲に使われてるので普段一番よく聴いてる曲なのに…毎朝聴いてるもの。笑 全体的には良いコンサートでした。私がもう少しちゃんと予習してれば、W杯でカーン様萌えしてなければもっと楽しめただろうに…心ここにあらずだったからな。苦笑 コンサートが終わって表に出て…裏口回って帰ろうとしたら…コステロ発見!それもなぜか冬装束で…なぜ?コンサート終わったばっかで暑いだろう?と言うより今日も夏日ではないか。長袖コートに毛糸の帽子…外人の皮膚感覚は謎である。少数の取り巻きがサイン握手してもらってました。コステロは左利きなのね♪最後に間近でコステロも見れたので満足して帰りました。

■2002/06/30 決勝戦:ドイツvsブラジル、そしてW杯が終わった…
今回が初対決となったドイツvsブラジルの決勝戦結果は0−2でブラジルが勝った。私はドイツを、カーンを応援していた。客観的に見て傑出した選手のいるブラジルが優位であること、その上ドイツはバラックが出られないこと、順当に行けばブラジルが勝利に近いことは感じていた、がドイツにはカーンがいる、そして傑出した選手がいなくともドイツには組織力がある。期待を持って私は応援していた。序盤は予想外にドイツが優勢に攻めていた…ブラジルが守る。がそのうちブラジルの攻めが…しかしカーンがゴールを守る。そしてドイツの守りも堅い。前半終了間際ブラジルの猛攻、ここでもカーンが素晴らしいセーブを見せた。0−0でドイツの良い流れで前半終了。ドイツも攻めるのだが決め手に欠けている。決める選手がいない。ノイビルのフリーキックはおしくもポストにはじかれる。ブラジルが攻勢に出てくる、後半の少しのミスから攻め込まれカーンがリバウドのシュートをはじいてロナウドがそれをゴールにねじ込んだ…ううっ。この1点はカーンにとっては痛恨なんだろうな…。その後ロナウドに2点目を決められる。やはりドイツとブラジルの差がでてしまったのか…点が取れなければ勝てないんだよな。試合終了、ブラジル選手のあの嬉しい顔はほんとに良かったと思う。でもドイツを応援していた身としては…やっぱり切ない。…ゴールポストにもたれてたたずんでるカーンの姿がねぇ…なんか涙が出てきたよ。
このW杯でにわかサッカーファンではあったけれど試合を見て良かったと思う。韓国の快進撃に心躍った。お気に入りの選手も出来た。洪明甫(ホン・ミョンボ)とオリバー・カーン様♪おかげで試合を思いっきり楽しんで見ることが出来た。そしていろんなモノをもらえた気がした。自分も頑張ろうって気にさせてくれた。このお祭りに参加できて良かったよ。うん。
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■2002/06/18 日本も頑張ったと思うが…韓国の気迫と執念!感動とはこうゆうことを言う!!
日本vsトルコ、今回も事務所で見てました。前半早々に日本のミスでコーナーキックからのトルコのゴールが決まる。日本もいいところまでは攻めるのだが今ひとつ詰めが甘い。前半終わり近くにチャンスが、サントスのシュートがゴールポストに嫌われる。ここで点が入っていれば…と言う気がしないでもないが。後半も攻めあぐねている日本。結果はトルコに1-0で負けはしたが、突破力や高さでトルコが勝っていたように感じたので力の差なのだろうか。日本にはスピードと突破力が足りなかった。攻めてはいるものの…点に繋がらない。トルコはもう1点入っててもおかしくない攻撃力を持っていたが日本もそれをよく押さえ守っていたとは思う。日本がここまで来ただけでも素晴らしいことだと思うし、実力を出して、そして日本国民の期待にも十分に応えてくれたと思う。世界へはまだまだこれから頑張って行って欲しいと思う。
で、日本が負けたからと言ってW杯が終わったわけではない。これから試合はまだまだ面白くなるのだ。日本国民のムードがW杯から引いてしまわなければいいのだけれど…それが心配だ。
上記の文章を韓国vsイタリアの試合前に書いて置いて良かったよ。でなきゃ…苦笑
さて、韓国です。凄いです。ホントに凄いです。あのイタリアに延長で2-1で勝ちました!!前半始めにPKを得るがアン・ジョンファンが外し、イタリアのビエリが先取点を決める。しかしその後互角に攻め続ける韓国。監督の采配もまさに攻めの作戦。反面イタリアは守りを固める作戦に…。観客席は韓国サポーターで真っ赤に染まっている。異様な雰囲気だ。イタリアは戦いづらい状況で有るはず。アン・ジョンファンは何度がシュートを放つが惜しくも決まらない。1点が遠い…そして後半へ。韓国は攻めの勢いが衰えない…後半も正念場と言うところ、韓国ソン・ギヒョンのゴーーール!!凄い同点だ。そして延長戦へもつれ込む。展開がどうなるかわからないまま、あのイタリアが死にモノ狂いで戦う姿が…。そんな中イタリア、トッティがレッドカードで退場!イタリアに疲れが見える。イタリアの攻めはビエリしかおらんではないか!守りの采配と人数が少ないことが…。延長戦後半…韓国、アン・ジョンファンがゴールを決めた!!!!!鳥肌モノ、涙モノのいい試合でした。感動的でした。飛び上がって大喜びする韓国選手…そして崩れ落ちるイタリア選手。まさかイタリアがここで消えるとは。いや、韓国の気迫の勝利です!日本にももう少し気迫が欲しかった…すっかり昼間の試合の影が薄くなってしまった。それほど韓国vsイタリアの試合は鬼気迫るモノがありました。サポーターに応える様にピッチをみんなで手を繋いで走りヘッドスライディングする韓国選手の姿が…可愛かった。W杯これからまだまだ面白くなりそうです!!
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■2002/06/14 日本2-0、韓国1-0揃ってベスト16に!!
日本vsチュニジアは仕事もしないで事務所でTV観戦してました。前半はスローペースで見ててもつまらなかったのですが、素人には派手な動きのあるプレーが有る方が見がいがありますからね。まぁ余裕を持って戦っているとも言えるのでしょうか。後半3分、交代した森島がゴールを決めてゲームに流れが出てきて面白くなってきた。そして中田ヒデがヘッドでゴールを決める。ヒデがゴール決めて良かったですわ。選手みんな自信に満ちて戦ってるように見えました。
