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■09/30

ORANGE RANGEと忽那汐里がポッキー新CMでコラボ

前回のガッキーのCMのときは、使用楽曲を敢えてシングルカットせず、
アルバム販売の起爆剤にしようとして大変に美しく大失敗したので、
今回は素直にシングルで出します。何事も見切りと割り切りが肝心です。

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愛をとりもどせ!! / 有頂天

Yahooの新譜情報を見ていて、いつの間に再結成したのかと一瞬焦る。
こういうのって、本当に知らないのか、知ってて敢えてやってるのかどっちなんだろう。
それでも、解散から20年近くたっているわけですから、これはまあ仕方ないとして、
こっちはまだ前のが活動休止してから4年程度しかたってないけど、いいのだろうか。
ていうか、結成が2003年だからカブってたんじゃないか。

「M」もそうなんだけど、こういういかにもありがちなユニット名はこんな世の中、
それだけで大変に不利だと思うのですが、そういうことは考えないのだろうか。


■09/28

ジェロに刺激?チャダが再デビュー

ジェロですらこの先まったく不透明だというのに、何て勇気だ。
俺ですらリアルタイムじゃないということは、もう40歳以上しか訴求のしようがなく、
そうなると、いわゆるアーリーアダプター層が世間に火を付けるほどいないだろうに。
とりあえず、「踊るマハチャダ」というタイトルがまったく駄洒落になっていない点と、
試聴したところ、演歌と言ってる割には演歌っぽくない点については苦言を呈したい。

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オリコンデイリーで今週急に上がってきて、9/26付で8位に入っている
「M」というグループのことがまったくわからない。
6人組の「本格派女性ヴォーカル・ユニット」ということなのですが。

 ・アニメやドラマの主題歌など、デカいタイアップが付いているわけではない
 ・声優とか元々別の業界で有名な人というわけでもない
 ・各メンバー、これまで単独でCDを出している人もいなさげ
 ・レコード会社はインディーズレーベル
 ・レーベルの他の所属アーティストを見ても売れている人はいない
 ・メジャーと何らかの太いパイプがあるようにも見えない
 ・発売前に大々的なプロモーションをしていた気配もない
 ・着うた先行でヒットした気配もない
 ・曲そのものも別に目新しいタイプの曲ではない
 ・感動的なバラードというわけでもない
 ・ラップも入っていない
 ・そもそも公式サイトがない
 ・情報はアメーバブログで更新してるだけ

それなのに
 ・オリコンデイリーチャート最高位8位
 ・ネット通販では既にあちこちで欠品中

欠品中ってことは、そもそも販売元自体がこんなに
売れるとは思っていなかったということだろうし。

それでも、同一曲で各メンバーをフィーチャーした6種のフォーマットを
きちんと用意していることから、ある程度は売る気もあったようで。
本当によくわからない。

可能性としては、どこぞの著名人がテレビかラジオに出演した時に
猛プッシュをした、という線くらいしか考えられないのですが、
探そうとしても大変なんです。何せグループ名が「M」ですから。
この21世紀に、何でそんな検索しにくいグループ名にするんだよ。
ハロプロ勢のアルバムがタイトルに丸付き数字を使っているのと
同じくらい納得できない。


■09/27

巨乳アイドル小向美奈子、クビになった“真相”

彼女は、2002年にアニソンで歌手としてデビューしていまして、
まだそのシングルがほぼプレミアなしで生き残っています。
我こそはという方はお早めに。

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(前回までのあらすじ)
安達祐実が小学生だった頃、土曜の昼間にやっていた「安達祐実の親娘旅」的な
ゆるい特番を見ていた僕は、むしろお母さんのキュートさに心を奪われる。
画面に映るお母さんばかりをひたすら目で追う1時間半。幸せな時間だった。

それから10年、忘れかけていた僕の目に飛び込んできた電車の中吊り。
「安達祐美の母、決意のフルヌード」
フラッシュバックのようにあの思い出が蘇る。
慌てて電車を降り、売店で「週刊現代」を買い求め、走って家に帰る。
ドキドキを止められぬまま、袋とじを破らないようにそっと開けてみた僕は、
あまりにも残酷な10年という月日の重たさを痛烈に思い知る。
そして悲しみを胸に、静かにページを閉じるのだった・・・。
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そしてそれからまた2年。ようやくそんな心の傷も癒えた頃、
またこんな記事が僕の目に飛び込んできた。

全身整形で若返った安達有里、50代から30代の身体に

リンク先の写真を見て、僕は悲しくなった。とても悲しくなった。
何で彼女はこんなに僕の心をえぐるのだろうか。踏みにじるのだろうか。
僕が何かしたのだろうか。あんまりな仕打ちじゃないか。

中学のときは楚々とした美少女だったクラスメイトが、高校に入ってから
ヤクザと交際を始め、あっという間にタトゥーも眩しいリアルビッチに
変貌したということがありましたが、その彼女を見てしまったときにも近い、
なんとも言えないやるせない気持ち。

今はただ、十数年前のテレビ番組を見てしまったことを後悔するばかりです。
あれさえなければ、僕はこんな気持ちにならずにすんだのに。
いや、むしろあれだけ見ていたい。こんな現実なんか受け入れたくない。
僕は夢の中で生きていくんだ。というわけで、再放送希望。


■09/25

SMAPのアルバム収録の中田ヤスタカ作「ココロパズルリズム」を一部だけ聴いた。
正直なところ、こりゃダメだと思ったんだけど、それは楽曲のクオリティがダメなのではなく、
「歌っているのが女の子じゃない」からダメなんだということに気づいた。
彼の楽曲くらい女子のみに特異的にフィットする曲って世間にそうもないですから、
やっぱ無茶なものは無茶だった、ということで。

結論としては、カラオケでPerfumeを歌う男子は全員滅びてしまえ、ということです。

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今日のオリコンデイリーチャート
腐男塾が14位まで来ているのを見て、かなり本気で世の中がわからなくなった。
今週の週間チャートで何とか8位までは持っていったLil'Bは、今日のデイリーでは18位。
ロングヒットになる気配なしです。さすがにそんなに世の中甘くなかったよ。

あと、問題は高杉さと美だ。30位圏外。どうも37位のようです。
デビュー時こそけっこうなプッシュをされていた彼女ですが、今年になってからは、
おっぱい星人やらガルネクやらYAZAWA長女やら待ち状態のゴマキやら復活DAIやら、
エイベックス主力部隊の装弾数が尋常な状況ではなくなってきておりまして、
彼女のように数発撃ってもあまり威力がなかった弾は順調に押し出され、ほぼ放置。

このシングルの前のリリースは、2月にアルバムシングルの同時発売だったのですが、
アルバムは17位とそこそこだったものの、シングルの63位という体たらくが、
決定権者の逆鱗に触れたのかもしれません。

とりあえず、リニューアルした公式サイトが、ポインタがウザくなったり、
重いせいで非常にストレスフルなところは、俺の逆鱗に触れました。


■09/24

JUJUヒット曲のアンサーソングを完成前に先行試聴

これ、「テルマメソッド」まんまトレースじゃないか。もう少し頭使ってもいいだろう。
そもそも、原曲がいまいち世間に浸透したと言えない状態でこれやっちゃうっていうのは、
かなり見切り発車というか、でも予定ではもっと売れているはずだったから仕方ないのか。

JUJUは2004年にデビューしてから、これまでもカバー曲やったりいろいろ試行錯誤しつつ、
長いこと煮え切らないままなので、そろそろもう少し売れてもいいとは思うのですが。
でもこんなやり方でいいのか。これでコケたらその後には絶望しかないんだぞ。

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Perfumeの武道館、知り合いでも取れた人いなさげ。
ヤフオクでは、落札時2万円あたりが相場という状態になってるし。
Rock In Japanのときは、1時間前に入場規制かかって同時間帯のエレカシがガラガラだったとか、
サマソニのときは、流入する人間が多すぎて最前列付近の人たちが圧死寸前になってたとか、
そういう話を聞くと、もうドームでやっちまえよ、とか思う。

でも、その実「現象」って言われているほどには実際のCDの売上は出ていないわけで。
"GAME"は、半年ベスト100に入り続けているっていうのはすごいんだけど、実売では37万枚。
今年の年間アルバムチャートでも、現在の時点でやっとベスト20に引っかかっているあたり。
シングル"love the world"の場合は、ようやくこのシングルで初の10万枚超えの13万枚。

いったいこれは何なんだろうって思うのだけど、要するに「発信する側」の方に
彼女たちにやられちゃった人たちが異常に多いということなんだと思う。
通常そんなことありえないブルータスで表紙&巻頭を飾ったり、ミュージックマガジンで特集が
組まれたり、その特集の内容も概ね、ライターの好き好き宣言丸出しの文章ばっかだったり。
ナタリーは言うに及ばず。

結局、普段はロックだとか何だとか言って頑張ってる業界の人たちも、本当はみんなアイドルが大好き
だったってことなんだと思う。でも何だかかっこ悪かったり恥ずかしかったりで表明できないまま来て、
ここでやっと音楽的エクスキューズを伴うことで、堂々と好きだと言えるようになったんじゃないかと。

自分は1985年、中3のときに西村知美をうっかり好きになって、「ドン松五郎の生活」を映画館まで
観に行ってしまった時に心の中で何かのタガが外れ、それ以降主だったアイドルアルバムも聴いている
つもりなのですが、アルバム通して一貫した音楽性があって、かつここまでそのレベルが高い作品って
皆無だったわけですよ。本当に。
ようやくこの2008年、みんなが「音楽性」という言い訳を手にすることで、
アイドルのことを胸を張って「好き」だと言えるときがきたんです。

呼び屋の人たちが、どうしても観たいし呼びたいから呼ぶ。
編集部の人たちが、どうしても会いたいし書きたいから特集を組む。
それを参加者が観に行ったり、誌面に触れたりして「熱」が伝播する。
今の「現象」はまさしくそんな感じ。

だから逆に、その「熱」が届かないところにはまったく響かない。
オリコンの地域別チャートを見るとわかりますが、Perfumeの売れ方には特異点があります。
大都市圏では爆発的に売れていても、地方ではそれほど売れていないということ。
他のアーティストと比べても、著しくその差が大きい。
つまり、フェスにも行かない、雑誌もそれほど読まない、音楽に触れる機会は主に
テレビとカラオケと着うたがメイン、CDをかけるのは主にカーステ、という層には
その「熱」の伝わりようがない、ということです。

そういう人たちは別にアンテナが低いということじゃない。AMとFMくらい電波の種類が違うだけ。
だから、いくら大都市圏でFM大出力にしても、AMラジオ聴いてる人には届かないわけで。
で、日本全国足し算すれば、もうこれAM聴いている人の方が圧倒的に多いですから、
今みたいな状況になっているということですね。

でも、PerfumeもAMに大々的に乗っかる日が近づきつつあります。紅白です。
本人たちも熱望していますし、今年は間違いないでしょう。
そこでどれだけ視聴者に響くかどうか、その音楽性やキャラが受け入れられるかどうか。
それが、今年がピークになるのか、この先もしばらく続くのかの分岐点になる。
本気でそう思ってけっこうドキドキしています。


■09/22

昨日は代官山にSpoon Market観に行って、そのまま飲みに突入して
一緒に観てた仲間と終電までダラダラ喋って飲んで帰って寝た。
本日週一分も更新してます。
で、そのイベントだ問題は。以下出演順。


□80_pan
ニューレイブ(笑)への鞍替え時に、ヲタ芸の全面禁止令が発布された結果、
激減したと思われるヲタの、残り少ない本気野郎十数名がカブりつきで待つ中、
和風の衣装に番傘で登場して激しく踊り出す。
きっとこの演出はロンドンでやりたかったのだろうと思ったら泣けてきた。
で、暗めのライティングでそれなりに雰囲気作っていたのに、2曲終わった
途端に思い切り明転して普通のアイドルトーク的MCを始めたので笑った。
全部台無しじゃないか。とりあえず、今後が著しく心配になるライブでした。
あと、小笠原がヤバいくらい太っていて奥菜がヤバいくらい痩せていたので、
そっちの意味でも本気で心配になる。
本当にデートピアは何がしたいのだろう。もう何もわからない。

□NIRGILIS
メジャーデビュー以降、音楽的な要だったメンバーが続けざまに2名脱退し、
もういかんともしがたい状況になってるかと思ったら、あらかっこいい。
"Sakura"なんか"Born Slippy"とC+C Music Factoryという大ネタ2発を
同時にサンプル使いしてまったく別の曲になってる。これすごいよ。
つうか何でこのヴァージョンを音源にして出さないんだ。
音源制作にいろんなしがらみがあるのはこれまでの流れ見てればわかる。
今ならまだ間に合うから、そんなソニーなんかやめちまえよ。

□Stoned Green Apples
唯一知らないバンド。ギター&ドラムスの女子2人組。
多分、White Stripesみたいな感じのことをやりたいんだと思うんだけど、
いかんせん、Jack Whiteのようなキチガイじみてキレのあるリフやメロを
生み出す才能が決定的に欠けているので、もう酷くダラダラして終了。
正直かなり辛かった。

□HALCALI
スキルはあるけど見た目的には少し残念気味、というイメージだったのですが、
全面的に撤回したうえで、謝罪とともに今後ファンになることを誓います。
見た目もぜんぜんかわいいし、ステージング含めてすべてがキュート。
もう口半開きでうわ言のように「かわいいなあ」と呻きながら鑑賞。
30代野郎3人で観に行ってたのですが、全員完全にメロメロでした。
ソニーに来てから正直パッとしてませんが、次のシングルは"NARUTO"の主題歌だし、
もう1回上に来てほしい。そしてワンマンライブやってほしい。絶対行くから。

□FLIP FLAP
2人でウクレレ持ってきて演奏と歌。
10年前にはテクノ気味の音とかもやってアイドル扱いだったわけですが、
もうそんな過去は完全無視で大変にマイペース。実に頼もしい。
彼女達も28歳なわけですが、私が従前より提唱するところの「かわいい30代」的な、
理想的な経年変化をされているようで、今後も大変楽しみになってまいりました。

