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■03/31

AKBからついにAV女優誕生か!? 1000人と握手でAVデビュー!
確かに今MUTEKIに対抗しようとしたら、もうこういうやり方しかない。
最大手SODの意地を見たような気がします。

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ナタリーのJAPAN-狂撃-SPECIALの記事を見ていて、「三重 KING COBRA」という、
これまで聞いたことのないライブハウスの存在を知る。
一応実家三重だし、知らないのもどうかと思ってさくっと検索してみて笑う。
久居という、津市に吸収されて消滅した小都市の、しかも駅から歩いて15分。
もう郊外もいいところ。ド田舎の国道沿い。駅よりもインターの方が近い。
でも考えてみたら、最近中堅バンドがよくライブやってる同じく三重のM'AXAも、
松阪市の外れ。国道沿いの、電車なら最寄りの駅から徒歩20分以上かかる距離。

つまり、買い物とか食事だけじゃなく、ライブハウスですら郊外型、
ロードサイド型の展開が徐々に現れつつあるということです。
ライブハウスといえば市街地にあり、電車で行って酒飲んで暴れるのが当然というか、
それ以外知らない身からすると、そんな場所でどうするんだとか、高校生がライブ
行きたかったらどうすればいいんだとか、いろいろな気持ちが湧いてきますが、
そもそもそういう立地でやっていけるんだ、という純粋な驚きが。
それくらい人の流れが変わっているということなんすかね。


■03/29

ダメだ。ネタがまとまらない。また明日やってみます。
でも久々に週1分の更新してみました。

今TBS見てたんだけど、「維新」とか言ってその記念番組が身内で大騒ぎするだけっていうのは、
つまり改編そのものも結局はそういうことなんだろうなあ、とすごく思った。

あと、NEWSのコーナーではSoundgardenが3人で再結成のネタをさらっと流しただけなんですが、
唯一参加しないVoのChris Cornellの新しいソロアルバム、Timbalandプロデュースなんだけど、
とんでもないことになっていて爆笑した。いいのか。本当にそれでいいのか。


■03/27

まだバタバタしてるのと、環境が変わったせいか何となく考えがまとまりにくい。
慣れるまでこんなペースで勘弁。

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安室奈美恵 / Wild/Dr. (Single)

なんかもうすげえぞ彼女は。
今回はR&B的なノリを抑えて、どちらかといえばテクノ寄りの音作り。
これからこっちの路線で行くのだろうか。相変わらず攻めてます。

"Wild"はミニマルっぽいバックトラックで、サビらしいサビメロは一切なし。
"Dr."は転調に次ぐ転調が続く、ある意味恐ろしくチャレンジャブルな曲。
つうかCD通して聴いてたら、3,4曲目のInstrumentalがそれだけで
十分すぎるくらいかっこいいというか、"Dr."なんか特に、
それだけでインストのテクノとして成立してます。

こういう、カラオケ受けや泣けるサビ一発におもねる気一切なしの、
J-POPの典型から意図的に外して、でもきちんと高品質な音作りが
メジャー中のメジャーのプロダクションからしれっと出てきて、
それが売れてしまうというのは感動的ですらあります。

これ、次のアルバム通してこういう音作りだとしたら、
大傑作になるんじゃないかと。ものごっつ期待します。


■03/24

AKB48の公演映像オンデマンド販売、TVCMやるわ、バナーはあちこちに張ってあるわで、
こんな固定客狙いのコンテンツで何をそんなマス広告打ってるんだと一瞬思ったが、
ちょっと考えて理解した。これはユーキャンと同じく季節に合わせた戦略だと。

劇場に来る気マンマンだけど抽選に外れたガチヲタから確実に上がりをいただくだけではなく、
進学で一人暮らしを始めて俺専用PCを持ったり、就職で多少金銭的に余裕が出るライトヲタを
この時期を狙って確実に絡め取る戦略。
昨秋の「大声ダイヤモンド」以降、あからさまに売上数も上がってきてますし、
ここで一気に裾野を広げようと頑張ってるわけですね。うん、まあ頑張れ。

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初音ミク関連、メール貰ったりブログで紹介してもらいました。ありがとございます。

初音ミクニュース
カナンを夢見ながら

で、メール読んだり、ブログ見たり、リンクたどっているうちに、何となく納得してきました。
俺はニコニコ動画を「ジャンル」、初音ミクやVocaloidを「ツール」と捉えていたからわからなかったんだ。
ニコニコ動画は「ジャンル」ではなく「メディア」であり、初音ミクが「ジャンル」だということ。
そう考えると非常に単純に理解できたような気になってきた。

OLさんがテレビドラマを見て、その中から気に入った主題歌のCDを買うように。
ロック好きがロッキンオンを読んで気になったバンドのCDを買うように。
ニコ動ユーザーは、アップされた初音ミク音源から気に入ったものを支持する。
それだけの話である、と。

で、数百万回の再生に参加した人のうち7万人弱がCD購入に至ったわけで。
青山テルマの、着うた600万DLでアルバム販売数37万枚という数と比較して、
この数は、その数百万という数がのべ数であること、無料であることを
織り込めば、概ね妥当な線と考えていいんじゃないでしょうか。

正直、Vocaloidのあの声はまだ違和感あるんだけど、でも否定はしたくない。
否定してしまうと、それは80年代の自分が死ぬほど嫌っていた「生音以外音楽じゃない」と
息巻いていた、バンド原理主義な人たちとまったく同じ種類の人になってしまうから。

まだ「買う」まではかかりそうですが、少しずつ聴いていこうと思います。


■03/22

引っ越した! ネットつながった! ケーブルテレビのにしたんだけど、
前の家のフレッツ光より体感的には速いぞ!

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前のVocaloidの件、ネットつながってなかった間にメール何通かもらったり、
ブログで紹介してもらったりしてるんで、改めて書きます。もう少し待って。
あと週一更新、今週もお休み。部屋中まだ滅茶苦茶なんです。

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これがおもしろかった。

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青山テルマの3/11発売の新曲はオリコン初登場31位、3000枚。
世の中的にはこれで最終結論が出た、ということでよろしいでしょうか。

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V.A. / JUDY AND MARY 15TH ANNIVERSARY TRIBUTE ALBUM

ソニーはここ数年、何かあれば所属アーティストのトリビュートアルバムをこさえていますが、
概ねどれも無茶なアレンジの改変はないものの、全体的に非常に丁寧なつくりのものが多く、
今回のこれもまさにそんな感じ。まあ妥当かな、と思われる曲がほとんどです。

ただ、TAKUYAの発言力が増して以降のジュディマリは、いかに表向きポップに繕いつつ、
どこまで滅茶苦茶やれるかに命賭けてるようなバンドでしたから、一番そういう意味で
本質に近いのはミドリの「ミュージックファイター」なのかな、と思ったり。
つうかこれ、聴いてて何となく恐怖を感じるくらいの怪しい出来。怖いよこれ。

他の参加者は、表向きのメロの部分しか見てないような感じがして、
せっかくいい感じのメンツが揃っているのに、何かもったいない。
それでも、嫁の曲を歌う倉持には何となくグッと来る。
なんかあったかいアレンジで、ほっこりする。


■03/16

家の中が段ボールの林状態。
本格的にくじけそうです。

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supercellが売れて、「音楽としてのVocaloid論」的な議論があちこちで為されているわけですが。
自分としては、「音楽」としては普通にアリですが、「売れること」については正直なところ
猛烈な違和感があります。というか正直、何か薄気味の悪さを感じています。

で、いろいろ考えてはみたんだけど、どうにもまとまらんし、
まとめる時間もないので、もうメモ書きとして書き散らした
テキストをまんまのっけてみることにする。


supercellの中の人が初音ミクではなく、プロトゥールズ+生歌で同じ曲を出したとしたら、
400万再生行ったか、という話。それは「絶対にない」。確実に言い切れる。
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"メルト"、確かにすごくいい曲なんだけど、メロだけ切り取って聴いてみると、
どのメジャーレーベルにも一人はいる地味な女性シンガーソングライターが
一生懸命書いて歌って、でもプロモ不足で売れなかった「いい曲」と
同質のものを感じる。
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「初音ミク」「ニコニコ動画」といういわば"ハイプ"なしでは
ここまで注目されなかったことは間違いない。
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制作側にとってはあくまでも「初音ミク」は手段なのに、
受け入れる側は圧倒的に「初音ミク」を目的にしている。
supercellはつまり「初音ミク」という圧倒的に狭い「ジャンル」の
中から相対的に近い判断の結果として選択されただけじゃないのか。
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アニソン好きな人の言う「名曲」が、得てして「アニソン」という
ジャンルの中だけで判断された結果なのと同じ状況。
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「ニコ動」っていうのもある意味ジャンルに近いな。
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結局「初音ミク」というキャラの看板がベッタリ貼り付けられている
からこそ売れているというか、痛車じゃなくて痛音楽に近い。
この広まり方、売れ方は音楽という敷居の低さ故か?
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でもそれはある意味、普通のアイドル歌手が売れる
構図とさして変わらないんじゃないのか?
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ただ、そこには何もいない。初音ミクってイラストのイメージは
あっても詳細なキャラ設定とかはないんだろ?
何でそこまで入れ込めるのか。
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つまりそれって、二次元に本気で恋愛感情を持ったことのある人間じゃないと、
少なくとも「売れること」についての本質はわからないということじゃないのか。
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正直それなら俺わかんなくていいや、という気持ちにもなる。
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そもそも2ちゃんねるとかニコ動のヘビーユーザーの、
あの強烈な帰属意識っていったい何なのだろうか。
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「売れることが薄気味悪い」のではなく、自分にとって理解できない
ブツが売れていることが薄気味悪いだけじゃないのか。単に俺のせいか。


というわけで、「困惑している」ということが伝わればそれでいいです。
ていうか、これらの音楽をきちんと判断するには、何らかの感覚やニュアンスが
俺には決定的に欠けているし、でももしそれらを持とうとしたら、今度は別の、
これまで持っていたはずの感覚やニュアンスを捨てなければならないような
気がしてきたんだよ。


