掲示板ログ 2000年10月


[172] おっ! 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/10/02(Mon) 02:20
洪作さん、お久し振りです。
欄ちゃさんと洪作さんの書き込みを読んで、僕も『暗い平原』を読んでみようと思ったはいいけど、手元に無いー!
と思ったら、おんさんから頂いた数冊の中に『暗い平原』が。
これで古本屋を探し回らずに済みました。おんさんに感謝!
早速、今日から読み始めてみます。

[173] 不明のタイトル 投稿者: 投稿日:2000/10/10(Tue) 23:50
先日歴史の本を読んでいたら、武田信玄の娘「信松尼」という人がでてきました。これってあの読み方不明の作品「信松尼記」の主人公だと思うのですが、「しんしょうに」と読むそうです。だからたぶん作品名も「しんしょうにき」でよいのではないかと思うのですが・・・。一応ご報告しておきます。


[174] 信松尼記 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/10/12(Thu) 00:16
遥さん、ありがとうございます。
『信松尼記』はまだ読んでいないのですが、眺めてみたところ確かに武田信玄の娘の話みたいです。
そういうことで、作品名も取り敢えずは『しんしょうにき』ということで載せることにしました。
なるべく早めに更新しますんで。


[175] いらっしゃいませ 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/10/12(Thu) 23:21
野々子さん、初めまして。
ゲストブックへの書き込みありがとうございました。
きっとでも全部読んでいるなんて、すごい!
僕なんかは文庫を集めるのでさえ苦労しているのに…。
恋愛小説といえば、僕は『遠い海』が好きです。
良かったら、今度は掲示板にもカキコしてくださいね。
それではこれからもよろしくお願いします。

[176] おじゃまします、どうぞよろしく。 投稿者:野々子 投稿日:2000/10/16(Mon) 13:25
ばりばり蟹座さん、こちらでははじめまして。
どうぞよろしくおねがいします。
きっと全部読んでいると自負しているのですが、
落ちてるのもあるかもしれないです。
本だけは、じっちゃんの形見が山ほどあって、、、。
「遠い海」もいいですね。
私は「揺れる耳飾り」の石野と耿子の会話のやりとりが好きです。
節度と規範がきちんとある恋愛、もう無理な時代かな?
会話の変化球でキャッチボールできる恋愛がしたいなぁ!

[177] ちょっとのぞいてみました。 投稿者:野々子 投稿日:2000/10/18(Wed) 10:10
みなさん、お元気ですか?
夕べは夜更かしして、読書にいそしみました。
また、来ます。

[178] 暗い平原 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/10/18(Wed) 19:53
蘭ちゃさん、洪作さん、やっとの事で『暗い平原』(『美也と六人の恋人』と『その日そんな時刻』も)読み終わりました。
確かに他の作品と違いました。文章はやっぱり井上靖なんですが、受ける印象は救われないというか…。
基本的に最後にある解説は読まないことにしてるんですが、ちょっと読んでしまいました。
個人的にですが、良い悪いではなく、何とも言えない作品ですね。


[179] 元気ですよ。 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/10/18(Wed) 19:54
野々子さん、掲示板へも書き込み、ありがとうございます!
形見の、井上靖の本ですか。今はもう手に入らない本も多いと思います。大事にしてくださいね。
『揺れる耳飾り』はまだ読んでいません。先ずは何処かで見付けなければ。
会話といえば、僕は井上靖の作品は登場人物同士の会話が好きな作品が多いですね。話し方とかも想像したりして、楽しんでます。
夜更かしして読書。いいですねぇ。読書の秋!
棒は、最近忙しくて全然読めないのが悲しいです…。


[180] そうそう。 投稿者:野々子 投稿日:2000/10/19(Thu) 08:13
井上作品は会話がいいの。
知的で温容でそれでいて鋭い。
日本が満たされすぎる少し前の時代、
そんな背景も大きいと思うのだけど、、、。

