表紙。これは「最終版」ですね。
基本的にデザインは変わってないのですが、実は描き直してあるのですよ。

僕は「鉛筆描き」の感じが好きなので、わざわざそう言う風に描いてもらいました。
描いてくれたのは、今や人気ナコルルサークル「AQUA LOFT」の主催者、久苑くんです。
まぁ、これがきっかけでカタギの彼も同人を始めた訳ですから…。よかったのか?
勇気が湧いたら(笑)リンクでも頼みましょうかね。











これが最初の表紙(の原画)。
自分の名前もまだ模索中ですね。
で「sideAとsideBの違いは何ですか?」とかなり聞かれたので、次の版より素直に「T」「U」に変えました。
分かると思ったのですが…。  











「せつなさぁん、だからこんなに食べられないってばぁ…」
弱り顔で泣き言をこぼすほたるの目の前には、今晩もテーブルからはみ出さんばかりのご馳走が並べられていた。そのご馳走の彼方に、花束のような笑顔を浮かべたせつなが向き合って座っている。



新版の「食卓の風景」。「旧版」の方が「ありがた迷惑感」があって好きかなー。














これが「旧版」の方。
なぜカメラ目線?(笑)

















と、首筋に軽い抵抗を感じてほたるは目線を正面に戻すと、せつながほたるの髪をブラシで梳いているところだった。


ブラシがけ。
ほたるがなぜか寂しそう。
…そんなシーンだったかも知れん(←読めよ)。













こっちが「旧版」。
一画面に納まってない所が映画っぽい。かも。
そしてこれは「服ブラシ」では…?













電話口のせつなは始めこそはい、はいと冷静に対応していたが、やがてその表情はみるみる険しいものへと変わっていった。


研究所で仕事中のせつなさん。
白衣が白衣に見えんぞ。
でも緊迫感は出てていい感じ。













こっちが「旧版」。
白衣には見えるけど、やっぱり緊迫感は足りないね。
これはこれで「冷静に努めてる」っぽくてアリですが。
















カチャリと重い金属の音がして鍵は外れ、そして再びノブに手を掛ける。
ドアは開き、そしてようやく今度こそ、ほたるの目の前に“約束の地”は広がった。
「……ただいま……」



ほたるがようやく家に辿り着いて、その途端に倒れるシーン。
…ランドセルだって言ったじゃん!
もう!

いえ、絵は可愛いですが。
…画面がちょっと黒いかな?









可愛いです。
多分ランドセルです(笑)。

ところで、
日本で初めてランドセルを背負ったのは大正天皇らしいですよ。