☆ラベンダーとローズマリー
ラベンダーとローズマリーは、多年草ではなく、常緑小低木です。
分類的には要するに「木」になります。
ローズマリーは茎の伸び方に3つのタイプがあります。
真っ直ぐに伸びる直立タイプと横に広がる匍匐性そしてその
中間的なものです。直立性の物は生け垣などに匍匐性の物は
グランドカバーなどとして地植えをします。鉢植えには向きません
すぐに根詰まりをするため、鉢植えの場合毎年大きな鉢に植え替える
必要があります。水はけと日当たりまた風通しが良ければ
土は特に選ばず、乾燥にも強いハーブです。
利用するのはその年に伸びた白っぽい新しい枝についた葉を
を料理やティーとして利用します。
その他ポプリ・ハーブバスなどに利用出来ます。
ティーとしての効果として、疲労回復:脳の活性化つまりは
記憶力や集中力を高めます。血行を促進して血管を強くする
効果もあると云われています。このティーでリュウマチが改善した
と言う話もあります。若返りのハーブと云われています。
このハーブも妊娠中の方や高血圧の方は使用を控えた方が
良い物です。また、長期に渡る連用も避けた方が良いでしょう。
ローズマリーのエッセンシャルオイルにに含まれる成分は
収れん効果がありますが、肌の弱い方には向きません。
エッセンシャルオイルを利用する際は、専門の方のアドバイスを受け、
原液のまま肌に付けたり飲用しないで下さい。
僕のHPのアロマのページにも使用参考例が載っています。
ローズマリーは収穫して、ハーブティーの要領で熱湯で抽出して
お風呂に入れてやれば、ハーブバスになりますよ。
このとき鍋で作るときは鉄やアルミやホーローの鍋は使わないで
下さいね。金属と反応して成分変化を起こします。
ヨーロッパでは魔除けのハーブとしても有名です。
教会ので使用は今も続いているそうです。結婚式の朝新婦の
友人が、シルクのリボンで束ねたローズマリーを
「変わらぬ愛のあかし」として新郎に届けるそうです。
ラベンダーは肥沃でない土と乾燥を好みます。
また、日当たりの良い場所を好みますが、夏の炎天下では
サッシェなどで明るい日陰を作る事もあります。
枯れる原因の多くは肥料のやりすぎと水のやりすぎ
もしくは、水はけの悪さから来ている物が
殆どです。またストエカス種(フレンチラベンダー)は
夏の蒸し暑さを極端に嫌うようです。風通しも重要な
ファクターですね。対策としては下記の事項が挙げられます。
地植えの場合、高めの畝を作り水はけを良くする。
又は、傾斜地に植えると良いでしょう。
鉢植えの場合は、大きめの鉢を選ぶと良いと思います。
このとき、使用する土にも一工夫すると良いと思います。
僕が実際に作ったレシピを書いておきます。
市販のハーブ用の培養土にパーライトとミリオンを10%程
加えると、水はけ・通気性も良くなり、ミリオンの作用で
中性もしくは弱アルカリ性を保つことが出来ます。
ミリオンは大粒の物を使用しました。
肥料はこのときマガンプKを少量混ぜただけです。
追肥の変わりに、ミリオンの粒状の物を水に溶かして
2ヶ月に1度くらいやりました。置き場所については
軒下の雨があまりかからない場所におきました。
コンクリの上などには直接おかずに、ビールケースの
上に金網を敷き、地面から距離をとるようにしました。
水やりについて。水やりの目安として、葉が少ししおれる程度までは
やりませんでした。夏などは、この状態になった日の夕方に
鉢底から水が出てくるまで与えました。これで、鉢内の空気が
入れ替わります。中途半端な水やりでは空気が入れ替わらないので
注意が必要です。
ミリオン : 植物は土から栄養分を補充して老廃物を根から放出します。
これが土を酸性にする原因となるわけです。で〜ミリオンの登場〜。
酸性に傾いた性質を中和させて弱アルカリ性から弱酸性くらいにもどしてくれます。
大粒は鉢底石と混合したり、中粒&細粒は土と混合させたりします。
ミリオンは珪酸塩白土です。根腐れ・水腐れ防止病原菌の抑制
などなどの効果があります。
他にこの効果があるのが蛎殻などです。
キチン質を含んだ土も販売されています。
これは、土の中に繁殖するバクテリアを抑える効果があります。
つまりは病気になりにくくするのです。
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