作品名 | 白い炎 |
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さくひんめい | しろいほのお |
初出誌 | 週刊新潮[1] |
連載期間 | 1956年8月13日号〜1957年2月4日号[1] |
連載回数 | 26回[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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文春文庫 | - | 白い炎 |
おなまえ | 記事No. 日付 |
書き込みから |
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遥さん | [181] 2000/10/20 |
私は井上文学の恋愛小説の中では「白い炎」が好きです。井上作品の恋愛小説はさわやかで清々しい雰囲気をもったものが多いと思うのですが(それももちろん好きですけど)、「白い炎」は少し異色というか、作品全体に押し殺したような悲哀が漂っていて、強く印象に残りました。 それにやっぱり会話が素敵! です。主人公と幼馴染の木津が再会して一緒に食事をするときの会話には、全く言葉で想いを語らないのに、互いの心のうちが痛いほどに感じられました。 |
野々子さん | [182] 2000/10/21 |
「白い炎」いいですよね。 主人公(名前を忘れました)と木津が料理屋さんを出て歩いているとき、水溜りを飛び越えるシーンがありますよね。それがとても印象的でした。「飛んでいらっしゃい。飛び越えていらっしゃい、、、」とか言うんですよね。たったそれだけの他愛のない言葉に命がありますね。好きだなぁ、、、。 |
映画の題名 | 白い炎 |
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制作 | 松竹 |
監督 | 番匠義彰 |
封切年月 | 1958年3月 |
主演俳優 | 大木実、高千穂ひづる |
[1] 井上靖ノート
[2] 旭川市・井上靖記念館ホームページ