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■06/29

宇多田がエヴァの映画の主題歌を歌うことになって、
何でみんなこんなに怒るのか本気でわからない。

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スパイス・ガールズ再結成。
筋肉少女帯再結成に際して大槻ケンヂが「意外に儲かるんだよね」と身も蓋もなく認めているとおり、
そしてThe Policeがやるならとことんまで、とばかり凄まじいビッグ・ビジネスを展開している中、
彼女たちもまあ、そういうことでギラギラとやって来ましたよ。
正直、セレブ妻ヴィクトリア以外の4人の現在の窮しっぷりは尋常じゃないですもの。

Geri Halliwell:2005年のアルバムは最高位41位。
Emma Bunton:2006年のアルバムは最高位65位。
Melanie B:2005年のアルバムは最高位453位。何これ。誤植?
Melanie C:2007年のアルバムは最高位57位。
Victoria Beckham:アルバムは2001年以降出してない。セレブだもの。

ヴィクトリアの場合、お金は既にうなるほどあるはずなのですが、旦那のアメリカ移籍からも
察せられるように、どうやら本気で本場アメリカのセレブ界に突撃したいようなので、
そういう意味では世界的にアピールできるよいチャンス。
ということで、概ね5人の思惑が一致した、ということですね。

で、世界ツアーの場所には、現役当時には行ったことのない中国とかも含まれてまして、
そういう意味でも顔見世とか当時のファンに云々といった側面は実にどうでもよく、
効率のよい現金収入を第一に考えていることが推測されます。
だから日本には来ないよ。


■06/26

面影ラッキーホール、8年ぶりの新曲7/6発売決定。

『パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた…夏』

相変わらずものすごく嫌な気分になるところを突いてくるな、こいつらは。
「カラオケヴァージョン入り」にここまで悪意が感じられるっていうのも他にない。

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ORANGE RANGEがベストアルバムを出すわけですが。
アルバム4枚、シングル16枚。確かにいい頃合と思ったら、2枚同時発売。

彼らはオリジナルアルバムには必ず15曲以上を収録し、B面曲のアルバム収録率も
低いという、中高生向けのお得感のあるスタイルでここまでやってきてはいますが、
それでも発表済みの曲を全部合わせても、ミックス違いを除けば90曲弱。
そこから2枚合計で30曲ですから、けっこうな割合でございます。
それでもやらなければ、下手したら永久に売る機会を逸してしまいますので、
今それをやるしかないのです。というか今ですら旬を逃してますから。

冗談抜きでこれが壮絶にこけた場合、B面集かライブアルバムでも出して
終了の可能性すら出てきていますから、恐らく関係者全員必死。
ということで、これまでの彼らのシングル売上概数。

発売 タイトル 売上枚数 最高位
2003/06 キリキリマイ 20,000 50
2003/07 上海ハニー 241,000 5
2003/10 ビバ★ロック 163,000 3
2003/11 落陽 47,000 10
2004/02 ミチシルベ 278,000 1
2004/06 ロコローション 493,000 1
2004/08 チェスト 116,000 1
2004/10 1,000,000 1
2005/02 * 〜アスタリスク〜 628,000 1
2005/05 ラヴ・パレード 447,000 1
2005/06 お願い!セニョリータ 417,000 1
2005/08 キズナ 413,000 1
2006/05 チャンピオーネ 221,000 1
2006/08 UN ROCK STAR 80,000 3
2006/10 SAYONARA 115,000 3
2007/04 イカSUMMER 59,000 3


2004年末から2005年にかけては我が世の春。つうか相当な勢いで働いていました。
そこで、2005年の後半から半年ほど休んだところ売上半減。
恐らくW杯のNHKタイアップを押さえ、満を持して出した新曲で
20万ちょいというのは、相当ショックでかかったと思います。
そこで、それまでの成功パターンであった「アッパーな曲」⇒「バラード」の
コンボで攻めてみるも浮上の気配まったくなし。
そして2006年の年末前後の半年、また休んだらまた半減、というのが今の状況。

というか、ガッキーのポッキーCM曲『DANCE2』をシングルで切らずにアルバムの
セールスの起爆剤にしようとした判断が最大のミスだったような気もします。

ともあれ、7月のベストが最後の大勝負になるかどうか。
どこに目標設定しているかどうかが問題です。
今のパワーで見る限り、2種合わせて70〜80万枚行けば成功ラインだと思うのですが、
多分売る側は少なくとも2種合計でミリオンくらいの皮算用でいるんじゃないかなあ、と。
で、50万枚切るようであれば相当マジで今後やばいんじゃないかと思います。
7/25発売。


■06/24

思い出したっ! 
エイベックスが今年激押ししている新人高杉さと美は、元WI☆THですよ。
若槻千夏もメンバーだったグラビア&レースクイーンユニットです。
つまり結局今回も、ものすごくいつも通りのエイベックスということだね。

しかし、こうも一押し新人の経歴がこんな感じばっかりというのは只事じゃない。
挫折した女の子を放っておけない人情味溢れるレコード会社なのではないか。
優しいなあ、エイベックス。

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Lucky Soul / The Great Unwanted (Album)

モータウンとかダスティ・スプリングフィールドとかシルビー・バルタンとからへんの50s,60sポップス。
あのゴージャスな世界観を、当時のまま完璧に再現しているのがこのバンドでございます。
今年春のシングルで何かの冗談かと爆笑して、そんでアルバム聴いてその本気度に感動した。

どう考えても今のメインストリームにはなりえない音にも拘らず、何故かUKの音楽誌でも総じて好意的に
受け止められてて、でもそれはPet Shop BoysとかYounger Younger 28'sみたく、歌詞が今風にヒネてる
からじゃないか、とも一瞬思ったんだけど、拙い語力で歌詞カードを読む限り、それらしい気配もない。
つまり感動的なくらいの剛速球。すがすがしい。

1990年代に入り、過去の様々なジャンルの音が同時多発的に再生産されるようになって以降、
特筆するようなシーンや流行りの音傾向もほぼなくなり、音楽業界はもはや完全に飽和状態の
はずだったのですが、考えてみればこういう音はなかった。なんせ「ロック」以前だもの。

Saint Etienneがよく引き合いに出されていますが、彼らの場合は歌メロは50s、60sがモチーフでも、
バックトラックが現在進行形のクラブ・サウンドだったりしたところがアイデンティティであり、
あくまでも曲の構成の一部として捉えていたわけで。だからこそ90年当時でも受け入れられた。

じゃあ、今何でこのバンドがインディーズとはいえオーバーグラウンドに近いところまで
出てこれたのかと言えば、「他のもっと変わった音はないか」という、飽和状態ならではの
時代の要請のようなものがあったことは間違いないと思うわけですが。

でも、実際問題としてこの手の50s,60sポップスまんまな音を出すバンドは世界中に山ほどいるわけです。
日本だって、KENTO'Sとか行ったら嫌になるくらい観られるわけですよ。ポニーテールのおばちゃん付きで。
そんな中で彼女たちだけが抜きん出た理由は、もうこの楽曲の異常な完成度以外の何ものでもないでしょう。
多分メンバーは猛烈に総合音楽IQ高くて、でもそれを惜しみなくこの世界観の再構築にのみ注ぎ込む。
才能を思い切り使って、狙いどころとしてあんまり頭いい音に聴こえないところに落とし込む。
そういうの大好きだ。そもそもこのバンド名の頭の悪さからして最高じゃないですか。

とりあえず、MySpace行って"Lips Are Unhappy"のキュートさに悶え死ね。


■06/21

UKのヴェテラン・ロック・グループ、NEW ORDERが解散を発表

いや、まだバンドとしての公式ステートメントが出たわけじゃないから。
まだヒゲのいつもの戯言レベルに過ぎないから。
2人の仲が悪かったらThe Other Twoが何とかするから。
でももうギリアンいないんだった。ああ。
前よりも動揺している俺がいる。けっこうマジで動揺してる。

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NEXとかZEROとかのノーカロリー対決に関してはまず、
「500mlも飲むなよ」というところから訴えたい所存。


■06/20

ロック検定。
あれだけ煽って1500人つうのはちょっとキツくないかい。
つうかこの書き方だと他の都市はかなり悲惨だったと思う。

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最近は、何かのタガが外れたように中国に関してのネガティブなニュースが
続々とマスメディアに乗るようになりましたが、これもちょっと驚いた。

<クールビズ>キャンペーン日当、1人当たり7万6300円

民主党も毎日新聞もほぼ全ての対メディア業務を電通丸投げで、
博報堂とはほとんど付き合いがなかったりするのだろうか。
そうでなきゃこんな突っ込みや報道できるわけがない。
実際、毎日以外の主要全国紙は完全にこの件黙殺。

単に蓮舫も記者も空気読んでなかっただけだったとしら、
当然この後一切のコメントも続報もないはずなんですが、
もしかしたらこっちも何かタガが外れたりしているのだろうか。

Yahooは代理店と組んでもいるはずだけど、既にメディア媒体として相当に強い上に、
将来的なYahooの企業としてのポジショニングを考えれば、既存の代理店は
ある意味邪魔にもなってくるでしょう。
なのででしょうか、この件今日のAM中ずっと、張り切ってトップのトピックス出しっぱなし。
なんとなく嬉々とした感じが伝わってきて、こっちまで嬉しくなるね。


■06/18

鈴木亜美がcapsuleの中田ヤスタカと組んだ新曲を、8月22日に発売

『Connetta』は累積販売枚数が11000枚程度と、セールス的にはまったくもって好評じゃないわけですが、
それはそれとして、一時は時代を背負って立っていたはずの彼女が、よもや徳間ジャパン所属の
ローカルアイドルグループ上がりの小娘どもの尻馬に乗るとは。これはあんまりな下克上の逆。
しかし、この記事の微妙な書き口から推測するに、おそらく今回のニュースに関して、
公式な記事上では「Perfume」は厳しくNGワード指定されていると思われます。
あたいのプライドが許さない。

僕が大好きなフォーサイドのグラビアタレントど腐れカバー曲シリーズは最近、
しょこたんが先日のカバーアルバム企画の際にその眼力で選び抜いた楽曲群を、
しれっとそのまま持ってきてカバーさせたりしているというえげつなさですが(例1 例2)、
なんかマインドとしては鈴木亜美にもこれとかなり近いものを感じるわけです。
エイベックスも所詮成り上がりですから、そこらへんの魂は不変なのでしょう。


ちなみにフォーサイド、8月発売分が公表されましたが、相変わらずど腐れ継続中。

2007/08/08 秋山莉奈 / セーラー美少女☆なんてったってオシリーナ
2007/08/15 小阪由佳 / I wish…
2007/08/22 石坂ちなみ / ちなみんのSWEET TRAP
2007/08/29 松山まみ / またたく☆まみ 〜みつめてほしい〜

ニューカマーは松山まみのみ。あとは2枚目、3枚目。
だんだんこの路線も、新規開拓はキツくなってきたのか。
相変わらず秋山莉奈はタイトルだけでもうお腹一杯です。


■06/17

帰りました。
新横浜で降りて、横浜線すいてたらいいなあ、とか思いながらホームを歩いていると、
進行方向右手に絶望的な光景が。横浜アリーナ方面から延々と駅前まで続く凄まじい人の波。
EXILEのコンサートの終演に見事にカブりました。横浜線のホームにすらたどりつけない。
泣いた。
だから週1の更新なし。疲れたから。苦情はEXILEへ。

しかしすごい勢いで観察してたんだけど、やっぱりEXILEのコンサートに
行くくらいの大ファン、という属性がそれでもいまいちわからない。
女性が多いのは多いのだが、中高生からおばちゃん、真面目そうなのからやんちゃそうなのまで。
入り乱れていていまいちピントが合わない感じ。片っ端から職業聞きたい気持ちになる。
つうか、EXILEの誰が女性に人気なのですか。
やっぱ新入りのテニプリの舞台をブッチした人ですか。