■03/14

レミオロメンの藤巻は30年後、共産党の志位委員長そっくりになっていると思う。


■03/12

「趣味はエコバッグ集めです」っていう女子が本当にいた。
彼女はいつか、その大いなる矛盾に気が付けるのだろうか。

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大手レコード会社はいずれ降伏する, しかし2011年までは悪あがきする

あちこちのブログ等のエントリーにも挙がっていた記事ですが。
これはアメリカの話。翻って日本のことを考えるとますます絶望的な気持ちになる。

まず、「彼の話」以降の最初のセンテンス。
「録音された音楽がストリーミングやダウンロードを通じて無料になっていくことを完全に理解している」
レコード会社は果たして日本にいくつあるのか。気付いていないか、気付いているけど理解したくないか、
理解まではしているけど、何をしていいのか思い付けていないか。
現状、何らかの実効性のある策を具現化させているところはないと思います。

日本固有の状況に、「CDの次」として「着うた」に頼る構図というのがあるわけですが、
これ前から言っているように、そこでどれだけ人気が出てもそのアーティスト自体が
大きく飛躍するわけでもない、つまり「人につく」ことのない、単純にその時その時の1つの
楽曲のみに依存した一過性の人気であり、所謂「スターシステム」とは全く逆ベクトルの方針。

で、「360契約」によるビジネスというのは、そのアーティストのアクション全てを商売道具にする、
ぶっちゃけ「スターシステム」が前提のモデルです。つまり日本は、思い切り張り切って元気よく
アメリカの考える「次の一手」と逆方向に突っ走っているというのが現状だったりするわけで。

そしてこれも前から言っていますが、各日本のレコード会社「音楽好き」を長期的視点で育成する、
という視点がここんとこ圧倒的に欠けていますので、いずれ「着うた」売上も近々で頭打ちです。
とすると、その後どうするの?というところで、各社まったく打ち手が見えないと。

課金だなんだと著作者の権利を振り回してもいいんだけど、そうやって強固な城壁を築いたまんま、
その内側でいずれ餓死するレコード会社がほとんどなんじゃねえの、という気がすごくするんだ。


■03/10

正直なところ、引越間近なんです。
当面、更新頻度落ちるしヴォリュームも減ると思うけど許して。
というか、俺はこれまでどれだけ無駄に物を溜め込んできたのか思い知った。

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いとうまい子結婚。
相田翔子と並ぶ、「悪魔に魂を売ったアイドル」が遂に片付いた。
そして、堀ちえみは当時よりむしろ今の方が可愛く見えるのはどうしたものか。
あと、広末も今が圧倒的に最強。ポケベルのCMとかYouTubeにあるわけですが、
今の彼女を見てしまうと、当時はもう小便臭くて見ていられない。

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郡山西口駅前広場にGReeeeN記念モニュメント建立

実質的に実体のないことがひとつの「売り」になっているグループを、
別の「実体」を作り上げて求心力にすることで行うプロモーション。
やはり何らかの物理的コアがないとやりにくいのでしょう。ジレンマ。

こういう形のグループを、一発屋的な「企画物」で終わらせずに
パーマネントに活動を続けさせることの難しさは多分尋常ではなく、
ユニバーサルは今、相当なチャレンジを繰り返しているんだと思う。
でも、これでどこまで行けるんだろう。


■03/08

広島出張などで異常にバタバタ。何のネタも繰れておりません。
とりあえず、広島カープの今シーズンから使用する新しいスタジアムの工事が
どうにもこうにも4/10には間に合わないんじゃないのかという状況だったこと、
岡山駅近くで見た東横インの支店の名前の小林製薬的センスに痺れたこと。

あと、広島市内で飲んだとき、越田の鉄板焼きの旨さに感動したことと、
流川商店街の横道入ったところにある「安さん」という小料理屋の、
料理の確かさとおかみさんの人情っぷりに惚れたことだけはお伝えして、
今日は終了。
つうかこの2店はマジで押さえたほうがいい。


■03/04

面ラホ初のアニメ主題歌、まさかの全話バージョン違い

かつては「全曲タイアップ希望」をネタにしていた彼らが、ついにガチのタイアップ。
しかも何だこの張り切りっぷりは。シングルはどういう形での収録になるんだろう。
しかし本当に、2007年のPerfumeとの対バン青山ライブ以降、Perfumeの1/20くらいの
規模で実にゆっくりと地道に盛り上がり続けているところは微妙に感慨深い。
ただ、次回のライブは地味にチケット取りにくくなるんだろうな。

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そうだ。例のDVD、2/20に購入希望締め切っていたんだった。
結果、265個。何か年初の衝撃的過ぎる数と比べると面白みのない数字ですが、
それでも合計収入は800万円足らず。叶姉妹のイメージに釣り合う会場押さえて、
百数十人分の飲食揃えたら、これどう考えても2会場で数百万いきますから、
収支的に考えれば本当はパーティーなんかやってる場合じゃないのですが、
購入者の声を見る限り、中止したら暴動が起きかねないのでやります。
たぶんスタッフ涙目です。絶対に食料は人数分オーダーはしませんので、
参加する皆さんは早めにお皿の列に並びましょう。

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で、こっちも結果出てからしばらく忘れて放置していましたが、結局青山テルマは
初登場1位、Lil'Bは2位という、順位的には立派な感じの結果になりました。
でも、重要なのは順位じゃない。売上枚数だ。投下した資本を回収できるかだ。

結果、青山テルマが2週分で69,000枚、Lil'Bは68,000枚。
どう考えても累積で10万行きません。これは大変にヤバいのではないでしょうか。
特にLil'B。シングル3枚あれだけテレビCMで大プロモーションしましたから、
その時点で相当な費用がかかっています。で、恐らくシングル単体ではなく、
このアルバムまで含めてトータルで収支を勘定する予定だったと思いますが、
これどうやったところで黒が出ているとは考えられない。

彼女たちはこんな形で負債を抱えて、この先どうやって生きていくんだろうか。
ああいう話題先行型で抜け切れなかった以上、大変な困難が待ち受けているでしょう。
ていうか、だからやっぱこういう商売、見た目は大切だと思った。

でも、2ちゃんのスレのタイトルが「【半人】 Lil'B(リルビー) 【半獣】」というのは、
しかも敢えて邦楽(ソロ女)板に立っているのは、剛速球過ぎて洒落になっていないよ。


■03/01

EXILEにJ Soul Brothers合流!14人体制で新たな出発
そのうちに"EXILEおとめ組"と"EXILEさくら組"に分かれてリリースするな。

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何かいまいち他のレコード会社は面白みに欠けるな。
挙げるとすれば以下くらいでしょうか。

■日本コロムビア
東証一部上場なのに、J-POP系の新譜は、古谷智志とたむらぱんとJABBERLOOPのみ。
これをどうやってしのぐかというと、まずは得意のアニメ・ゲーム系攻撃。
"THE IDOLM@STER"のボックスセットと"ストライクウィッチーズ"関連2種で手堅く。
さらにその名も"VOICE ACTOR"というコンピ盤をMale編、Female編それぞれ発売。
"侍戦隊シンケンジャー主題歌"という、意外にそこそこ稼げるブツもこのタイミングで。

でも、東証一部だからまだ足りない。それを必死の再発攻撃で埋めます。
まずは嫌な意味でナイスタイミングすぎるラウドネス関連。
ラウドネス名義7枚+高崎と樋口のソロ1枚ずつ。
次にミッシェル・ガン・エレファントもHQCDで再リリース。
つうか、"Gear Blues"とか特に、わざとガッシャガシャの音質で録音してるのに、
それをオリジナルマスターからHi Quality CD化って、正直意味がわからない。

■テイチク
3月発売は、J-POP関連ではアルバム1枚、シングル2枚と相変わらず地道ですが、
そのうちのシングル1枚だけは異常に気合いが入っています。
先のデビューシングルが、関係者一同が不思議がるほど売れた腐男塾です。
当然今回はリリース前から仕込みも万全に。メンバーが2名増量されたのをいいことに、
メンバー7名分、7種の初回盤を準備。通常盤と合わせて8種リリースでございます。
本当に今月、これだけに全社賭けているみたいで、大変に清々しい気持ちです。

■徳間ジャパン
Perfumeをとにかく押して頑張ってみる。

■ドリーミュージック
FUNKY MONKEY BABYSをとにかく押して頑張ってみる。

■日本クラウン
九州男をとにかく押して頑張ってみる。

つうか、POLYSTARやYAMAHAのように、3月のリリース自体をやめたところもあったり。
他の会社が必死になりますから、決算月じゃなかったり、株式公開していないのなら、
敢えてこの時期は喧嘩しないというのは、企業として正しい判断かもしれないです。


■02/28

V.A. / パンコレ -Voice Actresses' Legendary Punk Songs Collection-

とにかく桃井の"Sex And Violence"がヤバい。ヤバすぎる。
日本のカバー曲史上、最も異常な解釈を施した奇曲として俺は語り継ぐ。

正直、半分くらいはいかにも「パンクですよ」という解釈に声優の声を乗っけただけの、
当初企画を見たときに浮かんだイメージ通りの音で特に語るべきものではないのですが、
残りの半分は、いいとか悪いとか言う次元を超越した恐ろしい出来。

その"Sex And Violence"からいきなり始まって、戦慄と眩暈を覚えたかと思ったら、
この選曲は単に「ぎびっとぅみべいべー、あはんあはん」を声優ヴォイスでやりたかった
だけなんだろうなということが即座にわかり、かつその破壊力が異常な"Pretty Fly"、
壮大なエレクトロニカ仕立ての"Anarchy In The UK"、キラキラでディズニーみたいな"電撃バップ"、
何故か涙の卒業ソングみたいになっている"Smells Like Teen Spirit"。
やっぱりこういう完全に狂った企画には狂った曲が収録されています。

ということで、「カバー曲が好き」「気になっている」という馬鹿野郎は全員買うべき。
アニソン好きには何のこっちゃわからんし、パンク好きなら本気で怒らなきゃ嘘みたいな音。
買うことが想像できるのは、参加している声優のガチヲタ程度しか考えられないわけで。
要するにどこにもコアターゲットが存在していないという、ありえない企画なんです。
だったらお前らが買わなくて誰が買うんだ。とりあえず試聴しろ。


■02/25

ケミカルウォッシュが復活!? ジーンズ流行事情に大異変!

