書 名 | 出 版 社 | 書 評 |
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出 版 日 | ||
価 格 | ||
江戸あるき 西ひがし |
小 学 館 文 庫 |
時代小説といえば江戸。では当時の江戸とはいったいどんな風景だったのだろうか? 大都市・東京の心臓部で、書斎から飛び出した時代小説作家の眼が捉えた江戸の名残と風景。浅草奥山の美女の茶屋から青山の屋敷町で憤死した高野長英の旧跡まで、足で探った異色のルポ。ビルの谷間に残る時代の面影をめざとく見つけ、知られざる歴史の挿話や事件を紹介する作者の蘊蓄の面白さ。思わず時代小説が読みたくなる、当世地図入り江戸歩きガイド。 (解説・小笠原 京) |
99/10/1 | ||
630 | ||
新 門 辰 五 郎 伝 |
中 公 文 庫 | 江戸の飾り職人の子に生まれた辰五郎が、持ち前の侠気と度胸で、火消し人足から町火消し十番組の頭となり、喧嘩の仲裁等で名を売る。が、久留米藩の有馬火消しと大乱闘を演じ、ついに佃島の人足寄場送りとなる..。一介の町火消しから将軍慶喜の纏持ちとなった江戸の侠客の一代記。 |
98/06/18 | ||
660 | ||
柳 生 天 誅 剣 |
勁 文 社 文 庫 | 五百石の直参旗本・林左近は、天性の美貌と若手では柳生流随一の遣い手として名を知られていた。だが、その家柄が訴人筋(註:他人を訴えて地位を得る)であったがための誹謗に耐えかね、湯屋で剣を抜いてしまう。”知行召し上げ永のお暇(いとま)”の咎めを受けて浪々の身と堕ちた左近に追い打ちをかけるように、想う女から仇討ちされる仕儀となり.....。非情の運命の武士道を哀切を込めて描く長編時代小説。 |
00/03/15 | ||
580 |