表紙好きぐる2000

好きぐるノーツ2001

ライブ■2001/11/30 イアン・ブラウン at NagoyaQuattro
久しぶりのライヴ。一応新譜の3rdアルバムは買っていたけれどそれほど聴き込んでなかった。一緒に買った元テレンスの方がお気に召してしまったのでヘビーローテーション状態になってしまっていたから。汗 
いつものように開演時間すれすれに会場入りしてまずはビール飲んでとカウンターそばにいたら、いつもライブハウスで会う友達とも久々の遭遇。ライブに来ないと会えないからね。客入りは悪いかなぁ〜友達の話では同日ボトムラインでミューズのライヴも重なってるからミーハーはそっちへ行ってるのではないか?とのこと。私はミューズは名前しか知らない。爆 イアン・ブラウンは元ストーン・ローゼスのVo.でございます。かく言う私もローゼスの流れで聞き続けている感は充分すぎるほど有ります。今でも残念なのはローゼスの初来日のライヴが見れ無かったこと。名古屋でやらなかったからね。それをひきずってるからなのか…いつも何か期待しすぎてしまうのか。
ステージに登場したイアンは相変わらずサル君だなぁ〜第一声でやっぱり下手だぁ〜と納得。めんどくさいので上着もカバンも着たまま下げたままでフロアの後ろで聴いていた。なんかどの曲聴いても同じにきこえてしまうしさ。でも中盤頃からノッて来て上着脱いでカバンも置いてノリノリに。そしたら意外と早くさっさと退場してしまう。嘘でしょうと思ってたら予定通りアンコールで「マイ・スター」を…コノ曲がやっぱり一番盛り上がるんだよね。この曲以外に無いのかと言うところが悲しいところですが。でも好きよ。なんかこれからって気分のウチにアンコール終了。客電も付いてしまった。冗談じゃないぞ。アンコール要求の拍手の中イアンがこそっとカーテンコールに顔を出した。顔でなくて、歌ってくれ、いや、曲をやってくれ〜の思いも虚しく完全終了。思いっきり消化不良のママ会場の出口へ向かう。友達とうだうだ立ち話してたら、なにげに普通にイアンが出てきた…それに気が付いたファンに押されて転けそうになった。怒 なんだかな〜と遠巻きにイアンを眺めて苦笑してしまう私達でありました。まぁ脱力系?だからこんなライブでも良いのかも知れないなぁとひいき目に思ってみたりした。でもそれなりに楽しかったことは楽しかったんですよ。笑

映画■2001/10/06 「トゥームレイダー」 2001米/監督サイモン・ウェスト/出演アンジェリーナ・ジョリー
「トゥーム・レイダー」は全世界で一番売れているゲームである。にもかかわらず、私の回りのゲーム好きにこのゲームをやっている、知っている人が少ないのは何故なのか。とても疑問に思うところだ。当然、私はこのゲームが大好きである。現在トゥーム・レイダー5まで出ているが、私は1しかやっていない。それでも一応4までは手元に持っているはいるのだ。だからこのゲームのファンだと言っても悪くはないでしょ?笑
そして公開日当日にもかかわらず、映画館は空いていた。何故だ?全米では大ヒットしている映画なのだぞ?まぁゲームも日本ではそれほど有名では無いのかも知れないのなら致し方なしと言ったところか。ゲームのファンならこの映画のおもしろさは判ることだろう。私はいくつもツボにはまってしまった。主人公ララ・クロフトにまさに適役であるアンジェリーナ・ジョリー。ララ・クロフト以外の何者でもないと言える。顔がイメージぴったりなのは当然として、ふっと息をつくとか、恐いモノ知らずな不適な笑いとか…ほんの些細なしぐさまでもまさにララなんだな。ゲームでのララがまさに実体化したと言うにふさわしい作品だった。そしてアクションの凄いこと!まさにあのゲームでのドキドキ感を彷彿とさせてくれる。前評判は日本ではあまり良いようには言われてなかった感がありましたけど、私は大変満足でした。トゥーム・レイダーのゲームをやってればなおさら楽しめることは間違いないでしょう。執事のヒラリー…どこかで見た顔だと思ったら、「レッド・ドワーフ号」に出てる人だった。笑