これは絶対、電通とか代理店の関係者たちが、建物の影から履いてる人間見て
「本当に履いてるでやんの」とか言いながら指差して笑ってるから気をつけろ。
3本線ジャージが流行ったときもきっとそうだったに違いない。
そしてこっちは失敗例。

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あとは面白みのあるところを適当につまみつつ。

■ポニーキャニオン
2年前までのこの時期は、上戸彩とw-inds.とLeadでやっつけていたポニキャニですが、
上戸彩が事実上音楽活動から足を洗い、Leadもいまいちぱっとしなくなりました。
ということで、ここんとこはむしろ初速だけはものすごいアジアの人たちを動員。
韓国のsg WANNA BE+がアルバム、John-Hoonとパク・ヨンハはDVD、
台湾の飛輪海はシングルと、所属してるそっち系の人たちほぼ総動員。
とはいっても、aikoとZEEBRAとアイドリング!!!はDVD、KREVAはシングル、
D-51はアルバム、w-inds.はシングルと、日本人でも使えそうな奴らは
だいたい出てきている状態です。

そして、EMIに続き、こちらでもTHE ALFEEの再発攻撃が炸裂。
こちとら所属期間が長いっすから、ただじゃ済ませない。
アルバム30枚、DVD14枚を3/18に一気に再発です。鬼です。
何せBEAT BOYSの2枚まで再発するからな。

■フォーライフ
長渕兄貴が去った後、もはや看板が皆無となったフォーライフ。
BENNIE K、DOUBLEという、ある程度稼ぎの読める連中は既に近々でベスト盤を
出してしまい、当面頼ることは難しい。というわけで御大登場。井上陽水です。
とはいっても、ほいほい新譜を作るような人ではございませんので当然再発。
旧譜15タイトルを3/25、SHM-CDで再発いたします。
ていうか、どうも会社のサイト経由で見る限り、3月のリリースこれだけ。
新譜一切なし。前代未聞。マジすか。大丈夫すか。


■02/24

メールでいただきました。
EXILE、リリースあるがな、ということで。
3/18に2枚組ライブDVD4,980円と、3/25に昨年の3枚のベスト盤のボックスセット12,000円。
ボックスセットとはいえ、単に各ベストのDVD付きのをリパッケージしただけのようなので、
これがどこまで売れるかは知りませんが、まあしっかりとした単価でございます。
つうことで、次。

■ソニー
2/18発売分、ユニコーン(Ki/oon)、UVERworld(SONY RECORDS)、BEAT CRUSADERS(DeFSTAR)と、
グループ各社でトップ争いをしているという、何だかいい感じのソニーグループではありますが、
何か今年は仕掛けを早めにしているようで、年度末最終週の3/25を待たずに
3/18発売分で概ね大商いは終了という感じのスケジュールで行ってます。

2/25はアンジェラ・アキのアルバムに、Tommy February & heavenlyのベスト盤、ラルクのDVD。
3/4はJUJUとチャットモンチーがアルバムを出し、YUKIがシングルとDVD同時発売。
3/11は上地雄輔のソロシングルとAqua Timez、ゴスペラーズのアルバム。
3/18にはHYDEのソロベストアルバムとジュディマリのトリビュートあたりで。
やっぱ何か微妙に前倒し感があります。
というか、再発盤やボックスのようにアリモノでのやっつけ仕事があまり見当たりません。
多少コンピ盤が多いかな、という程度。他よりましとはいえ、さして余裕があるわけでは
ないのに、これは一体どういうことか。

■EMI JAPAN
その点EMIはいい感じに必死です。
新譜としては、3/4にGLAYのシングル、3/11にRADWIMPSのアルバムと椎名林檎のDVD、
3/18に吉井和哉のアルバムというあたりを並べてきていますが、問題は再発の方。
まずALFEEは、3/4に2枚組シングル集を2種出したと思ったら、翌々週18日には
オリジナルアルバムのSHM-CD版とDVDを、合計16枚を一気に再発。
さらに3/4には小野リサ、3/11には高橋幸宏と鬼束ちひろのアルバムを再発、
3/18には氷室京介の過去作映像をDVD再発と、とにかく掘り出してきます。

洋楽では、John LenonやらSpice GirlsやらPeter GabrielやらEnigmaやら、
有名どころのベストアルバム13種を期間限定廉価盤でリリース。
なんかすごく相変わらずで、嬉しくなってきますね。


■02/22

今のところ、どう見ても優勝したNONSTYLEよりオードリーの方が
M-1以降の待遇がアップしていると思うのだが、何なんだろうか。
つうか、こんなことまで揚げ足取られている。これは相当酷い。
そして、締めの一文が何か無性に腹立たしい。誰だお前は。

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というわけで、ようやく年度末のリリース情報がほぼ出揃った感があります。
各社、数年前のようながっつきっぷりはありませんが、それでもやるところはやってます。
全社やるのはやめますが、さくっと数日かけて各社の状況を眺めてみることにします。

■エイベックス
東証一部上場にして3月決算ということで、やっぱり一番必死なのはこの会社。
今年はリリース数こそ無茶ではないものの、押さえるところは押さえてます。

まず、数が出るのは倖田來未。
3/4に倖田姉妹によるシングル"It's all Love!"をリリース。
つうかmisono自身のソロシングルが2/18、2/25と連続発売されるというのに、
多分そっちのプロモーションはほぼ放置されたまま、こっちを売ることになりそうです。
そして姉は3/25にも「コラボベスト」と「リミックス」のアルバムを2枚同時リリース。
とりあえずアリモノの素材で何とかやっつけようというあたりが非常に年度末っぽい。

次、浜崎あゆみ。
こちらは3/25にオリジナルニューアルバム"NEXT LEVEL"をリリースします。
以前にもネタにしたように、今回初めての試みであるUSBメモリータイプ6,800円とか、
最近のエイベックスにはありがちな増量パターン、2CD+DVD4,500円とか、その他にも
CD+DVD3,990円も出して、とにかく1人あたりの単価を上げるべく絶賛努力中。

3/25には最近ようやくユニークユーザ数も上向きになってきた感のある東方神起も
ニューアルバムをリリース。こちらは2CD+DVD、2CD、CDの3種発売なのですが、
ここは当然彼らはそれだけじゃ終わりません。
初回限定で「ジャケットサイズカード」を封入。6種ランダムです。
さらに購入特典は、TSUTAYA、新星堂、TOWER、HMV、レコチョクSHOPPING、
セブンイレブン、ローソン、サークルKサンクスで全部異なるものを準備。
相変わらず尻の毛をむしりにかかっております。

去年の年度末は"60s 70s 80s"が馬鹿売れして大いに貢献した安室奈美恵は、
今年もほぼ同時期3/18に両A面シングルをリリース。両曲とも本人出演CMで
ガンガンかかっていますので、これもまたそこそこは売れそうな感じです。

あとはBoAが3/18にアメリカデビュー盤とベスト盤を抱き合わせで単価上げて発売したり、
大塚愛は2/25にアルバムからシングルカット+ライブDVDでとりあえず回収を行ったり、
「相棒」の音源の権利を持っているのをいいことに、「杉下右京愛好クラシック作品集」
と銘打って3枚組という無駄にでかいボリュームと4,800円という価格で発売してみたり、
土屋アンナとAAAも、リミックスアルバムで効率よく収入を得ようとしてみたり。
復活Do As Infinityは既にDVD2種を2/18に発売済み。

と、ぼちぼち挙げていってみると、昨年死ぬほど働いたEXILEと、持田ソロ活動中のELT以外、
ビッグネームは結局概ね出動しているじゃないか。

で、ELT関連を確認してたらこんなもの見つけた。
伊藤一朗ソロサイト
ニュースの何もなさに涙が出た。いっくん頑張れよ。


■02/19

ナタリーが押しているJAPAN-狂撃-SPECIALがわからない。
横浜銀蝿のようにマスに打って出てマッチする層に確実に届かせようとすることもなく、
氣志團のようにサブカル的「何ちゃって」感を醸してファン層を拡大する工夫もなく、
このバンドの方針で、ナタリーという媒体を選んでくる意味がまったくもって謎。
そもそもソニーはどこを狙ってデビューさせたのかぜんぜんクリアじゃないというか、
「少年メリケンサック」的ニュアンスのところがターゲットなのだとすれば、
それはちょっと商いとしては範囲があんまり狭すぎるんじゃないかと思った。

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ユニコーン / シャンブル (Album)

そしてソニー今年最大級の大商い、ユニコーンの復活アルバム。
とにかく先行シングル"WAO!"が、「いかに民生色を抑えるか」みたいな曲だっただけに、
全員曲持ち寄り型、全員ヴォーカル持ち回り型のアルバムになることは予想の範囲内。
民生もソロとは差別化を図るだろうから、彼作曲分にコテコテにメロウ系の曲はなし、
したがって「すばらしい日々」的な名曲を期待していると多分スカされるだろう、
というあたりも概ね正解、という感じの、でも"SPRINGMAN"の次のアルバムがこれ、
と普通に言われても納得度の非常に高い、相変わらず全方位的にとっ散らかった
馬鹿みたいに「ユニコーン」なアルバム。
決して嫌いというわけじゃないんだけど、アルバムトータルとして「傑作だ!」とは
言いにくい出来なのも、非常に後期ユニコーンらしくて、むしろ好感を持った。

しかし、タイアップ付きの先行シングル+間髪入れずにフルアルバム、普通に全国ツアー、
大量のテレビ出演と、ここまで徹底してやり込んだ「再結成」は他に類を見ないというか、
これで、ぼちぼちやっていた他の再結成バンドは大層やりにくくなっただろうと思います。
いや、これで逆に発奮してBARBEE BOYSやFLYING KIDSが新譜作り出したりしたら、
それはそれで大変に嬉しいことなのですが。