□東京ピンサロックス
彼女たちの音源は、各種カバーアルバムに参加しているのしか聴いたことがなくて、
普通のギターバンド的なイメージを持っていたので、リズム隊+MINI KORGのみと
いう楽器編成の時点でまずは軽く驚き。
そして演奏が始まった途端、ベースの馬鹿テクっぷりに驚愕。ありえないだろこれ。
別に派手に技術志向な曲でもないんですが、逆にそっちの方が凄みが伝わってくる。
結局30分ベースしか見てなかった。正直、こんなところで弾いてる場合じゃないだろ。


トータルとして、これだけ見れて3000円なら軽くお釣りの来る、
大変に有意義なイベントでした。
それにしても、これだけ集めてもUNITで8〜9割程度の入り。
各グループをもしそれぞれの全盛期に集められたとしたら、
軽くホールクラス埋められるくらいのパワーはあったはずなのに。
諸行無常。


■09/20

無事10周年終了。
皆さんお疲れ様でした。自分は死ぬほど楽しかったです。
来ていただいた方、あまりお構いできず恐縮です。
8時間、カバー曲をかけ続け、DJも遅れてきたり早めに帰ったり、
というパターンがあったにもかかわらず、カブったのは1曲のみ。
これはすごい。カバー曲は偉大だ。
これからも本サイト、あんまりがんばらない程度に更新していきます。
よろしくお願いします。

あと、何だか凄いライブで大いに沸かせたマルさんですが、
9/21にはHONDALADYで高円寺でライブやります。
自分は80_panとか観に行ってしまうので行けないのですが、
皆さん、お時間ありましたらどうぞ。

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今日は今日で用事があったので、2時間寝て9:00起きで出かけたのですが、
府中駅前の歩道の傍らに適当に設置されたみかん箱みたいなステージで、
AKB48のメンバーが、午前中だというのにトークイベントをやっていた。
公式サイトを見たら、府中⇒板橋⇒浦和3か所、怒涛のドサ回り。
普通のアイドル並みのどぶ板営業っぷりに心を打たれた。

---

斉藤和義、雨上がりの新橋でサラリーマンを癒す

この写真の建物は競輪の場外車券売り場で、オーロラビジョンも
普段は演歌のPVなんかがよく流れてるところでありまして。
披露した新曲がアリナミンのCMソングになっていることから考えても、
斉藤和義、デビューから15年にして人気のピークを迎えるにあたって、
今後開拓すべき新ターゲット層を「おっさん」に定めてきたようです。
だったら、Speedstarレーベルなんかに在籍していていいのか。


■09/18

ということで、いよいよ明日です。
皆様のお越しをお待ちしております。
で、若干メンバーの都合で時間が変更になってます。以下決定版。

■俺夜10周年企画#2『Waste of Pops 80s-90s 10周年OFF会』
■2008年9月19日(金)
■OPEN/START 20:00〜
■@池尻大橋ROCKER ROOM
■料金/2,000円(1ドリンク付)

■DJ:
2000 R-TARO
2030 O.D.A.
2100 タチザキ(GUEST)
2130 mako2
2200 津田大介(GUEST)
2230 マル(GUEST・LIVE)
2300 O-mae
2330 iwai(GUEST)
2400 TTM
2430 yuza
2500 Cherry8
2530 teva
2600 編集長。
2630 O.D.A.お喋りコーナー
2700 Back 2 Back
2800 終了(希望者は下北沢・新雪園)

■VJ:KIKI

こんなこともなかなかないですし、ぜひどうぞです。

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THE PINK☆PANDAが改名し、メジャーデビューすることが決定

グラビアアイドルが、副業というか半ば趣味で始めたバンドがこんなことに。
ヴォーカルの鈴木繭菓は、結局2004年以降DVDとかのリリースなし。
ベースの古賀美智子も、2005年以降アイドル的な活動ほぼ停止状態。

それだけ本気入れて、バンドの方に入れ込んできたということなんだろうけど、
バンドのファンもそもそもほとんどがアイドル時代からの流れなわけで。
この展開、初期からのアイドルマニアな人たちの心中は如何に。

しかし、彼女たちのような位置付けのバンドがメジャー展開、ということで、
レコード会社が昔のような「巨大マス展開」一辺倒の運営から脱却して、
ようやく別のやり方が形になってきているのかな、とも思ったり。
大々的なプロモーションではなく、最低限の固定ファン層を確実に捕まえることで
小さいながらも商いとして成立させる術を、ようやく身につけたということでは
ないかと。

CDバブルが崩壊し、「売れるべくして売れる」メガヒット曲がほぼ全滅し、
売れる曲と売れない曲の相対的な差が縮まってきているという事実は、
今までなら埋もれてきた事例ををオーバーグラウンドに引っ張り上げる
ことにもつながっていたりするわけで。

特にアイドル系界隈は、固定ファン層があちこちにいることに加え、
元々「固定ファン層を確実に捕まえる」戦略があった分野ですし、
そんな現状には非常にマッチしています。
かつ直近にPerfumeという、ほぼアンダーグランドから完璧な下剋上を
果たした前例がありますから、各社それに倣いたくて仕方がない状態。
ウォッチしている身としては今の各社それぞれに工夫を凝らした
「攻め」っぷりは、大変にカオスな感じで面白くてしかたない。

で、そこにTHE PINK☆PANDAも打って出るわけですよ。
メジャーデビュー後はTHE PINK☆PANDA期の曲はやらないということで、
戦略としては完全にゼロベースからやり直すということになりそうです。
とりあえず、10月にタワーに行ってベスト盤を買うことにしよう。


■09/16

YOSHIKI緊急会見でX JAPANカウントダウンライブ発表

これ、本当にどこでやるんだろう。
東京ドームはNEWS、幕張メッセはCOUNTDOWN JAPAN。
やっぱサザン枠が空いた横浜アリーナ?
ただ、彼らにしてはキャパが小さすぎるような気もする。
意表をついて非首都圏、という線はどうだ。名古屋ドームとか。

で、ナタリーの記事のコメント10番の人。
そう言いたい気持ちはわからんでもないんだけど、ここ2年東京ドームでの
コンサートの半分以上はジャニ系、という事実を知っているのでしょうか。
ドーム側にしてみれば、すごくいいお客さんなんです。
開演遅らせたりしないし。

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夜中にテレビ見てたらSpontaniaのアルバムのCMやっていたんですが、
「100万突破!(着うたが)」「ランキング1位!(着うたが)」みたいな、
非常に派手なのに歯切れの悪い煽り方をしまくっていて泣けてきた。

ていうか、Spontania feat.JUJUの"君のすべてに"は、今後の流れ次第では
ここ数年のJ-POP界の、ある意味ターニングポイントになりうる曲かもしれません。

着うたは"サビVer."とかなら100円程度で買えるわけで、購入への心理的なハードルが低いこともあり、
メールやトップ告知やその他、携帯内で完結するプロモーションでも、やり方次第で数を動かせます。
つまり、世間一般にはあまり知られないまま、とりあえずDL数を稼ぐことが可能ということで。
そしてその数を「着うたで話題のあの曲がついにCDで!」みたいなプロモーション材料にして
CDを発売し、一般的な世の中に打って出る、というのが、着うたプロモーションの概要。
GReeeeNや青山テルマは、まさにこの事例に乗っかって大ヒットしたということになります。

が、このSpontania、その事例にいまいち乗っかれておりません。
着うたではきっちり1位を獲得しているのですが、8/13に発売されたCDシングルは、
初登場7位とそこそこのところには付けたものの、11位⇒17位⇒16位と伸び悩み。
そして今週はさらなるランクダウン確実。
累計売上はようやく54000枚あたり。今のところは確実に想定以下でしょう。

つまり、無名アーティストを売るためのテンプレだったはずの「着うたプロモーション」が
早くも限界を迎える、その端緒と言える事例になる可能性が高くなっているわけです。
「ここにいるよ」は発売から10週連続50位以内、みたいな足の長さでヒットになりましたし、
Superflyやキマグレンみたいに、シングルではベストテンに入れなくても
アルバムは1位を獲得という事例も、最近はちょくちょくありますから、
トータルとして総コケという判断はまだできません。

でも、曲のタイプは完全に「ここにいるよ」クローンで、その元祖青山テルマは
結果としてアルバムの売上がまったくもって予想以下となりましたから、
シングルもアレ気味なSpontaniaはかなり危険な状況であることは事実。

というか、多少売れたからってほとんど同じスタイルの曲を同じ売り方で売っても、
さすがにそんなたくさんのお客さんには納得してもらえんだろう、と思ったりも。

Spontaniaのアルバムと共に、次どうなるかウォッチすべきなのがLil'B。
彼女たちも着うたでは断トツ1位ぶっちぎりで、9/17に満を持してCDリリースです。
で、こいつらも「ここにいるよ」クローン型の楽曲。まだやるのかお前ら。


■09/14

渋谷ヤマダ電機LABIが9/26オープン。文化村通り、109の隣。
ついこの間工事してるな、と思ったらもうビルができてた。
この写真撮った段階でまだバリバリ工事の音が聞こえていて、
壮絶な突貫工事の末っぽい感じですが。



渋谷の電機量販店は、火事になったら絶対ヤバい、恐ろしく手狭な道玄坂ビックと、
比較的売り場は広いけど、主要な人の流れから微妙に外れた位置にある明治通りビック、
やっぱりこっちもやや手狭な印象の、センター街のさくらやがゴソゴソ商売してまして、
これまでは池袋や新宿の家電激戦地に比べると落ち着いていたのですが、これで一変。
ヤマダは新宿西口、大ヨドバシ帝国のすぐ脇にもただいま絶賛ビル建設中。
どんだけ喧嘩を売るつもりなんだ。

自分としては、ソフト売り場が充実するかどうかがカギです。
概ね普段は休日に渋谷でHMV・タワー・レコファン掘って終了で、
8月からそのコースにブックオフが追加されたのですが、
場合によっては国内メジャー盤はヤマダで、という選択肢も。

あと、渋谷はでかい本屋を早く何とかしてくれ。

---

9/19、時間まで決定しました。
概ね前半はバラエティ色濃く、後半は技巧派でバリバリに、という流れ。
ただ、今回は「カバー」という縛りがあるので各人どうなるかわかんないです。
自分はいつも通りなのでそういう意味ではまったくダメージないですが。
私自身今現在、まだほとんど何も決めてません。明日考える。多分。
ということで、19日は池尻大橋に集合。

■俺夜10周年企画#2『Waste of Pops 80s-90s 10周年OFF会』
■2008年9月19日(金)
■OPEN/START 20:00〜
■@池尻大橋ROCKER ROOM
■料金/2,000円(1ドリンク付)

■DJ:
2000 R-TARO
2030 Cherry8
2100 O.D.A.
2130 タチザキ(GUEST)
2200 mako2
2230 津田大介(GUEST)
2300 マル(HONDALADY)(GUEST・LIVE)
2330 O-mae
2400 iwai(GUEST)
2430 TTM
2500 yuza
2530 teva
2600 編集長。
2630 O.D.A.お喋りコーナー
2700 Back 2 Back
2800 終了(希望者は下北沢・新雪園で餃子等)

■VJ:KIKI


■09/11

思い出した頃にはPerfumeの武道館公演の発売日が過ぎていた。
俺は死んだほうがいい。
仕方がないから9/21に80_pan他を観に行く。
9/20には滝沢乃南のライブもあったんだけど、9/19のオフ会の
直後はキツいかと考えて、ちょっとだけ逡巡した隙に瞬殺。
つうかこの場合は会場が小さすぎ。キャパ120ですもの。
新宿の狭い箱に、コアなヲタが肉みちみちの汗だくだくですよ。

---

鈴木亜美の中田ヤスタカプロデュースのアルバムが11/12。
Capsuleのアルバムは11/19。

2007年9月にPerfumeのシングル(2曲)。
2007年9月にCOLTEMONIKHAのアルバム(7曲)。
2007年10月にMEGのシングル(1曲アレンジのみ)。
2007年12月にMEGのアルバム(新録6曲うちアレンジのみ1曲)。
2007年12月にCapsuleのアルバム(9曲)。
2008年1月にPerfumeのシングル(2曲)。
2008年3月にMEGのシングル(2曲)。
2008年4月にPerfumeのアルバム(新録7曲)。
2008年5月にMEGのシングル(1曲)。
2008年6月にMEGのアルバム(新録7曲)。
2008年7月に鈴木亜美のシングル(2曲)。
2008年7月にPerfumeのシングル(2曲)。
2008年9月にMEGのシングル(2曲)。
2008年9月に鈴木亜美のシングル(2曲)。

鈴木亜美の新作のトラックリストをまだ見れていないので、
はっきり言えないけど、この1年ちょいで最低でも69曲。
中田ヤスタカはいったい何を生き急いでいるのだろうか。


■09/09

エイベックス期待の新人・GIRL NEXT DOORがデビュー作でTOP3入り!