映画■2001/07/21 「A.I.」 2001米/監督スティーブン・スピルバーグ
いろんな意味で見たかったこの作品をやっと観てきました。スピルバーグ作品に対してあまり思い入れも無いのでそれほどの期待もせずに望んだわけです。それでも見たかった理由は当初はスタンリー・キューブリックが手がけるはずだった作品ということ、そして一応はロボットモノと言うことでSF作品だろうということ。まぁスピルバーグが監督と言うことでSF作品と言うよりはファンタジー作品に成っているのは見る前から判っていたことでしたが。やっぱり予想通りで…期待してなかった分良かったかな。確かに泣いてしまったシーンとか有ったんですけど、これは泣かそうとしてるでしょう的な感じがしてそれにまんまと反応的に泣いてしまってるんですよね。その辺がずるいよなとか思いながらも泣いてしまいました。一言で言えば愛をインプットされた子供のロボットのデビッド君の夢を叶えるお話です。デビット君が夢を叶えるために一応冒険の旅をする…ずいぶんとわがままな奴で笑ってしまう。僕を守ってと命令するし、命乞いはするし…あんた、ロボットですか?笑 そして、わがままの一念、時をも越えて夢を実現させる訳なのだが…
キャラとしてジゴロ・ロボットのジョーがロボットらしくて良かったですね。ただ思ったほどの活躍もなく淋しかった。作品的にはいまひとつ、中途半端な感じが気持ち悪いです。どうしてもSF作品らしく有って欲しかったと言う願望があるので消化不良な感じがしました。スピルバーグなんだから仕方ないじゃないかで、すませばいんですけど。ただロボットが現実的なモノとして感じられる現在にあり、SF作品になじみのない人達には受け入れやすいロボット作品であることは間違いないように思われる。
最期の字幕でスタンリー・キューブリックに捧ぐ…と出たところで、やっぱりキューブリック作品として見たかった。と涙ぜずにはいられなかった。全く残念です。

SF■2001/06/20 「ゴールド-黄金-」 アイザック・アシモフ ハヤカワ文庫
アシモフ最後のSF作品集と文庫の帯には書かれている…。涙 アシモフの作品とエッセイが載っている。エッセイではアシモフの人と成りが垣間見えて面白い。「おとうと」と言う作品が収録されているのだが…これは人口増加のために子供を持つには申請が必要であり、この夫婦には一人の男の子が居たのだがどうしてももうひとり子供が欲しかったのでロボットを弟として迎えることにしたのであった…というお話です。
こういう風に書くとまるで映画「A.I.」の様な設定で…それはやっぱりロボットと言えばアシモフなんだからと言い事なんでしょうね。映画「A.I.」はロボットが主人公なんだろが(まだ見てないのでなんとも…笑)、こっちはあくまで人間が主人公で、人間が無機物へ感情注いでしまう短編になってます。ほんと思うんですよね。生きている訳ではなくて、感情などなくただプログラムに従って動いているだけなのに人間側が感情移入をしてしまう。まるで相手が喜んでると思ってしまったり勝手に勘違いをしている。AIBOを相手にしている親を見てると微笑ましく思う反面、むーんと悩む気持ちも。只今公開中の手塚治虫漫画の映画化「メトロポリス」(見てないのですが…)もそんなロボットものだ。
ロボットに感情を持たす研究は進められているそうですが…いつの日か、ロボットに心(感情)が宿るのでしょうか?

映画■2001/05/10 「ショコラ」 2001米/監督ラッセ・ハルストレム
と言うわけで「ショコラ」観て参りました。チョコレートの魔法で人々を幸せにする親娘の物語、そんな映画でした。物語は昔からのしきたりを重んじる小さな村に赤いコートをまとったヴィアンヌ親娘がやってくるところから始まる。ヴィアンヌはこの村でチョコレートショップを開き村の人々とチョコレートを介して接してゆく。それはあたかもチョコレートで魔法をかけてゆくようです。しかし村のしきたりを重んじる村長とは相容れる事が出来ず…。
まるでジュリエット・ビノシュ扮するヴィアンヌは魔法使いのように村人を癒して行く立場に見えてしまうのだが、彼女自身も癒されたいひとりなのがよく判る。北風に誘われて定住することなく旅して暮らすヴィアンヌ親娘、人と違うことで受け入れてもらえない悲しさ。そんなヴィアンヌがジプシーのジョニー・デップ扮するルーに惹かれたのは同じ流れ者といことで当然のことだったろう。作品全体にチョコレートの甘い香りで幸せな気分にさせてくれるのだが、ただ幸せなだけの映画では無いと言いうことです。ジュリエット・ビノシュが可愛くてたまりませんでした。ほんとにキュート♪もちろんジョニー・デップも格好良かったです。それに映像の色合いも凄く素敵だったし、音楽もとても効果的でした。そしてチョコレートが食べたくなる映画です。

