腎炎
■改善・・・初期の治療が大事。食事療法が基本で、急性肝炎は厳しく、慢性肝炎は症状に合わせて制限する
■食事のポイント ★塩分を制限する
  急性肝炎では0に。回復期でも1日5g以内にします。慢性の場合は症状の程度
  に応じて制限します。
★タンパク質を制限する
  体重1kgあたり0.5g以下、回復期で1gに。効率よく利用される良質タンパク質を
  とります。慢性で腎機能の低下がないときはその必要はありません。
★エネルギーは充分に
  タンパク質の少ない糖質や脂質で1日2000kcalを確保しましょう。
★水分を制限する
  むくみがあったり、尿量の少ない急性期には、前日の尿量+500mlとします。
  汁物などは避け、飲み水としてだけ利用するようにします。慢性期でむくみのない
  場合はその必要はありません。
★尿量が少ない急性期は
  カリウムの多い食品を控えます。

■特に有効な栄養成分 ●EPA(エイコサペンタエン酸) ●グリシニン
■控えたい食品 塩分を多く含む食品 腎臓の機能を低下させ、負担をかけるので要注意
カリウムを多く含む食品 急性期の尿量が少ない間は、高カリウム血症が進行する
  ので避ける。カリウムは野菜や果物に多く含まれているが、煮ると30%ほど減るの
  で、火を通すようにするとよい
前ページへ戻る