週間3位で30000枚。
週末あたりのスポットCMの投下っぷりは尋常じゃなかった。絨毯爆撃状態。
当然、最低でもアルバムまで見越した上で収支を考えてるとは思うんだけど、
今回、順位的にはOKだと思いますが、枚数的には合格ラインなのだろうか。
実はこれけっこう微妙な線なんじゃないかと。

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小栗、浅野、宮沢、瑛太らが“25年後の磯野家”を実写で描く

波平(79歳):長門裕之(海平は津川雅彦)
フネ(77歳):吉行和子
マスオ(53歳):段田安則
サザエ(49歳):岸本加世子
ノリスケ(50歳):村田雄浩
タイ子(47歳):田中裕子
中島(36歳):筒井道隆
花沢(36歳):島田珠代
伊佐坂(?歳):森繁久彌(寝たきり)

こんな感じでどうだろう。
アナゴさんは俺の想像力では思い付けなかった。もう彼はCGでいいと思う。


■09/08

TOKIOは今回のシングルから、ユニヴァーサルから引き上げてJ Stormに移籍だったのね。
どんどん「自社レーベル」に集約されていくな。今の段階で外部に残っているのは、

SMAP(ビクター)
V6・タッキー&翼(エイベックス)
関ジャニ∞(テイチク)

のみでございますよ。
SMAPは、サザン亡き今、ビクター最大のドル箱ですので簡単には離さない。
関ジャニ∞は一応「演歌・歌謡曲枠」ということになっているので、
そういう意味ではそっち系のメディアに強いテイチクの方がいい。
エイベックスはよくわからないが、何かあるのだろうか。あるんだろうな。

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俺のブックマーク晒し企画その2。ゆるカバー系インディーズレーベル。

以前、ボッサとかレゲエとかのゆるいカバーアルバムはインディーズが多くて
情報が掴みにくい、という話をしたことがありますが、その後、結構な確率で
同じレーベルからその手のアルバムが出てることに気が付きまして、
だったらそこらをウォッチしておこうということでブックマーク。

ここらへんのレーベルが営業活動を行う際の常套手段は、大手CDショップよりも
ヴィレッジヴァンガードをターゲットにしてプロモーションを強化すること。
タワーやHMVで平積み大作戦を決行したくても、後発組の小規模レーベルは
なかなか入り込みにくい、というのっぴきならない理由もあるわけですが、
雰囲気や客層にもうまくハマりまして、けっこうな売れ行きっぽい。
というか、売れてなきゃこんなに後から後から出てこない。
中には「ヴレッジヴァンガード先行発売」までしているところもあったり。

ただ、そろそろここらのジャンルも飽和状態というか、流行りも廃れる頃。
ここから先、どうやってしのいでいくのか、為す術もなく潰れるのか。
他人事なのでまったりウォッチしていきましょう。


Softly!(SREVOC)
Softly!レーベルの下にさらにSREVOCレーベルがある形。D・H・Yのアルバムをリリースしています。
概ね普通のインディーズレーベルで、Aprilsなんかも所属しているのですが、
2004年にリリースしたFlipper's Guitarのトリビュート盤2種を出して以降、
味をしめたらしく、カバーアルバムに力を入れています。

LASTRUM
元々普通のインディーズレーベルで、メジャー前のBEAT CRUSADARSなんかも所属。
流行りに乗りたくなったのか、"COVER OF FUN""SOUND OF KULA"あたりの
カバーオムニバスのシリーズをリリースしています。

LD&K
ガガガSP、土岐麻子、NORTHERN BRIGHT等も所属していたりの、
元々かなり何でもあり状態の老舗インディーズレーベル。
最近は"Cool Covers""BOSSA"シリーズ等のカバーにも力を入れています。

transit
ヴィレヴァン発のボッサ系カバーアルバム流行りのきっかけになった
"Essence of Life"シリーズをリリース。つうかそれが今も看板。

ARTIMAGE
この手のカバーアルバムの元祖のひとつ、COVER LOVER PROJECTシリーズをリリース。
元々このシリーズはGATE RECORDSというレーベルが発売していたのですが、
どうも手を引いたらしく、ここが過去音源の版権とシリーズ化の権利を
引き継いでいます。

Grand Gallery
カバー系に限らず、オシャレ系なら海外ものでも国内ものでも出すレーベルですが、
カバーオムニバスアルバムの含有率がかなり高いので、並べて置くことにします。

CCRE
"JAZZY END"や"Q:uriosity"シリーズをリリース。
聴いた限り、この手のアルバムの中では質の高い音を出し続けていると思います。

@LOUNGE
"pure flavor"シリーズを出しているというか、今のところ
それ系しか出していない新興レーベルのようです。

p.u.r.e
洋楽の配給なんかも積極的にやっているRamblingレーベルの下部レーベル。
"Canary""Sapli"シリーズのカバー集をリリース。

bloom
メジャー進出前のDEPAPEPEもリリースしていたレーベル。
現在はsotte bosse, AMADORIといったカバーメインのアーティストが所属。

CLOUDS ENTERTAINMENT
STUDIO APARTMENTなんかが所属しているプロダクションのグループレーベル。
今のところは"SWEETS HOUSE"のみのリリース。


■09/07

「メタリカの新譜が出るまで髭剃らない」おじさんですが、
9/4のニューアルバム発売記念ラジオ番組に招待されて、
メンバーに直接髭を切ってもらったようです。
何でもやってみるもんだね。

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10周年記念企画、というわけではないのですが、
俺のブックマーク晒し企画その1。中古書店編。

相変わらず隙を見ては地方都市に行くのですが、その際以前には必携だった
レコードマップを持たないようになってからもう随分経ちます。
UKの80年代レア盤よりも、日本盤の中古ダメCDを探した方が
何かと楽しくなってきてしまった自分が全部悪いのですが。

欲しいレア音源が概ねCD化されてしまったという事情もあったり、
あと自分は所謂コテコテのレコードコレクターではないので、
オリジナルアナログ盤にはこだわりがないということもあり。

で、そういう嗜好になった場合は、通常の中古レコード屋以上に、
ブックオフをはじめとするCDも扱う中古書店チェーンを攻めた方が
何かと好都合でありまして。当然事前にWebで調べます。
その結果集まってきたサイトのブックマーク晒し+α、ということで。

ただこの手の店は、地元の中小企業が多業種展開みたいな形でその地域に数店舗出す、
みたいな形が異常に多かったり、その企業が大手のフランチャイズに入ったり、
やめて独自の屋号に変えたり、別のフランチャイズに移って屋号変更したり、
それがWeb上ではまったく把握できなかったり、とにかくわからないことが多い。
そんな感じで、情報も限られてしまうので、抜けが山盛りあるのはご勘弁。

つうか、こういう場合って、Yahooのディレクトリ型リンク集がもう少ししっかりして
くれるとこちらとしてはずいぶん楽になるのですが、何とかしてくれないでしょうか。


■リサイクルブックストア協議会加盟中古書店チェーン

BOOKOFF
※とりあえず最大手。完全な全国展開。約900店舗。
※HARDOFFでも小規模ながらCD・LPを扱っている場合があるので注意。

古本市場
※本社は東京なのに埼玉と大阪・兵庫・岡山に店舗が厚い。全国に約110店舗。

ブックマート
※本社は東京。東京と大阪に店舗が多い。全国に約110店舗。

ほんだらけ
※本社は埼玉県所沢。店舗は大都市圏を避けるように全国に約20店舗。

エンターキング
※本社は千葉県市川市。千葉県・埼玉県・東京都に集中して約40店舗。

カメレオンクラブ・ブックスタジアム
※カメレオンクラブは全国展開約130店舗。ブックスタジアムは都内3店舗。

ブックマーケット・エーツー
※全国展開約220店舗。


■大手全国チェーンレンタルCD系

TSUTAYA
※全国展開。中古は概ねレンタル落ち品のみの扱い。一部店舗では積極展開(渋谷店など)。

GEO
※全国展開。中古は概ねレンタル落ち品のみの扱い。


■その他全国展開中古書店・ゲームショップチェーン

Wonder GOO
※茨城を中心にした北関東メインに全国展開。約110店舗。

ブックアイランド
※首都圏を中心に全国展開。ただし、北海道・九州には未上陸。約60店舗。

万代書店グループ
※グループ全体のサイトがなく、屋号もマチマチで全体像が全くつかめない謎の大型チェーン。
 黒っぽい外装の店舗が多いです。
  ・長野・埼玉中心のフランチャイズ
  ・岐阜・三重・石川に出店しているフランチャイズ
  ・北海道・宮城に出店しているフランチャイズ


■地域展開中古書店チェーン

BOOK NET ONE
※北海道を中心に約30店舗。

ゲーム倉庫  ※フランチャイズのHP
※青森中心に展開。名前はゲームですが、CDを含めてホビー系全般を扱う。7店舗。

ODIN
※山形・福島中心に衣類等をメインに扱う総合リサイクルショップだが、店によってはCDも厚い。
  BOOKOFFのFCも行う。約40店舗。

ときわ書店
※茨城を中心に12店舗。

神田書店
※千葉・茨城に8店舗。エロいDVDが多め。

すばる書店
※千葉さいたま中心。CCCへのフランチャイズも。中古CDはレンタル落ちのみなど薄い店舗も多い。22店舗。

DORAMA
東京というか下北沢を中心に東京都・神奈川・埼玉で約30店舗。

ブックセンターいとうブックスーパーいとう
※東京・神奈川の多摩地域を中心に展開。約25店舗。

ブックドーム
※新潟県内に10店舗。

宝島王国
※福井を中心に十数店舗。サイト見つからず。

平安堂
※長野県中心に展開する一般書店だが一部店舗にレンタル落ち品の販売あり。
  長野店では通常中古盤の販売あり。約20店舗。

鑑定団
※静岡県内に6店舗。

お宝創庫(愛知)

ブックタウン
※愛知・岐阜の地方都市に9店舗。

imagine・Magical・白揚
※愛知・岐阜・三重を中心に約60店舗。店によって中古があったりなかったり。

超書店MANYO
※三重県内と、なぜか神戸三宮駅前にも。11店舗。

コミックショック
京都市内に直営7店舗。その他京都・大阪にFC店舗数店舗あり。

買取ぷら座 じゃんく堂
※京阪神中心に数店舗。WEBサイトが見つからないので全体像不明。

明治書店
※鳥取・島根・東京に8店舗。全体サイト見つからず。リンクはWikipedia。

VIC21
※岡山・広島県東部に8店舗。

フタバ図書
※広島県中心に約40店舗。新書・新品CDと一緒に中古本・中古CDも扱う店舗がある。

マンガ倉庫
※山口・香川から九州一円・沖縄までバラバラと存在。15店舗。

PUCAPUCA
※大分市内に集中して5店舗。

満遊書店・ほんだフル
※南九州を中心に約20店舗。WEBサイト見つからず。リンクはWikipedia。


他の大きなチェーンの存在や、万代書店の全体像わかる人、誰か教えてください。
ただ、店舗個別単位の情報はご勘弁を。収拾が付かなくなるので。
いつ潰れたり、屋号変わるかわかんないですしね。


■09/05

ワンジル選手、プロ活動へ
これで彼が改編期のTBSに出てきて赤坂を走ることが確定しました。

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Aira Mitsuki / COPY (Album)

悪くない。悪くないんだけど、手放しで褒める気になれないこのもどかしさ。
確かに、Perfumeと滝沢乃南が、ここ数年のアイドルポップスとしては
断然図抜けた出来のアルバムだったせいもあるとは思うんだけど、
でもこれはこれで、すごくきっちりと作り込まれたプロダクションなのに、
ピンと来ないのは何でだろうと考えてみたところ、何となくわかった気がした。

これ、アイドルポップスじゃないんだ。

中田ヤスタカがPerfume向けに作り出す音は、聴けば一発で本体Capsuleとは
全く立脚点が異なっていることがわかりますが、その違いは要するに
「アイドルポップス」としての有り様というか、あの3人が歌うという
前提があってこそ生まれてくるものなわけです。

滝沢乃南の場合は、単純に「今のアイドルポップス」として響く音を作った結果、
テクノ・エレクトロ風味の濃いものができあがってきただけ、という感じなわけで。
ただ、その音がパクりとか二番煎じというレベルでないことは聴けばわかります。

要するに、どちらの音も「アイドルポップス」としての筋をきちんと通した上で、
実に丁寧なプロダクションでもってテクノ、エレクトロという意匠を纏わせた結果、
「テクノポップ」+「アイドルポップス」の良質な部分を抽出したような塩梅の
作品ができあがったわけです。

が。Aira Mitsuki。
プロデューサーの大西輝門が彼女の前に手がけた80_panのことを思い返せば概ね見当がつきます。

 ・80★PAN!に名義変更して「ロック」路線に進んだ際、「BURRN!」誌にCDレビューを掲載させた
 ・80_panに名義変更した際には、Shitdisco、The Pippetsにサウンドプロデュースを依頼
 ・失敗したものの、ロンドンで開催されたテクノ系コンベンションに参加しようとしていた
 ・80_pan以降、従前の曲は封印され、常連ファンは従来のヲタ芸的応援を禁止させられた

つまりこれ、「本格派になりたい」ということですね。
アイドルではなく、どうやったら「アーティスト」になれるか、みたいな。
でもその結果、80_panのアルバムは、バックトラックこそよくできているものの、
そこに女の子のヴォーカルが入る意味が全くないものになってしまいました。

Aira Mitsukiは、80_panよりはだいぶよくなったと思います。
でも、敢えてPOLYSICSみたいなサングラスをした結果、まったく顔が見えないジャケットが
象徴的ですが、やっぱり本格派志向ゆえの「アイドル性」の絶対的な不足は否めない。
結局バックトラックの作り込みは十分だけど、それ以外がピンとこない音。
女の子ヴォーカルの元気さとか儚さとか切なさとか、そういうニュアンスが排除された結果、
「そこそこの出来のテクノポップ」でしかない状態になってしまってるわけで。

なんかこう、非常にもったいない感じ。素材はいけると思うんだけどな。

で、Perfumeと並べて持ち上げていますが、重ねて言います。
滝沢乃南の"PEACH"は、アイドルポップスの一大傑作だと。
というか、このアルバムに気付かなければ、Aira Mitsukiももう少しよく聞こえたかもしれない。


■09/03

GIRL NEXT DOOR、デイリー初登場3位。
思ったよりきた。松浦社長、世の中ってちょろいね!