漫画■2001/05/07 「俺は悪くない」全2巻 山田ユギ 花音コミックス芳文社
こんなに胸を苦しく切なくさせられ、そしてどきどきさせられるとは…思ってもみなかった。山田ユギさんの作品はどれもそうなのですけど、この作品は特にいいぃっ!!花マルでオススメです。中村君の切ない胸きゅんな恋心がもうもうたまらなくてねぇ…涙無しには読めませんぜ。笑 それに梶君の男故の苦悩振りも…。大ボケだけど、おっとこ前な梶君は格好いいですし、脇を固めてるキャラもみんな個性的で良いですしね。そんなこんなで毎日毎日繰り返し繰り返し読み返してるのにいまだ飽きることがないそんな作品です。
ちなみにこの作品は男男恋愛(ボーイズラブ、やおい、June)なので、この手のモノが駄目な方には無理にオススメしませんが…。実は私、このジャンル読み出したのは最近で、切っ掛けは…今市子さんから入り山田ユギさんで完全にはまりました。こんな素敵な出会いがあるのなら新しい扉も開けてみるもんですわ。

SF■2001/05/05 「巨人たちの星」 ジェームス・P・ホーガン 創元SF文庫
「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」との三部作の完結作品。今までの謎がここに全て証される?ガニメアンの通信が再び届きはじめ、この地球が何者かに監視されていることがわかり…そしてまたひとつ新たな事実が!!
読みモードからはずれてたので読了までにえらく時間がかかってしまった。冒頭だけで10回近く読み直してると思う。日にち開けると話を忘れるから…。今回読んでてなぜか主人公のヴィックがヴィジョンで見えて格好良かった(まるで、ジェラール・アングラードでした、判る人だけ判って下さい。爆)ので嬉しかった。それにしてもこーゆーことかい!と言うような展開で面白かったです。そして最後も…こーくるんかい!!てな感じでした。一応謎は解決したのだが…又新たなる謎がぁ〜涙 続きを読めと言うことかぁ… 2001/05/05

映画■2001/04/26 「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」 1985スウェーデン/監督ラッセ・ハルストレム
同じく「ショコラ」公開記念ラッセ・ハルストレム監督傑作選と題してリバイバル上映されていたので観てきました。この作品も大好きなので映画館でも観たしビデオでも見たけれど…今回久々にみて記憶が欠落しいるところが多々ありました。サガがあんなにヤキモチ妬きだんたんだとか、イングマルってああ見えてもててるやんとか。笑 12歳のイングマル少年が「ママが生きていた頃にあんな話やこんな話をすれば喜んでくれたのに」とあずま屋から夜空の星に向かい語りかける1958頃の物語。イングマルが大好きなのはママと愛犬のシッカン。でも病気のママは不器用でドジなイングマルのことを嘆き悲しんで時にはヒステリーを起こしてしまう。イングマルなりにママのことを心配しているのだが…。ママの病状がひどくなりイングマルはひとり田舎にいる叔父さんの所へ預けられることに…そこでガキ大将のサガと出会う。村人はガラス工場で働き、綱渡りをする人や緑の髪の少年やいつも屋根を直してるおじさんや…とにかくなんかおかしな人たちでそんな村人が、いつも何かと比較して、例えば「スプートニクに乗せられて宇宙で餓死してしまったライカ犬に比べたら僕の人生はどんなにかマシ…」と言い聞かせているイングマルに笑顔を思い出させている気がする。なにより印象的な顔のイングマル少年の笑顔がまたいいんです。全然派手な作品ではないのですが、観終わった後思わずよかったぁ〜と言葉が漏れてしまう心が満たされる素晴らしい作品です。是非観て頂きたい!!