で、テニプリで思い出した。
今日の昼間はおもに名鉄に乗って、名古屋近郊の地方都市を攻めていたのですが、
一宮駅から乗ってきたかわいらしい感じの二十歳前後のお嬢さんがいました。
綺麗な服と綺麗なメイク。そして綺麗なかばん。そこから出てきたのは
峰倉かずやの単行本と「リボーン」アンソロジー本
そういうのを電車内で臆面もなくガサガサ開けては読みふけっている。
人間の業の深さを何となく思い知りました。でも僕はきっとあの娘なら愛せる。

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そしてHey!Say!7という名称に込められたジャニー喜多川魂に打ち震えた週末。
つうかアケミちゃんと発想一緒だね。


■06/16

金曜から奈良→名古屋の出張コンボ。現在名古屋。
今さっき、夕飯食べてホテルの部屋に帰ってくるとき、エレベーターで
あからさまにデリヘルのお姉さんと一緒になったよ。なんか急いでたよ。

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ERIKAのタイアップはスバル。めっさ微妙。
もう車のCMなのかERIKAのCMなのかさっぱりわからんような出来ですが、
でもやっぱりめっさ微妙。

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小室哲哉の最近の出稼ぎ。もう仕事を何も選んでないね。
「インターネット発のヒット曲」って、具体的に何を言い出すのかとても心配だ。
8/5、保護者ヅラして行ってこようか。8/6にはSAMも来るらしいよ。
それでも小室はまだ「芸術情報学部」っぽいけど、SAMはいったい何の授業だ。
わかってる。バーターなのはわかってるよ。


■06/13

「こりん星」存在しなかった!ゆうこりん衝撃発言が明るみに

さあ、ゆうこりんが瀬戸際です。
この記事自体、どこに軸足を置いて書いてるんだかさっぱりわからない、
根本からいい感じに狂ってる文章ですけど。まあ、Livedoor Newsだから。

マネージメントはもうさすがに今のキャラ設定は引き際であることをわかっている様子。
ここで華麗にイメチェンをはかって次のステージへ進めるかどうかがポイントですが、
そのスイッチング作業を本人に押し付けてるようじゃやっぱマズいと思う。

中山美穂みたいにスタッフが仕事を選びまくりねじ込みまくった結果、
気が付いたら本格女優呼ばわり、みたいなのが一番美しい。
森高の、一般ウケ度が上がるにつれてヲタ受け臭を徐々に抑えていき、
すっかり普通のタレントさんになった頃に入籍してアガリ、というのも
非常に巧みな技を感じた。

彼女に立場が一番近くてイメチェンに成功したのはあれだ、のりぴーだ。
間違いなく一番近いな。弟子になったらいいと思う。
一度はここまで行った人が、7年後には『星の金貨』だし。
しかしこの曲で作詞:森浩美・作曲:馬飼野康二か。ものすごいな。
まあ、「リサの妖精伝説」も松本隆だしな。

ここで転身に失敗すると、今の小泉今日子とか藤井フミヤみたく、
何だかとっても見ていて辛い人たちになるので、慎重に行こう。
逆にデーモン小暮閣下みたく突っ張り続けるのもアリだ。
ゆうこりんが40歳になってあのキャラのまんまだとしたら、
それはそれはテレビで重宝されることでしょう。

そんで今、のりぴー全盛期の一時期に身内で流行った、
Q:酒井法子がイくとき何て言う?
A:「エクスタぴー!」

というネタを突如思い出したよ。まったく高校生は馬鹿だな。


■06/11

近年稀に見るへべれけっぷりでした。

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“紀香特需”にノリ遅れ音楽業界は大慌て
でもいくらコステロのオリジナルアルバム再発しても、
"She"は入ってないので、このニュースは捏造認定。

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The National / Boxer (Album)

オハイオ出身で2001年にデビューしてこれで4枚目。今回はBeggars Banquetからの発売。
今のベガバンの場合、出世したって言っていいんだか悪いんだかよくわかりませんが。

初期の2枚は「オルタナカントリー」って言ってしまえる程度の音だったのですが、
2005年の前作あたりで妙に音の幅が広がって、どこに行くのだろうと思っていたら、
今作では「Interpol+Tindersticks」的な、どっか妙な音作りなのに激渋という、
実によくわからないあたりに着地しました。
まあ、ヴォーカルの声が渋いからどうやっても渋いんだけど。

が。とにかく1曲目の「Fake Empire」が最強。この3分25秒は奇跡です。
静かに始まり、徐々に音数増やしながら上がり始め、複雑に絡まりあったラストまで。
これで3分半足らず。ものすごいアレンジの妙です。

こういうのがあるから、無名バンド漁って気になるのに唾付けておくという作業がやめられない。
Napsterでデビュー以降の全曲フルで聴けます。iTunesでも全曲30秒試聴できます。
でもみんなNapster入ろうよ。
とりあえず好きなバンドから関連リンクたどっていって知らないバンドを適当に
聴いているうちに当たりバンドが必ず見つかるので。金脈探しみたいなもんです。

これまでは探すのに、休日に店回って試聴したり、ネットのレビューサイト経由で
公式サイト行ってみたりと、多大な時間が必要だったのですが、Napsterのおかげで
もう死ぬほどラク。これで月1280円なんて、タダみたいなもんだと思うんだけどなあ。


■06/09

録画したまま放置してた鬼束ちひろをやっと見た。"Smells Like Teen Spirit"は予想の範囲内。
しかし「呪われた山田優」的なルックスは、ますます凄みを増していてもう本気で怖い。
あと、新曲の"everyhome"はものすごい曲だね。コードも譜割もどっか異常。
それでいてきちんとポップスとして成立してる。なんだそれは。

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bitmusicがお亡くなりです。
ポニキャニのcan-dは単なる外部配信サービスへのリンク集と化しているし、
YAMAHAのMySoundは他社音源も積極的に扱って、普通の配信サービスになってるし。
これで現在まともに動いている自社音源専売型の配信サービスはmu-moだけか、
と思ったら、まだVictorが頑張っていた。
つうか単純に止め時を逸しただけのような気もする。

そもそもレコード会社が自社音源専売に乗り出したのは、ただでさえ利益率の高い配信で、
しかも自分で直接売っちゃえばマージンも不要だから俺らボロ儲けだぜうひょー的発想が
そもそもだということは想像に難くないわけですが、結局各社さん、システム開発費用の
減価償却はできたのでしょうか。心配です。

そして相変わらずやる気の感じられない公式ページの日本クラウンに至っては、
しばらく前からパッケージの直販すらやめていることに、今気付きました。
1回システム組んじゃえば、あとはバイト君が適当に在庫詰めて住所打ち出して
貼って送ればいいだけで、さして運用コストがかかるもんでもありません。
それで回せないほど毎日ドカ発注が来るはずもなく。
ということは、これつまり個人情報保護法対応でセキュリティレベルを上げるための
予算を積みたくても、それだけの売上すらなかったということなんだと思います。
そりゃあ、トップページのリニューアルも無理よね。

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明日から盛岡出張。
真っ当に意識があれば現地からトップだけでも更新する気。
へべれけなら寝ます。


■06/07

ものすごい当て字。宮城県石巻市にて。

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DVDドライブ装備で848gという猛烈なノートPC。すげえほしいと思ったら、
やっぱ東芝、自信作だけあって宣伝の方もかなり無闇に気合い入っていました。
最近は、ジャニのネット絡みの制限も徐々に緩くなってきているとはいえ、
山ぴーの顔をWEB上で見ると、やっぱ何となく新鮮な気持ちになるね。

ただ、これは恐らく田村正和とかクライアントとの関係性でこれなわけで、
たとえば『特急田中3号』だと、いくら田中くんでもヒエラルキーの頂点なので、
こういう煮え切らないことを平気でまだするのです。中途半端でイライラする。

ちなみに848gノートのお値段は実勢約38万円。死んでしまえ。


■06/05

アップルがキレた!

アップル、文化庁を激しく非難--「私的録音録画補償金制度は即時撤廃すべき」

文化庁の『知的財産推進計画2006』の見直しに関するパブリックコメントとして、
首相官邸サイトで公表されたものですが。原文こちら(PDF)のP.11から。

そもそもこの補償金の考え方自体が、「金払って買たものでも使うたびにもっと金よこせ」
という類の発想でゴリ押しされているわけで、大変にアレな感じの話なのですが。

それでもアップルがここまでブチ切れるとは思ってなかったよ。
特にここ。改行は俺。

2005年度に開催された私的録音録画補償金制度議論を行った文化庁審議会法制問題小委員会
並びに2006年度から開始した同庁私的録音録画小委員会にて両小委員である、土肥一史氏
一橋大学教授、松田政行氏 青山学院大学教授/弁護士が頻繁に補償金制度存続の論理的
根拠とする「国際基準」なるもので、WIPO、ベルヌ条約の基準が取り上げられるが、両名氏は
事実誤認を繰り返している。

そもそもWIPO に加盟している184ヶ国の内、補償金制度を携帯機器に対して導入しているのは
僅か11ヶ国つまり、6%に過ぎない。更に、ベルヌ条約批准163ヶ国の内、僅か7カ国つまり4.3%しか
iPod 等の携帯機器に課金していない。依ってもし「国際基準」に日本が合致するのなら約95%の
国がとっている「補償金制度廃止」が「国際基準」である。法律家である両名氏が意図的に
著作権者団体の意向にそった事実無根の詭弁を弄するのは真摯な著作権行政を審議すべき
同場所で不適切であり、国家国民を愚弄する存在であると言わざるを得ない。

上記の事実を事前に承知しながら両名氏を同委員会委員に意図的に任命した文化庁著作権課の
責任は重大でありその結果責任を取るべきである。就中その中心的存在であった
吉川晃前著作権課長、甲野正道現著作権課長の責任忌避は免れないと考える。


ものすごい名指しです。晒してます。
しかもすごい勢いで具体例。逃げ道塞ぎまくり。

実際、この場合の課金対象の過半数はアップルなわけで、この状態で
まともに補償金制度が通るとは思えません。ゴリ押ししようものなら
即提訴でまたものすごい名指しと具体例の嵐になるでしょうから。
企業ご推薦系の委員会メンバー、すごい胃が痛いと思う。同情はしない。

ただ、アップルが挙げた5つの理由の中で1個だけ俺でも
頑張れば微妙に突っ込めるのがあったよ。

1つめの理由はアップルの論拠で今の日本に当てはめるのはちょっとキツい。
ジャニ系、アニメ系をはじめ、1人3枚買い4枚買いが当たり前の現代日本ですので、
「可能性は極めて低い」と言うにはちょっと詰めが甘すぎです。

つうか、秋葉原の一部地域では、買った枚数によって歌い手さんに接する時間や
濃度その他もろもろが変わる、キャバクラ的資本主義が蔓延してることまでは、
アップルもキャッチアップできなかったのだろうか。

ただ、複数枚買う方が果たして「著作物を買う」という
意識のうえでそうしてるかどうかは甚だあやしいですが。


で、iTunes Store見てみたらワーナーが参加してますね、これ。
洋楽勢はもちろんですが、絢香とかAiとかSOFFetとか、邦楽の有名どころも来てます。
さすがにコブクロあたりは当面動かなさげな感じですが。
こうやってこっちはこっちで着々と固めに入る。やっぱアップル怖いわ。
(追記)
コブクロ、初期のアルバムはあった。けっこうワーナーいきなりこれはすげえな。


■06/04

FREENOTEのニューアルバムが出る! 2年3か月ぶりだよ。
ファーストアルバムは、特に後半に未消化の部分はあったし、話題作りのためか、
岡村靖幸に1曲依頼したところ、ものすごいやっつけ仕事な曲が上がってきたり、
細かいところにいくつか難があったものの、全体としてはいいアルバムだったし。

彼女たちくらい、音源出すたびに地味ながらあからさまに懐が深くなっていくバンドって、
少なくとも今の世代のメジャーには他にほとんどいなかったので、今後どうなることかと
ドキドキしていましたが、何とかトイズの契約切られることもなく。
よかったよかった。売れろ。あとはそれだけだ。
つうかこのタイミングで新譜出してフェス出ないのかよ。

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突如現れた超新星! 沢尻エリカ激似の“ERIKA”って!?