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貴一も絶賛!平原綾香が倉本聰ドラマで女優デビュー

この記事を見て、元マラソンの増田明美が1度だけTVドラマに出ていたことを思い出した。
なぜ思い出したのか、理由はさっぱりわからない。まったくわからない。

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面影ラッキーホール、約9年ぶりとなるフル・アルバムを10月17日に発売

>>大人たちを唸らせる極上のパーティー・ミュージック・カクテルを楽しみに待つとしよう。

この原稿を書いた人は、実際は面影を聴いたことがないのではないか、と思ったけど、
自分だったらどう書くか少し考えてみたら、公的にあまり都合のよろしくない単語の
オンパレードにしかならなかったので、仕方がないと思い直した。


■09/02

既存の固有名詞とか商標をそのまんまコンビ名に使っているお笑いの人たちは、
将来本気でビッグになるつもりがないのだと思う。結構本気でそう思う。

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Plastic Loveのセカンド・シングルを聴く。
よくできてるんだけど、いきなり2枚目にしてユーロビートじゃないというのはどうしたものか。
デビューのとき、ユーロビートである必然性を演出すべく、こんなスターボー的なストーリーまで
でっちあげたにもかかわらずだ。しれっとハウスなんかやってる場合じゃないだろう。
お前らには心底がっかりだよ。

俺が大学に入ったときだから1989年頃だ。ユーロビート好きの知り合いがいたのだが、
「ハウスは敵だ」とはっきり言ってたんだぞ。彼はハウスを心の底から憎んでいた。
ディスコがどんどんと潰れていく中、彼は必死に時代に抗っていたんだよ。
あの当時、ユーロビート道を貫くためにはそのくらいの意志が必要だったんだ。
それを今、ちょっと売れなかったからってくじけやがってお前らは。軟弱者。

ていうか何年か前、ポストSPEEDなアイドルユニットがぞろぞろ出てきたとき、
中には、メインヴォーカル以外の全員が打楽器担当のBon Bon Blancoとか、
もうコンセプト作りの段階から何だかいろいろ間違えてるのが登場してきたように、
現在勃発中のポストPerfume祭りでも、ユーロビート程度で止まってる場合じゃないんだ。
さらに先へ攻め込んで、どんどんダンス・ミュージックのジャンルを埋めていってほしい。
そして最終的には、ゴアトランス・アイドルとか、ガバ・アイドルとか、
いろいろ大幅に間違えていてほしいと切に願っています。
おもしろいから。


■08/31

半ば放置気味だったDS-10ですが、ようやくこの本が届いたので
これからちょっと頑張ろうと思う。

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昨日、更新終わった後も、a-nationに行った人たちのブログをあちこち見てたら、
「東方神起の番になったら終演と見まごうばかりの民族大移動が起きた」という
記述があって笑った。気持ちはわかるがみんな正直すぎだ。

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で、そのa-nationのオープニング・アクトにもなっていたGirl Next Doorですが。
9/3のデビューCD発売も間近となり、曲がやたらあちこちでかかるようになりました。
TVCMの出稿量もそろそろ多くなり、CD屋には発売前先行試聴用の試聴機が用意されていて、
スーパーでは店内BGM用に緩くインスト化されたヴァージョンまで既に使用されている。

曲の一部だけの着うたは、はだいぶ前からすごい勢いでサビVer.とか種類が出ていますが、
着うたフルは、多分この週末前くらいのリリース。意外にさほど「先行」しておりません。
しかも、ダウンロードできるのは「先行限定(2分10秒)Ver.」で本当の「フル」じゃない。
出し惜しみにも程があります。
ここらへん、話題作りしたい気持ちと、CDに集中させて販売枚数を稼ぎたい気持ちとの
合間を取るべく考え抜いた結果のような感じがして、何となくいとおしい。

で、問題はこのデビューCDがどれくらい売れるかというところですが、
だいたいベストテン入りすればまあいいところじゃないかと思っていたり。
別に「こいつらコケる」と思ってるわけではなく、ド新人はそんなものだから。
以下、エイベックスの先達の例。

安室奈美恵の場合。
ソロデビューシングル"PARADISE TRAIN"はチャートインせず。
初めて1位になったのは、デビューから1年4ヵ月後、6枚目の"Chase the cahnce"。
作詞作曲が小室になってから2枚目の曲。

Every Little Thingの場合。
デビューシングル"Feel My Heart"は初登場24位、累計約129,000枚。
初めて1位になったのは、デビューから10ヶ月後、4枚目の"For the moment"。
"Future World"とか印象に残ってるんだけど、ぜんぜん売れてなかった。

浜崎あゆみの場合。
デビューシングル"poker face"は初登場20位、累計約43,000枚。
初めて1位になったのは、デビューから1年後、6枚目の"LOVE"。
つんくと組んで話題になった曲ですね。

EXILEの場合。
デビューシングル"Your eyes only"は初登場4位、累計約250,000枚。
初めて1位になったのは、デビューから2年9ヵ月後、15枚目の"real world"。
ちなみに"Choo Choo Train"は最高位2位。

大塚愛の場合。
デビューシングル"桃ノ花ビラ"は初登場24位、累計約31,000枚。
初めて1位になったのは、デビューから1年9ヵ月後、8枚目の"SMILY/ビー玉"。
"さくらんぼ"はロングヒットにはなりましたが、最高位は5位。

倖田來未の場合。
デビューシングル"TAKE BACK"は初登場59位、累計23,000枚。2000/12
初めて1位になったのは、デビューから5年後、19枚目の"you"。
彼女は最初のうちは本当に酷かった。仕方がない。

こんなもんです。
正味、今回はデビュー前から例を見ない大掛かりなプロモーションっぷりですから、
結構上まで行くとは思うのですが、それでもいきなり1位とかになれるのは、
デビュー前にファン層がガッチリできあがっているジャニ系くらいのもんで。

既に2枚目のシングルが1ヵ月後に出ることをアナウンスしているのも、
売り手側もそこらへん見越してやってるからだと思いますし。
上記、Every Little Thingと浜崎あゆみの場合、ファーストアルバムが出て、
その次のシングルで初の1位を獲得していますので、だいたい彼女達も
そこらへんで1位になったら万歳、くらいの計算ではないでしょうか。

ということで、9/3にはミスチルがシングルを発売しますので、その1位はガチ。
同日発売でそれ以外で強いのはTOKIOくらい。MONKEY MAJIKや伊藤由奈には勝てるかもしれない。
あとは先週発売のKinKiとラルク、先々週発売で馬鹿売れ中の嵐がどの程度粘るか、
デイリーで4位まで付けている悲愴感がTV出演でどれくらい認知を伸ばすか、
それくらいがライバルになってくるような気がします。

さらに、どこで買うかによって特典のポスターの絵柄が変わるので、
ヴォーカルの千紗目当ての男客が現時点でどの程度付いているかによっても、
微妙に積み上げられる数も変わってきそうな。どうなんだろうか。
いや、俺はかわいいと思います。けっこう素で。


■08/30

PerfumeがJ-POP界にもたらした最大の影響は、テクノ・エレクトロ系の流行より、
ヴォーカルにエフェクトをかけることを誰も躊躇しなくなったことだと思う。
そういう意味ではサザンもPerfumeの影響下。

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京王で新宿方面に向かっていたら、土曜の昼前なのに調布方面への電車が異様に混んでいた。
a-nationな人たちですね。女子とか、見るからにものすごく軽装だったんだけど、
調布方面は17時過ぎからけっこう豪雨ぽかった。彼女達は死んでいないだろうか。

しかし、公式サイト見て気づいたんだけど、a-nationってタイムテーブルの事前発表がないのね。
ステージ構成といってもまともなのは1つだけだから、事前にどう回るか考える必要もないし、
ほとんどエイベックス所属のアーティストだから、プロモーションという観点で考えれば、
エイベックス側にもその方がメリットがあるわけで。
でも、これ数えてみたら東京の場合、出演アーティスト全部で17組いるんですけど。
14時開演で21時前には終わるイベントで、どうやってこの数を捌くんだ。

と思ってあちこちのブログ調べてみたら、どうも有名な人でも1人7曲程度が上限、
「オープニング・アクト」のクラスになると2曲しかやらせてもらえていない。
まさに「プロモーション」という感じです。
それでもセットチェンジを考えたら17組は無理だ、と思ったんだけど、
単純な話、バックをカラオケにすればいいんだね。セットチェンジ不要。
「顔見せ」「お得感」がキーなのであれば、別にそれで問題はないでしょう。

そう考えつつあちこちのブログでアーティストの並び順を見てたら、概ね仕組みが理解できた。
バックバンドが必要なビッグな人たちをまずスケジュールに配置し、その合間に若手を入れて、
そいつらはステージ手前の方でカラオケで歌わせておいて、その時間を使って奥の方では
必要なセットチェンジ作業を行う、というスタイルになっているようです。

ステージを1分たりとも無駄にせず、最小限のコストで最大限の効率。
非常にらしいといえばらしい。
けっこう近所だし、1度行ってみたいとは思うのだけど、一緒に行ってくれる人がいない。
a-nationに1人で出掛ける勇気はさすがにありません。多分途中で涙ぐむと思う。


■08/28

Whiteberryのベスト盤が8/27発売
パチンコのCMで使われているのはジッタリン・ジンの元曲の方ですが、そこはあまり気にしない。
立ってる者は親でも使え。大事なことです。

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80_panとかが所属しているマネージメント会社、D-topiaのサイトが著しく狂っている件。
ウザいからって「SKIP」は押しちゃ駄目。真っ黒になって何もできなくなるから。
待ってるといろんな写真が出てくるから、適当にクリックすると適当に死にたくなるよ。

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カワ・Kishin
イラスト化されていじられなきゃいけないほどこの人は小物なのか。
お金がなくなってなりふり構ってられないのか。

SoulJa新曲で謎の女性「Misslim」をフィーチャー
客演するのに、こんなギミック的な露出をさせられなきゃいけないほど
彼女は小物なのか。お金がなくなってなりふり構ってられないのか。
いや、彼女の場合は契約上名前を出せないという線があるか。
それでもこんな安っちいコラボしてる場合じゃないだろう。


■08/25

SMAPのアルバムにバート・バカラックが曲を提供

椎名林檎も、ライジングで彼に書いてもらったという新曲をやっていた。
彼はお金がなくなっちゃったのだろうか。何となく心配になってきた。
椎名林檎の熱心なファンに「バカラックにとってはSMAPも林檎も十把一絡げだね」って
言うと怒り狂うと思うので、試してみたらいいと思った。

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「デトロイト・メタル・シティ」の映画公式サイトは、
何でこんな大切な時期にあちこち死にかかっているのか。

この期に及んで気になったので必死になって見てみたんだけど、これだけコンテンツ的には
おいしいネタにもかかわらず、直接的に噛んでいるテレビ局はないみたいだね。
主題歌も流せないような映画にはさすがに手を出せないようです。
しかし、ここまであからさまに放送禁止になって、された方が当然の
ようにしれっとしているという曲も、これまで前例ないんじゃないか。

映画サイトの注意書きもこんなだし、CDのパッケージにも似たような文言のシールが。
ある意味本気の「PARENTAL ADVISORY」的な表示ですね。多分日本初だ。
CDTVとかテレビでも流れるのは「甘い恋人」の方だけなのが何となくおかしい。
ていうか、そういうカップリングのシングルにして全面放送回避はまぬがれている。
これは結果的にか、狙ってそうしたのか。

で、考えてみれば映画本編も後々、少なくとも地上波での放映は不可能ということになる。
上映前から関連CDやグッズを山ほど出して、短期で売り抜ける気満々なのは
きっとまあそこらへんも織り込んで全体の収支を考えたってことですね。

あと、カラオケが「SATSUGAI」の歌詞の掲載を自粛してるのは笑った。
完全記憶していないと歌えないカラオケ。
ただ、表示しないのはDAMで、JOYSOUNDでは表示されたという話も。
各社いちいちこんなことで判断をしているんだ。
担当は絶対「めんどくせえことしやがって」とか思ってるんだろうな。
頭が下がります。


■08/24

つるの剛士、悲愴感と「いつかコラボしたい」とラブコール

同じフジテレビ系列だし、やろうと思えばいつでもできるな。
というか、ブサンボマスターのときはその名称の使用を止められ、
結局CDは「塚地武雅・堤下敦・梶原雄太」名義で出さざるを得ず、
かつネタとしても、最終的には番組中で謝罪するハメになるという、
随分とアレな感じでしたが、今回はそういう意味ではいろいろと超余裕。

で、ちょっと気になって調べてみたら、「悲愴感」を作曲したSHIKAMONは、
ブサンボマスターの作曲もしていたんだけど、どうやらやしきたかじんの
「やっぱ好きやねん」「ICHIZU 」とかを作曲した鹿紋太郎と同一人物っぽい。
あと、ポンキッキーズの「せかいのくるま」とかも作曲。信じられない振れ幅。
プロはやっぱすごいな。


■08/21

10周年記念、何していいのか思いつかない。
年間ベストテンとかやってるから、オールタイムベストテンでも考えるか、
と思って考え始めたら、まったくもって収拾が付かなくなってやめた。
思いついたら何かする。それまではいつも通りで。

お祝いメールいただきました。ありがとうございました。

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PEACH / 滝沢乃南 (Album)

B95cm, W59cm, H85cm。ガチの巨乳グラビアアイドル。
フォーサイド在籍時には、他の雑魚アイドルどもとは段違いの歌唱力でもって、
BOOWYのカバーを歌い倒していた彼女ですが、ここで何とユニヴァーサルに移籍。
大メジャーじゃないっすか。徳間ジャパンとかじゃないんだよ。
テレビ出演もそこそこ程度のグラビアアイドルがこの待遇というのはすごい、
それでもフォーサイド譲りのDVD付きデフォルト販売はまあ仕方あんめえ、
などといろいろ思いつつ、とりあえずアマゾンのカートにぶち込んだのですが。

さくっと届いたのを聴いてみてたまげた。
BOOWYのカバーという前歴と、鼠先輩はともかく、宙也、人時参加というあたりで
これはもう所謂「ロック」的な音になるのは確定と思ってたらあっさり裏切られた。
いきなりM-1からPerfumeもかくやのキュートなテクノポップ。
M-2もその路線が続き、M-3はピチカート的なポップスだったり。
彼女自身も歌唱力を巧みに操り、曲に合わせてきちんと声をハメてくる。
ていうか、普通のユニットのヴォーカルでもやっていけるレベルでキュート&ナイス。
M-5,6,8のあたりなんかフロアでも行ける。アイドル系イベントで回したら確実にハマる。
とにかく全編、徹頭徹尾ガールポップ。しかもすさまじく高品質。

スタッフたちは、何でこんな誰も期待していないところでそんなに頑張るんだ。
まったく意味がわからない。お前ら最高だ。
ともかく、他のちょっとTV露出の多いアイドルどもが「口パク」とか言って
ぬるいことしてる間に、彼女は次元の違うところに行ってるってことですよ。

MySpaceとかレコード会社のサイトも試聴ないんで、iTunesで聴いてくれ。
ちなみにジャケ写のピンクの部分はCDでは帯の一部になっておりまして、
取り外したらもう、激しくばるんばるんです。ものごっついです。
付属のDVDも大変にけしからんことになっています。


■08/19

ああ! 気が付いたら昨日でちょうど開設10年じゃないか!
イベントはやりますが、サイトで何か変わったことを
するとかしないとかまるで考えていないじゃないか。
現在夏休み中なので、明日ちょっと考えてみる。

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で、今年のライジングサン、便所はさすがに快適。
閉鎖されたトイレもなかったし、ほとんど並びさえしなかった。

ただ、雨だったせいか、入場時の誘導のダメっぷりは例年以上。
もうどの列にどこから並んでいいのかさっぱりわからない。
毎年バスが違うところに止まるから、こっちとしても慣れようがないし。