映画■2001/04/19 「ギルバート・グレープ」 1993米/監督ラッセ・ハルストレム
「ショコラ」公開記念ラッセ・ハルストレム監督傑作選と題してリバイバル上映されていたので観てきました。ロードショウされたときに映画館でも観てるし、ビデオも何回も借りて見てるんですけど、やっぱり大きいスクリーンで観るのはいいですね。ギルバート・グレープは生まれてからずっと同じ町で暮らしている。一番上の兄が町を出て行き、父が突然と消えてしまってからは陸に打ち上げられた鯨のような姿の母と脳に障害を持つ弟アーニーの面倒を見ながら、姉と妹とで小さな町に家族5人で暮らしている。家族のために働き生きているギルバートはこの町以外を知らなかったが、そこにキャンピングカーに乗って祖母と旅をしている少女ベッキーと出会い、心の変化を迎える。
とてもとても素直に心の中に来る作品です。私は特に好きな俳優さんっていないんですが今日観てきてやっぱりギルバート役のジョニー・デップはかなり好きかも知れないと実感した。スクリーンにアップになる顔にただただうっとりしてしまいました。役自体もホントに好青年と言う役ですしね。それから弟アーニー役のレオナルド・デカプリオの演技は秀逸だ。このときはまさかデカプリオが日本のCMなんかに出るようになるとは想像もしませんでしたが。この作品の頃は良かったのに…苦笑 ギルバートとアーニーの兄弟の絆も心を打ちますね。今回改めて観て以前よりも大きい感銘を受けた気がする。地味な作品ですが素晴らしいので是非観て頂きたいです。

映画■2001/04/13 「2001年宇宙の旅」 1968年米/監督スタンリー・キューブリック/原作アーサー・C・クラーク
2001年4月12日、私がSF映画だけでなく、全映画の中で最高峰だと信じて疑わないこの作品を初めて映画館で観ることが出来た。この作品を知ったとき2001年を迎えることは遙か未来の他人事のようにしか感じていなかったものだが、こうして現実に2001年になり映画館で「2001年宇宙の旅」観る事が出来てまさに感激の極みである。現実はまだ映画には追いついていなかった訳だが、きっと近い未来には現実と成るのかもしれない。
やはり大画面で観る迫力は違う。…長年の想いも合わさってか始まると同時に鳥肌がたった、タイトルが出る最初の惑星直列シーンでは感極まって涙が出た。改めて観てもやはり素晴らしい、素晴らしすぎる。そして今もなお古さを感じさせない驚きを与えてくれる。まさに芸術作品だと感じる。セリフも少なく、BGMの無いシーンも多く、ただ目の前に映し出される映像を自分の全てで感じ取る。モノリスはそこに立っているだけである。そこには何があるのか。それは頭ではなく心が感じているはず。そしてスターチャイルドが画面いっぱいに映し出され…ENDマークの後も流れ続ける音楽。私は暗闇の中で放心状態のまま音楽に包まれていた。体の震えが止まらないほど感動するとはこのことだと実感する。帰宅後サントラCDをエンドレスで聴きその世界に浸っていたのは言うまでもない。
私の長年の念願がようやくここに叶った。そして今後もこの作品を越えるモノは出ないような気がする。