何でこの時期に彼女がまるでSeventh Tarz Armstrongみたいな
ことをしなくちゃいけないのか、さっぱりわからないんだ。
ぜんぜん関係ないけど、新しいなっちゃんは掘北だね。

まあ、本人が突き進みたいビッチでロッキンな方向性と、事務所の
思惑とを無理やり辻褄合わせたらこうなったっちゅうとこか。
つうか、この「別人格」設定とか「沢尻エリカとERIKAの対談」とかっていう、
何となく中2スメル漂う発想がもう何だか本人案ぽくて萌える。
いいよいいよ。

で、SONYの公式で2曲目の「FANTASY」だけ試聴できるんだけど、
なんかRAMRIDERっぽい感じ。これで他2曲は「ロックチューン」。
ここも本人と事務所の妥協案ぽくて素敵だ。

あとは「タイヨウのうた」のときのイレギュラーな感じではない
「普通の」プロモーションでもってどれだけ売れるかだ。
何となく露出増やしとけば売れてるっぽく見えるテレビと違って、
CDはいくらオリコンでもかなりシビアに世相を映しますから。
まさか、Kaoru Amane名義の初動15万、累積49万という数字が
彼女の地力と思ってる奴はいないだろうから、どれくらいの
数字を見込んでいるのかが気になるところ。

どういうタイアップを持ってくるかである程度見えてくるでしょうが、
えげつないほどのタイアップ攻撃だったものの、結果としてそれほど
うまく行かなかったライバル長澤の「星泉」名義が85000枚。
この数字がある意味ハードルになりそうです。

で、なっちゃんじゃなくてSeventh Tarz Armstrongの動画コメントは、
あんまり痛々しくて最後まで見ていられなかった。泣きそうになった。


■06/03

Jamesの再結成ベスト収録の新曲"Chameleon"が、彼らにしては異常にハードエッジ。
ノスタルジー皆無。本気か。やる気なのか。

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美貴帝の場合、脱退しなくてもコアなファンにとっては一種の「プレイ」として
機能させることも可能だったかもしれないのにもったいないと思う。

アップフロントは本当に放し飼いだな、と一瞬思ったけど、実際はアップフロントの
業界内の影響力がものごっつ下がってしまい、もう何も抑え切れなくなってる、
というあたりが正解なのでしょう。
現メンバーも恐らくすごいプレッシャー。キツいよこれは。

ていうか、「恋愛発覚したら脱退」っていう前例を作ってしまった矢口の責任は重いな。
逆に週刊誌&スポーツ新聞&その契約カメラマンは気合い入るよ。
自分のスクープがものすごく具体的な「成果」につながるんだから。
ちなみに脱退とか休止に絡むレベルの撃墜された歴はこんな感じ。

2004 安倍:ネットで自然発生的に(盗作)
2005 矢口:フライデー(交際)
2006 加護1:フライデー(喫煙)
2007 加護2:週刊現代(お出かけ&喫煙)
2007 辻:スポーツ報知(妊娠)
2007 美貴帝:フライデー(交際)

もう少なくとも講談社には何の交換条件も持ち合わせていないわけです。
モー娘。をもう一度軌道に乗せるためには、モー娘。以外の場所から
トップクラスのアイドルを出して、口封じの取引材料にするしかない。
できるのか、そんなこと。
とりあえず、中国人とメンバー内国際問題が起きたとき、力で制圧できるのは美貴帝だけだったので、
これから先、本体はそっちの意味でも非常に危ういことになったりするんじゃなかろうか。

んで、Yahooではこんなこともしています。シングルDVDも大切な売り物なハロプロだけに、
安易にこういうことやっちゃいけないはずなんですが、もうそんなこと言ってられないくらい
必死なことが伝わってきます。そりゃ必死だろうな。


■05/29

5/28のオリコンのアルバムデイリーチャートでZARDが6位。
まあ、そんなもんか。
アマゾンチャートはなんだかえらいことになってますが。

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鬼束ちひろが"Smells Like Teen Spirit"をカバー
Tori Amosが"Crucify EP"でやっていた、怨念ピアノカバーそのまんまになるに1000点。
このカバーは92年の発表。元曲の発表から1年足らず、まだ時代の流れの中でこの曲の
評価は固まり切ってなくて、まだ「同世代のアイコン」というあたりだったはず。
その段階でこういう解釈でやっちゃうTori Amosは、何か憑いていたとしか思えない。

逆に、テクノやらボサノバやら弦楽やら、あらゆるタイプのカバーが出尽くした
2007年の段階で行う解釈としては、あんまし意味がないような気もするんだ。
何かもう、もっと滅茶苦茶にしてくれるといいな。とりあえず録画する。


■05/28

ZARDの件、死因云々の詮索はいたしませんが、職場近くのCD屋では帰りに見たらZARDの棚は既に空。
去年の秋に出た2枚組ベスト盤は、全国的にこれから馬鹿売れするでしょうから、
各小売店もバックオーダー山盛り、B-ingも追加プレスを発注した頃だと思います。
昨日までワゴンセールでダブついていた中古盤は、今頃値札を貼りかえられている。

別にレーベルや店だけでもなく。
ヤフオクもレア盤を中心にすごい勢いで入札額が高騰。
新たなオークションも続々とエントリー。

自分の死が結果としてプロモーションになり、今後も何かあるたびに
理由を付けては他の誰かの懐に小銭が入っていくことになる。
メジャーになるということは、ビジネスに完全に組み込まれることであり、
そんな状況も覚悟しなくてはいけない、ということでもあるんだな。

尾崎豊も本田美奈子もそうだったから、別に今だけ
言うべきことでもないんだけど、なんか切ないな。


■05/27

庄司はドラゴンボールのヤムチャにとても似ていると思う。
それくらいだな、感想は。

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元々が単なる紳助とゲストの面白トーク番組状態の『行列のできる法律相談所』ですが、
今日の生放送はすごかったね。24時間テレビのチャリティマラソンランナーの発表を
引っ張るためだけに法律ネタが存在。何の番組だ。

あと、ランナーが誰か当てようと言い合ってて、ほしのあきが「森光子」って言ったときの
紳助の受け流し方はものすごいものがあった。何かがレーダーに引っかかったのでしょう。
彼の危機管理能力は素晴らしいと思いました。

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<音楽保存サービス>ストレージ利用は著作権侵害

もうこの件はあちこちで突っ込み尽くされて、何も言うことはないです。
とりあえず、これがもし最終的な判例となり、かつ例の「著作権法違反の非親告罪化」と
タッグを組んだとしたら、日本のインターネットはほぼ終了。マジで終了です。

で、このおばちゃんは地裁だから直接罷免は無理なわけですが。
一度でいいからみんなで結託して、国民審査で最高裁判所裁判官の罷免を実現したい。
ぶっちゃけ誰でもいいのよ、そのとき一番ダメっぽい奴を。みんなで×付けて。
実現すれば、間違いなく法曹界にはとんでもない衝撃として受け止められ、
その結果、以降の日本の司法の質は桁違いに跳ね上がるはずなんですよ。
何とかできねえかなあ。


■05/23

松方兄ィが忠夫役。すごい世の中だ。
プログレ好きのお兄ちゃんは別所哲也。それはちょっとどうかと思う。
ご存知の方も多いかもしれませんが、絶対テレビでは紹介されない
トリビアとしては、高島兄弟は長男と次男ではなく、次男と三男。
というのがあります。
長男は生後6ヶ月で家政婦によって殺害されてしまったので。
それで欝もあるわけですし、けっこう壮絶な家族だと思います。

で、ことあるたびに自慢しているのですが、私は忠夫の休業直前に撮影され、
土曜の昼間にやっていた「高島ファミリーアメリカの旅」みたいな、
本来なら緩いはずの旅番組が、忠夫によって地獄絵図と化しているのを、
リアルタイムで見ていました。
自分のテレビ視聴史上、ダントツで一番ヤバい番組です。
ビデオ録っておいたらよかったと本気で思う。

つうことで2003年、彼の芸能活動復帰のニュースに際して書いた文章を再掲。

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高嶋忠夫復帰! よかった。本当によかった。いや、心からそう思うんだ。
数年前の土曜の昼間、休む直前の忠夫をテレビで見たから。茶の間が凍りつく戦慄の番組だった。

高嶋ファミリー4人がアメリカ旅行しておいしいもの食べたりクルーズしたりするという、
普通だったらとてもゆるーい設定の番組。
でももうその頃の忠夫は、朦朧とした目付きで遠くの方を見てるか、俯いたまま何かモゴモゴ呟くばかり。
見た目もやせ細っちゃって、明らかに一目で普通の状態じゃないことがわかる。

他の3人はそれをフォローしようと凄い勢いでテンション上げていく。そのコントラストが異常さを加速。
家族4人でモーターボートに乗って、兄弟が「お父さんイエーイ!」と無理矢理はしゃいでいるのに、
「イエーイ・・・じゃ、ない・・・」と目を伏せる忠夫。もう笑えない。全然笑えない。
これは本当は見ちゃいけないものだ。でも目が離せないんだ。

ロケ班もカメラを回してすぐそのヤバさに気付いたのか、そこから後は徹底的にフレームから外す外す。
それでもときどきフレームインしちゃって、そしたら忠夫、もう常に斜め下をぼんやり見てる。
最後の方になったら、兄弟が2人してでかい身体でお父さんが写るのブロックしてるんだ。
家族愛なんだろうけど、そんな家族愛、見たくなかったよ。ていうか、テレビで見せるものじゃないよ。
それでもオンエアしちゃうのが凄いと思ったけど。ディレクター鬼だ。

症状がひどくなる前に依頼受けちゃってて、それでも律儀にこなそうとしたんだろうな、きっと。
復帰後は、もうちょっといい加減に仕事しような。
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手抜きでごめん。なんかいろいろ書き散らしてはいるんだけどまとまらないのね、これが。


■05/21

【著作権】とんでもない法案が審議されている

あちこちでネタとして挙げられている竹熊さんのこの件。
これ、「非親告罪にしたい」と言ってる人たちって、本気で言っているのだろうか。
どこに世の中に、全ての著作や意匠を把握している全知全能の人がいるんだろうか。
そして微妙な違いに、的確に客観的な線引きができるほど達観した人がどれだけいるのか。
たとえば例題。

例1 
例2 
例3 
例4 
例5 
例6 
例7 

どれをどこでどのような判断で「著作権侵害」の線引きをするべきでしょうか。
当然、概ね多くの人に納得できる理由付きで説明できないと意味ないです。
誰もそんなことできないからこそ、「侵害されたと思う人は手を挙げなさい」と
いう「親告」の形にしてあるんだとばっかり思ってたんだけど、違うのか。
それやるのか。すげえな警察。
つうか、気に入らない奴は捕まえちまえ的な恣意的な判断での
運用にしかならんことが思い切り目に見えてるんだけどなあ。