ていうか、立っていた係員に聞いたら嘘つかれたよ。
あっちの列って言われて並んでみたけど、ちょっと人数が異常に
少ないと思って再度周りに確認してみたら、当日券の列だったり。

まあ、一度入ってしまえば気持ちいいし、飯はうまいし、
何となくどうでもよくなるんだけど。

ちなみに見なかった面影ラッキーホールの件。
彼らはライブのたびに曲とはまったく関係ない時事ネタで
コール&レスポンスを強要することで一部で有名ですが、
今回はオーディエンス全員に「渋谷陽一!」と言わせたようです。
相変わらずすぎて泣けた。


■08/18

今さっき帰ってきました。俺の夏が終わりました。
とりあえずざっと感想を書き殴ってみる。

8/15
・安藤裕子
CDよりも多少朗々とした歌い方になるんだね。こっちの方がいいかもしれん。
つうかかわいいな。かわいい三十路は最強ですよ。
彼女が三十路だと知ったのは最近なんだけど。そりゃびっくりしたさ。

・矢野顕子
"Bakabon"は絶対やると思っていたけど、いきなり1曲目で笑った。
ピアノのみの完全1人体制のライブでしたが、ぜんぜん薄く感じないのはやっぱすげえ。

・鼠先輩
見てしまった。普通に盛り上がった。CDを出すのは悪ふざけ、ということを強調したり、
「自分頭おかしいっすから」を連発したりすればするほど、根っこは真面目なのかなあ、
と思えてくる。

・スチャダラパー
"サマージャム95"は絶対やると思っていたけど、オーラスで笑った。
「ハムナプトラ3」のCMでの上地の「命がけって最高!」というセリフが妙に心に
引っかかっていたのですが、ANIも引っかかっていたようで少しうれしかった。

・バービーボーイズ
コンタの下ネタMCも、杏子のショール振り回しやキックも全部まんまだった。泣いた。
「負けるもんか」も「離れろよ」もやってくれて嬉しかったけど、「翔んでみせろ」も聴きたかった。
しかし、今現在生活が一番安定していそうなのがエンリケだなんて、誰が予想できたか。

ほぼ1日中雨だったので、ここで体力の限界。フミヤをちょっと観たかった。


8/16
・怒髪天
いきなりサブちゃんの「祭」をバックに神輿に乗って登場する増子さんかっこよすぎ。
正直サンステージで彼らはちょっと厳しいんじゃないかと思っていたんだけど、
オープニングの盛り上げとして完璧過ぎる出来でした。すげえよ。参った。

・凛として時雨
ハイトーン男子とハイトーン女子で、ツインボーカルの意味のないことを確認。
彼らの他のバンドとの差はドラムのピエール中野がすべてだということも確認。

・銀杏BOYZ
初めて見たんだけどすごすぎて言葉が出なかった。ステージ付近に異様な空気が発生している。
本当は見ちゃいけないものを見ているような気にすらなってくる。
彼らはライブのたびにあんなことやっているのか。早死にするぞ。
一切誇張なしで、あれは命削ってやってるもの、絶対。

・Mr.Children
安定してるなあ、以外にあんまり言うことなし。

・椎名林檎
斉藤ネコカルテットの弦とピアノと歌のみ。
そもそも野外でそんなセット見たことない。とにかく異様。でも美しい。
彼女がやってる時間帯に、隣のEARTH TENTにも誰も入っていなかったのは、
彼女達のこの静かなセットに音が干渉しないようにという配慮だったんだね。

・ZAZEN BOYS
相変わらずヤバい。狂ってる。2年前より一層変態度が増している。
"I Don't Want To Be With You"はやっぱ生で観ると滅茶苦茶かっこいいな。

・ゆらゆら帝国
荒吐ではグダグダだったらしいけど、今回はしっかり。
ていうか、彼らは夜じゃないとダメだと思う。晴れた空の下聴く音じゃない。

・ROVO
彼らも圧倒的に夜の音。ていうか一瞬面影とどっち観るか迷ったんだけど、
どうせあいつらフェスだろうと何だろうといつもと同じだろうと思ったから。
いや、かっこよかった。ベロベロに酔っ払って聴くともっと気持ちいいんだろうけど、
寒くて飲んでいられなかったんだ。

・サニーデイ・サービス
もっと感傷的になるかと思っていたら、実にさっぱりと明るいステージ。
気持ちよく聴けてスコンと終わった感じ。そっちの方がいいよね、絶対。

で、スカパラをBGMに片付けて撤収。

3つ挙げるとすれば、銀杏・林檎・怒髪天かなあ。


■08/14

昨日、オリンピックのせいでドラマの視聴率が軒並み下がってると言いましたが、
「学校じゃ教えられない!」の視聴率は、第5話にしてついに4%台に突入。
あと、「ロト6で3億2千万円当てた男」も4%台でございます。

ただし、「学校じゃ教えられない!」は主題歌らしい主題歌の設定はなし。
「ロト6で3億2千万円当てた男」の主題歌は、EXILEのベスト盤収録曲で、
元々シングル発売の予定もないし、あんまり大きな影響はなさげです。
つまりやっぱり主題歌的に一番ヤバいのは福井舞だ。頑張れ。

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谷村奈南のヘソピが、少なくとも新曲のPVでは廃止された模様です。



やはり一般訴求を考えるとそっちの方がよい。
前作で本人の意思に反して強行したおっぱい大作戦が成功してしまったもんですから、
もう彼女は事務所の言うことを何でも聞かざるを得ないのです。
言われるがまま、為されるがままなのです。かわいそうです。
何だかドキドキしてきました。性的に。


では明日5時起きでライジングサン行ってきます。


■08/13

ライジングサンに鼠先輩が来る!
30分も何やるんだ。
多分REDで矢野顕子見た直後だから覗いてみようか。

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オリンピックが始まって以来、各局ドラマが軒並み視聴率を相当下げている中、
唯一わずかではありますが上昇したドラマがあります。それは「恋空」。

第1話:5.6%⇒第2話:5.9%。

裏にオリンピックがあるにもかかわらずこういう動きということは、つまりこれ、
第1話が始まった段階で、様子見とか試しに見てみるというライト層が皆無、
ガチで見る気満々の奴以外、ハナから誰も見ていなかったということですね。
第1話の段階で底を打っていたわけだ。そんなドラマ初めてじゃないか。

でも数字は相変わらずですから、主題歌でデビューする福井舞も大変です。
話題性のみで引っ張る予定でしたので無名なキャストばかり並べていますが、
主題歌もズブの新人。それでこの視聴率ですから、タイアップ効果が相当に不安。
歌の方のスタッフもだんだん必死さが増してきているのではないかと。

それでも、タイアップに絞って予算投入していることは間違いないでしょうから、
必死とはいえ他に予算があんまりないため、できることは限られてしまいます。
そんな中、プレスリリースをバラ撒いてこんな感じに記事にしてもらうことは、
お金のかからないプロモーションの定番中の定番。頑張ってます。

で、「レコ直♪」の「TV・CM・シネマランキング1位」ということになってますが、
でも、一般的な総合チャートでは「ポニョ」に遠く及んでおりません。
なんか宇多田のアメリカデビュー時の「ビルボード新人チャートで5位」とか
いう物言いに何となく近い状況になってきているような気がしてなりません。
煽るのもなかなかに大変です。

そして、彼女もエイベックス。
20周年記念の3人組とか、YAZAWA長女とか、彼女とか、
大型新人だらけでこれはこれでなんだか全社的に大変ですね。


■08/11

9/19ですが、カバー曲縛りだけど、もしいたらライブとかもできます。
ドラムセットがないので、アコースティックか打ち込みメインで、
という形ですが。DJ同様希望者募集中。

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プロダクション I.Gが、叶姉妹をセクシーアクションアニメに

t.A.T.uの映画を思い出した。いったいこれは誰が得するんだ。
だからどういうターゲットに売れると踏んで企画したものなのか説明してみろ。
しかも予約期間が正味2ヶ月って、どういう周知をすればペイが可能なんだ。
というか、これを予約するということはつまり、有無を言わさず
最高30000円支出させられるリスクを背負うということじゃないのか。
そんな恐ろしいこと、誰ができるっていうんだ。

t.A.T.uと同様、きちんと世に出るか出ないかまでウォッチする必要がある。
予定では来年1月。ドキドキしながら観察しよう。

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Sambassadeur / Migration (Album)

渋谷HMVの3階を愛して止まない私ですが、これも最近リコメンドしてた盤。試聴して即購入。
スウェーデンのバンドですが、素性よくわからず。2005年くらいから活動してるバンドのようです。
この盤もスウェーデン国内では昨年出ていたのが、今年になって海外流通し始めたアルバムっぽい。

ここ最近は、ネオアコ的な方向性の音とエレクトロニカ的な方向性の音とがクロスするような
空気感を持ったバンドが増えてきたわけですが、これはある意味その決定版じゃないでしょうか。
圧倒的にネオアコ方向からのアプローチなのですが、弦やシンセの使い方のセンスが死ぬほどいい。
かつ、いい感じに青臭くて、いい感じにキュートでポップです。
すっぴんでも十分にいけてる女の子が、休みの日にちょっとだけ化粧しているのに会ったら、
ほどよく効果的にかわいくなってて、もうこれちょっとどうしよう、みたいな感じ。

とりあえずMySpaceで。
「ネオアコ」+「エレクトロニカ」っぷりが絶妙すぎる"That Town"、
アルバムで唯一、シーケンス音で引っ張る"Final Say"あたりから。


■08/10

自宅の周りが全部私道な俺は、Googleストリートビュー的には勝ち組。
なんかアメリカでは裁判になってもいろいろと突っ張っているようですが、
日本で山谷釜ヶ崎に突入する根性がないような状況では、
この先いろいろと大変だと思った。

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サザン“最後のCD”2日で完売 初回限定盤30万枚

都心のレコード屋何軒か行ったところ、まだ鬼のように限定盤積んでたんだけど。
地方や入荷の少ないところはなくなってるところもきっとあるんだろうけど、
これはどちらかといえば景気付けというか宣伝、ということでOKですね。

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渋谷のBOOKOFFにも行ってきた。
クアトロパルコのクラブクアトロ部分以外、地下から3階まで全フロア占拠。
これからクラブクアトロは「BOOKOFFの上」と簡単に説明されてしまうのだ。
便利だけど切ない。
で、せっかくなんで河辺千恵子のアルバムを捕獲してきた。
ポップスとしてはけっこうよくできていたよ。

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9/19(金)の10周年記念オフ会イベント、詰めてます。
回せる場所でやるわけですが、カバー曲縛りで一晩中行きます。
なんかものすごいことになりそうな気がします。

で、もし「俺も回したい! カバー曲縛りに挑戦したい!」という方、
いらっしゃいましたら是非お願いします。やっちゃってください。
未経験者歓迎。操作方法は当日説明いたします。
希望される方はメールで連絡お願いします。
また、何分も回せるほどはないけど、1曲2曲ならあるぜ、という方もCD持参で。
終了前になりますが、B2Bというか、1人1曲ずつかけながら
次々回していく時間を作る予定です。

■俺夜10周年企画#2『Waste of Pops 80s-90s 10周年OFF会』
■2008年9月19日(金)
■OPEN/START 20:00〜
■@池尻大橋ROCKER ROOM
■料金/2,000円(1ドリンク付)
■出演/O.D.A.&オレナイターズ、他


■08/08

プロデューサーのおちまさと、河辺千恵子と入籍

2004年デビュー。アルバム1枚、シングル5枚、最高位67位。
アイドル歌手としてはずっこけた彼女、こういう形で大逆転。
つうか大逆転ということでいいんだよね、これ。微妙だ。


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「恋空」の第1回視聴率5.6%がすごいなあ、と思っていたら、
「学校じゃ教えられない!」の前回の数字は5.4%だった。
つまりこれは「エッチなのはダメです!」という、お茶の間からの警告だ。
今思えばすさまじくフリーダムだった昭和に思春期を過ごした人間にとって、
そんな結論は少し悲しいけど、でも事実は受け止めなければならない。
少なくともドラマのターゲット層である若い子たちやファミリーは、
テレビにエロいのなんてまったく期待していないんだ。

テレビなんてパブリックなメディアのエロは、もう消え行く運命にあって、
各自好きなのをこっそりネットで見る、パーソナルなエロしかもう残らない。
土曜に友達の家に泊まりに行って夜中まで起きていて、エロい番組を小さなテレビで
こっそり一緒に見るなんて経験も、もう過去のものでしかないのだろうな。

そんな今、期待できるのは「水戸黄門」レギュラーに決定した磯山さやかだけだ。
彼女ならきっとやってくれる。由美かおるとともに。むしろそれ以上に。
ていうか、彼女は方言ネタのとき含め、自分の出身地(茨城)を
実にうまく活用している。生き残り方を心得ているね。


■08/07

日経エンタテインメント今月号の表紙の相武沙希の顔がすごく怖い。
事務所チェックはなかったのか。何でこんなことになっているんだ。

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大型新人登場!矢沢永吉の娘がavexより歌手デビュー

バンドということなんだけど、公式サイトのバイオグラフィを見ても
他のメンバーが誰かさっぱりわからない。何人組かすらわからない。
ギタリストが作曲してるみたいなことまで書いてあるのに、
そのギタリストは名前すら出してもらえていない。
初期ZARD以上にバンドである必然性がまったくもって謎。

いや、きっと実際にバンドである必然性はまったくないんだ。
必要なのは「バンドとしての名義」であり、それはつまり保険じゃないかと。
このデビュー形態から、そう思うわけです。

エイベックスの二世タレントと言えばもちろん伝説の北野井子。
現在の所属組では、甲斐名都がいい感じにくすぶっております。
EMIなら宇多田、ユニヴァーサルなら直太朗、ビクターならDRAGON ASH。
レコード会社によっては成功例もぼちぼち散見される中、
エイベックスは今のところ成功事例がひとつもない。

そんな中を派手にデビューさせるわけですから、スタッフ全員ドキドキです。
「もしかしたらまた失敗しちゃうかも…!」不安がみんなの胸をよぎります。
しかも過去の経歴を見るに、YAZAWA長女はかなりのシンガー英才教育。
ここまで仕込んできたのをコケさせたら、世界のYAZAWAに怒られます。
失敗するわけにいかない…! でも成功の保証もない…。

でも、バンド名義でデビューさせておけば、一度コケても安心です!
なかったことにしてから名義を本名に戻して、しれっと次のCD出して、
「満を持してソロデビュー!」と言えばいい。そうすればいい。
エイベックスは「なかったことにする」ことにかけては業界随一の
圧倒的な実力を誇っているので、そういう意味では安心だよ!