ライブ■2001/03/19 ラウンドテーブル/玲葉奈/GUIRO DJ:Smole Circle of Friend ”江戸っ子サリバンショー” at Nagoya Quattro
土壇場まで行くつもりはなかったんですが、チケットを買ったのも3/16だったし、なのに整理番号が200番切ってるって…なんだか少なすぎやしませんか。名古屋ではこんなモノなんでしょうか。新譜の「RADIO BURNIN'」を今月に入ってからヘビーローテーションで聴きまくっていたのでちょっとうずうずしてしまって、一応好きなんだから一度はライヴ見ておくべきだろうなと言うわけで今回意を決して見てきました。イベント形式になってたので他のバンド、アーティストもいて単独でなかったのが、少し残念だった。初めにGUIROと言うバンド、地元のバンドらしいです。私は特に心ひかれるモノは無かったです。爆 次ぎに玲葉奈、なんか名前だけ知ってるような。「風をあつめて」をやったあたりでちょっと心地よくなって体揺らして聴いてました。この曲は誰のだったか…有名なんですけど、思い出せない。苦苦苦 ステージの合間はDJが好みの曲かけてくれてたので嬉しかったっす。
しかしこのイベントタイトル…玲葉奈さんは広島じゃけんのーで、北川君は道産子らしいが…誰が江戸っ子?爆 エド・サリバンショーの駄洒落だってことは当然解ると思うが…。笑うに笑えない。爆
そしていよいよラウンドテーブル。じゃーーんと始まって北川君のボーカル聴いて…下手くそっ!!と思った。何という暴言だ!ですが…そう思ったんだからしょうがない。爆 そしてCDの声と違うんでないかいとも思った。CDの方がかわいく聞こえる。よって生で聴くと小山田君の声とは明らかに違うと判った。(小山田圭吾:元フリッパーズギター、現コーネリアス)私はフリッパーズギターが今でも大好きで、ラウンドテーブルもレコード屋でかかってたのをフリッパーズかと思ったのが切っ掛けで聴くようになった。でも思い返せばフリッパーズのライブを初めて見たときの感想も…下手くそ!だったことを思い出した。大笑
しかしである。曲は良いんである。良いと言うよりももろに私の好み、好きなツボ突きまくりの曲なんである。ステージが進むにつれてもうじっとしてらんない。体が勝手に曲にのる。新譜からの曲を中心にやってくれたが、初期のFeelin'Groovyもやってくれたよ。お気に入りなので、うれしいっ!よく考えたらずーっとCD買って聴いてるんだよな。なのに初めてライヴに行ったってのも、名古屋ではそんなライヴやってなかったのか、今回で2回目ぐらい?わらないけど…。上手いからいいライヴになるとは限らないわけで、下手だから(またもや暴言!)よくないわけではなくて、ホント楽しめるライヴが一番いいライヴなんである。ほんと楽しいライヴだったよ。気持ちよく曲にのれて踊れたし、いい汗かいたよ。と私はかなり汗かいたのですが、お客さん思ったよりおとなしめでしたよね。まぁ回りなんて気にせずに楽しんでしまいましたけど…ははは!
帰宅後はもちろんCD全部引っ張り出していちから聴きまくりは当然でしょう。今度は単独ライブ来てくれると嬉しいなっと言うわけで、意を決して見に行って良かったと思ったのでした。笑