■05/20

なんかすごいことになってるブリトニーさん
ところかまわずぶん殴りそうだ。ワンパンで失神するな。

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また来たぜ、フォーサイド情報。
とりあえず業務連絡。ミニスカポリスのDVDが60%引きです。

で、トランスコンピは売れず、トリビュート系も原価の割には上がりが少ないということで、
もはやグラビアアイドル系のCD以外に手札がなくなったわけでございますが、
さっそくその手札を狂ったように切りまくりです。疲弊とか考えちゃダメだ。
以下、5月から7月のリリース情報をまとめます。

05/09:秋山莉奈 / 莉奈はオシリーナだから
05/16:小阪由佳 / ママにはナイショ〜ゆかちんの秘めゴト〜
05/23:石坂ちなみ / ぷれいらぶ 〜はれんちな〜
06/06:仲村みう / みうみうの吐息 〜強がる愛のかたち〜
06/13:木口亜矢 / あやのはじめての××
06/20:北村ひとみ / ひとP→☆トランス 〜ゆれちゃうひとみ〜
07/04:滝沢乃南 / のなみん天使 〜愛と正義のために〜
07/11:折原みか / おりりん☆トランス 〜ハートフルvoice〜
07/18:浜田翔子 / ハマ☆トラ 〜もりあがりましょーこ〜
07/25:森下悠里 / ゆうりずむ 〜セクシー遊戯〜

ほぼ週1ペースで手当たり次第。アイドル底引き網状態。
しかも、やっぱりオリジナル楽曲作るのがしんどかったのか、
6月発売分からまた概ねオールカバー曲体制に戻っています。

そしてそのカバーの選曲もそのカオスの闇が深く濃くなりつつあり。
折原みかなんて「スローモーション」と「ねぇカリメロ」の2曲。
1曲目と2曲目の間に次元の狭間が発生しています。
ていうかこの担当ディレクター、お前37〜8歳あたりだろう。


■05/18

ああ!
俺、2005/03/31にTSUTAYAにVirginが買われた話をネタにしてる!
メールで指摘されて気付いた。脳細胞死んでいく一方だしな。
ご飯はさっき食べたよ。

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amazon.comのDRMフリー販売

既に大小12000レーベル以上が名乗り。固めてきたなあ。
まあ普通に考えれば、もはや世界的にiTunes=FairPlayがDRMのスタンダードになっている今、
後発として配信に手を出そうという会社が、別のDRMで頑張るとか言うのはありえないわけで。普通は。
DRMフリーが必須の仕様だ、というビジネス的判断は当然といえば当然なのですが。
まあどこぞの国には、誰が何千・何万曲のライブラリを再構築してまで別のDRMに乗り換えるのか、
ということにすら気付かない、もしくは気付きたくない人が群れなして生活してますけど。

でもこれ、amazon.comに日本からでもアクセスできるようになるのだろうか。
jpドメインはとりあえず蹴り倒すとか、誰かに優しい仕様になったりしやしないだろうか。

自分は、iTunesとNapster両方使ってて、現在PC上ではNapsterメインで動いてます。
ていうか、まだよくわからん新人や無名さんの音源を聴き倒しては気に入るのを探していく、
という今の自分の聴き方にとっては、Napsterのサブスクリプションが圧倒的に最強です。
しかしプレイヤーはiPodなので、Napsterのアラカルトで購入した音源は、

購入音源をCD-Rバーニン⇒iTunes立ち上げ⇒焼いたCD-RからiTunesにインポート⇒iPod注入

という、お馬鹿さんのような手順を踏まなければならないのですよ。
別に音源を無差別にばら撒く気もないし、Winnyなんか使ったことないし、
そんな小市民のおっさんが、好きな音楽を好きな環境で聴くために、
何でこんなごそごそした操作をしなくちゃいけないのか。

私そろそろ、新しい電化製品出たらリモコンわからなくなる世代ですよ。
息子から馬鹿扱いですよ。加齢臭ですよ。薄毛ですよ。
だから、そんなややこしいこといちいちせんでも普通に聴けるように、
すべからくDRMフリーを望みたい。単純にユーザーとしての希望。

でもマジで日本からのアクセス蹴られたらどうしよう。洋串刺すか。
なんでごく普通に音楽買うだけなのに、20世紀にワレズ拾う人みたいに
ならなきゃいけないのかが、やっぱりいまいちよくわかりません。

つうかあと数年して、DRMフリーが世界的な潮流になったとしても、
日本はいろいろと頑張り続ける人たちのおかげでデジタル鎖国状態なんだろうか。
マジでそうなりそうな気がする。切ない。

洋串とかワレズとか何年かぶりに打ってなんか満足したので、
明日はEskju Divineの来日公演に行ってきます。
謎の長野公演はちゃんとチケット売れたのだろうか。


■05/17

メール垂れ込み情報。
僕の大好きなLIVE STAND 07ですが、某レーベルの人の話によると、ロッキンオンが
普通に春フェスやろうと準備していたところ、さすがにその時期は多くのバンドが
てめえのツアー中のため、まったくもって思うようにブッキングが進まずに座礁し、
吉本に泣き付いた結果があれだとか。
確かに「いきなり3日間開催とかどうよ」みたいな事情を鑑みると、
話としてはありそうな気がする。

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バンド「エルレガーデン」、ロゴは商標権侵害
昨日の深夜にこの一報が入ったときには、これがまかり通るなら「いちまんこ」は放送禁止用語だな、
とか思ったのですが、これはどうやら「バンド名」全体について何か文句言ってるわけではなく、
結果として差し止まったのも、バンド名の綴りを2行に分けて記載した結果、
「ELLE」だけが独立して見える商品のみのようです。
それなら、訴える側の気持ちも多少はわかるような気がする。
「いち・・・・・。まんこ!」だったらさすがにそれはちょっとヤバイと思うし。

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面影ラッキーホール、フジロック見参!
今年になっての彼らのライブはSMASH主催だったわけですし、ありえるといえばそうなんですが、
でもあの人たちの音楽は、青い空の下で健康的に聴いちゃいけないような気がするよ。
ただそれでも自分は今のところ、経済的な理由により金曜日1日のみ参加予定。
ALBUM LEAFも金曜日に入ったし、俺的重要度が高いバンドが続々金曜に集結中。ナイスだ。
あと、土曜のヘッドはビースティーでした。嘘付きましたごめんなさい。
でも、それでもレイジは来るような気がしてならないんだ。

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JASRACの2006年度売上。
2001年度、CDが減って配信がまだ途上期だった頃以来の前年度割れです。
着メロ46%減ってすげえな。そしてその半分も「着うた」に回ってない。
「サブスクリプション方式による音楽配信の徴収額も計上されるので、決して心配はしていない」
とか言ってますが、ナップスターは経営激ヤバで、10月にサービス開始にして、
3月には社長の首がすげ代わっているくらいなので、あんまり期待はできません。
正味の話、来年度以降に爆発的に配信が伸びるということも、よほどのことが
ない限りなさそうですし、ここから先が本当の地獄の始まりだと思うよ。

あとその下の補償金の話は、外国と比較してどうこう言うのなら、
まず外国並みに再販制度取っ払ってから言ってくれと思った。

つうかさらにその下の保護期間の話も含めて、毎度この手の話の結論としては、
ほんまにこいつら全員、この期に及んでまだ目の前の小銭を拾うのに必死に
なってるのだなあ、ということで。


■05/16

ほんまや! Virgin JapanはTSUTAYAっつうかカルチャー・コンビニエンス・クラブの子会社
元々はイギリス本社とマルイの共同出資会社でしたが、
2005年に丸ごとCCCに売っ払ったということで。
元・中の人からメールで情報いただきました。多謝。
つまりほんまに「外資系」はなくなりかねんということですね。

ちなみにVirgin、ただでさえ店舗数少ないのに所沢店が1/31に閉店。
つうか調べてみたらえらいことですよ、Virgin。

○営業店舗
池袋店
北千住店
上野店
蒲田店
川崎店
溝口店
厚木店
草加店
志木店
宇都宮店
水戸店
盛岡店
新潟店
静岡店
名古屋みなと店
梅田店
松山店

○閉店
横浜店  (1999年1月)
京都店  (2002年7月)
新宿店  (2004年1月)
福岡店  (2004年1月)
広島店  (2004年6月)
神戸店  (2004年6月)
岡山店  (2004年)
札幌店  (2005年3月)
仙台店  (2005年9月)
心斎橋店 (2005年9月)
町田店  (2006年3月)
川越店  (2006年8月)
所沢店  (2007年1月)
柏店   (?)
郡山店  (?)

概ね全盛期の半分方、既に逝ってしまわれました。
しかも何とか今も営業している店舗にしても、ほとんどが郊外都市・地方都市の駅前という、
かなりヤバい立地。いわゆる郊外型大型SCに出店しているのは名古屋みなと店くらいです。
全然ダメじゃないか。CCCもブランド持て余しているんだろうな、これ。

地下にあった頃の新宿店の品揃えやリコメンドは本当に素晴らしかったのに。
いったい、どこで何を間違えたんだろうか。

で、ちょっと調べていたところ、閉店続きのタワーの中、HMVも博多店が
地道に今年の1/31、ひっそりとお亡くなりになっていましたね。
マジで業界全体ヤバいなこれは。


■05/14

日本テレビ放送の歴代最高視聴率番組は第14回紅白歌合戦。
日本ラジオ放送の歴代最高聴取率番組は玉音放送。

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着うたなどの携帯電話向け違法音楽配信で初の逮捕者

はい。逮捕されました。
一昔前にもどこかで見たことのある風景だ。これだな。
この手の携帯サイト、今年の頭に何かの弾みでだーっと見て回ったことがあったんだけど、
とにかくすごい数があったんですよ。でもそれが春頃になると激減しておりまして。
きっとすごい勢いで警告出してたんでしょうね。
で、今回警告に従わなかった中で悪質性の高いものを見せしめ的に逮捕、と。
恐らくこれで残ったサイトもびびって軒並み自主的に閉鎖することでしょう。
この流れも昔と同じ。

これで3億件近い違法ダウンロードがなくなるわけですが、RIAJが損害として
試算している金額がまんま懐に入るようになるかといえばそんなはずがなく。
むしろ「音楽を聴かない人」がよりいっそう増えるだけでしょう。
果たしてそれが長期的にプラスなのかマイナスなのか知りませんが、
まあとにかくRIAJは「プラスなんだ」と判断したわけです。きっと。

昨日書いたことともつながるんだけど、メーカーにしろ小売にしろ、売る側は何で
そんなに「みんな音楽大好き」であることを前提にしてものを考えるんだろうね。
そんなもん、ちょっと市場調査すりゃわかるはずなのに。
散々言い倒していることですが、90年代以降、レコード会社は「消費者」を増やすために
必死にはなってても、「リスナー」を増やす努力はほとんどしてませんでしたから。

つうか、1999年から変わったことって「有料配信の仕組みができました」以外に何もない。
もう音楽はレコード・CDというメディアに限られたもんじゃないんだから、著作権自体の考え方を
そろそろ見直した方がいいんと違いますかっていう話は当時から既に相当なされていたはずなのに、
そこについてはまるっきり何も変化なし。まあ、おめでたい話ですよ。


■05/13

HMV JAPAN終了のお知らせ

タワーはあからさまにヤバい、HMVも地道にヤバい、という話を前にしましたが、
結局HMVもこういうことになってしまいました。どっかの外資系流通が拾うのか、
タワーのように日本の商社か流通業が引き取るのか、まだわからんですが、
これで現地の子会社としての日本法人経営による外資系CD店はVirginのみ。