夕べも夜更かししてしまいました。
これから出勤です。ではまた、、、。

[181] 好きな作品 投稿者: 投稿日:2000/10/20(Fri) 21:18
みなさんの投稿を読んでいると、同じ井上文学でもいろんな作品の嗜好があるんですね。
私は井上文学の恋愛小説の中では「白い炎」が好きです。井上作品の恋愛小説はさわやかで清々しい雰囲気をもったものが多いと思うのですが(それももちろん好きですけど)、「白い炎」は少し異色というか、作品全体に押し殺したような悲哀が漂っていて、強く印象に残りました。
それにやっぱり会話が素敵! です。主人公と幼馴染の木津が再会して一緒に食事をするときの会話には、全く言葉で想いを語らないのに、互いの心のうちが痛いほどに感じられました。
みなさんはどの作品が好きですか?

[182] 理想の人 投稿者:野々子 投稿日:2000/10/21(Sat) 22:13
遥さん、はじめまして。野々子と申します。
「白い炎」いいですよね。
主人公(名前を忘れました)と木津が料理屋さんを出て歩いて
いるとき、水溜りを飛び越えるシーンがありますよね。
それがとても印象的でした。「飛んでいらっしゃい。飛び越えて
いらっしゃい、、、」とか言うんですよね。たったそれだけの
他愛のない言葉に命がありますね。好きだなぁ、、、。
「夢見る沼」のでしたか、八代大三郎が出てくるのは。
彼は私の理想の人です。ダイナミックで繊細で、かわいらしくて
風来坊で、それでいて切れる人、、、。いませんよねぇ??
語るときりが無いです。また今度、、、。

[183] 信松尼記 投稿者:おん 投稿日:2000/10/26(Thu) 00:38
おん@仕事帰りです。
先日購入した旺文社文庫の洪水にて、題名の読み仮名がのっており
ました。遥さんが書いていたとおり、「しんしょうにき」で大丈夫
です。
#これで、旺文社文庫も制覇しました。新潮・文春・講談社・集英社
#徳間・中公がそろいました。心残りは角川・潮の2つです。
今週中には、新潮社が出した『井上靖文庫(全26巻)』が届く
はずです。
そちらも必要でしたら情報を(まとめてになるのかな?)送ります
>ばりばり蟹座殿

[184] お願いします 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/10/26(Thu) 20:42
おんさん、お久し振り、お仕事ご苦労様です。
それでは、『しんしょうにき』確定ですね。
もうほとんどの文庫を制覇したんですね、羨ましいですよー。
しかし、『井上靖文庫(全26巻)』というのは知りませんでした。
出来ればその情報もお願いします。
お仕事もあると思うので、ゆっくりやってください。


[185] どーも。おひさしぶりです! 投稿者:みや 投稿日:2000/10/27(Fri) 06:27
「花過ぎ」をステキな話なのでオススメなどと書いていたのは私なのですが…。いやな文章ですか…。
「暗い平原」は私にはちょっとわかりにくい話だなと感じたのですが、「花過ぎ」は衝撃的ではあるけれど暖かさや愛情というようなものがあっていいと思います。
不倫は肯定しないけど「花過ぎ」は発表されてよかったと思うけどな〜。

[186] ごめんなさい。 投稿者:蘭ちゃ 投稿日:2000/10/27(Fri) 11:59
みやさん、こんにちは。ちょっと、誤解です。「花過ぎ」が、いやな文章というわけでは、ありません。もう少し時間を空けて読んでみると、きっと、みやさんのように、暖かさを感じるように、思えるのでは・・・と、思っているとこるです。決して否定したわけではないのですが、誤解を招いてごめんなさい。そうそう、最近会話が、注目されてますね〜。「花過ぎ」での、2人の愛についての井上氏のセリフ「自然に生まれたものだから、育てよう」・・・。にくすぎますよね。それにしても、ここでこうやって氏の不倫について書き込んでいること、天国でさぞ、びっくりしてるだろうな〜。また話を戻しますが、私の好きなセリフは、「北の海」で、れい子の言った「にゃおんさん!」めちゃめちゃかわいい〜!!!それでは、また!