■03/31 キーボード弾かずにクネクネ踊っている人。 こっちは比較的弾いているっぽいけど衣装が素敵過ぎる。 ■03/30 これは豆だそうです。俺は信じないけどな。 --- こういうのは高野連的にどうなのでしょうか。 されてる方の表情が大変に素敵です。 --- まりもっこりの歌が週間チャートの90位に入ってる。 1000枚近く売れている。何だか複雑な気持ちだ。 --- X JAPAN、今日はどうだったんでしょうか。 なんかグッズ売り場には、『TOSHI HEALING 愛の詩をうたいたい』とかも きちんと並んでいたらしいので、彼は相変わらずだということですね。 --- FUNKY MONKEY BABYSの、一番パンチの効いた顔の方の役割は何ですか。 テレビで見る限り、どれ見ても概ねこんな感じなわけですが。 テレビだけなら演奏のふりを拒否したハイロウズみたいな例もありますが、 どうも彼の場合、ライブでもこんな調子のようですし。 こういう立場でこれからもずっとやっていくのだとすれば、 もう少しいろんな意味で頑張った方がいいような気がする。 ベース弾かずにただ暴れているうちに世界的カリスマになっていた人とか、 キーボード弾かずにクネクネ踊っているうちに、それが唯一無二の アイデンティティになっていた人とか、素晴らしくベズなベズとか、 素晴らしく瀧な瀧とか、そっち方面には強力な人材が揃っていますので、 今のままではあんまり中途半端で勝負にならないです。 ■03/28 「X JAPAN」ライブ遅延 WOWOWに問い合わせ殺到 会場映ってるのなら始まってないこと見ればわかるはずなのに、 WOWOW側にクレーム入れるのはやめてあげて。 「主催者からの説明はなく」って、それは主催者も理由よくわかってなかったに1000点。 あえて言えば、それがYOSHIKIだから。 ていうか、写真。TOSHIがカーディガンじゃないのでがっかりです。 --- 最近のフォーサイド。 最近はまったくもってGIRLS' RECORDは、公式サイトのやる気がないので、 自分で検索かけてネタ拾ってこないといけないので大変に面倒なのですが、 並べてみるとこんな感じです。 02/20 GYZL-10008 森下悠里 / ゆうりのあるばむ:スキスキ大スキ! 02/20 GYZL-10010 秦みずほ / 卒業 03/26 GYZL-10014 小谷嘉一 / Going To The Road 03/26 GYZL-10016 浜田翔子 / じゃあね 03/26 GYZL-10018 篠崎愛 / M 03/26 GYZL-10022 秋山莉奈・木口亜矢 / 淋しい熱帯魚 04/23 GYZL-10024 滝沢乃南 / Glory Story 04/23 GYZL-10028 平田裕香 / 恋のダイヤル6700 05/21 GYZL-10034 折原みか / キスしてほしい 05/21 GYZL-10038 中村知世・平田弥里 / Emerald Star:ふたりの伝説 昨年までの週1発売から月に1度まとめて発売する方向に転換。 ばらばらだとプロモーションとかいろいろめんどかったんだろうなあ。 新顔として、巨乳ローティーンアイドルとかまで投入しております。すげえ。 つうかひとり男が混じってるがな。 小谷嘉一。仮面ライダーアギトとか、テニスの王子様のミュージカルに出てた人だそうです。 EXILEになった人に続いて、テニプリミュージカルからの歌手デビューですね。 残酷なくらい雲泥の差ですが。 あと、常にDVDとのセットなので、レコード番号は全て偶数になりますが、 それでも中途半端なレコード番号の飛びっぷりが気になったので調べてみた。 出てきた。 01/23 GYZL-10006 麻美ゆま / Resolution 02/20 GYZL-10012 みひろ / きみとそら 03/26 GYZL-10020 穂花 / Sexy Love 04/23 GYZL-10030 範田紗々 / ミラクルワールド 04/23 GYZL-10032 二宮沙樹 / Colorful これが2008年のフォーサイドの新しい展開ですね。 前に麻美ゆまはネタにしましたが、後にこれだけ続いてました。 ちなみに全員AV女優ね。 続くってことは売れたんだろうな。誰が買ったんだろうな。 レンタルビデオ屋とかでの営業で売ったのかな。 ちょっと知りたくはあるけど、さすがにそういう所に いそいそと出かけられるほど人間できてないんだ。 ■03/27 チンペイ超かっこいい。 --- 一応俺のために、またここんとこ日本で発売、発売予定のカバーアルバム列挙。 いったいこれはなんだ。もう本当に勘弁してほしい。何か俺が悪いことしたか。 10年前にリスト化を始めたときは、いつネタ切れになるかと戦々恐々と しつつやっていたのですが、今は逆にとてもフォローし切れない状態。 あたいもうあふれちゃう。こんな日本に誰がしたんだ。お前か。 03/19 ☆MARLEYS☆/Essence of life“happy” 03/19 V.A./THE BEST OF BOSSA COVERS〜青春ダンス〜 03/19 V.A./JeNeY SPECIAL COLLECTION-New Style of '80s Hits 03/19 V.A./Romantic Scenes あの時の、あの温もり 03/26 V.A./BEAUTIFUL COVERS 03/26 V.A./Lovers Style〜90's Sweet Lve Songs〜 03/26 V.A./CELINE DION TRIBUTE 04/02 V.A./COVERS 04/16 V.A./ウマウマできるトランスを作ってみた 04/18 V.A./cappuccino due 04/23 関口和之/口笛とウクレレ2 04/23 分山貴美子/くちぶえ天国 04/23 大山百合香/COVERS FOR LOVERS 04/23 NICOTINE/COVER OF IT ALL 04/23 V.A./RUDE GIRL'S PARTY 05/21 Acid Black Cherry/タイトル未定 05/28 Cutter-Knife/ROCKBILLY TASTE COVER(仮) 05/28 V.A./COVER TO THE PEOPLE 〜LOFT RECORDS 10th Aniv. Cover Compilation〜 05/28 V.A./From Front〜J POP HOUSE COVERS〜(仮) しかもインディーズ発売のが多いから、情報が拾いにくいのこれが。 それにレベル低いのも多いので、買うのが非常にばくちチックになります。 大変にキツい世の中です。ときどき「業」という言葉が頭をよぎります。 そんな中、最近のでよかったのはこの人たちの"Material Girl"のカバー。 日本のエモ系バンドですが、もう何かアホみたいにかっこいいよ。 ■03/25 安室9年3カ月ぶりにオリコン1位獲得 曲は、非常に明確なコンセプトに基づいて、きちんとお金をかけて 制作され、かけたお金相応以上のクオリティのものを仕上げてくる。 ビデオも曲と同じはっきりしたコンセプトで制作された結果、DVDも単なるおまけレベル ではなく、商品パッケージとして不可分に近い位置付けの重要なパーツになる。 そしてその商品のコンセプトとブレのないプロモーションががっちり行われ、 結果としてそれなりに売れる。 今の安室はすべてのJ-POPアーティストの中で、最もその理想像に近いような気がする。 アーティストとしての有り様だけでなく、「パッケージを売るための方法論」としても。 でも、ここまで地道でかつ確信に満ちたスタッフワークっていうのも、 そう簡単にできるもんじゃないのだろうなあ。 もちろん安室自身も凄い。 全盛期の小泉今日子や森高は、「俎板の上の鯉になる才能」にすぐれていたと 思っているのですが、そういう意味では安室は現役で最強じゃないかと思う。 しかし安室ももう30歳かよ。びっくりだ。そりゃ俺も鼻毛に白髪混じるわ。 ■03/23 ゴールデン小雪が引退のようです。 こんなふざけた芸名の割には、ブログからはけっこう線の細いまじめな子で あることが伝わってきたわけですが、かなりゴリゴリに大変な状況になり、 ついにドロップアウト。幸あれ。 --- おしりかじり虫のリズムレッスンDS (リンク先、音が出ます) こんなの出してえらい在庫だろうよ、と思ったら4/10発売。これからだった。笑った。 何でこんなタイミングになってんだよ。制作が押したのか。でも年度またぎで押すなんてないよ普通。 ということは、発売日を決定した頃には、この時期でも人気を保っていると思っていたのか。 そして去年の11月頃には制作陣全員、絶望的な気持ちで作っていたのか。 これ、どうするんだよ、SEGA。 --- ZARDのニューシングル、4/9に発売決定! 映画版「コナン」の主題歌。TVCMでも、ものすごく普通に「新曲」みたいに言ってる。 これからも、ごく普通にじゃんじゃか新曲が出てきそうな気がしてくる。 