ただ、Virginは新宿旗艦店大作戦に大失敗して以来、ほぼ死に体状態。
アマゾン提携によるネット通販も諦め、今や公式サイトすらまともに運営できていないくらい
ですからかなり深刻です。つうか何でまだ経営続けていられるのかさっぱりわからない。
現存してる店舗のほとんどはマルイ関連の建物の中なので、
マルイと何らかの提携でもしてるんでしょうか。

で、この記事のポイントは最後の方。
「06年度中間期決算では、DVDなどの売り上げ不振が指摘されていた」
キーになっているのがCDではなくDVDというところです。
CDパッケージの売上低迷の方は、配信の影響等も見て織り込み済みで予算立てしたものの、
それを補うつもりだったDVDの方が予想以上に伸びない、といったところでしょうか。
前にも言いましたが、業界全体としてもDVDバブルは2004年には既に頭打ち。
ここ2年は漸減、という感じで推移していますので、正味いかんともしがたいわけで。

実際、渋谷HMVは昨年11月に改装を行い、音楽DVDはCDとほぼ完全に同じフロアになったわけですが、
まあこれ、面白いくらいDVD置いてあるコーナーには人がいないんですよ。
同じフロアにした程度ではビクともしないわけで。
そういう状況だからこそHMVは、何とか状況を打開しようと、新店舗のららぽーと横浜店では
こういうコンセプトストア形式での販売をテスト的に行っているわけですね。
なんか普通以上のコストがかかりそうな感じですが。
それなりに考えてはいるようですが、「ジャンルで探す」とか、店頭で「新しい音楽や映像との出会い」を
期待していたりする属性の人間が、そもそも世の中にどの程度いるのだろうか。かなり微妙。

それに、CDを買ってる人にとって音楽DVDっていうのは、それ単体お金を出して
買うものじゃなくて、CD買ったら特典に付いてくるものだから。
ベスト盤買ったら、PV全曲分入りのDVD付いてくるのが当たり前の今の世の中、
誰が金出して単体DVD買うものか、という話ですよ。
でもまあ、レコード会社自身がそういう世の中にしてしまったわけですし。
小売り店、辛いよなあ。


■05/11

タクシー全面禁煙巡るコラム、中日新聞に抗議40件
これは新聞では言っちゃいけないね。
でもなんか最近不気味だわ。「健康的に生きる」権利はあっても義務はないんだけど。
副流煙云々まではわかる。てめえに迷惑かかるのならそりゃ怒るよ。
でもなんでみんなそんなに他人の健康のことで必死になるんだろう。
おいちゃんはたぶん、ものすごく早死にしそうな生活してるよ。
明日も30代半ば過ぎてオール。もはや1晩やると3日響くカラダです。
みなさんも明日いかがですか、オール。

AIN'T IT FUN
5/12(土)23:30〜 四谷Outbreak

あと、話そらすけど、JR東日本の新幹線、全席禁煙になったんだけど、すごく困る。
煙草が吸えないからじゃなく、喫煙席は乳幼児がいる率が非常に低くなるため、
車内が静かな可能性がその分高いんですよ。それがなくなるのが。もうそれだけ。
案の定、この間の東北からの帰り、子供がすごい勢いで歌ってるの。高らかに。
東海道新幹線も全面禁煙になるの時間の問題だし、何とかならんのかな。
ただ、それでも喫煙席のもうもうとした中に平気で乳児連れて入ってくる
豪気っつうか何つうかよくわからん親もたまにいるんですけど。

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返信しないと殺す――詐欺メールにご用心
最近、私のところにもこの手の脅迫系スパムがぼちぼち来ていますが、
むしろ「美女!放屁92選!」というタイトルの奴の方が気になります。

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Captain / This Is Hazelville (Album)

最近スウェーデン尽くしでこれじゃダメだと思ったのでUKものも聴いてみる。
だいぶ前に買ってうっかり放置してたの引っ張り出してきただけなんだけど。

Trevor Hornプロデュースだと聞いたのでチョイスした、去年デビューした新人バンド。
男女ツインヴォーカルでTrevorのプロデュースといえばそりゃDollarだろうよ。
どれだけキラキラのコテコテかと楽しみだったのに、がっかりだった。

やっぱ5人組バンドってのがいけない。
中途半端にバンドとしての我が出すぎて実に中途半端。
Frankie Goes To Hollywoodも、ファーストアルバムまでは全くもってバンドとしての
体を成してない音だったからこそ、あれだけ面白くてあれだけ売れたんじゃないか。
そして、頑張ってバンドとしての音を出したらセカンドはアレだったわけですよ。

メロディも綺麗過ぎてフックが弱い。
Trevor的音世界にマッチするのは、Aメロは適当でよくて、でもサビは
むやみにどキャッチー、それを延々リフレインしながら押していくタイプの、
J-POPみたいな構成のメロディでなくちゃいけません。

というわけで、非常に食い足りない音だったわけですが、
それでも時折「下品なプリファブ・スプラウト」になる瞬間が。
それがとてもいとおしい。これからに期待だ。

ここまで書いて、こんなプロデュース基準の聴き方はあんまりだと思った。


■05/08

再告知。
AIN'T IT FUNに出してもらいます。

5/12(土)23:30〜 四谷Outbreak

とりあえずアウェイなので、ものすごくベタに行こうとしていますが、
それでも何でもありなイベントなので、方向性が見え切らず。困った。
まあ、相変わらずカバー曲のみ、ベスト選曲で参ります。

いろいろな出会いのきっかけにしていただいても。
とりあえずよろしくです。

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何よりも、まだ10代の、しかも一応大手所属のアイドルに
平気で中出しするという彼の豪快っぷりに感嘆した。
あと、ギャル曽根はいったいどうなるんだろうか。

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MTVロック検定
何かすごい勢いで告知したり関連書籍出したり張り切ってるけど、どうなのこれ。
1級が空きになってるのは、多分2級合格者から適当に参加者見繕って、
「カルトQ」みたいな感じの番組を1本作っちゃうからだと思います。
そこで高得点叩き出したら「ロック博士」とか呼ばれちゃうね。どうなのそれ。
関連記事とか見るたびに、どうしても完全パンクマニュアルを思い出すんですよ。
なんか思想の根っこに共通項がありそうな気がして。
片やネタ、片や大マジという決定的な違いはありますが。


■05/06

Popundret / Montmartre 15 40 (Album)

泣きそうになった。やっと聴けたよ。
1996年のアルバムなのですが、国内盤も出ていたはずなのに全然見つからなくて。
GEMMとかにまれに出ていても、44ドルとか48ドルとかなのでさすがに手が出ず。
それが、半年ぶりくらいにiTunesの検索に引っ掛けてみたら出てきたよ!

ということで、こいつらもスウェーデン。
スウェディッシュ・ポップ全盛期の1994年に、Snap、North Of No Southと並んで
優良バンドを輩出していたレーベル、A West Side FabricationからデビューEP出して、
そこから2年も間を空けた後にアルバム出して、出したと思ったら解散してたという、
ぼんやりしてるんだかせっかちなんだかよくわからんバンドなのですが。

1994年当時、そのデビューEPを入手し、その素晴らしさに腰を抜かしたものの、
それ以外に音源が出ていなかったためにうっかりそのままほぼ忘れてしまい、
思い出した頃にはアルバムの国内盤が廃盤になった後。
いやあ、探したさ。ほとんど10年越し。やっと会えた。

音的には、ネオアコとThe Smithsの間をフラフラしてるような感じ。
特にネオアコ度の強い曲のメロディ一点突破力は凄まじいものがあります。
アルバム全体としては比較的The Smiths度が高いので、トータルでの感動は
ちょいと薄いのですが、iTunesだったらアルバム楽曲以外で登録されている
コンピ盤の2曲、"I Say No"と"Time Stops By"がネオアコ寄りのド名曲なので、
その2曲聴いてからアルバムの購入を検討してもよろしいかと存じます。

94年のEPには"I Say No"とアルバム収録の"It Doesn't Matter To Me"と、
あと2曲入っているんですが、その2曲がまた馬鹿名曲なので、
気に入った人は、死ぬ気で探せ。

あと、スウェーデンは最近新譜出たLaaksoというバンドがまたすげえいいです。
インディーズ時代の音源はNapsterで、V2と契約してからの音源はiTunesで拾えます。
こいつらはまだほとんど国外流通はされてないっぽくて、パッケージで買おうとすると、
アルバム1枚5000円近くするんですよ。まあ、なんつうか、ネットは偉大だ。


■05/03

山形でも一泊したんだけど、夜が早いね山形。
アコギのストリートミュージシャンの皆さん、7時前に準備してて、
10時には全員完全に撤収完了。健康的でいいなあ。
5/2は動ける範囲にあんまりBOOKOFFがなかったので早々に諦めて、
昼間から地物の蕎麦と地物の蕎麦焼酎。アホになる。

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フジロック、大きな枠が土曜日に空いていますが、
ここ、再結成Rage Against The Machineじゃないかなあ。

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吉本のお笑いライブ3日間で4億円超

計算してみよう!
45000人動員で4億円。一人頭の金額は8888円。
この人数は当然「のべ」だよね。で、もし全員有料で入ったと仮定すると、
1日券で8000円。3日通しで21000円。少なくとも1日目は9割以上が1日券。
3日券の割合がその後急増するわけもないので、平均7800円くらいが1人分のチケット代と
しておきましょう。するとその分を差し引いて、物販の売上は1人平均1000円ちょい。
まあ、ああいうのは買わない人も多いので、妥当と考えましょう。
するとこれ、釣り合ってるじゃないですか。素晴らしい。
全員有料で入ったとすれば。

ただ問題は売上じゃなくて、「損益」がどの程度だったか、ということです。
まず会場利用料はメッセのサイトに出てますので、比較的簡単に計算可能。
4/28のAM0:00になった途端に会場の組み上げを開始して間に合ったとして、
でも撤収はいくらなんでも30日の当日中には無理なので、翌日の半日分も。

ホールの使用料をそれでだーっと計算すると、1日1100万円、3日半で3850万円。
空調・光熱費・ごみ処理費・楽屋代わりの会議室等込みでまあ5000万円ちょい程度かな。
でも費用は他にも鬼のようにかかります。
ロッキンオンに企画費、什器やイントレその他の設計、デザイン、レンタル、運搬、設置。
リストバンドや首下げマップの制作費、警備・整理バイト関連の派遣会社への費用。
タレント方の移動費、宿泊費、食費もいるし、運営や宣伝には電通も入ってるでしょうし。
そして、恐らく上の方のタレントには当然ギャランティも発生するはずです。

まあ、ギャランティの部分は内部の処理なんで恐らく何とでもできますし、
「全員自社タレントなのでロハです!」ってことにすれば、あとは協賛企業の皆様からの
あれやこれやも含めれば、何となくトントンくらいまでは持っていけそうな気もする。
全員有料で入ったとすれば。

この手の発表は、我々世間というよりはむしろスポンサー企業に向けて行うものなので、
これで関係者みんなが幸せな気持ちになれたら、それでオーライではあるんですけど。
こういうスポンサードは、非常に対費用効果が見えにくいですから。大丈夫。

で、ここ1か月の吉本の株価の動きは、この件よりもカウスさん関連での下げがメインだとは
思いますが、下げ止まってる要因のひとつにはLIVE STANDについて世間の噂を否定し始めた
タイミングと合致していますから、少なくとも要因のひとつにはなってます。
ともあれ、吉本興業は東証1部上場企業ですから、きちんと報告してくれるはずです。
きっとね。株主総会って、いつなんだろうか。


■05/01

福島滞在中。
昨日からずっと、地方都市を訪れてはBOOK OFFやゲオを漁るという愉快な1日。
今日は、くじらドラゴンオーケストラをゲット。ついでに熊田曜子も。
明日もまあそんな感じで、1日過ごして夜帰ります。