韓国vsポルトガルはビール飲みながらかぶりつきで見てました。日本が勝ったし、揃って勝てると良いなと思わず韓国応援。ポルトガルは前半でいきなりレッドカードで10人で戦うことに…同じ頃、ポーランドvsアメリカの試合が…この試合如何でポルトガルの運命は大きく左右される。そして後半…ポルトガルまたもやレッドカード、9人で戦うことに!!韓国にゴールが決まる。ポルトガルの立場危うし!裏の試合は点取りで凄いことに。ポルトガル引き分けに持ち込めば行ける!思わず今度はポルトガルの応援を!爆 でも運が悪くゴールポストに嫌われてゴールをわれない。フィーゴが天を仰ぐ…。なんか胃の痛い試合だったわ。でもめでたく韓国が勝ちました。こうして日本・韓国揃ってベスト16に成った訳です。がんばれ〜!!なんだかようやく燃えてきた。
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映画■2002/06/13 「ハッシュ!」 2001日本/監督橋口亮輔/主演田辺誠一、高橋和也、片岡礼子
友達に勧められて何となく気になってたので見に行ってきました。ネアカな直也とネクラの勝裕はゲイのカップル、ふとしたことで知り合った変な女、朝子は勝裕に子供を作りたいと持ちかける。この3人それぞれの家族を築こうとするカタチのお話。直也は前向きにゲイライフを送りながらも心に淋しさを抱えている、勝裕はゲイであることを隠しつつ、会社の同僚の女の子に執拗に迫られつつも優柔不断さからはっきりと断れないでいる。そんな直也と勝裕が出会い、同居し始める。この二人のやりとりがなんだか凄くいいのです。特に直也が可愛くて仕方なかったです。そして人間関係や全てに諦めかけていた朝子はゲイの勝裕と直也に出会ったことで、ひとりじゃない幸せを実感する。三者三様に自分のあり方を模索する様は部分部分で自分と重なる。見終わった後少し前向きな気持ちにさせてくれる作品だと言えよう。
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■2002/06/09 日本vsロシア 1-0 W杯史上初の勝利!おめでとう。
特に盛り上がっていたわけでは無いが、日本vsベルギー戦も一応見たがその時も引き分けるとは…しかし今回はまさか勝てるとは思ってませんでしたね。前半半ばの中田ヒデのシュートはクロスバー上で惜しかった。ヒデもトルシエ監督も天を仰いでた。なかなか点が取れない中、後半6分またもや稲本がゴールを決めた。先取点ですよ。俄然勝てそうかもという気持ちに成ってくる。後半ロシアの攻めに冷や冷やさせられる。それでも日本は攻めのサッカーだったのが見ている側も気持ちが良かった。中田ヒデの強烈なシュートもあったがクロスバーに当たり決まらなかった。シュートとはこう言うのをいうんだなぁと思わされる。これで決まれば申し分なかったのに…とても残念だ。そして中山ゴンの投入…一番の歓声がスタンドから上がる。この会場の雰囲気も確実に日本の味方でした。中山はちとへろってたように思うが士気向上の役目は十分に果たしてたように思う。楢崎もシュートを良く止めていた。動きが良いなと思ったのは宮本と戸田だった。宮本はマスクをしてるし、戸田は髪が赤いモヒカンなので目立ったのかもしれないけど。それにしても勝てて良かった。これで少しは日本のサッカーを見る目が変わった気がする。でも世界レベルからすればまだまだだけど少しは何とかなるかも知れないと思わせてくれただけでも凄いことだよ。次ぎも応援しよう。
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映画■2002/06/06 「少林サッカー」 2001香港/監督主演チャウ・シンチー(周星馳)
割引日だったので見に行きました。映画館満員でした。コレは結構珍しいと思う。それだけ評判がいいと言うことですかね。そして期待以上に面白い作品でした。サッカー選手のファンはチームメイトのハンの持ちかけた八百長に荷担したあげくに黄金の右足を折られる…その20年後、ファンはサッカーど素人の鋼鉄の脚を持つシン(周星馳)にサッカーチームを組むことを持ちかける。シンは少林寺を広める事を使命に持っていた。その為にサッカーをすることにしたのである。同じ少林拳法を修行した兄弟をチームに誘う。そんなときシンは饅頭屋で働く顔にできものがあり髪で顔を隠している太極拳の使い手ムイと出会う。シンと出会ったことで少しずつ自分に自信を持ち始めるムイ。ファンの特訓と少林魂とで、ココに驚愕の少林サッカーチームが誕生したのであった。そしてサッカー大会でハンの率いるデビルチームとの決勝を戦う事になるのである。べんべん!
まずは配されているキャラが皆個性的であると言うこと。よくぞココまでと言う感じで変な人たちが集まっている。饅頭屋でのスリラーダンスまでの流れは笑ったわ。ヒロインのムイですら初めは酷く不細工なキャラにされてしまっている。だからこそ主役のシンがなおのこと格好良く見えてしまうのであろうか。(何となく若い頃の中島らもに似てる気がしないでも無いのだが…)でも周星馳はすっごく格好良く見えた(私には…)。シンの爆発的な鋼鉄の脚パワーは圧巻です。そこまでやるのかと言うとこまでやってくれちゃってます。そして細部に織り込まれているギャグの数々…ああ、あれはと言うようなパロディやオマージュも…笑わずにはおれません。サッカー試合のシーンとなれば…それはそれはをいをいとツッコミを入れたくなるような技が続出。痛快爽快としかいえません。今やってるW杯でもこのくらいやってくれると気分爽快でしょうね。でも反則でしょうけど…笑。この少林サッカーは大笑いできる作品だけでなく夢を諦めないシンの突き進む姿がほんとに格好いいんです。あまりにも猪突猛進ではありますがその馬鹿さぶりも心打たれます。笑 DVDには周星馳のインタビューも入るそうなので既に買う気でいたりします。だって格好いいんだもん。
少林サッカー公式サイト