日本の2 PACは、ヒップホップの人じゃなくてZARDなのかもしれない。 ■03/21 安室のシングル。 3曲目、タイトルは"What A Feeling"だし、CMで流れてるところ聴いたら、 普通は誰だってカバーだって思うじゃねえかよ。それで買ったのに。思い切り騙された。 ただ、3曲が3曲、異常によくできているので許すことにする。 --- 1月期連続ドラマ視聴率、『斉藤さん』が19.6%で『薔薇のない花屋』上回る 調子のいい『斉藤さん』なわけですが、主題歌は主役の観月ありさが自ら歌う「ENGAGED」。 こっちの調子はどうかというと、初登場53位、初動2100枚、累積6300枚。どうにもこうにも。 というか、観月ありさはこの曲、ほぼ5年ぶりのシングルなんですが、その5年前の段階で 初登場96位だったりとか、その後に出したベストアルバムも1万4000枚しか売れなかったりとか、 アイドルとしてはその時点で完全に期限切れだったにもかかわらず、何故か今回のリリース。 まったくもって意図がわからねえ。 ドラマの役どころ自体は、それまでのイメージから一線を画していて、 ある意味腹を括ったとも思えるわけですが、さすがにこっちまでは 割り切れなかったのでしょうか。 気持ちはわかる。どうしても自分や身内には甘くなるよね。 でも、誰かが止めてあげないとダメだと思うな。心を鬼にして。 ■03/20 「音楽葬」CD、こっちにもっと豪速球なタイトルのがあった。 --- 今年は年度末の各レコード会社の状況は詳しくはやらない。 何か各社ともこれまでのようながっつき感がいまいちなんですよ。 確かにリリース数はそこそこ多いのですが、何かいまいちおもしろくないのです。 というのも、元々収益構造がパッケージのみではない方向に推移しているのに加え、 毎年毎年いちばんおもしろい挙動を行うエイベックスとEMIがこの時期に、 エイベックスはEXILE、EMIは宇多田という鉄壁のエース級を持ち込むことに 成功しているので、例年のような笑える慌てふためき感が不足しているので。 他ざっと主要各社の状況を流して見ますと。 ソニーは平井堅をコアにしつつ、しょこたんやFLOW、アジカンあたりを固めて対応。 ワーナーはコブクロが馬鹿売れしたので慌てる気配全くなし。必要もなし。 ユニヴァーサルは決算月が12月なので、この時期は他社に合わせてリリースを増やして 稼ぎに来る程度なんですけど、柴咲コウのベストと青山テルマのアルバムでOK状態。 ビクターはSMAPと桑田圭祐の例のCD+DVDセットくらいしか目を引かないんですが、 ジェロが狙い通りにヒットしているので、何となくいい感じになってるし。 コロムビアは2月のカエラと3月の一青窈で、会社の規模的には一杯一杯。 例年以上に気合いが入っているのはポニーキャニオンくらいでしょうか。 上戸彩とw-inds.とLEADをまとめて出してお茶を濁していた感のある例年と比べると、 aikoのシングル&旧譜の一斉再リリースや、クレバのベスト盤等、濃い目の布陣。 相変わらずLEADは出すし、「およげたいやきくん」再リリースなんかもあります。 なんか他が他だけに、すごい頑張ってる感に溢れています。 どんどんやさぐれ感が強まっているのはアップフロント。 もうモー娘。本体だけでどうこうできるレベルを過ぎているので、 今年度はCDについては℃-uteのアルバムとベリ工のシングル程度。 所属タレント総出ライブ3公演分のDVDをボックス化して1万円のセットが 多分今年度の必死ポイントなんでしょうけど、もう何だかすごいやっつけ感。 あとは、まさかWinkのボックスセットだけで何とかしようと思っているのか、 非常に不安になってくるポリスターとか、本当にどうやって食べているのか 不思議なクラウンやフォーライフとか、毎年のことながら心もとない中小各社。 冗談抜きでそろそろあと何社か合併して、もう多少の再編成はあってもおかしくない。 元々欧米に比べると、日本のレコード会社は多すぎるくらいだから。 ■03/17 鎮魂楽〜a song for the last〜 >>「音楽を通して死(悲しみ)に対面し、魂を癒すことで、 >>有意義な生を得ることができる」というコンセプト ぶっちゃけ、音楽葬のBGM集ですね。 こういうのが商品として出てくる時代になりましたよ。 商品にしたのはエイベックスだよ。何でもありだよ。 選曲のポイントは、1曲目が今や世界を代表するビッチ、 シャルロット・チャーチだという点ですね。 --- Grand Archives / The Grand Archives (Album) 頼りにしている渋谷HMVの、3階奥の方の試聴機に入ってたやつ。 試聴して1曲目の半分ちょっと聴いた時点でもうパッケージ握り締めていた。 この1曲だけのためにアルバム1枚分のお金を出しても惜しくない。 年に1〜2回ほどしかない、その1回がきました。 なんかすげえ幸せな気持ちになるね。闇雲に音楽聴いててよかったよ。 で、帰ってその後の曲も聴いてみたんだけど、全体としてもものすごくいい。 いや、いい買い物をした。 MySpaceでアルバムの前半丸ごと聴けます。とりあえず"Torn Blue Foam Couch"を。 つうかここ数年のSUBPOPレーベルはすごいことになってるな。 昔のレーベルカラーとは随分変わったけど、むしろ今の方がいい。 ■03/16 “萌え議員”藤川優里 出演依頼殺到で大手レコード会社が窓口に みんなと同じで、僕も「大手レコード会社」はエイベックスしかないと 思ってたんだけど、どうもポニーキャニオンのようです。 何を企んでいるのだろうか。 --- 渋谷のHMVに行ったら、1階の店員がフロア中でブックオフみたいな声出しをしていた。 響き渡る「いらっしゃいませぇー!」「本日はポイント3倍になってますー!」 ビビった。正直ドン引きですよ。 果たしてどれくらい効果があるかわからない。そもそも店の雰囲気にマッチしていない。 でも、そこまでしなくちゃいけない状況ということなんだよ。 そういう精神論的なところに活路を求めなければいけないほど、追い詰められているんだ。 少し泣きそうになった。潰れるなよ。頼りにしてるんだから。 ■03/13 絢香の新曲はもこみち&相武紗季出演ドラマの主題歌 いいのか。この主演2人はあの視聴率5%ドラマ「レガッタ」まんまじゃないか。 そんな縁起の悪い組み合わせをまたねじ込むなんて、制作陣は何て勇気があるんだ。 そんな中、絢香は逆に縁起がいい。 「レガッタ」は視聴率こそアレでしたが、主題歌はこの後本格的にブレイクするコブクロ。 『三日月』以来、ややいまいち気味の彼女にとっては吉報です。きっと。多分。 でも、この間テレビで歌ってる絢香見たけど、この子にはドラマ主題歌とか J-POPとか、そんな程度のものを歌わせている場合じゃないと思うんだ。 --- Vampire Weekend / Vampire Weekend (Album) ものすごい不思議な音。 「アフロビートを導入したギターバンド」的な紹介のしかたをされてるのですが、 もっと海というかカリブっぽくもあるし、Two Tone勢っぽく聞こえるときもあるし、 初期Policeからパンクっぽさを差し引いたような音にも聞こえるときがある。 恐ろしくリズムは多彩だし、時折入ってくる弦の使い方も極めて独特。 ルーツは何となくわからんでもないんだけど、それをどう解釈したら こういうアウトプットになるのか、それがさっぱりわからないんだ。 80年代のファンカラティーナ的発想を、この21世紀に違うベクトルで ものすごい勢いでやっていると考えればいいのかもしれない。 MySpaceで見れるPVがとてつもなく安っぽくてキュート。大好き。 でも実際、こういうユーモア感覚がないと出せない音だよなあ。 ■03/11 近野成美はいつまで「金のタマゴ」とか言われてるつもりなんだろうか。 エイベックスも本気で早いとこ何とかするか諦めるかしてやってくれ。 --- 今、中古で買った斉藤由貴のベストを聴いてるんだけど、名曲多いな。 「悲しみよこんにちは」と「MAY」は本気ですげえ傑作だと思う。 偉い人誰か再評価してくれ。 --- メールでタレコミ。 NHKのドラマでもやっぱりジャニーズはこんな感じ。 やはり完全解禁までの道のりはまだまだ長いよ。 あと、NHKだからWEBもユニバーサルデザインにしなければいけないのはわかるけど、 オンマウスしたときのこの文字っぷりは、いくら何でもウザすぎると思いました。 それとも、こんなになってもテキストを使っちゃいけない事情があるのか。 別方面からの縛りがあるのか。あるのか。 そして斉藤由貴は中学生のお母さん役。時は過ぎ行くものです。 ■03/10 現ちゃんに感謝を。 空港で見たニュースで一言もレピッシュって言わなかったのが寂しかった。 --- そんなわけで九州に行ってました。また週1更新ぶっちぎったごめん。 西の方はJRもNTTも長澤まさみで、かつ九州くらいになるとCM全体の基盤も弱いので、 その結果、ちょっとテレビ付けただけでやたら彼女の顔を見ることになる。 --- 『桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜』 ライブDVDとコンピCDのセットで5775円。 CDの特典にライブDVDが付いて4000円弱程度のパッケージが 腐るほどある今の世で、この値付けの強気さは何なのだろうか。 というか、「DVD付きCD」と言うのではなく「DVDとCDのセット」って言い換えるだけで この値段に妥当性を持たせてしまうというのは、ある意味現代の錬金術なのかもしれない。 いや、正直な気持ちで言えば、CDの特典DVDに全曲のPV入りDVDとかライブ丸ごと収録とか してる方が逆に「そんなに無理しなくてもいいんじゃないの」って気になるわけですが。 ■03/06 倖田來未の年末ドームライブが2枚組DVDで登場 そもそも羊水な例の件で当面リリースはないと思っていたのですが、 やっぱり会社の決算がアレなときには出動するのが彼女です。 水曜日発売の慣習を破り、3/31というわかりやすく年度末な月曜発売。 順位とかもうこの際どうでもいいの。キャッシュが欲しいの。 多分会社の経理状況見ながら急遽発売決めて、担当が泣きながら今も制作中。 頑張ってほしいものです。 明日から九州にちょっと出張行ってきます。 仕事したり昔の友人と会ったり地方都市行ったり飲んだりしてきます。 ■03/04 フジロックにマイブラが! --- エスカレーターに乗るのが下手なおばさんが目の前にいるとムカッとくるのに、 乗るのが下手な若い女の子が目の前にいると、むしろ萌えてしまうのは何故だろう。 --- やっぱり今週はAKB48のデイリーチャートが滅茶苦茶だった。 初登場8位⇒12位⇒17位⇒25位とものの数日で順調に下がっていったところで、 いきなり3/1付で5位に急浮上。そのまま3/2も5位。で、土日が終わったら29位。 あれですね、「悪魔の握手会」効果です。 つうか、公式の告知でこういう映像を作ってるから酷い。 これ、生半可なファンだったら笑えないよね。泣いちゃうよね。 笑えるのは制作側と、屈強な精神の持ち主か、精神的ドMくらいじゃないか。 まあ、本物は日頃から劇場で鍛えているので大丈夫だとは思うけど、 ついてこれる奴をここまでふるいにかけて成り立つ商売って何なんだ。 やっぱ「タニマチ」なんだな。 ■03/03 昨日は面影のライブ行って飲んで帰って寝るという、まあいつも通りです。恐縮。 あの3連発は強力でした。VJ含めてテーマは「昭和」というところでしょうか。 ヒカシューが"Pike"やってくれて泣いた。 面影はいつも通りだったんだけど、何だか演奏がうまくなってた。 あぶらだこはねえ、すごいんだけどやっぱりわからない。 土曜はBritish Anthems。 当然ながら日本では圧倒的に一番知名度の高いはずのGRAPEVINEが 一番ガラガラだったというのが、当日の客層を物語っておりました。 Queen Adreenaはケイティ大暴れすごすぎ。かっこいい。 Scouting For Girlsは非常に真っ当真面目。 あと、Joe Lean & The Jing Jang Jongが異常に気になった。 PULPのジャーヴィスからさらに男気を差し引いたようなパフォーマンス。 なんだあれは。 しかしSTUDIO COASTは本当にいい箱なんだけど、行くのが本当にめんどい。 --- MOOCS、新装開店。 音楽配信撤退という「負け」状態から改装して再起を目指すのからして 大変ですが、でもそれで今からSNSやろうっていうのは相当に度胸がいる。 現状のmixiでも、たいがいのインディーズなバンドでもコミュはあるわけで。 とするとこれ、「音楽」というテーマに絞っている分だけ、下手したら 単に「他より狭いだけ」の場になりかねないわけで。 つうか、MixiもGleeも必死になってモバイルの充実をはかっているこの時期に PCのみで突入するっていうのは、勇気がありすぎてちょっと困る。 まあ、いろんな企画モノについて、どれだけメジャーなアーティストを 連れてこれるかがキモですが、「人につく」形で売れるアーティストが ガンガン減っている今、果たしてこのコミュニティを支えられるだけの 人がやってくるのかどうか。 生暖かく見守ろう。 ■02/29 まりもっこり公式ソングのPV。 見ているうちに死にたくなった。俺が傍から見てるだけでそう思えるんだから、 5年程度寝かせておいてから、本人たちに「知り合いにこのビデオを見せるぞ」と 言うだけで、きっと土下座したうえにお金をくれたりパシリとして活躍してくれる。 --- 明日はBritish Anthemsに行ってくるよ。 Scouting For GirlsとQueen AdreenaとThe Wombatsはきちんと見よう。 つうかQueen Adreena。Daisy Chainsawの主要メンバーが、いろいろ紆余曲折は あったとは言え、この時代まで生き残っているというのは非常に感慨深いな。 ただ、このBritish Anthemsのクリエイティブマンにとっての一番の主旨は 興行としてとかショーケースとしてとかではなく、いい感じの若手に とりあえず片っ端からナシを付けておいて、どれかが売れた時にサマソニとか フェスへの招聘を優位に進めるためだと思います。要するに青田買い。 そしてあさっては面影ラッキーホール&ヒカシュー&あぶらだこに行く。 こっちのSMASHの意図はさっぱりわからない。 ■02/28 サマソニ出演者第1弾 あまりにもサマソニっぽくて笑った。 --- 広瀬香美1997年リリースのカバーアルバム「Thousands Of Covers」が廉価盤で登場! カバーアルバム流行りだからって、こんな安易な方法はないだろう。 --- AKB48ニューシングル「桜の花びらたち2008」 AKB48劇場販売限定特典ポスター・コンプリート購入者ほか対象 「春の祭典」ご招待施策中止のご案内 オチとしては最低だ。 こういうのってやる前に法務通さないの? というか、これで数千枚単位で余剰在庫決定。切ない。 で、ヤフオクは一時出品が550点近くまで行っていたのですが、 いきなり半減しています。撤収する側も必死。 ■02/26 もうあちこちでネタになってるわけですが、でもこれは伝説だから。 AKB48劇場「桜の花びらたち2008」購入者特別プレゼント! ・「桜の花びらたち2008」1枚購入につきポスター1枚プレゼント ・プレゼント対象はAKB48劇場で購入した場合のみ ・AKB劇場で購入できるのは2月26日〜28日17時半〜19時/3月1日〜2日20時〜のみ ・ポスターは全44種 ・44種コンプリートした人はAKB48「春の祭典」にご招待 ・ポスターはメンバー指定できずランダムでのお渡し ・ポスターの中には直筆サイン入りプレミアムポスターあり もうHey!Say!Jumpとか東方神起なんか子供の遊びだよこれは。 とにかく今回スタッフ、思いつく限りの悪行を詰め込んでる。これはすごい。 誰が44枚買うことを前提とした企画なんか考えるんだろう。 考えたとして誰が実行に移すのだろう。血も涙もない。 でも、さらにこれとは別のキャンペーンも。 2月27日発売「桜の花びらたち2008」握手会イベント実施! 双方購入場所の縛りがありますから、両方参加したい人間はどっちでも購入必須。 つうか、ファン層のメインが現代日本で最も高い可処分所得を持っている 20〜30代の独身男子であることを知り抜いた上での緻密な戦略ですね。 で、普通ソニーのシングルの値段は1260円なんだけど、今回通常盤は1250円。 それもイベントが「44枚」「1日8回」という4の倍数になってる時点で、 値付けの意味が悲しいくらいわかります。4枚買ったら5000円。 小銭のお釣りがいらないし販売の回転率も上がってとっても便利だよ。 そして当日、秋葉原のドンキビル裏が阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。 みんな血眼でトレード合戦。必死。 考えただけでもおもしろいので、見学に行きたい。 でも、こういうの見てると、マスを相手に売ってなんぼという近代以降の 音楽ビジネスの仕組み自体が既に崩れつつあるのでは、とも思えてくる。 レコードのない時代、中世の作曲家は貴族とかのパトロンに囲われて 食ってただけで、別にマス的な成功を目指していたのではないわけで。 AKB48の場合はさすがに1人で、というわけではないけれど、それでも少数精鋭の 「タニマチ」の経済的援助に支えられて生きているに等しいこの状態を見ると、 それは今の音楽ビジネスではなく、むしろ中世のそっちに近いのではないか、と。 別の例えで言えば、あれだ。馬主。 1人じゃ持てない人たちが、みんなで少しずつ出し合う一口馬主制度。 それがこの事例にはめちゃめちゃ近いような気がするんだ。 少なくともただの「物を売る」商売じゃないということで。 とはいえ、AKBは劇場で100回見て半券100枚持ってきたらメンバー全員と記念撮影とか、 会場販売のガチャガチャのレア当たりが2ショット撮影券とか、運営開始時から そんなところはままあったわけだし、ということは、オタの人たちもハナから そういうタニマチ的認識でずっと捉えてきている向きもあるわけで。 