☆シソ科のハーブ
ペパーミントとレモンバームは、両方ともシソ科の多年草です。
栽培のポイントは少し違います。ミントはやや湿った土を
好みます。レモンバームは極度の乾燥を嫌いますがミントほどでは
ありません。双方とも午前中は日光が当たる場所において西日が
あたらないようにすると、香りの良い物になります。
ミントは特に良く成長します。摘み芯をしてあげると丈夫な株に
なり使用するときも柔らかな葉を使うことが出来ます。
摘芯とは本葉が10枚前後になったときに下葉4〜6枚を残して
刈り取る事を言います。こうすると、そこから分岐してさらに
収穫出来る葉を多くすることが出来ます。これを繰り返します。
ミントもバームも花を咲かせると、葉の風味が落ちますので
花の観賞が目的でない場合は、花を咲かせない様にします。
花を咲かせて、種を収穫しようと思っても、近縁種の花粉を
受粉しやすいこの種では、種からの栽培は難しいです。
使用法としては、フレッシュハーブティーとして利用したり
サラダの彩りに加える事も得来ます。フレッシュティーの場合
収穫した葉を良く洗い水切りをします。ティーポット全体の
2/3位の葉をちぎって入れ熱湯を注ぎ5分ほど待てば出来上がり〜
双方ども消化促進の効果があると言われています。
これからの季節の食後やティータイムに使用すると夏ばて予防の
効果も期待出来ますよ。この二つのブレンドはお勧めです。
沢山収穫したときは、水洗いし水を切り、日陰で逆さにつるして
乾燥させれば、ドライハーブが出来上がります。フレッシュの時とは
また違った味わいになります。
ミントとバームの花を咲かせないようにするには、
花穂が出たら摘み芯の要領で切り取ってあげれば良いんですよ。
寄せ植えは、此処の特性を合わせましょう!
レモンバームティー : 鎮静・鎮痛作用:強壮作用:発汗作用
抗ウイルス作用などの他不眠症やアレルギーに対しても効果が
あると言われています。レモンバームから精製されたオイルを
メリッサと呼びます。このエッセンシャルオイルは高価ですが
デリケートな精神のバランスをとり穏やかな気分を与えてくれる
オイルと言われています。ヒステリックな時やパニックに
陥った時など、平常心を取り戻すためには有効であると云われて
います。
ミントティー : 殺菌作用:発汗作用:利尿作用などの他
食欲不振・便秘・貧血などに効果があると云われています。
また、妊婦の方のつわりにもジンジャーと共に有効とされています。
レモンハーブティーとミントティーは、夏に向けて、
食欲不振や消化を助けてくれます。
また、心身の疲れの軽減などにも有効でしょう。
イライラを沈めて爽やかで落ち着いた時間を過ごせそうですね。
バジルについても、料理に使うほかティーとして飲むとイライラを
沈めたり、気分がスッキリすると云われています。
栽培についても上記と大差ありません。
ただバジルは1年草です。そして、妊娠中の方は多量使用は
避けなければいけません。ご注意を!!
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