---

堂本剛のソロプロジェクト、ENDRICHELI☆ENDRICHELIの公式サイト
何か歴史に残しておきたくなるほどアレな感じで大変に素敵なので、
みんなも一度見ておいた方がいいと思った。
アクセスしたら、真ん中の変なキャラをクリックだ。
何度見てもすげえ。つうか怖え。


■04/29

28日、LIVESTAND07行ってきました。
まさに「ものすごいことになってると思ったらそこそこ普通だった」という感じでしたが。
とりあえず時系列に沿ってみる。


開演1時間前。海浜幕張の駅降りたらこんな感じ。
意外にいるじゃんと思いましたが、そこはそれ、GWの幕張名物といえばペット博。
こちらも本日からなので、そこらへんの人も大いに混じっている模様。



進んでいくよ。



進んでいくよ。サマソニと違ってガシガシ進めるね。



入り口。どうなんだろうか、これは。実に微妙だ。



会場入った。…予想通りというか、なんというか。



とりあえず一服。3056人収容の巨大テーブル席で。ものすごく見通しがいい。



開演30分前。2番目のステージ、KAWAKI-MON STAGE。
かぶりつきのあたりには座っているファンがそこそこいる模様。ロバート待ちだな。



これも開演30分前。3番目の若手ステージ。3人。



開演20分前。そしてメインのCONA-MON STAGE。おお、けっこういるぞ。
ただ、このステージってメッセのホール2個分ブチ抜き。公称2万人収容なんです。
よって同じ位置から後ろを振り返ると。



野球できます。



オフィシャル・グッズ売り場。
右手にはキャラグッズ売り場があって、そっちはそこそこ賑わっていました。
うっかりネタ用に「LIVE STAND」ロゴ入りのTシャツ購入。


開演してからは撮影控えましたが、まあ思ったより人は入っていました。
開演後にも、けっこう入場してきていましたし。
初日の公式発表は動員10000。実際はそんなに多く感じなかったけれど、間違いなく
5000以上は入っていたので、テーブル席部分以外は閑散とした空気もさしてなく。

が。ちょっと気になって見ていたのがリストバンド。
フェスに行ったことがある方はご存知かと思いますが、3日通しか2日通しか1日券か。
これによってバンドの色が違います。緑が3日通し、青が2日通し、ピンクが1日券。
観察の結果。9割以上がピンク。
通常のフェスじゃありえません。だいたい3日通しから売れていくのが筋ってもんです。
しかも、タイムテーブル見れば一目瞭然、どう見ても2日目・3日目の方が有名どころ連発です。
1日目だけ見たい人が全体の9割なんて、賭けてもいい。絶対にない。

ということは、吉本他関係各所がすごい勢いで動員をかけた、ということでしょう。
したがって全入場者数中の「有料入場者数」を考えるとこれ、
恐ろしくて泣きそうになります。

でも、これ意外に普通におもしろかったのですよ。
狂ったようにでかい寄席に来ている気分になってきて。
適当に見たいのだけ見て、戻ってきたら適当に友人とダラダラと喋りながら
焼酎飲みながらつまみをつつき、いい気分になってまた見たいのを見に行く。
なんてったって「銀だこ」と「肉吸い」以外、いつ行っても待ち時間ほぼゼロ、
席も探す必要なし、余裕でテーブル占拠できますから快適この上ない。
非常に楽しい。

が。いかにも8000円は高すぎ。
次回は有明あたりのアクセスのいいところで、ベテラン出さなくていいから
5000円くらいまで値段を下げてやればそこそこ入るんじゃないかと思った。
次回があればですが。

あと、これに感動した。


絶対にほかのフェスでは見られない光景です。

あと。それともう一点。会場で配っていたティッシュを見て愕然とする。

コミックヨシモト

サイトにアクセスして「ネタ、作家大募集中!」の文字にさらに愕然。
どうするつもりなんだ、吉本。どこに行くんだ、吉本。

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明日から恒例の地方都市マニア活動。
山形・福島を中心に参ります。
なんか北の方ばっかり行ってるような気もしなくもないですが、
それはきっと自分の精神状態を反映してるのだと思うよ。


■04/27

みひろのCD
主に女子の方用に補足しておくと、グラビアアイドル発、ヌードモデル経由の現在AV女優さんです。
これ、「インディペンデントレーベル」って書いてあるけど、
タイトルとかロゴタイプとか、もうものすごくフォーサイド臭い。
調べてみたらこんな痕跡発見。まごうことなきフォーサイド。

ちなみに彼女は普通のヌードグラビアアイドルだった頃に
既にCDデビューしております。この頃はまだ爽やか系っぽいけど。
これ、つい半年前くらいに立川のHMVの店頭で見かけたことがあるんですが、
現在は廃盤になっていて、アマゾンのマーケットプレイスではこんな値段
今回のも、投機目的で買うとよいのだろうか。
僕が決死の思いで買った蒼井そらのCDは値上がりするのだろうか。
店頭で買う勇気がなくて、アマゾンで買ったんだ。
そしたらしばらくアクセスするたびに「おすすめ商品」がすごいことになってヘコんだよ。

で、どうしてもこの年代だと、AV女優のCDを見るたび、RaCCo組と桜樹ルイを思い出すわけですが、
ふとWikipediaで桜樹ルイの項を見てみたところ、以下の記述に大変に感銘を受ける。

Cherry Rui名義
・さわるんじゃねー c/w Dancing in the Night (1992年10月10日、ZAIN RECORDS)


ZAINですよ。ZAIN。T-BOLANとかthe FIELD OF VIEWとかの。
B-ing、今はGIZAであんなにすました顔してるくせに、昔はこんなことしてやがったんだな。

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では、明日は幕張に行ってきます。
今の現実的な予想は「ものすごいことになってると思ったらそこそこ普通だった」。
でもどこかで期待はしているんだ。


■04/25

元フォーサイドの中の人からメール来た!
一瞬金玉袋縮んだけど、怒られてないみたいなので安心した。
で、教えてもらってWikipedia見てびっくりだ。フォーサイドは経営こんなにヤバかったのか。
そりゃリリース数絞るわ。
やっぱ『あず☆トラ』が好調だったようで、それでグラビア系の方にシフトしているようですね。
そして、『ヤンキートランス』のジャケは、中の人の秘めたクリエイティビティの賜物のようです。
「かなり趣味でやり抜きました!」というメール内のお言葉に、なんかちょっと感動しました。
『London Calling』のジャケ自体、ロゴタイプがまんまエルヴィスのパクりですから、
今となっては何か言われることもないという絶妙のモチーフですし。素晴らしいです。

ファンの人から怒られたりとかのメールはたまに来るけど、関係者の方からは本当に久しぶり。
ありがとございました。

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辻希美、加護に「残念」。新ユニット結成へ!
もうどこがターゲットで何が狙いなのかぜんぜんわからない。
ギャル曽根とマネージメント契約を結んでみたはいいものの、
意外に使いどころが少なくて困った結果、なのかなあ。
つうか時東怖いよ。

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28日、やっぱLIVE STAND 07に行くことにします。1日だけだけど。
現段階にして、ある意味「伝説化」することが、そして恐らく公の場で
語られることは2度とないであろうことがここまで確定的なイベントを、
無視することはやはりできません。頑張ります。

でもみんなだって一昨年、UDOのこれを見た人なら、できるものならこの場に
いたかったって思ったと思うんだ。僕はあんな後悔をもう二度としたくないんだよ。
メンツ的には29/30日の方が素敵っぽいですが、この際出演者はどうでもいい。
場の空気を全身で体感してきます。見るんじゃない。感じるんだ。

感じすぎて、いたたまれなくなったら帰ってくるよ。


■04/23

またフォーサイドネタで。
最近はエイベックス以上にウォッチするのが楽しいんだ。

昨年来のフォーサイドの音楽部門はものすごく経営方針がわかりやすくていい。
でかい方針はただひとつ。「カバー曲上等」。
1から作家育てたり囲ったり、外部とのコネクション作るのは、
面倒だし初期投資として結構かかる割には費用対効果が不透明。
そんなもんはやめちまえ。ばっさり。

あとは、商品化に際して3つのカテゴリを準備。

・グラビアアイドルにお歌を歌わせてみる(ジャンルはトランス)
・何がしかの理由を付けてとりあえずトランスにしてみる
・有名アーティストのトリビュートを作ってみる
 (その際、アーティストはほぼ全員他社のを連れてくる)

そこにハメるだけ。原材料調達して型に流し込んだら終了。完璧工業製品です。
奇跡のような割り切り方。この方針、社内の人間に「クリエイティビティ」が
中途半端に残ってたりしたらここまでできないです。ものすごい意思統一。

90年前後、他社がまだ開拓していなかったインディーズ系のダンスミュージックから
受けそうなのを適当に漁ってきては初期費用を稼いでいたエイベックスですら生ぬるい。
当然買い付けの際にそれなりのセンスが必要になるわけですから。

ところがフォーサイドは他人の褌持ってくることで、そこのセンスも省略したわけで。
音楽としてはどうかとは思うけど、こういう会社がひとつくらいあってもいい。
というか、センス持っていそうなふりをしてるだけで大したことない
どっかの誰かよりは、むしろすがすがしくていいくらい。

でも、今年に入ってからちょっとおかしいよフォーサイド。
以下、関連レーベルの合計リリース数。

2006.09 2
2006.10 9
2006.11 6
2006.12 3
2007.01 4
2007.02 1
2007.03 3
2007.04 2

なんか、昨年秋の狂ったようなリリースが最近落ち着いてきてるんですよ。
しかも10月のリリースの半分はトランスのカバーアルバムだったのが、
その手のは今年の1月以降1枚も出ていなくて、3月4月で出てるのは、
トリビュート盤2枚(ボウイとコステロ)と浜田翔子と山本梓、
あとは所属バンドのsacra。それだけなんだ。

どうも、ヤンキートランスとか含め、散々いろいろリリースしたのはいいけれど、
トランスアルバムはあんまり売れず、結局のところ、セールス的に芽のある
トリビュート系とグラビア系に絞り込んできた、というのが妥当な推測でしょう。

まだ新進レーベル。方向性が定まりきっていないということなんでしょうが、
でも5月は一気にアイドル系を3週連続リリース。絞り込みすぎだ。
メンツは秋山莉奈・小阪由佳・石坂ちなみ。微妙。
そして、これまでのアニソンをメインにしたカバー楽曲オンリーの構成から一転、
どうもここからオリジナル楽曲をメインにしての展開っぽい。迷ってるなあ。

ただ、そのオリジナル楽曲が問題。
5/9発売の秋山莉奈のデビュー曲のタイトルは『莉奈はオシリーナだから』
イメージDVDならともかく、CDでこのタイトルはすごい。
アイドル界伝統の「自分の名前入り楽曲」の系譜ではあるのですが、松本伊代や
倉沢淳美どころか、『リサの妖精伝説』すら余裕でぶっちぎる破壊力。タイトルだけで。
本人に感想を聞きたい。事務所を通さず素直なところをこっそり聞きたい。


■04/22

4/19の11:30-12:30頃と、4/21の3:30-5:00頃にサーバが落ちてた模様です。恐縮。

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面影ラッキーホール(前座:Perfume)のライブ行ってきた。
なんか会場、すごいことになってた。カオスですよ。

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『自虐の詩』が映画化
主演・中谷美紀ってそれまんま「嫌われ松子の一生」じゃないか。
これが売れたら、彼女の今後のパブリックイメージはどうなってしまうんだろうか。
というか、この作品は「4コマ漫画の連作による長編ドラマ」というスタイルに
よる独特の「間」があったからこそ名作になりえたと思っているので、
普通に映画化したら、ただの痛い映画になりそうな気がすごいする。