映画■2002/06/03 「スパイダーマン」 2002米/監督サム・ライミ/出演トビー・マグワイア
普通に娯楽大作だと思っていたのでそれほど意気込んで見に行くつもりも有りませんでした。たまたま割引日だったので出かけてみました。もともとスパイダーマンのファンと言うわけでもありませんでしたから。話としては、ずっと好きな隣に住むMJにずっと告白も出来ないような冴えない内気な高校生の男の子ピーター・パーカーがある日遺伝子操作されたスーパー蜘蛛に刺されたことでスーパーな力を手に入れてしまう。いきなり凄い力を手に入れたことで有頂天に成るのは若さ溢れる演技でめいっぱい表現されてた。そしてそんなピーターが叔父の死をきっかけに正義に目覚めて成長してゆくと言う分かりやすさ。画面のCG(VFXというのですか?)がふんだんに使われて蜘蛛の糸でニューヨークの街を飛ぶ様は酔いそうでした。笑 ピーターの本当の自分とスーパーな自分に悩む様、正義の為にやっていることを受け入れてもらえない苛立たしさ、そして大好きなMJに全てを伝えることが出来ない切なさが、ストーリーの痛快さと画面の迫力とのギャップでよけいにじわじわ後でハートに来ます。そして何よりピーター役のマグワイアくんの可愛いことがツボでした。そして体もこの作品に備え鍛えたとあって素晴らしい♪今まで彼の出た作品を見たことがあっただろうか、ほとんど記憶に有りませんが、今回のマグワイアくんのあの笑顔は心に焼き付きましたよ。2作目の契約には既にサインをしたという話、又彼の笑顔が見れるのが楽しみですね。最後に疑問が…あのスパイダーマンの全身タイツなスーツは誰が作ったのだ?正体をバレないようにする為にはピーターが自分で作るしか無いと思うのだが…謎だ。笑
スパイダーマン公式サイト