■02/18

やっぱりこのカバー集は勇気を出して買うことにしようと思う。
だって一発目の選曲から狂っているんだもの。
"Sex and Violence"、聴いていただけばわかるとおり、それしか言うてない曲です。
これをどうすんねん、という時点で、恥よりも好奇心の方が勝ってしまいました。
でも店頭では買いません。買えません。アマゾンさんにお願いすることにします。



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メールで情報いただきまして、例の「レコチョク クラブ・フル」に
実際に行って様子を見てみたわけですが、本当だ、こりゃ酷い。
「クラブ」とは言ってもゴリゴリのそれは皆無、そのほとんどはジャパレゲとか、
ジャパニーズ・ヒップホップ、ジャパニーズ・R&B、という感じで日本のばっか。
正味、トップメニューは青山テルマとか傳田真央とかAIとかKREVAとか。
言ってみれば普通のレコチョクの普通のメニューからバンド系とアイドル系、
ニューミュージック直系の音を除いたらこうなった、程度のラインナップ。

ドラマ主題歌が馬鹿売れしたり、FMでパワープッシュ的な展開が始まったのが
ベストテン的に音楽を提供する番組が廃れたその後というのは偶然ではなく、
「何が売れているか」を知ることがアンテナをある程度高くしておかないと
わかりにくくなったのをいいことに、「露出が多ければ売れてるように見える」という
いわば錯覚を利用したプロモーションとしてそれらが発達したということでして。

そういう方針は、結局いまだにプロモーションの中心的位置を占めていますが、
当然のように着うたにも導入されています。要するに単純な話、トップページで
目立てば目立つほどよい、と。それが大量DLのきっかけになる。
その方針でもって、GReeeeNも青山テルマもきっかけを掴んで実際に売れたわけです。

だから、今回の「レコチョク クラブ・フル」オープンというのは、これリスナーに
便宜を図ったと言うよりは、トップページの拡大、つまりプロモーションの場を
拡大することが最大の目的なのではないかと、思うわけです。
通常のレコチョクのトップではAさんを売り、クラブ・フルではBさんを売る、
という形もできますし、レコチョクのグループサイトをジャックするような形で
あっちでもこっちでもCさんの曲がプッシュされていれば、これ一見すれば
めちゃめちゃ注目されているように見えますし。

そういう感じで、各社頑張っているのではないかと。
ただまあ、毎度言っていますように、着うたのヒットはなかなか
後には続かないもんで、そこをどうするのか、という点については
まだ各社、答えは出ていない模様です。


■02/16

着うた:上地ソロデビュー曲「ひまわり」が初登場1位
ジャケの半ば和風のテイスト含め、EXILEを脱退した清木場俊介と雰囲気的にカブる。
「これまでは本当の俺じゃないんだ! これこそが本当の俺だ! 俺!俺!俺!」的な。

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クラブミュージック専門「レコチョク クラブ・フル」オープン!
CD、アナログ等のパッケージメディアともっとも親和性が高いはずの
このジャンルも、ついにこういうことになってしまいました。

自分もまさにそうだったんだけど、何となくクラブミュージックを好きになり、
その手のCDやアナログ盤を買い込むうちに、徐々に本気度が上がっていき、
うっかり勢いで機材を一式買い揃えてDJの真似ごとを始めてしまい、
その流れでさらにプレイ用のアナログやCDを掘り返すようになり、
めでたく立派なレコード馬鹿に成長。もう戻れないや、というのが、
この手の音楽聴く人がハマっていくベタな流れ。

が、「着うた」がそういうジャンルにさえ介在するようになったとき、
果たしてそれは今後どのような変化を促すことになるんだろうか。

ライトユーザーがこれによって増えて、リスナーの裾野が広がり、その結果として、
アナログやDJ機材買い込むような人間が少しでも増えれば大変に素敵ですが、
逆に、自分でDJをやる気まではないけど、DJ MAYUMIのMIX CDとかをほどほどに
買っているような層が、これを機に一気にCD買わなくなっちゃうような気も。
正直、けっこうヤバい匂いがします。


■02/15

2/15まで日本青年館で開催していたBuono!のコンサートで、
終演後の追い出し曲にColdplayがかかっていたという話。
その判断をしたのが誰かは存じませんが、最高です。

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再結成絡みで大事MANブラザーズバンドのことを調べようとWikipediaに行ったら、
この項を見て、なんかものすごくやりきれない、悲しい気持ちになった。
少しは応援しようと思った。

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「ドラゴンクエスト」のダンスミックス・アルバムが3月4日にリリース
「6.レベルアップ」っていうのを聴きたくてたまらない。
あれだけで1曲成立かよ。どんだけExtended Mixなんだよ。


■02/13

Miss Mondayの"The Light"、この無節操な人の集めっぷりは何なんだと思ってたのですが、
彼女の今の所属がフォーライフだとわかって、何となく腑に落ちたような気になった。
長渕兄貴が去ってしまった今、本気でどこにも看板らしき人材のいないフォーライフが、
コネクションを頼って必死になった結果がこれ、と考えると非常に納得度高いのです。

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浜崎あゆみの新作「NEXT LEVEL」をUSBメモリで発売

造形の凝りっぷりを見て感心した。これはアリだな。
コアなファン向けのプレミアムとしては相当よくできた企画だと思います。
2GBで6,800円というのはぼったくりだ、という書き込みとかもあちこちで見かけますが、
コンサートとかで売っているグッズはどうよ、タオル2,500円とかはぼったくりじゃないのか、
という話ですし、別に彼女に限った話でなく概ね誰でもそれくらいのレベルだと思います。
要するに、そこに価値を見出す人間が買えばいいだけの話。

こういうのを「エイベッ糞」とか必死になって叩いている人は誰が好きなんだろうか、
ということは、時折考えたりしますし、ぜひそれを申告した上で叩いてほしいと
思ったりもします。

アルバム1枚で6,800円は高いと言ってる人は、Oasisの先日出たアルバムの
輸入価格1万円超の限定盤には、もっと声を大にして批判したことでしょう。

このような形態での発売に異を唱える人は、当然2007年の段階でThe White Stripesが
アルバムのUSBメモリ版を完全限定販売していたのも俄然納得いかないことでしょう。

今回の彼女のアルバムはCD,CD+DVD,2CD+DVD,USBの4形態発売ですが、
それを叩いている人は、きっとU2の新譜の5形態販売も叩くのでしょう。

うん、まあそういうことです。しかし、

>>楽曲はMP3形式で、ビデオはMPEG-4形式で収録し、Windows、Macintoshなどのパソコンで
>>再生できるほか、パソコンや対応のポータブルオーディオプレーヤーへのコピーも可能。
>>転送回数制限などは特に設けていない。


CCCDをいちばん張り切って導入していた会社が、5年たった今、
ここまで割り切ったということは、なかなかに感慨深いです。


■02/11

電車の中でDSはいいんだけど、「リズム天国」だけは
大変にウザいので是非ともやめていただきたい。

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Buono! / Buono! 2 (Album)

"ロッタラロッタラ"にすっかりヤられたり、その次のシングル"co・no・mi・chi"が
微妙にもっさりした出来だと思ったらつんく♂の作曲で妙に納得したりしながら、
出るのをかなり楽しみにしていたセカンドアルバム。
ファーストは悪くはないものの、"Internet Cupid"という失笑以外出てこない
ような曲が入っていたり、大プッシュするにはちょっと弱かったんだけど、
今回のは全編相当レベル高いです。アルバム通してガンガン聴けます。

とはいえ、最大の聴きどころはなんと言っても最終曲の"ゴール"でしょう。
アイドル楽曲でギターのストローク一本でここまで引っ張り続けるアレンジも
聴いたことないですが、ポイントは全くもってそこじゃない。
こんなご時世にColdplayの"Viva La Vida"を、これはギリギリアウトじゃないのか、
くらいのレベルでパクってきている。恐ろしいことに本気で本当にやっている。

そもそも、あのアレンジをアイドルに持ってこようという発想からして相当いかれてますが、
でもそれが結果として、曲にアイドルポップス史上稀に見るスケール感を与えてるんだから、
もう許すしかないじゃないか。ていうか、それを差し引いてメロと歌詞だけでも圧倒的名曲。
こういうのがアイドルポップスの醍醐味なんだ。
ジャンル決めずに適当に音楽聴いててよかったと心から思う。


■02/10

232個!
1月から考えたらすごいことになってると思うんだけど、ただ、初見でこの数を
見たとしたら、それでもやっぱりネタにしてしまいそうな程度なのが切ない。

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米グラミー賞、コールドプレイが最優秀楽曲賞など3冠
さあ、サトリアーニ先生のテンションがいよいよ上がってまいりました。

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トルネード竜巻、活動休止。寂しい。
曽我がサントラ仕事したり、名嘉がやけに緩いカバーオムニバスアルバム
ヴォーカル仕事してたりするのを目にするにつけ、ちょっとヤバいかなあ、
と思ってはいたのですが。

藤井章司氏、急逝。寂しい。
SMOKEY MEDICINE→一風堂という流れは、地味すぎるくらい地味だけど、
でもニューウェイブの前と後という感じで、何かかっこいい。
しかし一風堂、少なくとも今の日本では土屋昌巳より見岳章の方が
完全に格上っていうのは、当時から考えるとけっこう微妙です。
しかも、その評価を決定付けたのが美空ひばりっていうのも、
一風堂時代を翻って考えるとなかなかに趣深く感じます。


■02/08

前に、CDから配信に移行するに伴って、商業音楽が耐久消費財的性質から
一般消費財的性質に変容しつつある、という話をしたと思うんだけど、
レコード会社もあれだけ「600万ダウンロード!」とか煽ってるんだから
当然そういう意識はあり、ダウンロードをよりカジュアルな行為にする、
そういう方向性をある程度は志向してやっているものと思っていたんだけど、
前回の例の話を改めて読んで考えたら、実は全くそんなこと意識していないというか、
気付いていないというか、相変わらず耐久消費財的な課金方針でしか考えようと
していないことがよく理解できて、軽く絶望的な気持ちになった。