傍で騒ぐほど無茶でもないというか、参加者はみんな幸せなのかもしれない。 と、きれいにまとめようと思ったけど、ヤフオク見て笑った。こいつら回収に必死だ。 みんなそんなきれいにはまとまらんということで。頑張れよ。 あと、ナタリーの見出しが酷い。 ■02/24 みんな、ジェロもいいけど、たまにはチャダのことも思い出そう。 つうかチャダもビクターじゃねえか。そういうDNAなのか、ビクター。 ■02/22 メールで教えてもらいました。2枚組18トラック入りシングル。 世界はまだまだ自分の知らないことだらけだ。 でもこれは絶対間違ってる。 --- 朝はギリギリまで寝るもんですから、CMで初めて動く皆藤愛子を見た。 あれは反則だな。可愛いとかぶっちぎって珍しい生き物の域に達している。 --- I Was A Cub Scout / I Want You To Know That There Is Always Hope (Album) 予想以上に小さくまとまってしまってるなあ、というのが一聴した感想。 アルバム未収録のシングル"I Hate Nightclubs"のような、最後まで高速アッパーな 曲はあまりなく、概ねミドルテンポか地味かダウナーかで通しております。 彼らの音は、他の同類のバンドとは微妙だけど確実に一線を画しているのだけど、 それは経由地の違いだと思っておりまして。 通常この手の音を出す人たちのように、バンド経由でシーケンス等をプラスしていく形ではなく、 Vo+マルチインストゥルメンタルとドラムスの2人という偏った編成やメロディの構成から 察せられる限り、宅録エレクトロニカ馬鹿がたまたまドラマーと組んじゃった結果の音、 バンドではなく宅録経由でこの音にたどり着いているというプロセスの違い。 そういう意味で、アッパーに飛ばす音でバンド的にダイナミズムを持つほど、 その彼らのオリジナリティが明確に見えてくると思っていただけに、 今回のミディアム中心の構成はちょっと残念なわけであります。 それでも聴いてるとその微妙なポイントがじわじわと効いてきまして、 傑作とは言えずともけっこうな愛聴盤にはなりそうな予感。 ■02/21 だいぶ前にメールで情報いただいていたのですが、昨日発売のキリンジのシングルが酷い。 以前に、シングルの定義は「曲数は4曲まででミックス違い等の合計トラック数は無限」 というあたりだったはずが、ビークルが5曲入りのを出して一瞬アルバムチャート入り してしまったことをネタにしたわけですが。 今回のキリンジのシングルはライブ音源10曲入った全11曲入り。何じゃそりゃ。 それでも今回は初日からきっちりシングルチャート入り。 多分発売前の告知で「メガシングル」とか言い始めた時点で手を回していたのだと 思いますが、これがOKならもう何でもOKじゃないか。ただの自己申告制。 価格で切るというのも、エイベックスがDVD付きで1980円とかやってるから無理だし。 こうなったらもう何でもいいや。 2枚組25曲入りシングルとか誰か出してくれないかな。 ■02/20 Scouting For Girls、UKのアルバムチャートで1位になってたのね。 3/1にBritish Anthemsに参加するのでとりあえず観に行ってくる。 --- 青山テルマというか「ここにいるよ」シリーズが売れた理由は、 携帯小説的な歌詞の圧倒的なわかりやすさにある、というのは 安易な結論かな。 --- オンキョーもこっそり撤収。 規格の策定が遅かったからだとか、敗北の理由はいろいろ並べられるけど、 でも結局のところ、何か新しいっぽくて覚えやすい「ブルーレイ」に比べて DVDとさして変わらなく思えてどこがどう違うのかあんまりよくわからない 「エイチディーディーブイディー」の方が、何となく雰囲気もダサかったから だけじゃねーのか、という気もする。 ■02/18 「異常性欲大学」と勘違い、近畿大学が英語表記の変更を検討 KinKi Kids、大ピンチ。略してもKin-Ki。逃げ道無し。 ただし、現状お持ちの性的嗜好をカミングアウトしてそのまんま行く、という 判断したりしたらすごい。いや、実際どんな嗜好かさっぱり知りませんけど。 もしかしたらジャニー喜多川先生は、その意味まで見切って この名前を付けたのかもしれない。自らのことを思いながら。 --- 期待の連ドラが3%台にダウンしてテレ朝ピンチ この時は日テレで「DEATH NOTE」の第2部が23.6%持っていったせいで こんな悲惨なことになったわけで、先週は日本アカデミー賞授賞式が 10.3%だったおかげで、「4姉妹」は7.0%までは持ち直し。 2/22の日テレの映画枠は、「耳をすませば」。 ジブリのここらへんの作品は黙ってても15%前後は行きます。 ので、また下がること請け合い。今週多分トドメ刺されます。 ブリグリの主題歌だけは何故か馬鹿売れした「ラブ・アゲイン」も 打ち切りでしたが、残り2回というところまでは持ちこたえました。 確か視聴率は打ち切り決定時で6%台くらいだったような。 「4姉妹」はまだ予定の半分残ってる。3月のこの枠どうするのだろうか。 つうかわざわざ主題歌作ったYUIの立場はいったいどうなるのだろうか。 2/27に発売した頃にはドラマ終わってたら切ない。 ■02/17 この週末は正月のリベンジで実家帰ってたから余裕なし。週一更新パス。 --- 安藤裕子が新曲で高速都会派ポップスに挑戦 安藤裕子はここんとこシングルのカップリングはずっとカバー曲ですが、 今度のは早瀬優香子。もうこの時点で90点あげたい。 よくぞ彼女のその曲を掘ってきた。よくやった。 --- 鈴木亜美 “倖田がダメなら”で浮上した忘れていた名前 でも、ニューアルバムは初登場26位、初動で7000枚ちょい。 前のアルバムが11000枚強ですから、これで浮上したとか言ったら本人がキレる。 >>5日に「Yahoo!ライブトーク」に生出演。 >>翌6日には「livedoorニュース」のインタビューにも登場した。 いや、これは露出としてはだいぶダメな方の部類だと思うぞ。 ていうか、倖田の代打でFM東京に出たっていうのも、自分のアルバム出る直前なのに スケジュール空いてたっていうことだから、それはすごく悲しいことなんだぞ。 でも、そのアルバム"DOLCE"、実は異常によくできてるんですよ。 参加メンツというか"join"名義となっているのは以下の通り。 中田ヤスタカ(capsule) Sugiurumn Aly & AJ RAM RIDER CAPTAIN FUNK Tomoe Shinohara ROCKETMAN feat.YOU THE ROCK★ ホフディラン YO-KING 前作"Conetta"のときは、組む人が雑多すぎててんでまとまりがなかったのに比べると、 クラブ系中心にまとめてきて、しかも彼らが概ね全部アッパーめの曲を持ってきた結果、 トータルとして大変によいアルバムに仕上がってきたわけでございます。 RAMRIDERなんかてめえの名曲"MUSIC"カバーさせてるし。かっこいい。 ただ、最大の問題は、これらの音が鈴木亜美じゃなくても全然かまわない、という点だな。 ■02/15 東方神起は5週連続CD発売実施中。 今回はDVD付きもなく、CD1種のみ発売で初登場13位、15000枚。 1位を取った前のシングルは3種発売で46000枚。 なんかユニークユーザー数がものすごくよくわかった。 --- あと、ペ・ヨンジュンの「太王四神記」関連商品。 どうだ、このアイテム数。ひとつのドラマなのにDVDが本編のボックスセット2種込みで合計6種、 サントラのCDが2種。予想通り「ナビゲートDVD」にはフィギュア付きも登場。\36,225。 そもそも「プレビューDVD」と「ナビゲートDVD」と「プロローグDVD」の違いがわからない。 まあ、それだけ頑張った結果、限定盤を全部買ったら約10万円。 さすがに万単位でばかすか売れるわけではないでしょうが、それでもこれに 乗っかる人が数千人単位でいれば、それで余裕で億単位の商い。 やっぱ、ペはまだ商売になるということですね。 で、注意書きで気になったのがDVD本編の「※日本語吹替え版は含まれておりません!」 やっぱこれはあとでまた別売りで出す、ということではないでしょうか。やるなあ。 ■02/14 クレヨンしんちゃんの世界が現実に。 --- 近所のコンビニバイトにちびっ子で眼鏡っ子でドジっ子の女子登場。 釣銭を床にばらまいてあわあわしてるんだ。ファンになった。 --- 13日にThe Police、ドーム行ってきました。 いや何あの堅実さ。絶対外さないし破綻もない。完璧なパッケージ。 それが最高かどうかと言われれば微妙ですが、プロの仕事は見せていただきました。 最後の曲がファーストアルバム1曲目の"Next To You"っていうのも笑ったけれど、 それがまったくもってパンキッシュに聞こえないところも笑った。 きちんとできすぎてるんだ。 あと、前座の息子は日本語頑張りすぎ。 