というわけでYAZAWA長女は、残機1でWORLD1-1をスタートです。
調子に乗ってダッシュすると、穴に落ちてすぐ死ぬから気をつけよう。
北野井子なんてまさに調子こいてダッシュして即死だったから。


■08/06

吉幾三張り切りすぎ。
それでも、ニコニコとかで散々無断サンプリングされてはおもちゃにされているのを受けて、
怒ったりネガティブなリアクションをするのではなく、むしろ一緒におもしろがった結果、
こういう形で便乗して儲けようという方針は非常に素敵だと思います。でもやりすぎだ。

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鼠先輩は結局最高位16位、累積で約2万枚止まり。
あれだけいろいろ仕込んでおいてこれはちょっと切ない。
が、何だか今頃になって「大ヒット中!」とか前振りで煽りながら
やたらにテレビ出演している。ものすごく間抜けな感じだ。

リリースタイミングで一気にオファーが入り、それで収録した番組が、
今頃になって放映されてしまっているのか、それとも今からもう1回
本気でプロモーションしようとしているのか。
そのおかげか、先週の101位から今週は80位まで再浮上したよ!
でも今週の売上枚数は968枚。あれだけパワーかけてこれ。
ものすごい効率の悪さ。
でも、今週もまだテレビ出るようです。ほどほどに頑張れ。

あと、公式サイトの投げやりさ加減は嫌いじゃない。


■08/04

タモリは実に普通でした。プロだなあ。

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「佐世保」だけじゃない 「本格バーガー」人気急上昇中

おめえ、ご当地バーガーといえば函館のラッキーピエロに決まっとろうが。
函館行くたび、海鮮とか塩ラーメンとかは食わなくてもこっちは食う。
大好きだ。

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「恋空」初回視聴率は5.6% 人気ケータイ小説もドラマでは不発?

やっちまった。
キャストはほぼ全員無名。原作の知名度だけに寄り掛かった企画だけに、
それで駄目だったらもう、どうにもリカバリーのしようがないですよ。
どうしよう。

そして、今後どれだけ頑張って番宣をしてみたところで、メインターゲットである女子中高生は、
既に内容を知っているだけに、土曜20時という一家団欒のタイミングには選ばない。選べない。
それに番宣たって、若いのが束になってバラエティに出ては走り回って
オッスオッス言ってたら何とかなっていたROOKIESとは訳が違う。
もう今の段階でほぼ詰んでるじゃないか。本当にどうするんだTBS。

でも、それでも5.6%はあんまりすぎる。
8/2という日付を思うに、日本全国でやたらと祭りや花火をやってる日だった、
という事実も、ある程度数字を下げた要因のような気がしてならないのです。
要するに、8/2の晩はみんなお出かけしていた説。

 ・福島県いわき市 いわき小名浜港花火大会 10000発
 ・茨城県古河市 第3回古河花火大会 15000発
 ・栃木県足利市 2008わたらせ・サマー・フェスタ第94回足利花火大会 20000発
 ・群馬県高崎市 第34回高崎まつり大花火大会 15000発
 ・埼玉県上尾市 第14回あげお花火大会 15000発
 ・千葉県我孫子市 手賀沼花火大会 13500発
 ・神奈川県厚木市 第62回あつぎ鮎まつり大花火大会 10000発
 ・新潟県長岡市 長岡まつり大花火大会 20000発(2日間合計)
 ・石川県川北町 第23回川北まつり北國大花火川北大会 16000発
 ・岐阜県岐阜市 第63回全国花火大会 30000発
 ・兵庫県神戸市 第38回みなとこうべ海上花火大会 6000発
 ・岡山県岡山市 おかやま桃太郎まつり 第35回納涼花火大会 4000発
 ・宮崎県都城市 2008高崎夏まつり 10000発
 
「るるぶ」で調べたら地域一番クラスの花火大会でこれだけ。大小合わせれば全国40か所以上。
花火に付随して祭りや縁日も当然あるでしょうし、花火大会ではなくても地域の祭りは
全国レベルで有名なねぶたや竿燈はじめ、こちらも大小山ほどあります。

もし俺が女子中高生で、歪んだ性格のブサ面じゃなければ、ドラマで仮想体験して
終了するよりは、リアルな恋愛をほのかに期待しつつウキウキ祭りに出かけるね。
そしてもし俺が、歪んだ性格のブサ面女子中高生だったら、誘ってくれる友達もおらず
ただ自宅にいたとしても、「恋空」を見るような真似はハナからしない。絶対に。
そんな屈辱的なことは。

みんなもそんな感じだと思うんだ、きっと。
そういうことにしておこうぜ。
ていうか、単に流行りが過ぎただけだな。


■08/03

法事から帰ってきました。
暑さに全部持っていかれてヨレヨレです。
もう全てを打ち捨てて今日は寝ます。

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大相撲七月場所に懸賞を出します!!
アニメの人たちなのですが、このプロモーションが謎過ぎて困る。
ターゲットとか効果とかまったくもって不明。
一体誰が得するんだ。

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トリビュートアルバムの発売が発表された直後にして、かつ自らが見出した
タモリの仕事への影響が最小という、奇跡のようなタイミングで逝くとは。
偶然なんだろうけど、何となくすげえと思う。

とりあえず明日の「いいとも」は録画しておこう。
何か変わったものが見られるかもしれない。


■08/01

明日から週末、兵庫の山奥に法事に行ってきます。
この暑い中を礼服ですよ。頑張るよ。
皆さんは8/2、渋谷softに集合でよろしく。

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9/21にこんな企画ライブがあるので、チケットを押さえた。

Spoon Market DU/08S

いろんなカバー集に参加したりしているけっこうベテランバンド
東京ピンサロックスが主催する、ガールズ系イベントなのですが。
出演者のラインナップがものすごいことになっている。

ある意味海外の修羅場からの凱旋ライブ、これを見逃がしたら
次はもう2度とないんじゃないかと思えてならない80_pan。

インディーズ時代はあんなにシャープだったのに、メジャーに行ってソニーの
言いなりのような曲を次々リリースしているうちに、目も当てられないくらい
グダグダになり、もうどうしていいのか誰もわからないNIRGILIS。

ソニーに移籍して以降、なぜか活動がみるみる地味に地道になっていき、
あったはずの居場所がどんどんなくなっている感アリアリのHALCALI。

このままいつまでダラダラ続ける気なのかさっぱりわからないけど、
片方が結婚して、さすがに先行き不安定になってきたFLIP-FLAP。

ネガティブな意味で非常に気になるアーティスト勢ぞろい。
これが、わけもわからずものすごくワクワクしてしまう。
自分としては、フジロック、ライジングと来て、その最後を飾るにふさわしい、
他に類を見ない「負のフェス」としての位置付けで臨みたいと思います。
で、終演後は、何だか切ない気持ちになってお酒を飲むのです。
そして夏が終わるんだ。


■07/31

当サイトは8月で10周年ですが、「俺夜」も10周年。
8/2に10周年記念企画その1を開催いたします。
って、実は俺が週末は兵庫の山奥で法事のため、出席できないのですが…。
が、歌と生演奏はあるわ、占いはあるわ、スペシャルゲストとして電撃ネットワークというか、
DJ的には「申し訳ナイターズ」のギュウゾウさんが、本家申し訳ナイトの前に回しに来てくれます。
お暇な方はぜひよろしくお願いします。いやマジで。


■俺夜10周年企画#1『10年目のOle! Summer Night!!』
■2008年8月2日(土)
■OPEN/START 19:00〜
■@渋谷Soft(東京都渋谷区渋谷3-1-9-B1/03-5467-5817)
http://www.soft-tokyo.com

■入場料/500円(ドリンク別/キャッシュオンデリバリー式)
■出演
[ディスクジョッキー]teva/mako2/編集長(from CNT)/TTM(東京転覆マシーン)/R-taro/
O-mae/yuza/Hatchy/Kenzo_ria/Cherry8/ann4/Saori/matsu1(from ミシガン)/
デリヘル美(from 大阪)/ZEN(from 大阪)
[スペシャルゲストDJ]ギュウゾウ(電撃ネットワーク)
[映像]OHNO
[歌と生演奏]KITAMURA
[占い]談(from 名古屋)

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オリコンのデイリーチャート見てたら、7/30付で1位のミスチルに、
羞恥心+Paboのアラジンが1500枚程度の差まで追い上げていて笑う。

アラジンのこの曲、一応「サラリーマン応援歌」という看板で売っていますが、
狂ったように平易な歌詞なので、子供への訴求力もバリバリです。
夏休みですし、土日の状況では引っくり返りかねません。
ミスチルもオリンピックのテーマソングなので、細く長く売れる
ことが期待されますが、ちょっと初動が悪い。
つうか、1年半前に40万枚限定シングルを一瞬で売りさばいた人たちの
初日の売上が4万枚いってないって、これ本当にヤバいね。

逆にアラジン・羞恥心含め、ヘキサゴン絡みの楽曲の全作曲を手がけている高原兄は、
元祖アラジンで売れた時を上回るウハウハっぷりではないかと思われます。
「完全無欠のロックンローラー」は、当時売れたと言っても30万枚程度ですから、
羞恥心の方が軽く上回ってます。2枚目もあるし、今回のもあるし。
かつ、当時にはなかった着うたやらカラオケやらの二次収入もありますから、
もうしばらくで彼史上最強の預金通帳になることでしょう。

でもそれで天狗にならないで、相変わらずたまに大阪ローカル番組に出ては
中途半端にいじられるキャラクターでい続けてほしいと、切に願います。

あと、悲愴感のCDデビューが決まったね。
あの楽曲の作り込みと発表から発売までの速さはやっぱ、
ハナからリリースを予定していたんだろうなあ。
買うなら羞恥心よりむしろこっちだな。将来醸し出すであろうモンド感を考えると。


■07/29

Good-jobグッジョブ 藤子・F・まいたそ 引退
合掌。

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「モバHO!」3月末に終了 ワンセグに敗北
合掌。

仕事関係で、毎年7月のWireless Japanには行っているんだけど、
そういえば今年はモバHO!のブースがなかった。今気がついた。
そもそも、何でこんな勝算のないサービスを始めたのかハナからわからない。
ワンセグと競合したからダメだったとか、そういうレベルじゃないよ、これ。

たとえば「マンションに入居したら有線が付いていた」というパターンを除けば、
USENとかの有線放送を個人で契約している人が世の中にどれだけおるねん、
ということを想像しただけでわかると思います。
音声がその状態で、それが映像になった途端に200万人の利用者が
どこぞから湧き出てくると考える方が難しい。なのに。

あと思ったこと。
「ワンセグに敗北」って、じゃあ果たしてワンセグは勝っているのか、という問題。
「ワンセグ対応機器が売れている」ことと、「ワンセグが利用されている」こととは
現状では全く別物だから。今の世の中、携帯買ったら使おうが使うまいが、
概ねワンセグ付いているわけで。実際問題としてそれが使われているのかと。
そして、放送そのものは見ていても、双方向データサービスまでがっちり
享受してまっせ、という人が世の中にどれくらいいるのかと。

ワンセグは放送流しているだけでは1銭も実入りはないわけですよ。
果たして当初の目論見通りの素敵ビジネスモデルが成立するかどうか。
実は結構微妙かもしれない。
対応機器の普及率が高いことだけを根拠にしてうっかり浮かれたサービス
始めようものなら、間違いなくDSvisionみたくなってしまいます。

さて、次はAny Musicでしょうか。いつまで頑張れるのだろうか。


■07/27

27時間テレビをチラ見してたんだけど、昨晩の「さんま+大竹しのぶ+鶴瓶」のトークが圧巻だった。

ともすれば停滞しがち、険悪な空気になりそうな危うい元夫婦の2人の会話に、
鶴瓶が絶妙のタイミングで燃料や突っ込みを投下。2人を機嫌よく喋らせ、
お笑いトークコーナーとしてがっちり成立させていく。やっぱ鶴瓶はすごい。
その後のコーナーで、元夫婦トークの聞き役が中居に代わった途端、明らかに
空気がおかしくなり、俺が風呂入って出たら大竹しのぶ帰っていなくなってた。
能力差というものは残酷だな。

---

フジロックから帰ったら、DS-10が届いていたので早速いじる。
が、やはり作曲等のセンスが皆無なので、デモ曲の音色をいじったり、
ベタなリズムパターンを打ち込んで遊ぶくらいしかまだできない。
まずは何かコピーをしようと思い、Perfumeのスコアを買うことにした。
耳コピなんて高尚なことを俺ができるわけがないんだ。


DS-10よりもちょっと前に、いろいろ事情もあってDSvisionスターターキットも購入。
テキスト、コミック、ムービーをDSで見ることができるビューワーソフト。
予定では1年後には200万人のユーザーを獲得しようという壮大な計画なのですが。

発売前の時点でこれまずグダグダでした。
昨秋、品川で結構大きな発表記者会見開いて、3月に発売しますと言っておいて、
3月になろうかという時点で4月に延期というプレスリリースを突然発表。
そして4月終わっても全くのなしのつぶて。今度はプレスリリースすら出ない。
ようやく7月に発売決定して、さすがに秋葉原で発売イベントやろうとしたら、
例の通り魔事件の影響であえなく中止。結果ものすごくひっそりと発売。
もう既に終わってる。

で、発売から半月の時点で新宿ヨドバシに買いに行ったら、新作コーナーの、
棚の端っこの方に2本刺さっているだけ。探すのにえらく苦労した。
当日はドラクエV発売直後で、すごい面展開をしていたわけですが、それでも酷い。
ていうか、ドラクエのDS移植だってそれだけやってもIVで120万本レベルなんだ。
今のこの状況で、どの口が「1年後に200万普及」とか言ってるんだ。
もう既に終わってる。