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で、LOFTのロマンポルシェ。の件。
550のキャパに600入っているとか掟さんは言ってたんだけど、そんなに
居住性は悪くないというか、絶対そんなに入ってない感じでスタート。

バニラビーンズ
「コンセプトは北欧」とか言いつつ、幕前の曲はSixpence None The Richerだから
ぜんぜん北欧じゃない。あいつらアメリカのしかも南部の暑苦しいところ出身。
しかしLOFTでサイリュームが振られているのを初めて見た。それだけで異常空間。
つうか彼女たちは、デビューから半年たたずに2人のうちの1人が脱退して、
直後にアイドリング!に加入してそれもすぐ辞めたという、本当に
わけがわからない状況で今の2人になったのですが、普通に仲よく
やっていけているようで安心した。

加護亜衣
1曲例の新曲を歌って、掟さんと少し絡んで、誕生日のお祝いして、
ちょっとトークして即終了。ものすごい客寄せパンダっぷりを発揮。
しかし他のアイドル2組と比較して、あの場慣れっぷりはさすがです。
まあ当然で、これまで何千人かの前でずっとやってきたわけだしね。
そもそも逆だ。何でお前は今LOFTのステージなんかに立っているんだ。

Ordinary Venus
会場入りしたとき、明らかに場違いなゴスロリっぽい女子とかが数名居て、
不思議に思っていたのですが、石井秀仁が出てきたときの歓声で理解。
多分Cali≠Gari時代からの追っかけなんだろうな。
で、それに比べてちゃーぽんの普通の格好っぷりに笑った。
つうか、ずっとあ〜ちゃんと姉妹なのにあんまり似てないよなあ、
と思ってたんだけど、笑ったときの口の開き方はそっくりだった。
初ライブということでえらく緊張していたようで、すごい勢いで
歌詞をすっ飛ばしてましたが、何か全部若さで許せる感じでした。

ロマンポルシェ。
実はちゃんとライブ見たの初めてなんだけど、予想通りすぎて笑った。
あのトーク技術のレベルの高さはすごいと思う。前3組の出番のときも
顔を出してインタビューみたいなことしてたんだけど、その「聞き手」
としてのスキルの高さにもいたく感心したし。
さすが10年間もあんな馬鹿みたいなこと続けているだけのことはあるなあ。
でも、本当に彼らもCDだけ聴いてちゃ絶対理解できないタイプだ。
観に来てよかったです。

さてLOFT、次はムーンライダーズ×相対性理論というめちゃくちゃな
対バンはぜひ観ておきたいところなんだけど、これはどうあがいても
チケットが取れないような気がする。


■02/06

ロマンポルシェ。っていうか、バニラビーンズとOrdinary Venusと加護亜衣見てきた。
詳細後日。

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録画も視聴率測定、テレビ音声で番組判別
いや、問題は再生時にCMが見られているかどうかだから、
番組が見られていることがわかっても意味ないだろ。

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20XX年モデルには乗らない、パソコンにも補償金を
私的録音録画補償金問題で権利者団体が声明


"Culture First"のサイトトップのこの不自然な文言が全てだと思った。

>いま、なにが必要か。なにが起こっているのか。

「初めに文化ありき」と言ったところで、何が起こっているか考えるのは、
何が(自分たちにとって)必要なのかを考えたその後ってことですよ。
そう考えるとこういうアウトプットになるのも非常に合点がいく。


■02/04

人気音楽グループリーダー逮捕=音楽事務所でコカイン所持
素で練マザファッカーの「メーン」の人じゃないか。
TBSは参考映像山ほど持っているはずなのに、何故かNEWS23では全然使ってなかった。
やっぱあれはあんまりふざけて見えるから、ニュースには不向きということだろうか。

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青山テルマ、"LOVE!〜THELMA LOVESONG COLLECTION〜"2/11発売
「そばにいるね」以降のシングルを全曲収録の9曲入りコレクションアルバム、と銘打ってますが。
シングル4曲、アルバム既発曲1曲、リミックス1曲、カバー1曲、オリジナルの新曲は2曲のみ。
何でこんなに中途半端なつくりなのかと、思うわけです。
つうか、彼女は昨年12月にもリミックスアルバム出しておりますし、正直なところ、
レコード会社側が賞味期限が近いことを見越した上で、切れてしまう前に
何とかもう1回商いを成立させておきたいから出した、としか思えない。
この「売り急ぎ感」は異常だもの。

5枚目のシングル「大っきらい、でもありがと」は、ドリカムの作詞作曲にして
これまでの作品が一度もベストテン入りしなかったことがない「あいのり」主題歌。
これ以上ない万全の体制で臨んだら、初登場14位、累積売上19,000枚。
もう何をやってもダメなものはダメ。

彼女の事例は、いろんな形で教訓を見出すことができます。

 1.知名度がなくても、プロモーションと口コミ次第で大ヒットに結び付けることが可能。
 2.「アンサー・ソング」と名乗ることで、さらなるヒットを作り出すことが可能。
 3.着うた先行で販売した場合、CDの売上は着うたダウンロード数の1割に満たない。
 4.着うた発のヒットの場合、それがアルバムの売上に結び付くとは限らない。
 5.1曲ヒットを出しても、それ以降少しでもサボるとすぐに売り上げは落ちる。
 6.しかも、従来のタイアップ的なプロモーションに移行しなければ厳しい。
 7.さらにそれもうまくいくとは限らない。
 8.一度顧客層に「終わった」烙印を押されると、CD以上にリカバリが難しい。

要するに、着うたに過度に依った新人プロモーションは非常にリスキーだということ。
彼女は、このCD→配信の過渡期にデータを集めるべく投下された刺客というか、
ある意味モルモット的な役割を果たさせられているような気がして少し不憫だ。


■02/03

D.OFFICEの社員、コカイン所持で逮捕
同レーベル所属の練マザファッカー、いろんな意味で大ピンチだメーン。

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北山たけし、将来は師匠・北島三郎と親子に?
何かすごいことになってきた。「信長の野望」のようだ。
つうか、そりゃジョージも事務所出て独立するわ。
でもこれで北山くんは浮気や離婚をした時点で業界から消されるという、
決して後戻りのできない、大変重たい宿命を背負うことになりました。
とりあえず、紅白から彼が消えて小金沢くんとか原田悠里が
出てくるようなことがあったら、いろいろと疑ってみよう。

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Violens / Violens (EP)

HMV立川店で試聴して即買い。とはいえ、一聴してヤられた、という感じではなく、
何とも言えない異様な違和感に無視できなくなってお買い上げという感じです。
ジャケットにも曲名以外ロクなクレジットないし、どこの誰だかわかんないんだけど。

例えて言うと、The Pale FountainsをMartin Hannettがプロデュースしたらこうなる、みたいな音。
薄暗くてどこかくぐもってるのに、何故かメロディは青臭く立っているという訳のわからなさ。
2曲目"Spectator & Pupil"なんかモロにそんな感じ。歌い出しのMichael Headっぷり含め。
それで4曲目"Violent Sensation Descends"には変なオルガン入ってさらに気持ち悪いし、
MySpace調べてEP未収録の"Lightning Lightning"という曲を聴いてみたら、
今度はこれがシューゲイザー+マンチェスターみたいな音になってるし、
日曜に1300円で買ったのに、アマゾン見たら中古盤プレミア付いてるし、
もうまったくもって何が何だかわからない。

"Spectator & Pupil" Video Clip



■02/01

考えてみたら、金曜日のミュージックステーションのユニコーン、
西川くんが「すばらしい日々」を人前で叩いたのって初めてだよね。

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CDTVでLil'Bの2人のツラ構えを初めて見て、心底たまげた。
これでは、アイドル的展開はどうやったって無理じゃないか。
つまり、今回「キミ歌3部作」がコケた時点でリカバリはほぼ不可能だってことです。
そういうリスクヘッジの効かない人材をこういう形でデビューさせちゃいけない。
というか、「キミに歌ったラブソング」以降、とんとチャート順位が上がらないのは、
プロモーションで安易に人前に出ていったせいじゃないか、とふと思った。

いや、悲しいけれど顔は大切だと思うんだ。
GOING UNDER GROUNDなんか、あれだけ名曲を量産しているのにアレだから。
松本がモデル体型のイケメンだったら今頃スターだろうな、と素で思う。

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昨日のテレ朝のスマステ生スペシャルは予想以上の見応え。
稲垣の仮面ライダーは「公式の仮面ライダー」ということで、ライダーのデザインから
オリジナルだし、キャストやCG全てにおいてのマジっぷり、レアっぷりがすごかった。
香取の欽どこも、黒子・グレ子含めて現状で現場に連れてこれる人間を全員連れてきて
(倉沢淳美は豪州在住、真屋順子は車椅子なので無理)、ものすごい力の入れっぷり。

何よりもデビュー前の映像では、編集さんの頑張りにより可能な限り森くんの姿を排除し、
デビュー前とかの、子役を使った再現VTRではハナから5人組ということにしておいたり、
いろいろ努力の跡が伺えたにもかかわらず、キムタクが勝手に森くんのハイキックの話で
盛り上がり、いつの間にか彼のG1優勝の話になっていたのが感動的に素晴らしかった。
あそこまでテレビでおおっぴらに森くんの話をしたのって初めてじゃないか。

その後、あまり引っ張るのもマズいと思ったか、香取が稲垣ネタに
振ってきれいにオチを付けて場を収めていたのも素晴らしい。
なんかすごいいい瞬間を見た。


■01/31

加護ちゃんと先日噂になった水元秀二郎のプロフィール

>>長所:女にもてる
>>短所:別れるのが早い


■01/29

まりのちゃん続報
メールでも続々情報いただいておりますが、彼女は元インディーズアイドルで
アキバで制服でビラ撒きしてたとか、インディーズ映画に主演してたとか、
いろいろとガチな前歴が露わになりつつあります。
あんまり露わになっても彼女の将来に不穏な影を落としかねないし、
これまでに妄想してきた様々なドラマの前提が崩れかねないので、
僕はここらで見なかったことにするよ。

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Hi-Prix、CMで話題の詩音くんと銀蝿カバーでコラボ