SF■2002/05/17 「造物主の選択」 ジェイムス・P・ホーガン

映画■2002/05/09 「メメント」 2000米/監督クリストファー・ノーラン/出演ガイ・ピアーズ
気にはなっていた作品だったのですが【RIKI】さんに強力に薦められてこちらでは既に上映終了してたので上京ついでに見る予定が流れてしまい泣いていたところに、こちらで再上映されることとなり観て参りました。同月DVD発売されるのですがね、でもきっと買ってしまうことでしょう。笑
で、作品は愛する妻を目の前で殺害されてそのショックで記憶を10分しか保つことの出来ない男が妻殺害の犯人を捜してゆく話なのですが…興味深いのは構成がエンディングから始まってゆくという意表を突かれる作品であるという点です。まさに主人公が記憶を補うためにポラロイドで事実を写真に納めコメントを書き付け自分の体に重要な事は刺青で残すレナードの10分しか記憶を保てないと言う切り張りの事実?の断片をつなぎ合わせる作業を見ている側も体験できるわけです。そしてそれは果たして事実なのかどうなのか…作品の最終は物語の始まりでもあります。見終わったとき何が本当のことなのか、人の記憶のあまりにも曖昧さ加減が実感として感じられてしまったり…とても面白い映画でした。DVDで再度見たときにまた何か新たな発見が出来ることは請け合いでしょう。それになんと言ってもレナード役のガイ・ピアーズが格好いいです。役柄的に刺青を見るシーンとか多いので上半身裸が多くてそれもそれで嬉しい要素でしたし。笑 いろんな意味でDVD見るのが楽しみですね。
メメント公式サイト/メメント公式サイト英語