ひとりで来ていたと思わしき高校生男子がいたのですが、 この21世紀に、高校生がどんな入り口から入ってどんな遍歴を たどったらThe Policeにたどり着けるのか皆目わからない。 ■02/11 日曜は新宿でレビュー観て酒飲んで帰って寝た。反省している。 --- 2ちゃんの人たちはこういう時こそ一致団結するべきだと思う。 --- いつの間にかフォーサイドがこんなCDを出していた。 企画からタイトルからすごい便乗っぷりだ。 ワーナーは一度叱り付けた方がいい。 --- パチンコ「冬のソナタ2」のCMは、チェ・ジウ側とは話がついたけど、 ペ・ヨンジュン側とは肖像権についてお金の問題で折り合いが 結局付かなかったからああいう構成になっているに1000点。 チェ・ジウの方は、何故か今更こういう動きになってますから、 いろいろと必死なのかもしれません。 ■02/07 青山テルマ、史上初のアンサーソングで1位獲得 「アンサーソングの1位は史上初となった」って、アンサーソングだと 自分で言ってるアンサーソングが世にどれだけあんだよって話だ。 10年くらい前に1位になった人がいきなり「俺のあの曲って実は 昔のある曲へのアンサーソングのつもりで作ったんだけど」とか 言うだけで全部引っくり返るじゃないか。 何か勝手に言葉の定義を変えてるような気がする。 でも三木道三の女版もあったし、このパターンは新たなジャンルとして伸びそうな気がしてきた。 食品で言えば「なっちゃん」や「サントリー烏龍茶」ブランドでキャンデー出したり、 「チョコボール」ブランドでドリンク出したりとかの、一度受けた既存ブランドの 使い回し作戦とほぼイコールの思考だと考えると、非常に合点がいきます。 ただ、この曲はこのままではこれ以上大きなゲインは期待できないので、 さらにもう一発やるなら数で勝負しよう。 「DA.YO.NE.」と同じで各地の方言ヴァージョンとかがいいかもしれない。 「そばにいるずら」「そばにいるがね」「そばにいるっちゃ」「そばにいるばい」。 こんなのでも全部足せば微妙にそこそこ売れてしまいそうで少し悲しくなった。 ■02/06 携帯のCMで何度聞いても「せかいさいうす」という言葉には馴染めない。 --- みんな安心しろ! クスリと言えばシミケンだ。 彼は堂々通算4度の逮捕を誇っているので、 岡村ちゃんはまだチャンピオンじゃない。 で、Wikipediaの記述の下の方。 >>2度の未成年喫煙の発覚で事務所を解雇となった加護亜依に対し、 >>「覚醒剤で何度も逮捕された自分よりはやり直しがきく」とエールを送っている。 こういうのはエールって言わないよシミケン。 かっこいいのか悪いのかぜんぜんわからないよシミケン。 ■02/05 早すぎたPerfume!? 元祖テクノ・ポップ・アイドル、スターボーとは? だいぶ無理がある比較。 そもそも当時は「テクノ歌謡」という概念がなかったので。 テレビジョッキーだったか何だったかでリアルタイムで見たことがありますが、 歌い方が何だかおっかない、わけのわからないお姉ちゃんに過ぎませんでしたし。 ただ、彼女達のデビュー当時のこのコンセプトは、無茶苦茶さが故に印象深く、 その後の聖飢魔IIやダンス☆マンや椎名へきるや小倉優子のような、その後 芸能界で広く「アリ」と認知されるようになった方法論の先駆者となったわけで。 いつだってパイオニアは認められにくいものなのです。きっと。 --- “まりもっこり”の家族、アニメに初登場! 環境危機にふれた意欲作 この公式ソングを歌う小学生たちの将来に幸あれ。 というか、こういう子達はどこから調達されてくるのだろうか。 変な事務所の変なオーディション受けて騙されるのだろうか。 女子で言ったら、グラビアアイドルになる気で事務所に入ったのに 気が付いたらAVまがいのDVD出していたっていうのに近い。 それくらいの陵辱感がある。 ある意味アイドルだからいいじゃねえかみたいな。 ある意味歌手デビューだからいいじゃねえかみたいな。 彼らは10年後くらい、この経験を思い出すたびに 赤面しながら布団の中で悶えるのだ。 このテキストを保存しておいて、油断した頃にメールで送り付けたい。 ■02/03 スーパーでどこぞのお母さんが子供に「餃子はダメだから春巻にしよう」と言っていた。 もうすぐ日本は本当に終わってしまうかもしれないと思った。 --- まきちゃんぐ 何でこんな罰ゲームみたいな芸名でデビューさせるのかわからない。 この、名前に起因するセールスへのマイナスポイントを予想できないのだとすれば、 本人もスタッフももう一度、社会見学か何かからやり直した方がいいと思う。 ■01/31 I Was A Cub Scout、アルバムが2/18で決定。嬉しい。 --- 2007年に韓国で最大の売上をあげた sg WANNA BE+が3月に日本上陸。 レコード会社はポニーキャニオン。 パク・ヨンハでいろいろとえらい目に遭っているはずなのですが、 大丈夫なのでしょうか。先方に弱みでも握られているのでしょうか。 SS501が多少マシな滑り出しですので、調子こいているのでしょうか。 ポニーキャニオン、韓国アイドルの他にもW-inds,LeadのVision Factory勢も 抱えているわけでして、何となく反ジャニーズの巣窟と化してまいりました。 2002年にはジャニーズのグループ Ya-Ya-yahのCDも出しているのですが、 プレデビュー扱いのまま事実上終了、かつ脱退とかが相次ぎ、ジャニーズ史上稀に見る グダグダなグループだったので、現状にはそれへの恨みつらみがあったりして。 こんなの押し付けやがって復讐してやる、みたいな。だったらおもしろい。 で、sg WANNA BE+。 デビュー盤はこれまで韓国で出した音源のベスト盤ということで、 基本的に日本語での再録等は行われない模様。 しかも「日本のファンのリクエストによる選曲」ですから、これつまり 韓国盤をきちんと購入しているようなコアなファン向けの企画。 プレデビューといった方がよいでしょう。 BoAも韓国語曲の国内盤を出していますが、完璧コアなファン向け、 実にしれっとほとんど何の販促もなく出していたりするように、 そう簡単に日本の一般層に売れるもんでもないという判断が普通。 やるならもう少しきちんとお膳立ててやった方がよくないか、と思うのですが、 どうも3人のうちリーダー格の人間が5月にも脱退するらしく。 要するに今できる範囲で少しでも売り抜けておけ、ということのようです。 なんて間が悪い。集金しに来るのならもう少しいろいろ合わせておけよ。 でもリーダーの彼のリンク先の写真、コントのときの石橋貴明に見えて困る。 ■01/29 フジファブリックの"TEENAGER"がすごいことになっていた。 何か最盛期のユニコーンっぽい。音そのものは違うんだけど、 ものすごい自由度の高さというか、ルールのなさっぷりが。 そして1曲1曲の完成度が高すぎ。これはすごい。 --- V2 official siteにお越し頂いたみなさまへ 何だか大変に不穏な感じ。 親会社との関係でどうこうということであればまだいいのですが、 お金が絡んでこうなっちゃったとなると非常にアレです。 --- だんだんカバーアルバム関連も既にネタが尽きてきて末期的状態なのですが、 徳永の"VOCALIST"があれだけ売れちゃうと、みんなまだ行けると思うわけで、 結果、なんだかすごいことになってきた。 V.A. / E35〜英語で歌おうJ-Pop CD3枚組って何でそんなに張り切っているんだ。 断られる分も含めてオファー出したら意外にみんなOK、みたいな事情だろうか。 ボビー・キンボールなんて久々に名前聞いたな。略称金玉さん。 デーモン小暮 / GIRLS' ROCK √Hakurai これはちょっと縛りがきつすぎると思う。 というか選曲が既に破綻しかかっています。 SISTER KAYA / ファイト! こんなの買いに行って励まされているような奴は落ちるな。 V.A. / BOSSANIMATION 出ているのを昨日まで全く知りませんでしたが、これは酷い。 もうどこにニーズがあるのかビタイチわからない。 多分売っている方もわかっていないと思います。 ■01/27 成海璃子があんまりというか、アホの子にしか見えないドラマ版だったり、 AAAの伊藤千晃という配役の時点で何だか随分な台湾版だったり、 「ハチクロ」のはぐみ役にはいろいろと問題が山積ではあるのですが、 原作のはぐみの雰囲気を見る限り、そもそもああいうタイプの女子は 芸能界に入ろうという気すら起こさないのでどうしようもない。 今業界にいる人で原作のあの空気にいちばん近いのは誰だろうと考えたら、 チャットモンチーの橋本だった。ただ、どう考えても芝居ができそうにない。 世の中って難しいな。 --- Last.fmが、再生数に応じてアーティストに直接支払うと発表 詳細はリンク先のさらにリンクを追ってください。 もちろん日本ではJASRACがいろんな意味で頑張っているので 当面これが導入されるはずもありませんが。 