詩音がまた増えた。
ていうか、それよりもだんだんこのHi-Prixちゃんたちがものすごく不憫になってきた。
デビューは非常にアレな出来の「太陽にほえろ」サンプリングのラップだったし、今回もこれ。
本人達自身以外のところで無理くりネタ持ってこないとCDを発売することもできないくらい
話題性のない子たちなら、そもそもデビューなんかさせちゃいけないと思うんだ。
でもこれつまり、結局は何よりも先にデビューありきの、何らかのコネクション
絡みによるものであろう、という予想も何となくしてしまうわけなんですけどね。

---

131個!っていうか、締切は本来は本日1/29の13:00だったはずなのですが、
申込数がここに来て伸びているのを見てか、急に締切を2/20まで再延長。
まだやる気です。まだ勝つ気です。このしぶとさは好きだ。
でも、この伸びはあちこちの著名ブログがおもしろがって掲載した結果であり、
もううちくらいしか継続して追ってないから、これ以上の伸びは期待できない。
それでも戦い続けるのかっていうか、2/20に今度こそ締め切ったとして、
3/5にスタッフロール入れてリリースできるのか。
「購入した人の声」を見る限り、購入者のパーティーへの期待値はMAX。
これをなかったことにすることは最早できない状況となりつつある中、
どこまで中の人たちは突っ張り続けられるのか。見ものです。


■01/27

ミス日本まりのちゃん別報

科学部だけじゃない。アニヲタだぞ、お前ら。カラオケで「キラッ☆」とかやるんだぞ。
しかし、高校の科学部童貞男子部員達は、日々どんな気持ちで彼女と接しているのだろうか。
部活の集まりで時折アニメトークなど交わしつつ、でも本気で彼女のことが好きだ、
という奴もきっといるはずだ。そいつには心から同情したいと思う。

同じ地味文化部所属の同級生の女子に、打ち明けることもできない恋心を
ただつのらせているうちに、気付いたらその子がミス日本になっていた。


こんな途方もなくスケールのでかい絶望、他にそうはないもの。

都内だし女子高の可能性も多分にありますが、それだと
ストーリーとして面白くないので積極的に無視します。

---

サカナクション / シンシロ (Album)

これまでの彼らの、客観的で冷静な音作りに惚れていた身としては、
シングル"セントレイ"の類を見ないアッパーっぷりには非常に困惑し、
正直、多少の迷いも込みでアルバムを手に取ったわけですが。

ほどよくキャッチーさを増したメロ、これまで以上にメリハリを強調した構成、
間違いなく「たくさんの人に聴かれること」を意識した音になっています。
きちんとしたメジャーレーベルから出すわけですから当然と言えば当然。

ただ、今回のアルバムの素晴らしいところは、あくまでもマイナーチェンジで
その域にまで持っていったこと。気になったアッパーさ加減も、あくまでも
「今回新たに見せた表情のひとつ」の域で実に効果的に使われていて、
逆に「引き」の部分で聴かせるところもあったりして。
トータルとして、バンドとしてのレンジを拡大しつつ、質感的には
前作から違和感のないところにきれいに落とし込んでます。
きっちりとわかりやすく「成長」が見えるアルバムだと思いました。

ただ、今後このままの延長線を狙っていたら先がしんどくなるだろうし、
かといって、嬉々として再生産するタイプのバンドでもないだろうし。
むしろ問題はこの次だな。
MySpace


■01/26

日曜は面影ラッキーホールのライブ。
またうまくなってたっていうか、ドラムがビブラストーンの横銭さん。
バッタもんが本物連れてきてどうするんだって話だ。
強制コール&レスポンスは「小向美奈子」でした。

---

ミス日本に初の平成生まれ誕生、17歳の宮田麻里乃さんがグランプリ

17歳にしてこの顔の出来上がりっぷり。
あれだ、国民的美少女コンテストで小田茜を初めて見た時の気持ちに近い。

ただ、彼女のブログの最初の投稿の自己紹介が大変素敵。
コンテストも終了し、今後消滅する可能性もあるので、
今のうちに本文をここにサルベージしておく。

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初めての日記なので、簡単に自己紹介をさせて頂きます☆
私は17歳の高校2年生、科学部部代表です。図書委員も務めています。
好きな生き物はカエルとカモノハシ、食べ物はゴマ豆腐、映画はゴッドファーザーです♪
カモノハシは、オーストラリアに行ったときに野生のが浮いているのを見て感激したからです。

“麻里乃”という名前の由来は、生まれたのが北海道なので阿寒湖のマリモからとったそうです。
天然記念物級の人間になってほしいという両親の願いからこの名前がつきました。

頑張って立派な人間になりたいと思いますo(^−^)o
これから時々更新していこうと思っていますので、よろしくお願いします!
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そこはかとなく、しかし確実におかしな空気が文章全体に漂っています。
特に重要なポイントは
「科学部部代表」
「好きな生き物はカエルとカモノハシ」
「天然記念物級の人間になってほしいという両親の願い」
というあたりでしょうか。

この子は絶対いい子だよ。ファンになった。
ただ、たぶん親は近所でも評判の変人だと思う。


■01/24

ロマンポルシェのライブのチケットが届いた。
ロフトとはいえ、加護亜衣出演発表後の申込みで整理番号2桁。
いろんな意味で各方面に対して心配になってくる。

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小向美奈子 / DOUBLE WIND
解雇のときはまったくプレミア付いていなかったのに、
今見たらけっこうな値段になっていました。

ネットでは彼女の今後の行く先は、もう芸能人限定AVメーカーMUTEKIしかない、
みたいな話になってますが、もし本当に出たとしたら馬鹿売れするだろうな。
今までのメンツとは知名度がまるで違います。
というか、そもそもこれまでの「おまえ誰だよ」的なメンツがメインの
ラインナップでも、MUTEKIけっこう売れているという話を聞きますし。

MUTEKIの、「芸能人がAVに出る」という前提で出演者名の発表前にそのヒントを出し、
毎月決まった日に名前を発表する、という形の展開は、発表後に「お前誰だよ」と
言わせるところまで含めて、すべての音響・映像系メーカーの中でも断トツで
最も成功しているバイラル・マーケティングだと思います。

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明日は面影ラッキーホールのライブに行って飲んだくれて帰ってくると思います。
しかし、面影観て、その次に観るのはロマンポルシェ。って、それはちょっとどうだ。


■01/21

いた! ていうかメールで教えてもらった!
藤井フミヤがポニーキャニオンからソニーへの移籍組です。
なんかすごいイレギュラーな事例ってことになるんだけど、社員の中に
すげえ彼のことを好きな人がいたんじゃないか、という気がしてくる。

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2008年 私のBEST BUYに参加しました。

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思い付きと勢いのみで、今さっきこれのチケットを取ってしまった。
あくまでも、Ordinary Venus目的ということにしておいてください。
また報告します。

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U2の新曲、えらくシングル向きじゃなさげなのを最初に持ってきたね。
もしかしてアルバム全編こんな調子なのだろうか。かっこいいんだけど、微妙だ。



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98個! ついに大台目前。
目標と3桁も違ったのが間もなく2桁違うだけになります!
DVDは正直誰も望んでないと思うんですが、でも確かにパーティーの特典は魅力的。
これに誘われて、勢いでつい買っちゃうという人が結構いるのだと思います。
だって、例えばソウル3日間焼肉の旅29,800円とこっちだったらどっちを選ぶか。
普通に考えたらこっち選ぶよ、間違いなく。
日本でも屈指の珍しい生き物を間近で観察できるチャンスですから。

ちなみに、販促担当の方も何もしてないわけじゃありません。地道にやってます。
GYAOで1/9から第1話を期間限定配信始めています。地道すぎて泣けてきた。


■01/19

メールでご指摘いただきました。
矢野顕子は現在ヤマハ。MONDO GROSSOは現在エイベックス(Rhythmzone)です。
突っ込んで調べられてませんでした、ごめんなさい。
つうことは、今在籍してる人間で移籍組皆無かよ。何なんだソニー。

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サスケ解散。
ブレーンだった西脇唯との不和が全てだったね…。
結局、最終的に誰も得してない。何だったんだあれ。

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曲単体での2008年ベストは、いろいろ差し置いて結局Buono!の"ロッタラロッタラ"
「ハロプロ楽曲大賞」に張り切って参加するほどハロプロ全体は聴き込んでないのですが、
でもこの曲は、本当にアイドルポップスのお手本のような名曲だと思いました。
フィフティーズ、モータウン、70年代ロック(というか、タイトル通りツェッペリン)を
凄まじい勢いで混ぜ込んだ挙句に、その流れとは一切関係なく、清々しく突き抜けていく
疾走感だらけのサビメロ。このツボの押さえっぷりは見事としか言いようがありません。
この曲に感動してようやくメンバーの名前をきちんと覚えようという気持ちが芽生え、
晴れて3人の個体識別ができるようになりました。今年の夏で39歳になります。



ハロプロだったら、Milky Wayの"タンタンターン!" も出色。
純粋に、恐ろしく高レベルのメロディーだから。
久住小春の声って、アッパーな曲ではキンキンしすぎて少し苦手なのですが、
こういうミディアム気味の曲では、むしろいい感じに響きます。
でも3人の中では黄色の子がいちばん可愛いと思います。
吉川友。今調べた。覚えたよ。



2008年のベストカバー曲は、仲間内の狭いところで一時話題騒然、小泉今日子のアルバム
「Nice Middle」 収録の、Tokyo No.1 Soul Setのカバー、"Innocent Love"で決定です。
いや、あまりにもずっぱまり過ぎるんで、これハナから彼女のために書き下ろしてみたものの、
出来が良かったので先に自分らでやってみただけちゃうんかという気が大変にするのですが。
元曲のリリースが今年3月で小泉今日子の方が11月。で、別のアルバム収録曲を
サマソニで既に披露していたりしますから、可能性は多分にある、と思います。



■01/18

ユニコーン、5/19武道館奪取成功。
"WAO!"が、曲もPVもあんまり昔の彼らのまんまでクラクラきた。


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やっぱ見るからにレーベル移籍が多いなと思って、ちょっとここ半年ぐらいの分を拾ってみた。
月はニュースリリースがあったか新レーベルからの発売告知があったタイミング。