SF■2002/05/06  「リングワールドふたたび」 ラリィ・ニーヴン

SF■2002/04/24 「中性子星」 ラリィ・ニーヴン

SF■2002/04/22 「造物主の掟」 ジェイムズ・P・ホーガン

映画■2002/04/18 「シッピング・ニュース」 2001米/監督ラッセ・ハルストレム/出演ケヴィン・スペイシー
ラッセ・ハルストレム監督の得意とするヒューマン作品です。子供時代に父親から受けた心の傷をを引きずり大人になり結婚しても人生が上手く行かない主人公クオイル。両親の悲報の電話が入る中、うだつの上がらない夫クオイルを残し妻ペタルは子供のバニーを連れ男と家を出てゆくがその途中事故で…。哀しみの中クオイルは叔母のアグニス促されるまま、無事だったバニーを連れて故郷のニューファンドランド島に行くことに。この全てに置いてどん底だったクオイルが故郷に戻り人々と接し自分を取り戻してゆくそして隠されていた一族の過去を知ってしまう物語です。一度失った自尊心を取り戻してゆく事は大変なこと、それにはやはり自分の居場所が得られることの認識が出来ないとなかなか難しいのかも知れません。クオイルも自分の居場所を見つけたことで前向きに生きて行く気持ちが持てたのだと思う。スクリーンの中で映し出される北国の寒ざむしく白い世界で人々の暖かさが描き出されその対比が心に強烈な印象を残してくれた。人は癒されてそして少しづつ強くなって行く。
シッピングニュース公式サイト

音楽■2002/04/16 BUMP OF CHICKEN 「jupiter」
最初にBUMP OF CHICKENの名前を目にしたのは、いつも見に行くお気に入りの絵を描いてる人のサイトだった。その人の絵はバンプの曲からイメージしたらしい絵をよく描いていた。そしてそんな絵を私はとても気に入っていた。いつのまにか、絵を描きたいと思わせるような曲を作るバンプてどんなのだろうな?と思い始めていた。HMVへ行くと試聴コーナーにあった木星のジャケットに心引かれて、見るとそこにはBUMP OF CHICKENの名前が「あーコレがっ」試しに聴いてみることに…。初めて聴くバンプの音。1曲目のStage of the groundのイントロですでにノックアウト気味で、その後Vo.の声を聴いてさらにやられた。結局そのままアルバム1枚まるっと試聴してしまう。試聴でCD1枚全部聴いてしまうなんてこの時だけです。まさに感無量。初めて聴いた曲でこんなにどきどきしたのは久しぶりだ。そして当然のように購入。自宅に帰ってからも聴きっぱなしで、歌詞をちゃんと聴きながら読みながら聴くとさらに衝撃を受けた。確かに彼等は若いので歌詞は青かったりする。だけどうなずけるものがたくさんある。いつも洋楽よりで聴いてきたので、邦楽にあまり興味が向かないし日本語の歌詞がうざくてしょうが無く感じてしまうことも多いからなのだが。今までいくつか好きになってきた邦楽バンドもいるけれど、それでもここまで曲も歌詞も好きになれるのは自分的には凄く珍しいコトだと思う。それからオフィシャルサイトを見に行ってみたら、可愛い彼等の姿が…それに若い。先に曲から入って良かったのかと思わないでもなかった。汗 曲を聴いて歌詞を聴いて…イメージが膨らむそして心が震えるそんな曲をこれからも聴かせて欲しい。ずっと好きでいられると凄くいいなととても思った。
今頃(2004/05/31)ここに書きかけた文章のかけらを見ながらこれを書いている。出会いの日書ききれなくてしまい込んでしまったのを今なら書けるかなと。苦笑 きっかけをくれたサイトは既に閉鎖されてしまいました。そしてバンプを知ってから2年経った今もまだバンプを好きでいられたことが嬉しい。
official web site BUMP OF CHICKEN