でも、普通に考えたら、iTunesにしろMoraにしろ着うたフルにしろ、 音楽配信サービスは、デイリーでランキングがばかすか出るように、 ダウンロード数を自動的にカウントする仕様になっているわけです。 だったらそこにはJASRACいらないんじゃないの。 元々の役割は、煩雑な著作権料徴収を引き受けることなんだから。 少なくともその部分は、ちいとも煩雑じゃなくなったんだから。 まあ、既得権益があるわけですからそう簡単に手放すわけもない、 とも思いますが、じゃあ既得権益を必死に守る非営利団体って何よ。 ■01/25 麻美ゆま、CDデビュー。ガチのAV女優の人。 間違いないと思って調べたら案の定フォーサイド。 CD実質2曲入り+DVDで3129円って、それどっちがメインだ。 --- 1/23発売、東方神起のアルバム"T"。 CD+DVDとCDのみのパターンがあるのは、まあエイベックスのデフォとして。 もう1パターン、2CD+2DVDっていうのがあるんだ。お値段7000円。 どこのボックスセットだ。 また、CD+DVDのパターンでもエイベックスの他の人の場合、 概ね3800円が相場なのですが、このアルバムだと4200円。 微妙だが確実にファンの財布を削ります。 お金を儲けようという気持ちがいっぱいすぎてギラギラしまくっているわけですが、 でも、そんなのなりふりかまっていられねえというか、本国韓国の音楽事情が こんなことになっていますから、もう日本で毟るしか手がないんです。 許してあげて。 ■01/24 2007年、シングル単位で考えると、邦楽ではフジファブリックの"Surfer King"。 洋楽ではI Was A Cub Scoutの"Our Smallest Adventure"。 双方2007年ずっとアルバム待ってたのに出なかった。 前者はようやっと1/23に発売されましたが、後者はいまだ気配なし。 頼むよ。待ってるんだよ。 MySpace --- 映画「魁!!男塾」に謎の"ウクレレガール"出現 主題歌がTHE BACK HORN、劇中音楽がトルネード竜巻の曽我、 そしてなぜかつじあやのが出演。ビクター張り切りすぎだ。 しかも張り切る場所を間違えてるような気がするよ。 --- Perfumeのアルバムは4/16。 つまり今年度はシングルのヒットとかで既にメドがついたということか、徳間。 で、普通ならそろそろ2匹めを狙う女子アイドルグループが各社から 出てきてもおかしくない頃なのですが、今のところ気配もありません。 多分、女子は集められても中田ヤスタカ役が見つからないのだと思います。 --- あと、ここ2日のオリコンシングルチャートだ。 倖田姉を抑えてトップに立ったのがRADWIMPS。 ノンタイアップだぜ。しかもすげえ地味な曲なのに。 何があったんだこの初速は。 フジファブリックのアルバムも8位まできてるし、 ようやくEMIにも日がさしてきたのか。よく我慢した。 いや本当に我慢したと思う。 フジファブリックは2006年新しい音源をリリースせず、 RADWIMPSは2007年に全くといっていいほどリリースがなく。 それでもじっと待つ。 地力のあるバンドがクオリティの高い音源を出してくるまで保護しつつ待つ。 とりあえず口も手も出しまくるソニーと対極。 そしてようやく芽が出てきた。お疲れさん。 できればEMIにはそういう形でしばらくはやっていってほしい。 ■01/21 MOOCSがお亡くなりになります。 --- 2007年の10枚、残り5枚。 UNLIMITS / クローバー 70年代歌謡曲+ハードコアパンク。 こういう馬鹿な組み合わせを断然本気でやってるから大好きだ。 やかましい割に異常に耐久性の高いメロディなので、散々リピートしても飽きないし。 で、ジンがメジャーでやれるのなら彼女達も絶対メジャーに行けると思うんだけど、 でも、そうなったら多分コア度を随分落とされて耳触りのいい感じにされる。 だから今のまんま、インディーズでやれるところまで無茶してほしいと切に願う。 MySpace FREENOTE / オトノハトライアングル やっぱり売れなかったよ。魑魅魍魎が蠢くJ-POP界に丸腰で突撃して玉砕。 それでもこういう、必ずしも即効性のあるメロディやアレンジを求めずに ひたすら自分達のポップスを貫く姿勢や、それを許すスタッフには頭が下がる。 こういう音が少しでも売れたら、もうちょい全体がいい方に変わって いくかもしれないと、けっこう本気で思うのだがなあ。 MySpace Tellison / Contact! Contact! ロンドンベースなんだけど、メロやアレンジはどこかアメリカっぽいギターバンド。 普通に曲だけ聴いても80点以上付けられる、ソリッドかつポップな良盤なのですが。 ただしこいつら、何故か普通の曲を最後まで普通にやろうとしない。 変な構成、変なパーカッション、変なシーケンス、変な手拍子、変な合いの手。 曲のどっかこっかにわけのわからないちょっとした仕掛けを突っ込んでくる。 蛇足と言われればそうなのですが、その足が変なところからすごい突き出ていたり、 やけにかっこよかったりしたら、そりゃ足の方に注目せざるを得ないじゃないか。 別の例えで言えば、顔も性格も上の中くらいの女の子がいて、それで十分なんだけど、 おまけにおっぱいも大きい、みたいな。顔もそこそこ可愛いし、普通に話していても そこそこ楽しいんだけど、でもやっぱりおっぱいに目が行っちゃう、みたいな。 そんで総合評価はそこそこじゃなくて「大好き!」みたいな。そんな音。 MySpace Los Campesinos! / Sticking Fingers Into Sockets こういう「面白がり」がガンガン前面に出ている音は本当に好きだ。 そしてそれが暴走にならずにきちんとポップスとして成立してるっていうのは、 引き出しの多さやそれを使うセンスがものごっつしっかりしているからだと思う。 馬鹿じゃできない。 Arcade Fireと比較されることが多いバンドなんだけど、自分は"Neon Bible"には まったくピンと来なくて。多分その「面白がり」な部分の差じゃないかな、と思う。 MySpace Bishop Allen / The Broken String いったいこの「歌」としての完成度は何なんだろうな。 曲を生かすために必要なアレンジを、本当に最低限施しただけ。 でもそれで完璧。不要な音が何一つ鳴っていない。 おかげで染みること染みること。 こういう音は何度聴いても飽きないから、別の意味でヤバいんですよ。 ぼーっと聴いたまんま時間ばかり過ぎていく。でも何だか幸せだ。 MySpace ■01/20 また風邪を引いた。 夜遊びにも行けなかった。切ない。 --- 2007年の10枚。まず5枚。 何か今年は一発で「これ!」という図抜けた盤が少ない代わりに、 気が付いたら愛聴してた、という感じのが多かったような気がします。 小谷美紗子 / OUT この人はどこまで行くんだろうか。ここまでアルバム毎にどかどか進化されると聴いてる方がビビる。 今回はこれまでと何となく曲の作りが違う気がする。できた曲をアレンジしたというより、 3人のセッションの中で曲を作り上げていったような、あからさまにアレンジと不可分な メロディの曲が多いような気がする。それだけ3人の関係性もこなれてきたということでしょうか。 だとしたら、この先まだ行けるんじゃないか。すごいなあ。 MySpace Lucky Soul / The Great Unwanted 50-60年代ポップスを下敷きにした、ある意味コテコテの音なのに、 何故かまったく古さを感じさせない、この絶妙なバランスがたまらん。 日本専用PVとか日本専用ジャケとか、いろいろ手は打っていたのですが、 結局日本ではほとんど売れずじまい。これはプロモーションの失敗だな。 そもそもの音を流す機会があんまり多くなかったんじゃないか。 ここらへんの時代の洋楽は、歌謡曲⇒J-POPの源泉のひとつでもあるわけですから、 きちんと接触機会さえ増やせば相当数の日本人の琴線に引っかかるはずなのに。 非常にもったいない。 MySpace The National / Boxer M-1"Fake Empire"のド傑作っぷりはもとより、全体としても無闇に高品質。 彼らの特徴は概ね1つのリズムを1曲通しながら、その中で絶妙な抑揚を 付けていく、というスタイルで作り上げられている曲が多いところ。 シンプルに聴こえつつ、でもアレンジは恐ろしく練られてる。 それと、アルバム通して一貫した世界観と異常に渋くてかっこいいヴォーカルと。 派手さはないけど数え役満みたいなアルバム。 MySpace The Cops / Drop It In Their Laps キャッチー無間地獄。 オーストラリア出身といえばINXS。このThe Copsも、ニューウェイブをコアにしつつ 曲毎にファンキーだったりアーシーだったりテクノだったりに振れるというスタイルは まさにINXS直系なのですが、最大の問題はいちいち曲がキャッチーすぎること。 