07月 TRICERATOPS:Victor→avex trax(tearbridge)
07月 SHAKALABBITS:EMI(XTRALARGE)→COLUMBIA(SONIC BANG)
07月 中塚武:Victor→Universal(Universal J)
07月 馬場俊英:FORLIFE→Warner Music
08月 AKB48:SME(DeFSTAR)→KING
08月 勝手にしやがれ:SONY(Epic)→avex trax(tearbridge)
09月 DJ OZMA:EMI→avex trax
09月 小柳ゆき:Warner Music→Universal(NAYUTA WAVE)
09月 COLDFEET:SME(Sony Music Associated)→Columbia
11月 安良城紅(BENI):avex trax→Universal(NAYUTA WAVE)
12月 Leyona:Victor→avex trax(Cutting Edge)
12月 レミオロメン:Victor(SPEEDSTAR)→avex trax(OORONG RECORDS)
01月 MINMI:Victor→Universal(Far Eastern Tribe)
01月 清木場俊介:avex trax(Rhythmzone)→Victor(SPEEDSTAR)
01月 長渕剛:FORLIFE→Universal(NAYUTA WAVE)
01月 ハナレグミ:EMI→Victor(SPEEDSTAR)
01月 玉置成実:SME(SONY)→Universal(Universal J)

これ、移籍することができずにそのままクビになってる人もいるはずですから、
ただこれを見て結論は出せませんが、それでも何となく傾向が見えてきますね。

まず、Victorの転出超過っぷり。サザン亡き後、身の丈に合った規模での
運用をするべく、多少整理しようという意図でもあるのでしょうか。
あと、すごい勢いで引き受けているのはUniversal。
青山テルマのヒットは一過性のものだったし、余裕があるとは思えないのですが。
それにしても、NAYUTAWAVEはこれ、Universalからの独立を狙っているのだろうか。

バンド系をかき集めている感のあるエイベックスですが、前々からエイベックスは
「ああいう音」だけでない、普通のレーベルになりたくて仕方がないようですので、
今回の動きは非常に納得度高いです。
YMOが所属しているcommmonsも、エイベックス傘下ですし、70年代フォークの
URCレーベル音源の権利も、エイベックスが買い取って発売してます。
そういう「普通」の音が欲しくてたまらないわけです。
というか、所謂エイベックス商法がもはや限界に近い状態だということは、
誰に言われるまでもなく、本人たちが一番わかっているんだと思います。
今回レミオロメンのOORONG RECORDSの場合は、矢井田瞳が所属していた青空レコードが
エイベックスに完全販売委託したのとほぼ同じ形だと思っていいんじゃないでしょうか。

あと、ふと思って調べてみて驚いたのがソニー。
ここって、外に出て行くことはあっても、他社からの移籍というものがほとんどありません。
キャロルからソロに移行するにあたっての矢沢永吉、同じく安全地帯からソロに
移行するにあたっての玉置浩二(その後再結成時には安全地帯もソニー所属に)、
とか、移籍するにしてもだいたいの場合は何らかのエクスキューズが付いていて、
普通に移籍して今現在所属している人って、矢野顕子とMONDO GROSSOだけのはず。
過去に在籍していた人でも、調べた限りピチカート・ファイブと原田知世くらい。
異様に少ない。五輪真弓と浜田省吾なんてもう30年以上ずっとソニーですよ。
なんかそこらへん、風土というものがあるんでしょうね。


■01/15

何か移籍のニュースが多いっすね。
レミオロメンもビクターからエイベックスに移籍です。
事務所が自己レーベル立ち上げて、エイベックスの傘下に入った形ですが。
ああ、My Little Lover移籍でコネクションつながったのね、とか思いつつ。

で、移籍するとほぼ間違いなく前レーベルがベストアルバム出します。
レミオロメンも3/9という、ベタな日にベストアルバム発売というニュースが流れて、
「ああ、最後にビクター大儲けだなあ」と思いつつ公式サイト見たらビビった。
レコード番号AVCO-36010って、あんたそれエイベックスの番号ですがな。
つまり音源の権利は全部事務所側が保持してて、移籍した途端にビクターから完全撤収。
それってあんまりじゃないかって、少し思った。ビクター涙目だろうなあ。

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2008年の10枚。後半。

Perfume / GAME
何で売れたのかとか、キャラクターがどうとかは、だんだんどうでもよくなってきた。
テクノポップという文脈で見た場合、ここまでアルバム通してポップでキャッチーな音源は稀有。
アイドル歌謡の文脈で見た場合、ここまで一貫した音楽性を通して完成度の高いアルバムは稀有。
どちらにせよ、これまでになかったレベルのアルバムであることは間違いないわけで。
だから、テクノポップとアイドル歌謡が大好きな人間にとっては天国みたいな音なんです。
それでいい。それだけでいい。


滝沢乃南 / PEACH
ミュージシャン仲間が集まり、一人のアイドルをテーマにして好き放題かつ真摯に作ったら、
今のアイドルミュージックを突き詰めたところにある音になった、その結果。
シングルが先行することなく、アルバムというフォーマットだけを考えて作れたと
いう環境も大きくプラスに働いたのでしょう、全体としてのバランスも抜群。
じきに廃盤になるのだろうけど、後年「隠れた名盤」として紹介されるべき完成度。
本音を言えば馬鹿売れしてほしかったんだけど。


Cutie Pai / Cutie MANIA
つうことで、今年はアイドルものが豊作。こいつら純粋にアイドルと呼んでいいのか迷うけど。
アイドル的世界観をそれこそ全身全霊を賭けてトレースし続けた結果の、凄まじい完成度。
というか、音的には多分にアイドルの範疇をはみ出ているんだけど、彼女たちの
半端ない気合いでもって無理やりアイドルポップスとして成立させている。
アイドルポップスを音楽として死ぬほど愛してないとできないよ、これは。
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フジファブリック / TEENAGER
アルバム前に出てたシングルがいちいち感心するくらいの出来だったので、間違いない
ことを確信しつつ買ったら、その期待値を軽く超えていったので、もう笑うしかない。
ここまで音楽的なフットワークの軽いバンドって、ユニコーン以来だと思う。
バンドという枠もシカトしかねない自由度でもってやりたい放題やってるんだけど、
きっちりポップスとしてのストライクゾーンにハマっている。
しかも曲がったり落ちたりストレートだったり、球種の豊富さも異常。
いやあ、これはすげえなあ、ユニコーンもういらねえなあ、とか
思っていたら、ユニコーン再結成して笑った。いや、それはそれ。


サカナクション / NIGHT FISHING
「踊れるロック」だとかもういいんだ。どれだけアドレナリン出させたら勝ち、
みたいな、アッパーソング競争みたいなのにはもう参加する気にもなれない。
だから逆に彼らのどっか冷静な、客観的な音にすごく惹かれるのかもしれない。
「クラブサウンド+バンド」的な音という部分は比較的どうでもよくて、
凄まじく客観的にコントロールされたクールな音だという部分こそが肝。
だから新曲「セントレイ」のアッパーさにはちょっと戸惑った。
次のアルバム、ついていけるのだろうか。今少し心配になっている。
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■01/14

深田恭子の『ヤッターマン』ドロンジョ姿を初公開!
予想以上にきちんとしていて驚いたが、予想以上にエロくないのでガッカリだ。
あとは爆発してボロくなったときとお風呂シーンしか期待できない。

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2008年の10枚。珍しく邦楽の方が多かった。洋楽3枚、邦楽7枚。
まず前半、洋楽を含む5枚。


Vampire Weekend / Vampire Weekend
2008年の洋楽は、自分がキャッチできた範囲では、これまで自分が洋楽に求めていた、
「これまでになかった音」的な世界観を提示してくれるバンドが非常に少なくて、
その結果珍しく邦楽偏重の結果になってるわけですが。

でも、The Raptureあたりから始まった、ニューレイヴ的な音の流行経由で拡大して
きたあの手の音も、何年かたった今となっては新しく出てきたバンドももう何となく
「他のバンドとは違うんですよ、ほら、ここらへんが少し違うでしょ」
というレベルでしか差異が認められなくなり、そんなんだったらもういいや、
という気持ちにもなるわけで。

そんな中、圧倒的に「これまでになかった音」だったのがこいつら。
それも、構えたり大仰に音を鳴らした結果じゃなくて、馬鹿に聴こえるくらい軽やかに。
ルーツはいくつも見え隠れしているが、でもそういうふうに組み立てるのは無茶だろう、
でも結果として面白くなってるから許す、みたいな曲が全11曲。楽しい。
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Sambassadeur / Migration
ネオアコとエレポップの間を漂うようなアレンジとメロディ。もう大好きだ。
この手の、エレクトロニカ経由で再度ギターポップに戻っていくその途上に
あるようなタイプの音に、自分が非常に弱いということがよくわかりました。
いや、最近この手の音は北欧とか中心にけっこうたくさん出てきてるんですが、
ほのかに感じられるエモーショナルさと、アレンジのいい頃合のベタさ加減が
これ、ちょうどよかったので。
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Grand Archives / The Grand Archives
1曲目"Torn Blue Foam Couch"のあんまりな美しさだけでOK。
ぶっちゃけ60年代フォークやソフトロックに通じる音ではあるんだけど、正直そこらの
音は根性入れて聴いたことがなく、でもそのおかげで非常に新鮮な気持ちで聴けました。
それでも、エッジを立てるべき部分は立て、きちんと今の音として成立させているので、
ただ懐古主義に走っているようには聴こえない。このアレンジの妙はすげえです。
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面影ラッキーホール / Whydunit?
8年前と全く変わらない、みっともなくて臭くて醜い、汚物みたいな歌の数々。
でも、だからこそこの「他との替えのきかなさ」は図抜けています。
人間すべからく、愛したり恋したり明日を夢見たりありのままの自分でいたりしていても、
その合間に小便したりうんこしたり射精したり、酔っ払ったらゲロのひとつも吐くわけで。
当然なことのはずなのですが、しかし厳然と存在するJ-POP界の著しい不均衡。
その圧倒的に足りていない片方を、日本で唯一背負って立っているのが彼らなわけです。
今更ベストでもないとは思ったんだけど、でもやっぱり愛さずにいられない。