しかしここらへんまで映像化って、ドラマやら映画やらで
相当にその原作にすべき対象が枯渇してきてるってことで。
ヤッターマンの実写映画化も多分そういう流れだろうし。
つうことは、もうすぐ邦画バブルもはじけるな。
業田なら、そのうち『世直し源さん』や『男の操』も映画化されそうだ。

個人的には、この『自虐の詩』と、いがらしみきおの『さばおり劇場』に
至る一連の作品が4コマ漫画の最初の革命であり、信長的な位置付けです。
相原コージが秀吉で、吉田戦車が家康。

・4コマの連作で大河ドラマ的なストーリーを成立させる
・どんな流れであっても、オチが全部同じところに集約される
・シュールなキャラを定型的に登場させることによる「お約束」オチ
・同じコマを敢えて連ねることによる「間」の創出
・1コマ1コマに時間軸を与えてから、その時間差をオチに使う

ここらへんの、今は普通になっている手法は、全部いがらしか業田が先にやってます。
いがらしの『さばおり劇場』とか『しこたまだった』とかの作品は今は絶版だけど、
大きめの、回転がよくない古本屋とかにはあると思うので、ぜひ見てみてください。

あと、4コマということでふと思ったのだけど、岩谷テンホーの『みこすり半劇場』は、
内容そのものより、東京スポーツの裏面でどんな深刻で凄惨な事件が扱われていても、
その横に必ずあれが載っているというシチュエーションにこそ意味があると思う。


■04/18

告知。
4/20(金)はTeenage Of The Yearの5周年記念。
新宿Marzです。
私も「俺夜」メンバーとして1曲だけ回します。

3周年のときのイベントは、少なくとも東京に出てきて十数年、
数々行ったクラブイベントの中でも3本の指に入る楽しさでした。
ていうか今回、ライブはMAGUMI with HONDALADYですし、
AIN'T IT FUNのメンバーも出たりとかで、何かすごいことに。

あと、5/12(土)には、そのAIN'T IT FUNに出してもらえることになりました。
ものすごく久々にきちんと回します。多分きちんと回します。多分。

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Livedoorミュージック、4月末で終了。
どこかと統合とか譲渡とか吸収ではなく完全撤退。
拾ってくれそうな会社は全部既に似たようなサービス持ってるから仕方ない。
つうか、音楽配信サービス事業で単黒でも利益が出ているところって
一体どれくらいあるのだろうか。本当に少しだけなんじゃないか。
実際、昨年後半から徐々に淘汰が始まっております。


2006/09/26
MusicDROP(2004/10サービス開始)
mora winの名称でmoraに統合。

2006/11/30
オリコン・ミュージック・タウン(2005/03サービス開始)
⇒撤退。オリコンのサイトには既に告知を含めて痕跡一切なし。

2007/01/12
MaXMuse(2005/01サービス開始)
⇒音楽配信から撤退し、街情報や昆虫やジャンボ尾崎のサイトに。

2007/02/05
OCN MUSIC STORE(2004/06サービス開始)
goo Music Store(2004/12サービス開始)
⇒統合してMusicOcean(MUSICO)に。

ClubDAM
⇒いつの間にかカラオケ音源以外の配信を撤収


次はExciteMOOCSあたりがヤバいのではないでしょうか。


それでふと思い出した、コンビニ設置端末でMDに
音楽がダウンロードできるサービス、MusicDeli。
どうなったかと思ったら、去年の夏にお亡くなりになっていました
合掌。ていうか、よく去年の夏までもってたな。

ちなみに、Any Musicはまだ持ちこたえているよ。


■04/16

今日はこまごまと。

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これは実に萌える。

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これは実に酷い。

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「電子書店パピレス」携帯版にアクセスしてみたところ、トップの
いちばん目立つ場所に「BOY'S LOVEコーナー」のバナーが。
気持ちはわかるがいろいろと割り切りすぎだと思う。

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「まんがらりん」が「Yahoo! Music」の閲覧チャートベストテン入り継続中。
でもなお前ら、このCDがそんなにたやすく入手できると思うんじゃねえ。
いや、ほんまに見つからないんだ、これが。
ばちかぶりの「音楽芸者」と、じゃがたらの「タンゴ(平成Ver.)」と、「まんがらりん」。
俺WANT LISTの最長不倒距離を誇る3枚です。

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なんか今年も成り行きでRising Sunには行きそうな勢いなのですが、
第一弾出演アーティストがあんまり野郎臭くてむさくるしい。
こんだけ数がいるのに、今のところ女子はCoccoと
マキシマムのナヲちゃんとミドリの後藤だけじゃないか。
つうか、ミドリの公式サイトをうっかり会社で開いて酷く狼狽する。
気をつけろ。

で、RSRかと思ったら、フジにはThe CureとHellogoodbyeが。
サマソニにはPet Shop BoysとHot Chipが。これは。
100%は決め切れず、地味にいろいろと困っています。
いろいろっつってもほぼお金の件で。


■04/15

土日で温泉行ってきた。
くたびれた。週1更新分パスです。すまん。

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で、前回の『みゆき』のタイアップ型アニメ主題歌云々のあたりで、
じゃあ今は一体どうなってるんだと調べてみたらえらいことになっていた。

突っ込まれそうなので断っておくと、まず独立系UHF局主体の放映作品ははパスで。
MXのアニメ表見たら、どれが再放送でどれが旧作OVAのテレビ放映で
どれが新作なのかさっぱりわからない。本当にわからないから。
あと、BS/CSのみでの放映作品もなし。そんなこと始めたら終わらん。マジ終わらん。

つうかそれでもアニメ多すぎだ。特にテレビ東京の張り切りっぷりはこれ何なんだ。
まあ、テレビ用と言うより、DVDで売ることを前提に放映枠を各制作先に
「間貸し」してる、というニュアンスなんでしょうけど。


○SONY MUSIC ENTERTAINMENT
・DARKER THAN BLACK(abingdon boys school・Rie fu)--TBS
・地球へ…(UVERworld・加藤ミリヤ)--TBS
・のだめカンタービレ(SUEMITSU & THE SUEMITH・Crystal Kay)--フジテレビ
・天元突破グレンガラン(中川翔子・HIGH VOLTAGE)--TV東京
・D.Gray-man(abingdon boys school・JUNE)--TV東京
・BLEACH(YUI・星村麻衣)--TV東京
・銀魂(YO-KING・高橋瞳)--TV東京
・NARUTO 疾風伝(nobodyknows+・HOME MADE家族)--TV東京
・出ましたっ!パワパフガールズZ(HOI FESTA・wiz-us)--TV東京
・デルトラクエスト(MARIA・RYTHEM)--TV東京

○avex trax
・ONE PIECE(タッキー&翼)--フジテレビ
・アイシールド21(ZZ・泥門デビルバッツ)--TV東京
・瀬戸の花嫁(SUN & LUNAR・樋井明日香)--TV東京

○VICTOR ENTERTAINMENT
・ケロロ軍曹(財津一郎と小倉優子・キグルミ)--TV東京
・エル・カザド(savage genius・FictionJunction YUUKA)--TV東京
・Over Drive(少年カミカゼ・メリー)--TV東京

○ポニーキャニオン
・ブルードラゴン(橘慶太・山田優)--TV東京
・家庭教師ヒットマンREBORN!(SPLAY・the ARROWS)--TV東京

○GIZA Studio
・名探偵コナン(三枝夕夏 IN db・倉木麻衣)--日本テレビ
・結界師(宇浦冴香・北原愛子)--日本テレビ

○ユニヴァーサル
・ロミオ×ジュリエット(LENA PARK・12012)--TBS

○ジャニーズ・エンターテインメント
・ラブ★コン(テゴマス)--TBS

○VAP
・DEATHNOTE(マキシマム ザ ホルモン)--日本テレビ

○ZETIMA
・きらりんレボリューション(月島きらり starring 久住小春)--TV東京

○マーベラス・エンターテインメント
・YES! プリキュア5(工藤真由・宮本佳那子)--テレビ朝日
・遊戯王 デュエルモンスターズGX(BOWL・BITE THE LUNG)--TV東京

○コロムビア・エンターテインメント
・ぷるるんっ!しずくちゃん(Sister MAYO with D.D.S)--TV東京

○ジェネオン・エンターテインメント
・ハヤテのごとく!(KOTOKO・MELL)--TV東京

○KING/スターチャイルド
・ヒロイック・エイジ(angela・浦壁多恵)--TV東京
・ながされて藍蘭島(堀江由衣)--TV東京

○ランティス
・神曲奏界ポリフォニカ(eufonius・kukui)--TBS
・怪物王女(美郷あき・ALI PROJECT)--TBS
・機神大戦ギガンティック・フォーミュラ(栗林みな美・瀬名)--TV東京
・かみちゃまかりん(ALI PROJECT・中原麻衣)--TV東京

○コナミデジタルエンタテインメント
・鋼鉄三国志(Camino・宮野真守)--TV東京

○ハピネット
・古代王者恐竜キング Dキッズアドベンチャー(ICHIKO・佐藤弘道)--テレビ朝日

○インデックスミュージック
・ゲゲゲの鬼太郎(泉谷しげる・長井秀和)--フジテレビ


ZETIMA以下は言ってみればDVD配給をやってた会社が音楽部門も乗っ取った形とか、
正確な意味でのタイアップ型主題歌とは言い難いのですが、まあ一応。
つうか、一昔前はこの分野はスターチャイルドの独断場状態だったはずなのに、
随分と押されております。

で、タイアップの方。ソニー張り切りすぎ。滅茶苦茶だなこれは。
アニプレックス流れのコネクションは相当に深いでしょうし、
枠を押さえる形でのタイアップ型主題歌は『シティハンター』あたりが
最初のはずなので、言ってみればソニーは「発祥の地」ではあるのですが、
それでも何だこの数は。
で、エイベックスは意外に少なかった。

ビクターは近年この方向に力を入れていますね。
『ケロロ軍曹』の枠は、吉本傘下のR&Cからぶんどってきた模様。

あとはポニキャニの本格参戦とか、ジャニまで入ってきたりとか、
並べてみるとけっこうおもしれえ。

上記、オープニング曲・エンディング曲ともひとつの会社で押さえてるもの、
という基準でもって列挙したわけですが、逆にオープニングとエンディングで
レコード会社が異なっているのはどれくらいあるのかというと、3つだけ。
(『ONE PIECE』は現在エンディングがないので、過去の実績で上に入れてます)


・CLAYMORE(ナイトメア<VAP>/小坂りゆ<avex>--日本テレビ
・おおきく振りかぶって(Base Ball Bear<東芝EMI>/高田梢枝<SME>)--TBS
・キスダム(II MIX DELTA<ジェネオン>/ステファニー<SME>)--TV東京
(『史上最強の弟子ケンイチ(TV東京)』はエンディング曲のCD発売予定がなく、判断できず)


もう番組ごと囲い込むのが普通になったということで。
しかし、ここにいないレコード会社は逆にどうなんだ、ということですが。
トイズやBMGは、ハナっから方針としてこっちにはこないっぽい気はするのですが、
中途半端にBase Ball Bearを供出してる東芝は何なんだ。こっちでも煮え切らないのか。


■04/12

『みゆき』を今ドラマ化したら受けるんじゃないかなあ、とふと思った。
で、Wikipedia見てみたら、なんだこれ知らないことだらけだ。
制作がキティフィルムだったからキティ所属のH2Oが主題歌だったのね。
1983年か。多分ここらへんがタイアップ型アニメ主題歌の原点になるんだろうな。