だいたいがあんまり曲をキャッチーにするとベタベタになりすぎて、かっこよさという点では いまいちになりますゆえ、INXSはそこらへんきちんとやりすぎにならないよう折り合いつけて いたはずなのですが、こいつらは何のリミッターもかけずにどろどろと垂れ流し。 結果、そこはかと馬鹿っぽさまで漂う、大変に素敵なことになっています。 難点はパッケージはオーストラリア国内盤しかないため、えらい高いことだな。 iTunesにあるよ。 MySpace Scouting For Girls / Scouting For Girls キーボード+ベース+ドラムスの3ピース。 Keaneほど哀愁っぽくなく、Ben Folds Fiveより普通のバンドっぽい音。 キーボードに拘っているわけでもなく、効果的にギターも入ってくる。 Keaneみたいな一聴即死のメロディじゃないんだけど、聴いてるうちにじわじわ効いてくる。 最近の若手で、メジャーコードでこれだけきれいなメロを書けるバンドってなかなかないんじゃないか。 単純にものすごく気持ちいいんだ。音楽って楽しいね。 MySpace ■01/17 そろそろPerfumeのオリジナルアルバムのインフォが出てもいい頃じゃないか。 当然決算期の3月発売で。徳間ならやる。やってくれるはずだ。 --- オリコンのデイリーチャートで妙なもの発見。 BEAT CRUSADERSの"WINTERLONG"が、1/15のデイリーではアルバム扱いなのに、 翌日の1/16付ではシングルチャートに入っているのです。 商品番号はシングルの並びなので、ソニー側は元々シングルのつもりで、 でもなぜか最初はアルバム扱いになっていた、と。 収録されているのは表題曲と、既発曲のライブ音源4曲の計5曲。 元々レコード時代は、「シングルはA面B面合わせて2曲入りまで」というルールだったものが、 CD時代になってカラオケヴァージョンが入ったことによってそれが崩れまして、以降は迷走。 何がシングルで何がアルバムで、という基準は時期によってけっこうマチマチなのですが、 時々において「どのレベルであればシングル認定されるか」は、過去の浜崎あゆみが ある意味ものさしとして利用できるので、それで確認してみます。 以下、彼女の1999年のリリースから。 1999/07/14 "Boys & Girls" 01. Boys & Girls "MAD FILTER MIX" 02. Boys & Girls "AUBE Original Mix" 03. Boys & Girls "Higher Uplift Mix" 04. LOVE 〜Destiny〜 "TODD'S LOVERS CONVERSION" 05. Boys & Girls "H∧L's Mix" 06. Boys & Girls "Melt Down Dub Mix" 07. TO BE "Bright Mix" 08. Boys & Girls "D-Z PSYCHEDELIC ASSASSIN MIX" 09. Boys & Girls "Dub's club Remix" 10. Boys & Girls "AUBE Original Mix"(instrumental) 1999/08/11 "A" 01. monochrome 02. too late 03. Trauma 04. End roll 05. monochrome "Keith Litman's Big City Vocal Mix" 06. too late "Razor 'N Guido Remix" 07. Trauma "Heavy Shuffle Mix" 08. End roll "H∧L's Mix" 09. monochrome (instrumental) 10. too late (instrumental) 11. Trauma (instrumental) 12. End roll (instrumental) 13. End roll "NEURO-mantic Mix" 14. monochrome "Dub's full color Remix" ここらへんが限界値。正味のところめちゃくちゃですが、でもこれでシングル扱い。 "Boys & Girls"は曲は3曲ですが、同一曲のリミックスを複数トラック収録して計10トラック。 "A"は曲単位で勘定すると4曲。トラック数だと14。なんじゃそりゃ。 この年の1月には、スピッツの3曲入りEPがアルバムチャートに入っていましたので、 恐らくこれらの浜崎のリリースにあたって基準が改訂されたものと思われます。 で、ここから2年半ほどは概ねこの基準で、浜崎も毎回シングルは3〜4曲で 10トラック程度収録という線を2002年前半まで維持し続けますが、 最後まで5曲以上にはなりませんでした。 つまり「リミックスのトラック数はカウントせず、楽曲単位で4曲以下」というのが 今にまで至る基準で、今回のビークルは、ライブヴァージョンとはいえ楽曲単位で 5曲だからアルバム扱い、ということで最初はアルバムチャートに放り込まれたようです。 ところがそんなつもりなかったソニーは焦るわけですよ。 1月は、全体的にアルバムが比較的売れるのにシングルはあまり売れない時期で、 それでもデイリー9位なので、これちゃんとシングルの方に持っていければ、 彼ら最大のチャートアクションも狙えたわけで。そりゃ焦る。 でもさすがに既に発表したチャートをいじるわけにもいかないので、 翌16日分からシングル扱いに粛々と変更、という流れ。 こんなドタバタでまたシングルの定義が変わってしまいました。 本当にそんなんでいいのか、オリコン。 ただ、ここらへんハナからわかってやっている会社もあるようで、たとえばEMI所属、 9mm Parabellum Bulletのメジャーデビューシングルは、35分間のライブ音源を収録、 でも曲間にインデックスをまったく切らず「1トラック」の扱いにすることで アルバム行きを回避しています。 つまりこれ、レコード会社のスタッフの知識量の違いですね。 そこらへん含めてもっと頑張れよソニー。 でも、EMIはさらにもっと頑張れ。 ■01/16 深夜の大格闘の末、便所に勝ちました。 うんこできた。 --- 「iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表 少なくとも機器に課金すれば一切のDRMは不要になるというか、 撤廃する必要があるのですが、どうもその気はなさそうだ。 >>iPodなど携帯オーディオ、PC、携帯電話、カーナビ、Blu-ray Disc、 >>HD DVD、HDDなどを補償金の対象にすべき しかも、だんだん言ってることがエキセントリックにエスカレートしていないか。 >>私的録音補償金は2000年をピークに、録画補償金は05年をピークに減少している。 >>その原因は「制度が導入された1992年当時と比べ、コピー総量は比較にならないほど >>増加しているが、iPodや携帯電話、PC、カーナビなど新たに登場した複製機器が、 >>制度の対象となっていない」ことという CDとかのコンテンツ売上減少で目減りした補償金収入を補填したいだけじゃないか。 それを、全部コピーのせいだからその分よこせって堂々と言える度胸はすごい。 本気でびっくりする。 なんかだんだんコントみたいになってきてるんだけど、 問題はこの人たちが断然マジだということだな。 ・「曲に付く」しか売り方しかできないスタイルの着うた普及の影響で、常に一定数以上の 音源を継続して売ることのできる「ドル箱スター」が極めて生まれにくい状況が生じている。 ・また、レコード・CD時代に生まれた既存の「ドル箱」が今後大幅に売上を伸ばす 可能性は従来の新陳代謝的なスターシステムの構造から考えてきわめて低い。 ・カジュアルコピーに対して過度に厳格な態度で臨めば、かつて我々のような層が カセットテープ・MD等で行っていた友人同士などでの貸し借りも規制対象となり、 長期的に捉えれば「音楽ファン」がその素養を育む入り口を規制することになる。 こんな感じだからどう考えても音楽業界の先は暗いよ。 そしてなぜかレコード会社や権利団体の方が自らそっちの 方向に持っていこうとしている。しかも猛烈に張り切って。 もう本気でわけがわからない。 音楽業界で一番危機感を持ち、かつきちんと顧客と折り合いを付けながら 何とかしようとしているのはブッキング会社というか「呼び屋」だけだね。 フェスっていう形態のライブ。これは個人的な楽しみであった音楽鑑賞を、 カラオケと異なる形のコミュニケーションツールにしようという試みだし、 また、通常の企業が行っている販促や商品開発と同様、「お金を出して くれる人からできるだけ多く出してもらう」形式のビジネスでもある。 それでもそこにこれまでになかった経験があるわけで、それに価値が あると思えば出せるだけの金は出すもの。その価値があると思うもの。 でも、規制や過度の課金という形で音楽への入り口に規制線を張れば、 そこに価値を見出すことのできる層も減らしていくことになるんだ。 努力している企業も巻き込んで総倒れかよ。 別に文化の問題じゃなくてもいい。 