ライブ■2001/01/26 ティーンエイジ・ファンクラブ Japan Tour 2001 at Nagoya Quattro
行ってきました。涙 良かった。心震えるぐらい良かった。泣くかと思ったけど、泣きそうになるところで止まった。笑
おおぼけをかましたからよけいだったと言うのも有りかもしれない。おおぼけ…それは日にちを間違えてテンションの調節を誤るというファンあるまじき行為だった。そう22日と何故か勘違いしていて目前まで気が付かずにいたのだ。そのおかげで今週半ばまで調子狂いっぱなしだったのである。しかしそんなことも今日のライヴで全てが浄化された。
当日券は出ていたもののほぼ完売に近い状態ではなったろうか。おかげでライヴが始まったら前に行けばいいやという甘い考えは木っ端みじんにされた。荷物も置く場所もなく最期まで荷物抱えて踊ると言うことになったのであった。しかし始まってしまえば荷物がどうのなど関係なしに踊りまくっているのではあるがね。しかしこのバンドの曲でタテノリやダイブなど…どう考えても似つかわしくないような光景が…。これもデビューした頃の風潮を引きずっているからだろうなぁ〜あの頃って、もう10年ぐらい前になるのか?そんな感じだっもの。でも今のTFCって、(いや昔からTFCは何も変わってはいないのかも知れない時代の波に飲まれていたので当時はそうだったと言うだけなのかも)どちらかと言えばフォークっぽいようなそんな風に感じるよ。いや、ロックでは有るんだけどさ、ハートに来る心優しきロックだよ。
初めからいきなり「Evereything Flows」ですかい!ちょっとびっくりした。そして…はっきり言って記憶がぶっ飛んでます。爆 懐かし所を続けざまにやってくれたように思う。そして新譜「Howdy!」からの曲を、好きな「I Need Direction」もやってくれた。その後はまた懐かし所も…。はっきり言ってTFCの曲ってコード進行とか似てるの多くて曲の違いがよくわからなかったりする。爆 みんな好きな曲なのにやったの思い返すのが困難ってどうゆうことだよ…、CD聴き返すとみんなやってくれたように感じてしまうんだよ。笑 おまけに上手いとは言い難いバンドでもあったりもするんだろうし…それでもいいんだよ。何が良いって彼らは「幸せ」をくれるんだ。曲を聴いてると、ライヴを見てると幸せになれる。なんだか胸が暖かくなってくる。彼らにはそんな魔法が使える凄さを持っている。フロントはメンバー3人だ。そしてその3人が皆曲を書き、それぞれがヴォーカルをとる。だから3者3様の曲がこのバンドの魅力でもある。ノーマン・ブレイクはバンドのスポークスマン的存在でもあるので一番目立っているかも知れない。そして彼の曲は一番王道ギターポップ的で受けが良いように思う。レイモンド・マッギンレイの曲はどうだろう…少し地味なかんじがするなぁ…いや、TFCの曲自体みな地味と言えるのだが…。ジェラルド・ラヴの曲は凄くメロディラインが美しくメランコリ〜なので好です。今回「Star Sign」やらなかったのが残念だった。アンコール1回の約2時間のライヴ…ラストの曲は「The Concept」だった。このノーマンの初期の曲もとても好きだ。初期と言ってもほんこないだのように思うのに…「BANDWAGONESQUE」の一番始めに入ってる曲、この2ndアルバム(1991年)は死ぬほど聴いた。やっぱり良いアルバムだ。帰宅してからずっと記憶を辿るようにCDを聴きつつ、そういや「What you do to me」もやったな、あれもこれもとか思うのだが記憶がどうも曖昧だ、でもアルバムそれぞれからやってるんだと改めて思ったりしてみたりして。笑 ライヴの興奮から醒めない。そして醒めないで欲しい…この幸せ!ただの普通の兄ちゃん達そんな風貌の彼ら…だからこそ「幸せ」を与えてくれるのかもしれない。ああーーー終わってしまった。この先何を楽しみにすれば良いんだ!TFCよ永遠でいて下さい。また会える日を楽しみに生きてます。涙…

ライブ■2001/01/14 リーフ Japan Tour 2001 at Nagoya Quattro
前日の土曜日は徹夜で、ライヴ当日は朝の10時頃から寝た。希望では2時頃に起きれればいいなと思っていた。が、目が覚めたのは夕方の4時半近くだった。日曜日の講演は平日よりも始まるのが早いのである。1時間後には家を出ないと間に合わない。さっさとシャワーを浴びて(徹夜しただけのことあって風呂に入ってなかったのだ。)着替えてパンを小腹に詰め込んで出かけた。
なんとか始まる直前に会場には入れた。当日券を売っているのには驚いた。なんで?こんないいバンドが完売に成らないとは謎である。間に合って良かった…とホットしてたら、客電が落ちて…。いきなり始まり、頭の2曲が終わる頃にはすっかり汗だくになっていた。当然、フロアに降りて踊りまくる。いいなぁ〜〜〜っ。メディアでバンドの容姿などチェックしてないのでこの日見るまで彼らがどんな風に変わったのか判らなかった。髪の毛短くなって、格好良いではないか!以外とメンバーはルックスが良いことが判明した。爆 今まで髪の毛で隠れて顔など見てなかった。ステージは怒濤のように進んでゆく。こんなに体がひぃひぃ言うほど踊ったのは久しぶりだ。倒れそうだった。酸素ボンベがマジで欲しかった。
ライヴでよく会う友達が声を掛けてきた。…始まる時間を間違えてたそうだ。今来たばかりで…既にステージは半分以上進んでいた。「PLACE YOUR HANDS はもうやった?」と聞かれて「う、うん」と答える。「これ聴きたくて来たのに!!」と嘆いていた。……確かにそうだ。この曲は1stに入ってる曲でとても好きな曲だし、このバンドを好き成った切っ掛けの曲だ。ライブでも大盛り上がりになる曲である。今回も良かったですよ。日曜日のライブは始まる時間に要注意である。
ステージはアンコール1回の1時間半ほどであった。リーフは男気溢れるライヴバンドだと思います。ライヴでトランス状態になれる数少ないバンドだね。また、来て欲しい!!