山 本 周 五 郎 (やまもと・しゅうごろう)
   (1903−1967)
1903年山梨県生まれ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。

・1926年(大正15年)4月、『須磨寺附近』が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
・1943年(昭和18年)、『日本婦道記』が上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
・1958年 大作『樅の木は残った』を完成。
    以後、『赤ひげ診療譚』('58年)、『青べか物語』('60年)など次々と代表作が書かれた。
・1963年 『山本周五郎全集』(全十三巻)(講談社)
・1967年 『山本周五郎小説全集』(全三十八巻)(新潮社)
・1998年 山梨県立文学館(甲府市)にて「山本周五郎展」が開催さる(10/3−12/6)