たむらぱん / ブタベスト
結局アルバム以降に出たシングルも全買いしてしまいました。それくらいハマった。
異常にキャッチーなのに一筋縄ではいかない、独特すぎる節回しや構成が、
一度ツボに入ったらもうやめられない。
自分の中では、種ともこやさねよしいさ子に続く「気がふれたような才気」の系譜。
多分、彼女が死ぬか引退するかまで追い続けることになると思います。
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■01/12

昨日サボりました。今日週1分も更新。

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78個になってる!
なんか1/3に紹介した後、大きいニュース系サイトでも取り上げてたみたいなんですけど、
これって10月から予約開始して約100日。それで70個しか売れていなかったものが、
たかだか数個のサイトで紹介されたら、1週間で売上の1割以上を上乗せって、
いったいお前ら、これまでどんなプロモーションをしてたんだよって話です。

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相対性理論 / ハイファイ新書 (Album)

1回聴いたら、こうやって書いている最中含め、四六時中頭の中を
「さわやか会社員」のサビがグリグリ回っていてどうしたものか。

"夏の黄金比"のイントロがまんまThe Smithsだったりとか、前作には色濃く存在していた
UKギターバンドスタイルへの憧憬はすっかり薄れ、バンドとしてのダイナミズムは失われました。
それに合わせて、ただでさえ一本調子だったヴォーカルもより一層平板に。
でも、普通のバンドじゃありえないんだけど、その結果全てがいい方向に作用してる。
他の要素が排除された結果、完全に歌詞とメロの異常な世界観の独断場と化し、
もうえらいことになっている。

彼らのこの歌詞とメロのノリ、どこかで一度体験したことがあったような
気がしてたんだけど、今回剥き出しになってようやく気付いた、人生だ。
「僕の名前はにこちんちん」とか「あんた一体何人」「ポルトガル人」とかの
どうしようもない言葉の数々が、メロディやリズムにのった時の破壊力。
大笑いしながら、でも頭にこびりついて離れない、音楽としての力。
間違いなく同質のセンスです。

結局この後卓球は、「言葉」と「スタイル」の二者択一でスタイルを選ぶことになるわけですが、
相対性理論は今回のアルバムで確実に「言葉」を選びました。
これから先、今まで日本のどのバンドも通ったことのない道を進むことになります。
これは見届けざるを得ないじゃないですか。

で、オリコンデイリー4位って何だこれ。
どこがそんなに押してるんだ。スペシャ? ロッキンオン?
調べようと思ってロッキンオンジャパンのサイト行ったら、夏から放置されていた。
RO69か何かよく知らないけど、そもそもの基本がグダグダです。


■01/09

75個になってる!
男気のある輩が続々と登場。これ以上増えると俺の貞操が
危うくなりそうなので、やっぱり掘らなくていいです。

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わかってはいるつもりなんだけど、でも妻夫木が巨大な「愛」の兜を
かぶったまんまマジ芝居すると想像するだけで、やっぱり何か笑える。

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カバーアルバムもこれだけいろいろ出てくると、企画が徐々にキツくなっているようです。
最初のうちは適当に有名な曲をボッサかレゲエかスカでカバーすればよかったんだけど、
そのうちにだんだん選曲にもいろいろテーマ性が求められるようになってまいりまして。
多分、「カバー集を出します」だけでは企画書が通りにくくなってきたんだと思います。

1.曲のタイプによる選別
V.A. / Rock for Baby(童謡系)
COVER LOVERS PROJECT / THE BEST OF BOSSA COVERS〜青春ポップ

2.性別の逆転(男が女、女が男の曲をカバー)
徳永英明 / VOCALIST
本多ルル / 初心
Eric Martin / MR. VOCALIST

3.季節の歌
V.A. / アーバン・チューンズ(冬・クリスマス)
eLEQUTE / Q;uriosity~Digital Summer Love Collection(夏)
キンモクセイ / さくら(春)

で、ここらへんもそろそろ飽和してきたと思ったら、最近はこんなのが。
ものすごいヒネり出し感です。
Dew / 花図鑑 別冊
V.A. / Juicy Fruits

もう何だか皆さん大変必死で泣けてきますが、
まあ、適当に頑張れよ。


■01/07

73個になってる!
誰か3人がこの数日で30,000円払う覚悟を決めたということじゃないか。
男気の塊のような人たちだ。かっこいい。惚れた。掘られてもいい。

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小倉優子、詐欺に利用され「怒りんこ」

>>私が中途半端なタレントだから、こういう詐欺に使われるのかな。
>>きっと宮崎あおいちゃんだとリアリティーがない。
>>申し訳ない気持ちです。

>>困りんこ、怒りんこ!


この冷静かつツボを押さえ切った言動は何だろう。
どれだけ自分の立ち位置を理解しているんだ。
すばらしすぎる。心を打たれた。掘られてもいい。

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年末年始のオリコン、決着付きました。

1位:いきものがかり
2位:EXILE
3位:GIRL NEXT DOOR

オリコンの集計に間に合うタイミングで品出しできるよう、mu-moで特別配送体制を敷いたり
正月から例のイベントのメッカ、ラゾーナ川崎でけっこうな規模のイベントぶち込んだりと、
様々な策を尽くした結果、粘るミスチルをハナの差でかわしたガルネクが、
何とか3位にすべり込みました。

さらに、ここに来てヴォーカルの千紗がドラマ出演決定
これまでのエイベックス勢にはなかった展開ですが、
歌だけでは世の中思うようには動かないと見るや、
次の手を打ってくるところは凄いです。

さすがにフジや日テレのゴールデンタイムにねじ込むことはかなわず、
テレ朝の23時台ですが、「TRICK」とかの枠ですからそれでも上々。
しかもクレジット的には主演の大野の次
いやこれ、本気で彼女をスターにするつもりです。

残念なのは主題歌枠を嵐に持っていかれた点くらいでしょうか。
さすがにそこのヒエラルキーに割って入ることは不可能だった模様。

あとは、蓋を開けてみたらものすごく演技の方が大変に残念で、
見るたびにドキドキする、みたいなオチが来ると最強なのですが、
恐らく実に可もなく不可もなくこなしてしまうのだろうな。
そう思ってはいても、何かを期待してきっと第1回を見てしまう。
俺もきっとエイベックスに踊らされている。


■01/04

H.I.S.海外旅行2009年初夢フェスタ
これ、浅尾美和だったんだね。彼女に何が起こったんだ。怖い、怖いよ。
つうかこんなにしちゃって、彼女を起用した意味がどこにあるのかわからない。

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正月のヒマ需要を確保すべく、NEXONが「メイプルストーリー」のCMをガンガン投下してますが、
これ、「仕事をぶっちぎってネットゲームに興じる」という、廃人チックな状況を髣髴と
させるヤバいシチュエーションじゃないですか。いいのか。自ら認めちゃっていいのか。

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パフュームは2008年、明らかにピークを迎えたわけで。
"Dream Fighter"の売上は96,000枚。前作の"love the world"の138,000枚を大きく下回り、
ここまで続いてきた拡大路線は途絶え、従来路線を継続するのであれば、今後大きな伸びは
期待できず、いかに囲い込んだファンを離さずに延命していくかの勝負にしかなりません。

ここまで大きなタイアップにはほとんど頼らずにきたのが彼女たちの強みですが、
テコ入れをするとすれば、既存の方法論で行けばタイアップくらいしか手はなく。
しかし、大きなタイアップになればなるほど、詞から曲調からクライアント経由の縛りは
きつくなるわけで、そんな状況を、中田ヤスタカが受け入れるかどうか。

というか、これまでの彼は、インタビュー等読む限り、様々な制限をほとんど
受けず自由にやれる環境を、アミューズと徳間ジャパンに与えらてきたわけで、
そしてそれが彼女たちのアイデンティティ確立に大きく寄与し、結果として
ブレイクを導いたことは間違いなく。

つまり、「これまでの売れた要因」と「ここから先の売り方」には矛盾とも言える
壁があり、その命題に対して、スタッフは答えを出す必要に迫られるわけです。

とりあえず今年、何らかの変化があることは間違いないでしょう。
それが吉と出るか凶と出るか、受け入れられるレベルの変化かそうじゃないか、
それはわからないけど、ただ、スタッフもプロとしての自覚があるのであれば、
このままシュリンクしていくのを眺めてるだけ、なんてことはないだろうから。
問題は、何がどっちの方向へ行くのか。


■01/03

ユニコーン、東京は武道館という噂ですが、ものすごい取り合いになるのだろうな。
争奪戦、参戦するしかないわけですが、取れる気がまったくしない。

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以前ネタにした、叶姉妹をモデルにしたCGアニメDVDの件。
申込数が1500本に満たない場合30,000円ですが、1500本を越えて申込数が増えるほど
段階的に販売価格が下がっていく「ギャザリングシステム」という販売方法を導入。
先着500人はパーティーに招待とか、購入者クレジットがエンドロールに入るとか、
先着順に入手できるいろんな特典もてんこ盛りで、10月から予約開始。

そして、現在の申込数がこちら70個

やっちまった。まさに桁違いだ。
ここまで盛大にやらかしているのを見たのは久しぶりで、何だかワクワクしてくる。
リンク先のいろんな謳い文句を読めば読むほど、涙がこみ上げてくる。

当初は昨年11月末には予約を締め切って1/21には発売の予定だったのですが、
後ろ倒して発売日は3/5に変更され、予約期間も1/29まで延長してみた。
ものすごく必死ですが、何をしたって駄目なものは駄目だ。
もう30,000円にしようがどうしようが、人件費どころかプレス費用すらまともに
回収できないことが確定しつつある中、それでもこれは世に出るのでしょうか。

なかったことにしてこっそり撤収する可能性が高くなってきたので、
これ、しばらくこまめにウォッチしていくことにしよう。


   

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