慢性便秘
■改善・・・規則正しい食事と排便習慣を身につける
■食事のポイント 「弛緩性便秘、習慣性便秘の場合」
★食物繊維の多い食品をたっぷりとる
  食物繊維は、排便反射に必要な腸の内容物の基になり、腸を刺激したり、便を軟ら
  かくして便通をよくします。
★起床時に冷たい牛乳や水を飲む
  腸管を刺激して、排便を促します。
★ガスの発生しやすい食品をとる
  イモ類、豆類、かぼちゃ、栗、バナナなどを食べると腸内でガスが発生し、ガスの
  刺激によって腸の運動が亢進されます。
★1日3食規則正しく食べる
    
「けいれん性便秘の場合」
★不溶性植物繊維を避け、消化の良い食品をとる
★冷たい飲み物、アルコール飲料、カフェイン飲料などは避ける
■慢性便秘、3つのタイプ 病気でもないのに便秘が続く状態を慢性便秘という。なかでも多いのは弛緩性便秘で、
大腸の運動が低下して起こる。
食事の改善と軽い運動が効果的。便意を我慢すると便意が起こらなくなり、直腸型の
習慣性便秘になるので、便意がなくてもトイレに行く事。ストレスなどから大腸の緊張
が高まって起こるのが、
けいれん性便秘で、この場合には腸を刺激する食べ物は厳禁。
便秘のタイプによって有効食品が全く逆なので気をつけたい。
■特に有効な栄養成分 ●ビフィズス菌 ●食物繊維
■控えたい食品
 (けいれん性便秘の場合)
●不溶性食物繊維を多く含む食品・・・豆類、イモ類、キノコ、たけのこ、栗、とうもろこし等
●刺激の強い食品・・・冷たい飲み物、牛乳、乳製品、香辛料等
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