でも、ようやくこれでDSも晴れてマルチメディアビューワーになるわけですよ。
じゃあ、どんなものが用意されているのかといえば、販売コンテンツも実に酷い。
こっちがデータの販売用サイトなのですが。
テキストは新潮社、コミックは秋田書店、アニメはタツノコ。以上。
全部でまだ100点もないし、新作もほとんどないんだ。
ていうか、秋田書店。本屋に行けば現物を400円で買える物を
データで315円で売って売れると本気で思っているのか。
品揃えも価格設定もグダグダで目も当てられない。
もう既に終わってる。

あと、せっかくこれで動画閲覧できるようになったのに、著作権処理だけはガチガチに
しているので、テレビ録画等自前で用意した動画の持ち出しは一切できないんだ。
だいたい携帯機で動画見る需要って、可処分時間の足りない人が家で処理
し切れなかった番組を移動中に見るという以外に何があるっていうんだ。
もう既に終わっている。

以上、どこまでも果てしなくダメなわけで、正直なところ今の興味は
「どこまで粘ってどう美しく撤収するのか」の一点のみ。
そのネガティブなワクワク感を実感するために購入するというのも、
それなりにけっこう楽しいかもしれない。俺は十分楽しいよ。
負け惜しみじゃないよ。


■07/26

パチスロTHE BLUE HEARTS、後期の曲まで使ってるっぽい。
となると権利処理が微妙に謎になってくる。単にJASRACに金払っただけか。
よくわからん。よくわからんが実機を打ちに行く気はないよ。
ギャンブルとエロゲは一切しないのだ。やったら間違いなくハマるから。
人としての何かを失うまで。

---

フジロック、金曜だけ行ってきました。 きちんと見たのはくるりとGOSSIPとマイブラ程度ですが。

・くるり
初めて見たんだけど、いつもこんな感じなんだろうなと思わせる緩いMC。
でも、「ワンダーフォーゲル」のようなアッパーな曲と、「ばらの花」みたいな
穏やかな曲をまったく同じテンションで聴かせてしまうのはすごいね。
ていうか、音源聴いててもメジャーデビューの「東京」からこれまで、音の表面的には
非常に振幅の激しいことしてるにもかかわらず、一貫して聞こえるわけですから。
ものすごく核がしっかりしてるんだろうなあ。

・GOSSIP
デブ姐さん大暴れ。
曲間にNirvanaとかMadonnaとかDaftpunkまで引用しつつ、鬼のようにアゲる。
3人プラスサポート1名。時にはベースも入れず、音数的にはけっこう
薄いはずなんだけど、ぜんぜん気にならないし。あの声は宝だね。

・マイブラ
やっぱりキチガイだったよ!
6月のUK公演と曲順は違ったものの、Creation時代の音源をさらうような構成は同じ。
でも、ラストの「You Made Me Realize」で、やっぱりやったよノイズ地獄。
約20分間、延々とノイズを垂れ流し続け。馬鹿野郎だ。堪能しました。
1992年に大阪公演ドタキャン食らって以来の怨念を晴らせてよかったよ。


電気グルーヴは入場規制かかって入れず。何でも「N.O.」まで
やらかしてのヒットパレード状態だったようで。悔しい。

結局、他の時間は概ね寝たり食ったり飲んだり。
途中一時けっこうな雨が降ったんだけど、きちんとした合羽を用意していけば、
雨の中でも案外と余裕で昼寝できることに気付いたのが今回の収穫。


■07/23

羞恥心+Paboの「アラジン」はポニーキャニオンじゃなくて吉本R&Cからの発売なのね。
こういう名義による出し分けって、ものすごく嫌な感じの大人の事情っぽい。

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AKB48といえば、信者からお布施を容赦なく取り立てることで一部に著名なわけですが、
でもだからこそ、客単価のその異常な高さによって、熱心なファンは一握りだとしても、
ビジネスとしてはきちんと成立しているわけでございます。

アイドルとして図抜けていたり、音楽としてレベルが高かったり、タレントとして秀でているわけでもない、
かわいいだけの女子集団でもってお金儲けできているのは、ひとえにそのビジネスモデルによってのみ。
ということで、そこらへんの層をターゲットにした企画がぞろぞろと後追いで登場するのは当然のこと。
以下、自分で把握しておきたいので自由研究。


○アイドリング!!!
秋元康がAKBに行っちゃった後、彼が編み出した従来の手口をフジテレビが容赦なくまた流用。
さらに「成長の過程を見せる」手法はASAYAN的でもあります。
さらにそれにAKB的な方法論もプラスするという、過去のアイドル販売の
集大成的な戦法でもって、ただいま二番手驀進中。
というか、AKBのシングル販売数が毎回およそ25000前後に対し、アイドリングは
最近20000前後まで付けていますから、状況によっては逆転もありえます。

ということで、夏休み中は必死。
お台場冒険王でAKB流用的戦法「ほぼ毎日ライブ」を行っています。
ここで逆転を目指そう。


○よしもとグラビアエージェンシー(YGA)
今のところはさして大きな動き行っているわけではありませんが、
新宿ルミネという既存の「箱」を活用できるのが強みですね。
ただ、新宿では弱いと見たか、8月は秋葉原の石丸電気で週末ごとにイベント開催。
本拠地で可処分所得が高い層の獲得に挑みます。
7/30にはCDデビューですが、テレビも深夜にちょぼちょぼ程度で、まだ地盤弱いんじゃないか。

あと、オチ担当メンバーが在籍しているのは浅井企画が噛んだCHA-CHAの流れだと思いますが、
同じお笑いメインの事務所だからって、そこまで真似しなくてもいいと思います。


○中野腐女子シスターズ
一応レギュラー番組はあるものの、Gyaoのネット配信番組という時点でものすごくアレ。
さらに、見るからにアキバ系男子狙いなのはものすごく嫌というほどわかるのですが、
狙いどころがベタ過ぎて、本来のターゲット層までドン引きさせている気配濃厚。
また、女の子ごとに事務所がバラバラなもんでまったく足並みが揃わず、
すごい勢いで脱退・加入を繰り返しているところもマイナスポイントです。

で、9月にCDデビューが決まったのですが、本体名義としてではなく、
番組内のコントコーナーの「男子」設定名義「腐男塾」でのデビュー。
ただでも知名度薄いのに輪をかけるような真似をして、何したいのかまるでわかりません。
傍から見ている分には、わざと売れないようにしているとしか思えないのですが、
多分スタッフは素でマジだと思います。


とりあえずこんなところでしょうか。
女の子も大変ですが、スタッフもすごく大変。
しかし、一度売れる方程式が編み出されると、延々それを流用・借用しながら
陳腐化するまで食らい尽くすのは世の常って奴なんでしょうか。
確かどっかで「着うたランキングで10位以内に入らなければどうこう」
みたいなことをまだやってたような気もするし。

次はいろんな局で「バラエティ番組内での人気者を仕立ててユニット結成」とか
やり出すのだろうな、きっと。

あと、再改名したDreamも、AKB的な何かを始めるに1000点。
これまではそんなことしたら長谷部優のグレードが下がるので
できなかったけど、これで安心して無茶できるよね。


■07/21

8/18で当サイトは10周年を迎えるわけですが、さすがに何かやろうと思います。
ていうか、9/19(金)に、池尻大橋でやることにします。20:00から朝まで。
「俺夜」も10周年ですので、兼ねてイベントを。内容吟味中。
せっかくなんで、こんなサイトに出入りしている皆さんできるだけ多くとお会いしたい。
どういうつもりなのか聞いてみたい。
翌日いろいろある人は終電まででOK。20:00はまだ仕事がって人は来れる時間帯に来て。
とりあえず皆さん、空けておいていただけると幸いですよ。詳細は追って。

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1000SAY / STARGAZER ORCHESTRA (Mini Album)

初期SUPERCARにえらく似ているって言ったら身も蓋もないんだけど、
エレクトロニカ的要素を取り込んだギターバンドで男女ツインヴォーカルと
いう時点で、もう比較されることはある程度覚悟してもらわないと困る。
でも、歌としての完成度は、インディーズのファーストにしてこっちの方が
上だったりする。かつ女子ヴォーカルの存在感がフルカワミキ以上に絶妙。
単純に聴いていてポップスとしてものごっつ気持ちいい。

しかし、こういうふうにバンドサウンドとエレクトロニカ系音響をアホみたいに自然に融合させるのって、
おっさんの耳からしたらすごいとしか思えないのだけど、やっぱ今の若者では普通なのだろうか。
物心付いた時点で全てのジャンルが揃っていて、興味しだいで聴き放題だものなあ。

ビートルズやピストルズを「新譜」としてリアルタイムで聴いた経験のある年代の人たちを
心底羨ましいと思ったこともあるし、ニルヴァナやマイブラや「スクリーマデリカ」をリアルタイムで
聴いていたことを若い者に何となく自慢したことはあるけれど、でもこういう点で若者は若者の
アドバンテージがあるのだなあ、と思います。これはこれで羨ましいな。ていうか眩しいよ。

MySpaceはこちら、試聴はほんのちょっとだけ。もうちょい聴かせてもよくねえか。


■07/20

ソフトバンクのお父さんの声は北大路欣也だったのか。
ぜんぜん気が付かなかったよ。細かいところに金使ってるな、孫。

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ORANGE RANGEのニューアルバム、オリコンで今週1位だったけど初動は75000枚。
この数字はちょっと洒落になってないと思って過去のオリジナルアルバムの売上を調べてみる。

発売月
タイトル
最高位
売上概数
2004/12
musiQ 1位 2649000枚
2005/10
NATURAL 1位 934000枚
2006/12
ORANGE RANGE 1位 348000枚
2008/07
PANIC FANCY 1位 75000枚

ニューアルバムは1週目のみの数字で。
見た目は全部1位なのでアレですが、売上は1枚出すごとに前作の約1/3強程度になっています。
ニューアルバムの2週目のデイリーは現在、概ね8〜9位あたりでうろうろしておりまして、
累積で13〜14万枚あたりに落ち着きそう。したがって、今回も概ね正しく法則に則っています。
もしこの次のアルバムも正しく法則どおりだったら、5万枚前後になっちゃうよ。
もうこれはヤバい。そろそろ今後をじっくり考えなくてはいけないレベルだ。
メンバーは現在23〜25歳。まだ当面の潰しは利きそうなので、
それでもできるところまでやるのでしょうか。

青山テルマの人気がまったく「人に付いて」いない件をちょっと前にネタにしましたが、
彼らの、バンド名は概ねみんな知っていても、一時的とはいえこれだけ売れたにもかかわらず、
メンバーのひとりでもパーソナルまで知っているのは熱心なファンしかいないという状況は、
彼らはそれまでと現状をつなぐ過渡期的な位置付けの存在だった、と言えるかもしれません。
でも、宇宙人みたいなのが一人混ざっていることは俺も知っているよ。


■07/18

そろそろ「黒人は犬の子ということか! キーッ!」みたいなアレな感じの
クレームが入って、ソフトバンクのCMが撤収しそうな気がしてきたよ。

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悲愴感 / 悲愴感


一発ネタの割には、意外に曲がよくできている。
企画物のヒット曲にはこういう馬鹿みたいなパクりがひとつくらいは
ないと面白くないし、いいからCD出してしまえばいいと思う。
というか、これは21世紀の「うなずきマーチ」でもあるね。


■07/16

24時間テレビ、今年は海からも感動お届け

海なら週刊誌や2ちゃんねらーにストーキングされてネット実況とか
されることも、「ワープ」とかいろいろ突っ込まれることもないぜ!
評判がよければ将来はむしろこっちをメインにするぜ!

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青山テルマ、週間チャート初登場6位。24000枚。ユニヴァーサル涙目。
前の曲が40万枚売れた後でも休ませず、むしろテレビ等への顔出しを強化したり、
「QUICK JAPAN」とかにまで登場してサブカル層への刷り込みを図ったり、
「テルマー増殖中」とか記事で煽ってみたり、本当にいろいろ頑張っていたのに、
それでも結局この程度というのは、ある意味すごい。

そこらへん本当に、ライトユーザーの音楽の聴き方、アーティストの捉え方自体が、
着メロ的な音楽摂取に慣れてきたことによって変わってきてるのかな、と思う。
とすると、CDだけでなく、事務所本体のファンクラブやグッズ関連のビジネスも
今後相当にヤバくなるかもしれないということです。業界丸ごと不況ですか。

着メロビジネスは、今のこのCD不況の中では救世主的存在かもしれないけど、
実は業界全体をじわじわゆっくり殺していく、フロンとかアスベストみたいな
ものなのかもしれません。


■07/15

“国際派女優”田村英里子、2年ぶり凱旋来日 国内活動再開を示唆
すげえよこのメイク。「欧米人が思い浮かべるアジア女」まんまじゃねえか。

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NHK大河ドラマ「篤姫」 視聴率とともに注目される宮崎あおいと堀北真希のバトルの行方
お前ら二人ともケータイ刑事なんだから仲良くしろ。

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Cutie Pai / Cutie MANIA (Album)

知ってる人は何を今更という感じだと思います。
この間初めてちゃんと聴きました。ごめんなさいごめんなさい。
名前は聞いたことあったけど、単なる秋葉の地下系アイドルグループの1という認識で、
まともに聴こうとしていなかったんだ。今、ものすごい後悔の念でいっぱいです。

活動開始は2001年。メンバーチェンジを繰り返しながら今に至る。
作詞・作曲・衣装・振り付けすべて自作自演。
要するにただのアイドルユニットではなく、アイドルユニットというスタイルを
シミュレートすることを命題としたコンセプトユニットと捉えるべき存在。
メタアイドルとかそういうレベルじゃない。完璧なフェイク。
理論上はありえるコンセプトだし、これまで考えたことのある人もいるはず。
でも、それをこのレベルで実現しているなんて普通ありえない。圧倒的才能。

とりあえずまだの人は、MySpaceで試聴してみてほしい。
アイドルテクノと呼ぶにはバックトラックがガチでアシッドすぎる「ミュージック・ランデヴー」、
中田ヤスタカのメロディと近似値を描きつつも決して交わらない「イエスノウ」あたりをまずは。


■07/13

もうお前らエコエコうるせえ。

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タイムスリップ! 昭和アイドル70's
ものすごい寄せ集め感。何となく見に行きたくなる。
むしろ客席にどういう人たちが集まっているかを。

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衝撃の新機種「パチスロ THE BLUE HEARTS」登場