所詮ポップミュージック。ビジネスでぜんぜんかまわないんだ。 ただ、目の前の小銭のために将来の稼ぎ分をドブに捨てる、 なんてのはビジネスですらないんだよ。 ■01/15 猫砂を便所に捨てていたら詰まった。 実はまだ詰まっている。少し動揺している。 うんこできない。 --- ドロンジョはフカキョン、ボヤッキーは生瀬勝久 ガンちゃん:ジャニーズ アイちゃん:オスカー ドロンジョ:ホリプロ ボヤッキー:キューブ(アミューズ系列) トンズラー:吉本興業 すげえ。各大手所属のメンツが主役級に並び倒している。 バーニングは入ってない。ていうかバーニング入ったら系列事務所の 人間で揃えてゴリ押すのが常なので、こんなバラバラにならない。 でもちょっとバラバラすぎ。映画「デビルマン」がああなっちゃった元凶のひとつに、 「制作委員会」に属している各企業がてめえ関連部分のみを声高に主張して 鬼のような利害調整を経た結果、肝心の作品そのものの完成度や整合性が ものすごく二の次になったことが挙げられる、と聞いたことがありますが、 キャストの時点でこれだけバラければ、またここでも利害の ぶんどり合いが始まることはまあ間違いないわけで。 しかも、キャストのみでこれだから、今後、商品化とかタイアップ絡みとか 2次的な関連企業まで入ってきたらもうものすごいことになる。 船頭多くして船山へ登ったっきりの可能性が大。 えらいことになってきたな。むしろワクワクしてきた。 で、昨日アニメの方見損ねた。こんちくしょう。 ■01/13 「鶏口となるも牛後となるなかれ」 最近の郊外クラスのCD屋の場合、メジャーレーベル所属で売れてないアーティストより、 インディーズでそこそこのアーティストの方が、店頭に置いてある確率が圧倒的に 高いことのたとえ。 --- ブサイクを売りにしているアイドル「藤子まい」が再び改名した 小田切まい ↓ 藤子まい ↓ Good・jobグッジョブ藤子・F・まいたそ(藤子まい) 何を論評したところで、この事実の破壊力にかなうはずがないので敢えて触れませんが、 ふとゴールデン小雪のことを思い出して検索してみたら、公式ブログができていた。 「バイト」とか「暇」とか「家賃」とか、あんまりリアルに切ないフレーズ満載。 必要以上に手作り感溢れる料理の写真がさらに切なさを加速する。 顔文字連発の割に全体のトーンもものすごいダウナーで、素で泣けてくる。 頑張れ。 あと、「ごる姫」という愛称も、よく考えてみたらえらいことだ。 ■01/10 AKB48のアルバムを買った。 初回盤のジャケットが大変にエロくて気になったのですが、 そういうのがほしいなら差額でBOMBを買ったほうが有意義だと 思い直して通常盤にした。 で、通常盤のみボーナストラックの「会いたかった〜20連発!!〜」というのは 「会いたかった」のサビ部分にセリフを乗せているという代物ですが、メンバー20名、 各人概ね15秒強という尺、しかもフェイドアウトでいちいち曲を締めているのはこれ、 つまり加工して取り込んで着メロ代わりに使えってことを暗にほのめかしていないか。 --- ミッキー“おわび行脚”…TDL開園以来初パレード中止 この記事で何が気になるって「山車」。 そうかあれは山車だったんだ。 つまりミッキーはだんじりで言うところの褌のおじさんだね。 そう考えると浦安はいつまでも続く祭りの空間というニュアンスで理解できる。 前に津田くんがどっかで「オタ芸は日本のセカンド・サマー・オブ・ラブだ」 ということを言っていて、いたく同意したことがあります。 ドラッグもレイヴ文化もない代わりに祭りで盆踊りなバックボーンを持つ 日本の、真にサブカルチャーな地点から発信される精神解放の方法論。 そっち方面にリーチしない人間には異様にさえ映るというところまで一緒。 同じ意味でパラパラ・トランスはまさに「かっこいい盆踊り」と言えましょう。 結局そういう根っこをたどっていくと日本人はすべからく、農民時代からの そういう祭りDNAに忠実に現代を生きているような気になってくる。 チョコレート告白祭りと化したバレンタイン、性交祭りと化したクリスマス。 そこらへんも夜這い文化の現代的解釈と受け取れないか。無理か。 ■01/08 あゆ内耳障害悪化「左耳聞こえない」 こういうことをアルバム発売のタイミングで発表する恐ろしさ。 朝のワイドショーでもトップ扱いだったし、話題性抜群。 立ってるものは親でも使え。 つうか、まあそういうことなのでスタッフが事前に知らないわけがない。 いやさ、もしスタッフにこれまでまったく相談せずに、こういう形で ファンに一番最初に伝えたという内容が本当のことだとしたら、 それはそんな音楽制作のクオリティに直結しかねない問題を 最も信頼すべき関係者に黙っていた、ということになります。 そっちの方がむしろ音楽を生業にする人間としての良識を疑うよ。 いろいろなファクターをどうプロモーションに結びつけるか、 発信の全体像の意味をどう辻褄合わせていくのか。 非常に厄介というか悩ましいというか。 ここまで「人間」を切り売りしなければやっていけないというのも、 これ非常に難儀な商売だなあ、と思いました。 ■01/06 2007年の俺ベストは、現在発注中のが届いてから判断。今週中には届く。 --- オリコンの年間チャート号を熟読。 で、部屋を見渡したらなぜか2001年の年間チャート号だけ出てきたので比較してみる。 概数で適当に四捨五入した数字ですが。
シングルはある程度着うたで取り返している部分があるからまだいいとして、 アルバムが6年で概ね半減ちゅうのはえげつないね。 でもこれ仕方ないというか、どうしてもそうなっちゃうと思うわけですね。 着うたでの販売を伸ばそうという施策は、恐らくアルバムの販売に対しては プラスの方向には働かないと。 以前から「人につく」販促と「曲につく」販促という言い方をしております。 たとえばラルクが好きだからラルクの音源は全部ほしい、と思わせる方向が「人につく」販促で、 「愛唄」はいい曲だから自分もほしい、と思わせる方向が「曲につく」販促です。 で、着うたという形の販売は圧倒的に「曲につく」形での販売には向いていますが、 新たに「人につく」形でアーティストを盛り上げる方向というのは恐ろしく苦手です。 携帯画面で完結する世界ですし、他のメディアでアーティスト性を同時売りすることも困難。 完全に「曲を消費する」ことを是とするスタイルですから、まあ当然。 当のGReeeeNが顔出しNGでもあれだけ売れたという事実から、まさに彼らは「曲につく」販促の 結果なわけですが、だからといってこれから先GReeeeNはこれからしばらく安泰と思っている人は これっぽっちもいないと思います。たとえ関係者であっても。 あれだけ売れたところで、GReeeeNをアーティストとして支えたいと思うファンを 積み上げる方向にいっていない。次に駄曲を出そうものならその時点で終了です。 つうか実際、「愛唄」の次の曲「人」は、パッケージの販売でいえば売上は1/5以下ですし。 今の着うた市場はCMとか見ててわかりますが、「徐々に細っていくしかない著名ベテランの新曲」と 「着うたの外には伸びる保証のない新人の曲」しかなく、そうなると結局のところ、新たに ファン層を獲得したアーティストに対して「人につく」形での販促ができない以上、 パッケージのアルバム市場はシュリンクしていくしかない。 シングルの売上を着うたにシフトしようとすればするほど、アルバム市場も やせていくという、もうやるせない状況になっているわけです。 いくら違法サイトを潰そうが、P2Pを規制しようが止まらないこの流れ。 後戻りすることもできません。 さて、いつ底を打つのかな。当分打たないような気もする。 ■01/04 浜崎あゆみは紅白で"Together When"を歌ったわけですが。 これ、まず配信限定シングルとして発表され、その後1/1発売のアルバム"Guilty"に収録された曲。 ということは、表向きとはいえその時点では「CD未発売」の曲が歌唱されたという、 紅白歌合戦史上初めての事例ということになります。 紅白を、SMAPやおしりかじり虫以上に「プロモーション」的に捉えたということでしょうが、 でも「配信限定シングル」曲でもOKが出るところまで紅白は寛大になっている、 ということでもあるわけですね。 ■01/02 「ヤッターマン」についてファンのみなさまに報告 山本正之氏自身による新しい「ヤッターマン」の音楽について。 オリジンを大切にしない制作サイド。今の現場の流れに全くついていけない山本氏。 双方に対して非常に複雑な感情になる。これはかなり切ないな。 --- 鶴瓶が紅白本番のときにも言ってたみたいにすぎもとまさとの 「吾亦紅」はこれから売上のピークを迎えるような気がする。 と考えたら、中村中も馬場俊英もこれから売れそうな気になってくる。 去年の「千の風」みたくヒット曲を「作り出す」ことで、紅白の存在感を 出そうという判断で敢えてあのような初出場組の人選をしたのだとしたら、 それは大変に頭の切れる方がスタッフにいらっしゃったのではないかと。 |