映画■2002/04/13 「キス・オブ・ザ・ドラゴン」 2001米・仏/出演ジェット・リー/制作脚本リュック・ベッソン
気になっていた作品だったのだがいつものように気が付いたら上映が終わっていた。苦笑 そしたらすぐにDVD発売なので内容を知らないままに即購入してしまった。リュックベッソンが噛んでいるので面白いだろうなと期待してました。そしてジェット・リーの格好いい事ったら!!なんですかこの強さは!!そしてクールなんですよ。無口なんですよ。めちゃめちゃ私の好みではないですか!話の内容としては単純なんですがココはやはりジェット・リーの格好良さを堪能できれば文句はないでしょう。
キス・オブ・ザ・ドラゴン公式サイト

SF■2002/04/11 「リングワールド」 ラリィ・ニーヴン

SF■2002/04/03 「プラクティス・エフェクト」 デイヴィッド・ブリン

映画■2002/03/21 「アメリ」 2001仏/監督ジャン=ピエール・ジュネ/出演オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
ロングラン上映されている映画。友達が見て、絶対あんたの好きな映画だよと言われる。と言うわけで見てきた。いやーアメリ可愛かった♪なんてゆーかちょっと変?変わった女の子と言う設定がツボでした。空想好きのアメリそれは有る意味両親の愛を上手く得られなかった事に起因しているのかも知れないそれでもアメリはそれなりに幸せに暮らしている。そして回りの人たちをちょっぴり自分が細工することで幸せにすることが楽しみに成ってくる。そんな時スピード写真の捨てられている写真を集めているニノと言う青年と出会う。この青年もアメリに劣らず変わり者だと私は思うのですが、欲を言えばもう少しニノの描写があれば良かったのになぁとも思った。だって結構好みだったから。笑 アメリはニノと出会って恋に落ちてる自分に気が付いてるのか居ないのかニノとのかくれんぼを楽しんでしまう。回りにヒントをばらまくのにニノ本人と会う勇気が出せないアメリ。この辺の心理がね可愛いんだよね。ちゃんと最後はハッピーエンドなので幸せ気分にはさせてくれるんだけどどこかでやっぱり「これはおとぎ話だよね」と思ってしまっている自分がいるのが哀しかったです。映像的に色合いがなんだか凄くステキでそれぞれの小物までが全てに置いてマッチしている点はおしゃれな映画と言う印象を強くしている要素だと思う。素直に見れれば幸せをもらえる映画です。
アメリ公式サイト

映画■2002/03/17 「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」 2001米/監督ピーター・ジャクソン/出演イライジャ・ウッド
前評判がもの凄く高かった作品。でも私的にはファンタジーなのでまぁ機会が有ればと言う程度でしたがめでたく友達に誘われたので見に行くことに。その友達は2度目と言うことでしたけど。こうしてリピーターが居るのもこの映画の特徴ではないだろうか。原作も読んでないので冒頭は話の舞台の説明に費やされていて一気に時代が過ぎてゆくのを頭の中に入れ込む作業に追われる。ようやくフロドがでてくるとお話に引き込まれた。なんと言っても映像がもの凄く美しい。原作を知らないと言うことで細部が判り辛かったりする点も有ったのですが、なんでサムがフロドに対して敬語なんだ?とか。庭師だったんですね。あとは魔法使いは…あまり信用できない私なのですが。苦笑 もう少しなんとか成りませんかとも思ってみたり。でもカンダルフは又復活するんですよね?だから期待しましょう。好きだったのは王様のアラゴルンです。渋くてかっこいい!健在だから2作目も活躍してくれる事でしょう。スターウォ−ズはこの作品を下敷きに作られてると聞きますが、SWの時も1作目だけ映画館で観てあとは離れちゃったんですよね。苦笑 だからこれも同じ道を辿るかも知れないかもです。嫌いでは無いんですけどファンタジーはねぇ。SWは一応SFなのに、でも私の思うSFとは違うからねぇ。苦笑 でも楽しめる作品であることには変わりありません。
ロード・オブ・ザ・リング公式サイト

漫画■2002/02/19 「スラムダンク」完全版 井上雄彦

ライブ■2002/01/26 オーシャン・カラー・シーン at Nagoya Quattro

絵画■2002/01/12 荻須高徳展