笑った。Sammyも鬼だな。
つうかこれ、恐らく本人たちはあまり絡んでなくて、JUGGLERとメルダックの意思で決定されてるんだろうな。
だからイーストウエスト移籍前の、"TRAIN-TRAIN"までの音源と映像だけでまとめてくることになるでしょう。
まあ、"リンダリンダ"とか"人にやさしく"とか、パブリックイメージ的にはそこまでで問題ないんだろうけど。

メルダック時代は、契約内容のいろいろで音源・映像の扱いについてはアーティスト本人の意向は概ね無視、
完全にメルダック側の主導で、解散後はベスト盤やボックス、アナログ化など、再発で散々に商売しまくって、
でもさすがに2004年のビデオDVD化で打ち止めかと思ったら。
こういう手があったんだね。

で、パチスロの方のサイトの「about THE BLUE HEARTS」から入る「メンバー・プロフィール」欄の記述ですが、
Wikipediaの"The Blue Hearts"の項や、各メンバーの項からの引き写しが多すぎて泣けてくる。
これはちょっとあんまり酷くないか。もうちょっと頑張って仕事しよう。

ほぼ同時に、京楽はこんなの出してるし。
約1名人妻が混じっているが、気にしないことにする。

あと、三洋は「大海物語」のCMのタレント人選が微妙すぎる。


■07/11

離婚から8カ月…hitomiがデキ再婚
前夫との話がうまく付かなければ、無戸籍児童になってしまうよ。
喜んでばかりもいられないのではないか。大丈夫なのか。

しかし、つくづく芸能人は何でこんなに中出し婚の割合が高いのか。
ここまで多いと冗談抜きで総務省による少子化対策の一環のような気がしてくるよ。

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少なくとも自分の周囲には鼠先輩のCDを買っている人はいないわけですが、
地方の歓楽街にいる人とか、田舎のスナックの常連客とかは、きっとけっこうな
比率で購入してるような気がします。あくまでもそんな気がするだけですが。

MAXが売れていた当時、その人気は水商売の女の子に支えられているという話を聞いて
なるほどと思ったのですが、それでも普段の自分の生活にかすりもしていないというか、
その生活やセンスを想像しにくい界隈の人たちがメイン購入層という歌手やグループは、
曖昧な感覚でしか語れないから、売上がどうという形では非常にネタにしにくいのです。

それでもまあ、ああいう歌なので、初登場以降はサクッとチャート下降中。
初登場13位⇒24位⇒33位。累積15000枚。煽った割には売れなかったね。
ていうか、何で年末の宴会シーズンに合わせてリリースしなかったのか。
間違いなく倍は売れるはずなのに。


■07/10

80_pan、オリコン週間チャート初登場233位。
盛り上がっていたのは俺とナタリーだけだったようです。

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前回、アニメ主題歌じゃないと売れない人たちをまとめてみましたが、
逆というか、主題歌になっても売上がいまいち伸びない人もいます。
中でも顕著な例、倉木麻衣の2005年以降のチャートアクションを見てみます。

彼女は2003年から2004年にかけて若干リリースのペースを緩めたのですが、
そのせいでドカドカと売上が下がり、慌ててまたリリースペースを上げたあたりから。
それでも流れは止められず、ズルズルと売上を落とし続けていく、その過程。

発売月
タイトル
最高位
売上概数
備考
2005/01 Love,needing 5位 69000枚  
2005/03 ダンシング 5位 57000枚 徳島ヴォルティス公式テーマ曲
2005/06 P.S MY SUNSHINE 8位 42000枚 『めざましどようび』テーマソング
2005/11 Growing of my heart 7位 62000枚 『名探偵コナン』オープニング
2006/02 ベスト オブ ヒーロー 5位 58000枚 ドラマ『ガチバカ』主題歌
2006/06 Diamond Wave 7位 31000枚 『スポーツうるぐす』テーマソング
2006/12 白い雪 4位 44000枚 『名探偵コナン』エンディング
2007/02 Season of love 6位 31000枚 ドラマ『新・京都迷宮案内』主題歌
2007/11 Silent love -open my heart-            
/BE WITH U
9位 31000枚 RPG『リネージュII』イメージソング
2008/03 夢が咲く春/You and Music and Dream 5位 29000枚 「THE 4400 SEASON1」テーマソング他

Beingが大切にしている「名探偵コナン」の主題歌枠ですが、実際問題として、
およそ現状維持以外の何の役にも立っていないことがこれでわかります。
ていうか、ゴールデンのドラマ主題歌になってもビクともしないこの鉄壁の漸減っぷり。

それと、彼女はずっと「初回限定盤」のような複数種リリースは行っておらず、
2007年に入って初めて「初回盤」「通常盤」の2種リリース体制を取り始めました。
が、それすら何の意味も成しておりません。もうスタッフも何したらいいのかわからない。

7/9発売の新曲は約1年半ぶりの「コナン」主題歌、これも2種リリースですが、
デイリー初登場6位。やっぱりあんまり変わらなさげです。

既にそこそこ売れてしまった結果、目新しさもなければ、「彼女の曲が主題歌に!」的な
煽りが利くほどのビッグネームでもない。そういう微妙な立ち位置の人だと、
得てしてこうなってしまいがちなわけですね。
アルバム350万枚売ったことがある人間捕まえて「ビッグネームでもない」も
クソもないはずなのですが、でも実情としてそう言わざるをえない。悲しい。


■07/08

渋谷のセンター街にBOOKOFF。
8/9開店。これはまずい。行ってしまう。

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「人に付く人気」「曲に付く人気」という物言いを昔から散々してきているわけですが。
そして、配信がメインになりつつある今の世の中では、アーティストの存在が見えにくい分、
人気が人に付きにくい、つまり「ドル箱アーティスト」という存在を作り出すことが
難しくなっているという話も散々してきましたが。

ではパッケージを売るプロモーションであれば大丈夫かといえば、必ずしもそうでもなく。
タイアップのものによってはかえって散々な結果になる可能性もあったりします。
ちょうどいい事例が出てきたので、ちょっと紹介。

先週のチャートで3位に入ったDOESの「曇天」。
ジャンプ漫画原作のアニメ「銀魂」のオープニングなわけですが。
そこで、彼らのメジャーデビュー以降のチャートアクションをざっと見てみます。
「N」はベスト200圏外で、集計対象からも外れていることを意味します。

発売月
タイトル
最高位
売上概数
備考
2006/09 明日は来るのか N N  
2006/11 赤いサンデー N N  
2007/03 三月 N N 「JAPAN COUNTDOWN」オープニング
2007/05 修羅 9位 37000枚 アニメ「銀魂」エンディング
2007/10 サブタレニアン・ベイビー・ブルース 200位 400枚  
2008/06 曇天 3位 30000枚 アニメ「銀魂」オープニング

一昔前であれば、アニメやドラマの主題歌になることで知名度が上がり、
それ以降の曲もそこそこ売れるのが普通の流れだったのですが、
この場合、その方法論がまったく通用していないことがわかります。
「修羅」で一度ベストテンまでは入っているのに全くその後の曲が動かず、
結局また主題歌にしてようよう売れるという、タイアップ無間地獄。

ついでなんで「銀魂」の主題歌やってた他の人たちもいくつか拾ってみます。

・Hearts Grow
発売月
タイトル
最高位
売上概数
備考
2006/10 Road N N  
2006/12 ユラユラ 52位 8400枚 アニメ「NARUTO」オープニング
2007/06 ひまわり 174位 500枚 アニメ「パワパフガールズZ」エンディング
2008/01 かさなる影 16位 14000枚 アニメ「銀魂」オープニング

・redballoon
発売月
タイトル
最高位
売上概数
備考
2006/11 雪のツバサ 10位 30000枚 アニメ「銀魂」エンディング
2007/03 走り出す季節 64位 3200枚 「ぐるぐるナインティナイン」エンディング
2007/05 銀色の空 10位 25000枚 アニメ「銀魂」オープニング
2007/07 真夏の地図 87位 2000枚 「高校生クイズ」応援ソング
2008/03 旅立ちの日に 82位 1800枚  

概ね傾向は同じです。
要するにこの場合、「銀魂」に付いているファンはある程度いて「主題歌」としては売れても、
それがアーティスト人気にまったくフィードバックされてない。タイアップの意味がほとんどない。
結局アルバムも、「主題歌ベスト」みたいなのがちょっと売れるだけで、アーティストの
オリジナルアルバムはほとんど動かないわけで。

4〜5年前まではまだマシだった。
たとえば「ガンダム歌手」として名高い玉置成実ですら、主題歌じゃない曲でも概ねベストテンに入ったし、
デビューから5年近く経った今でもベスト20には入ってる。ある程度タイアップの意味を成していたわけです。

今のここらへんのアニメは本当に好きな人しか見てなくて、ライトユーザーが動かないということか。
それとも「着うた」的な聴き方に慣れてしまい、「人」にまで意識が行っていないということか。
どっちもヤバイけど、特に後者だとしたら相当な危機だと思いますが。さて。

でも、GReeeeNの売り方なんて、「人」が見えないことを逆手に取ったようなやり口だし。
曲単体はそれで売れたらいいけど、業界全体長期的にこれからどうするんだろうか。


■07/06

ご指摘いただき、こちらでも改めて確認してみましたが、
バニラビーンズはデートピア所属じゃないようです。すいません。

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まりもっこりベスト
これは酷い。どこまで少年達をいじめれば気がすむんだ。
もうこれは児童虐待じゃないか。訴えた方がいい。

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80_pan / DISCO BABY (Mini Album)

目玉のロンドンでのプロモーションで、いきなりものすごい失態をかまして、
シオシオというか再起不能に近いダメージを受けたであろう彼女達ですが。

まずパッケージのビニール包装が切ない。
メジャーのCDでは普通の、つまんでクルクルって剥がす奴じゃない。
インディーズのCDにときどきある、単なるシュリンク包装。つまみのない開けにくいやつ。
つまり、製造の段階でもう普通のラインにすら乗せてもらえてないんだ。泣いた。

それでも音楽的なレベルは決して低くないです。けっこうマジで本格派です。
けど、1からやり直している割には、いまいち頑張りが足りない。
過去の活動もこれまでのファンも全部なかったことにするという大ナタを振るい、
アイドルとしてではなく「本格派」として新しいファンを付けようとしているのが
今回の方針変更なわけですから、その足りなさはぶっちゃけ致命的なわけです。

アイドルとしての退路を断った以上、音楽としてのカタルシスを得られるようなレベルでなく、
聴いていて冷静に「うん、まあまあよくできてるなあ」というあたり止まりじゃダメなんだよ。

だから、この作品がそのレベルなりに正当に評価されるとしたら、それは今じゃない。
5年後・10年後のアイドル系CDを紹介する書籍とかで、ハレンチ☆パンチ以降の遍歴込みで
「珍盤」としてそこで初めて評価されるはず。いわゆるスターボー的な文脈でもって。
そういう意味では、僕らはリアルタイムでレア・グルーヴ誕生の瞬間に立ち会っているとも言えます。
それがいいことなのか悪いことなのかは知らない。


それにしても、ハレンチ☆パンチ時代の「ウソをつく事やズルイ事やいい加減な事など、
ハレンチな事にパンチするハレンチ☆パーンチ!」という、取って付けたフレーズは、
CORICORIデビュー発表時の「もっこりって、すごいとか頑張るという意味だと思う」と
いう物言いと非常に近しいものを感じるね。大人はいつだってズルいんだ。


■07/05

80_pan入手。今から聴く。
つうか彼女達の所属事務所デートピアの他の所属見て笑った。
Aira MitsukiSaori@destiny。あとバニラビーンズもここらしい。
要するに、テクノっぽいのやその他、とにかくポストPerfume的にボコボコと後から出てきた
「アーティスティックに見せる」風アイドル連中の、かなりの割合をここで占めているわけで。
頑張ってるのはわかるんだけど、もうちょっと絞ってちゃんと売ってやってくれ。

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東北の大型新人、デビュー曲が異例のWタイアップ獲得

また東北かと思ったら、案の定エドワード・リミテッド所属でした。
GReeeeN、Monkey Majik、キマグレンが所属してる仙台の事務所です。
あれです、ORANGE RANGEが売れた後に、沖縄の同じ事務所所属の
HIGH and MIGHTY COLORがメジャーに出てきたのと同じ理由。
地方だろうが商売は商売。お金が貯まれば事業拡大。
これは正しく「プロ」だと思います。


■07/02

80_panのアルバムが会社の近所のレコ屋に置いていない。
まあその程度ということだな。

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ドリカム中村正人とハイカラマーキーが電撃結婚

ええ、まあびっくりしたので。
どこにどんな接点があるのかさっぱりわからない。
ドリカムとHIGH and MIGHTY COLORなんて、J-POP界の対角線の端と端じゃないか。
いや、MINMIと若旦那みたいにわかりやすすぎるのもどうかと思うが。
調べた限り、ライブやフェスで一緒になったことはなかった。
テレビだろうか。Mステか何か。こっちは調べ切れなかった。
それとも業界合コン組織みたいなのが暗躍してるとか。

この件、最大の問題はマーキー脱退で残される野郎5名。
元々この5人は沖縄で「アンチノブナガ」名義で活動していたところを、
若い女子急に突っ込まれて名義変更してメジャーデビューという、
ソニーでは比較的よくある手法でもって出てきているわけですが。
これで元の5人に戻るのか、またどっかから新女子が調達されるのか。

そういう立ち位置のバンドだからこそ、売上的に行き詰まってきたこの時期に
こういうドラマ的な展開が必要だったのでは、というのは陰謀論的な見方ですが、
実際売上は徐々に地味になっていってまして、それにつれてじわじわと
プロモーションのコストを削られているのも確か。

6/25にHIGH and MIGHTY COLORは新曲出しておりまして、TMさんのカバーなのですが、
PV、星型のステージとか衣装とか、微妙に元曲を意識した作りになってる割には、
比較すると恐ろしいほど金がかかっていないことがわかって切ないんだ。
ていうか元曲の方が金かけすぎなんだけど。
どうせやるなら、せめて衣装は微妙な似せっぷりじゃなくて
元曲くらい頑張ってほしかったと思うんだおじさんは。

それでもマーキー、今まではどうとも思っていなかったのに、今回は非常にかわいく見える。
それは俺の人妻フィルターが発動しているからなのか。


HOT LIMIT / HIGH and MIGHTY COLOR 「貴教的にもALL OK」



HOT LIMIT / T.M. Revolution 「大介的にもALL OK」


   

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