作品名 | 戦国無頼 |
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さくひんめい | せんごくぶらい |
初出誌 | サンデー毎日[1] |
連載期間 | 1951年8月26日号〜1952年3月9日号[1] |
連載回数 | 27回[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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角川文庫 | - | 戦国無頼 |
井上靖小説全集 | 5 | 戦国無頼・風林火山 |
井上靖全集 | 8 | 長篇1 |
おなまえ | 記事No. 日付 |
書き込みから |
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ころすけさん | [654] 2002/04/24 |
一国城主を主人公としないで、いわゆる部下の部下の部下の身分の武士たちの、武士(家来)としての理想を捨てて、今までと違った生きる意味や喜びをはじめて知ろうとする心情の変化みたいなものが描かれているところが、新鮮に感じました。個人的に登場人物がすごい魅力的だと思いました。今「風と雲と砦」を読んでいます。戦国無頼が好きな人ならこちらもお勧めです。 |
yakkoさん | [656] 2002/04/24 |
私も、週末「戦国無頼」にハマってました。前日の「本覚坊遺文」とはうってかわってのスピードに、井上先生の幅にびっくりしていました。 ころすけさんの仰る通り、人物に魅力が溢れてますね。十郎太とおりょうが私のお気に入り。なんか、私の本の上を二人が走り回ってました。ストーリーテラーですよね。 読み終わったあと、おりょうの激しさがのりうつった感じ。本当に強くて可愛くてやるせなくって大好きです。 でも、月の描写が多いのがやっぱり井上先生って感じ。よっぽど先生って月が好きなんですね。月明かりを浴びて立っている先生の姿が浮かんできそうです。 |
映画の題名 | 戦国無頼 |
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制作 | 東宝 |
監督 | 稲垣浩 |
封切年月 | 1952年5月 |
主演俳優 | 三船敏郎、山ロ淑子 |
[1] 井上靖ノート
[2] 旭川市・井上靖記念館ホームページ