---

能登半島地震による災害救助法適用地域において
JASRAC管理楽曲使用料の徴収を行わないことについて


これって、JASRACが独自の判断でやっていいことなの?
契約してる事業者だから、この期間も使用量はちゃんと提出するんでしょうが、
徴収はせず、でも著作者にはその分計算して通常通り支払いする、という話に
きちんとなってるのか。JASRAC自身に懐を痛めるつもりが本当にあるのかってこと。
そうでないと、恐らく契約上いろいろ面倒臭いことになるはずなんですが、
でも本当にそうなのかなあ、という気持ちがふつふつと。

というか、これ逆に読むと恐ろしいよ。
未契約の業者については、こういうときだろうが何だろうが
知ったこっちゃないぜ宣言に見えなくもないところが。
新手の契約促進施策だったらすごいな。


■04/10

メールで突っ込みいただき2題。

まず押切もえ。
映画の予告編でもいきなり彼女が出てきて、
「プラダを来た悪魔のポスターに出演している押切もえです。」
って言ってたそうです。何だよポスターに出演って。「日本版主題歌」以下だ。
滅茶苦茶だけど、きっとそれは本人もわかってる。でも仕事なんだ。
エビちゃんのおまけでいつもくっついているのも仕事なんだよ。

あと、タワレコ。横浜元町店もこの2月に閉鎖してたそうです。
めちゃめちゃ古い店だよ、元町店。
ということで昨日の表、こっそり追記。

---

でお客さんはどうなってるの、ということですが。

CD以前に、駅前の市街地に人が集まらなくなったということは、もちろん
田んぼの真ん中や工場跡にガンガンできるショッピングセンターのせい。
その商圏の人の流れすら完全に変えてしまい、旧来の市街地が地盤沈下を
起こすわけですね。
タワーでも宮崎・鹿児島はまさにそれですし、横浜元町店もランドマークタワーや
赤レンガ倉庫、中華街まで電車が通ったりした結果、人の流れが元町・伊勢崎町から
もっと海沿いの方へシフトした結果でしょう。

地理的な部分はそれとして。
で、昨日のミスチルとかの例のようにそもそも売上が減少している、
自分が一番大きな理由だと思っているのは、世代的な部分。

たとえば自分はその前後より人口が突出している団塊ジュニアど真ん中世代ですが、
CD売上がピークだった1998年以降って、平均年齢的に言ってその世代がちょうど
結婚・出産する時期です。
それまで可処分所得を概ね音楽に突っ込んでいたような連中も、家庭を持ち子供を産み、
ファミリーのために貯金するやら、嫁さんに財布握られるやらでその支出が絞られる。

自分もCD購入額、全盛期の半分以下になってる。それでも今の可処分所得の限界だよ。
だって扶養家族いるんだもの。たまには温泉とか旅行も行かなきゃいけないし、
冠婚葬祭で実家に帰ったらそれだけで往復2名で6万以上かかるんだよ。
無理っすよ。これ以上は。

そして我々の世代は、ちょうどCDが一般化した頃に高校生から大学生。
まさに他世代と比較してもっとも音楽に金をつぎ込んだ世代です。
90年初頭以降の、ダブルミリオン上等なCDバブル時代の購入メイン層ですから。

要するに、今が低レベルなのではなく、1989年あたりからの10年が異常なだけ。
それまではレコードで、大した売上でもないところでやってたものが、
他に比べて人口比的にも多いその世代が、アホみたいにCD買って売上がガンガン伸び、
その唯一の世代が、生活の変化により「現役」からドロップアウトして元に戻った。
それだけのこと。

可処分所得の多様化云々以前の話っていうのは、ほぼ同義ではあるんですが、
「売上が減少した理由」と言うよりは「団塊ジュニア以降の世代がアホみたいに
CD買わない理由」と言った方が、より的確だと思います。
もちろん携帯が主な要因ではあると思うのですが、我々がCD買ってた
その頃にガンガン潰れまくってた映画館が、シネコンという形で
再び増加しているっていう点も、なんだか興味深い。

ちなみに、DVDバブルは既に終わっています。
映画DVDの売上のピークは2004年に来ていて、ここ2年は緩やかな減少傾向。
とはいえ、シネコンが全国にできたおかげで「映画を観る」文化はむしろ
拡大していますから、DVDも急激に減ることは当面ないでしょう。

問題はむしろ音楽配信の方だと思うな。
もうどこにもこの先伸びていくための「土壌」がないんだよ。
まあ、仕方ないよ。各レコード会社、CCCDやらDRMやらで、
いわば焼畑農業みたいなことばかりしてたせいですから。


■04/09

パッケージ売れてないね。
これが売れなきゃ今の日本何が売れるんだレベル、日本の最高峰のはずの
ミスチルのアルバムが発売3週でミリオン行ってないっすよ。
去年の宇多田は最後まで100万行かなかったし、先日の浜崎のベストも2枚合わせてようよう130万。
倖田のコンピなんて早々から諦めて、枚数限定でDVDベタ付けにして
初動と単価を上げて、年度末利益を確保しようという方針だったし。

そんな中、先日タワレコのフリーマガジン、bounceの「店舗情報」を見てビビる。
今年になって小倉・八代の2店舗をもう既に閉めているのに。
3月に一挙3店舗閉鎖ですよ。相模大野、MRT宮崎、鹿児島。
鹿児島なんてこんなことになってました。
駅前のショッピングモール内にあった浜松店が、郊外のイオンに引っ越す形で
閉店したり、不穏な空気はあったけど、いよいよ本格的になってきたわけですね。

この3店舗の共通点は、全て市街地の中の店ということ。
で、各地域の状況を見ると、ほぼ推測ですがおおよそこんな感じでしょう。


 ・相模大野:
   ただでさえ隣の町田に大規模な商業施設がほぼ集約され、大規模な拡大は
   見込めないところに一気に駅ビル・駅前の再開発がなされ、1995年の開店時には
   既に過当競争状態。しかも出店した建物は駅から数分歩く必要があり、駅ビル内の
   山野楽器には勝てなかったか。
   
 ・宮崎MRT:
   イオン宮崎SCが2005年にオープン。タワーも店舗を出したので結果として
   地域内2店舗状態に。20万都市でそれは商圏として無茶。
   様子を見て結局は旧市街地から撤収し、1店舗に集約された形。

 ・鹿児島:
   HMVも入った鹿児島中央駅ビルアミュプラザのオープンで旧市街の天文館地区にある
   タワーが劣勢に。秋には市街地から10kmほど離れた比較的アクセスのいいところに今年秋、
   イオンショッピングセンターのオープンが決まり、これ以上存続は困難と判断した模様。


相模原市とか鹿児島市なんて人口60万超。
そのレベルの都市でも、もう駅前で普通にやっていけないレベルだということです。

HMVでは今のところは撤収はないようですが、先日渋谷店の2階にカフェができました。
母艦の渋谷でも、要するにその分は床面積減少ということになります。
去年夏に閉店した原宿店は、HMV自身の判断というよりも、パルコの対表参道ヒルズの
戦略から外れたという線が強いとは思うのですが、でも近くに代替店舗を構えるでもなく。

タワレコ、HMVがこんな調子でいわんや町のレコード屋。
で、お客さんは何してんのよ、ということで明日へ続く。あさってかも。

その前に去年9月に作った表を改訂。

Tower
HMV
1980 [街] 札幌(五番街)  
1981 [街] 渋谷
[街] 横浜元町(2007.02閉店)
 
1982    
1983    
1984    
1985 [街] 仙台  
1986    
1987 [街] 京都  
1988    
1989 [街] 池袋
[街] 名古屋パルコ
[街] 広島
[街] 八王子
 
1990 [街] 姫路
[街] 心斎橋(2006.08閉店)
[街] 渋谷
[街] 横浜VIVRE
1991 [街] 札幌プリヴィ(五番街店より移行)
[街] 川崎
 
1992 [街] 新宿ルミネ

[街] 池袋メトロポリタンプラザ
[街] 原宿(2006.07閉店)
1993 [街] 千葉
[街] 福岡
[街] 和歌山(2001.05閉店)
[街] 銀座


1994 [街] 神戸
[街] 浜松
[街] 名古屋近鉄パッセ
[街] 新宿東口
[街] 岡山
[街] 長野
[街] 新宿EAST
[街] 心斎橋
[街] 栄



1995 [郊] 吉祥寺
[街] 小倉(2007.01閉店)
[街] 熊本
[街] 梅田
[街] 金沢
[郊] 相模大野(2007.03閉店)
[郊] 南越谷
[街] 那覇
[街] 鹿児島(2007.03閉店)
※渋谷店移転
[街] 上野
[街] 阿倍野
[街] 新潟







1996 [街] 松山
[街] 札幌ピヴォ
[街] 大分
[街] 高崎
[郊] 大津
[街] 新宿SOUTH
[街] 数寄屋橋
[郊] 川西
[街] キャナルシティ
[街] 天神
1997 [街] 秋田
[街] 宇都宮
[郊] 藤沢
[郊] 新百合ヶ丘
[街] 仙台一番町
[街] 名古屋生活創庫(2003.08閉店)
1998 [街] 新宿(ルミネ店+東口店統合)

[街] 天満橋
[街] 天神VIVRE(天神店より移転)
1999 [SC] 倉敷
[街] MRT宮崎(2007.03閉店)

[街] 横浜WORLD PORTERS
[街] 広島
[郊] 小樽(2005.08閉店)
2000 [SC] 泉佐野
[郊] 小田原
[SC] 佐賀
[街] 長崎
[SC] 岡崎
[街] 横浜モアーズ
[SC] 高知
[街] 池袋サンシャイン60通り
[街] アクアシティお台場
[SC] 横浜港北
[街] 三宮
[街] 京都カナート洛北
[街] 岡山
[SC] ホークスタウン
2001 [街] 郡山
[SC] 新居浜
[SC] 東浦
[街] 明石
[SC] 大和
[郊] 立川
[街] 京都河原町VIVRE
[郊] ユニバーサルシティウォーク大阪(2003.08閉店)


2002 [郊] 新札幌(札幌プリヴィ店より移行・2005.11閉店)
[SC] 鈴鹿
[SC] 高岡
[SC] 若松
[街] 難波
[郊] 町田
[街] 博多
[SC] パークプレイス大分
※渋谷店移転

2003 [SC] 下田
[SC] 熱田
[SC] 盛岡
[SC] 久留米
[SC] 津田沼
[SC] 香椎浜




[街] 吉祥寺パルコ
[街] 川崎DICE
[SC] 太田
[街] 札幌ステラプレイス
[SC] 箕面
[SC] 奈良
[SC] 青森柏
[街] 仙台ロフト
[SC] リバーウォーク北九州
[SC] 扶桑
2004 [SC] 橿原
[SC] 旭川
[SC] 上田
[SC] 聖蹟桜ヶ丘
[郊] 北花田
[街] 柏
[SC] 泉南(泉佐野店から移行)
[SC] 北戸田
[SC] 八代(2007.02閉店)
[街] 高崎VIVRE
[SC] 宇都宮
[SC] 船橋ビビットスクエア(2006.08閉店)
[SC] 与野
[SC] ららぽーと甲子園
[SC] 姫路
[SC] 浜松
[街] アミュプラザ鹿児島

2005 [SC] 直方
[SC] 八千代緑ヶ丘
[SC] 新発田
[SC] アリオモール蘇我
[SC] イオン宮崎SC
[SC] 千種
[SC] 苫小牧
[SC] 浜松市野(浜松から移行)
[街] 梅田NU茶屋町
[SC] 水戸内原
[街] 秋葉原
[SC] アリオ札幌
[SC] 川口
[街] 目黒
[郊] くずは









2006 [SC] 亀有
[SC] 錦糸町
[SC] 美濃


[SC] 名古屋大曽根
[SC] HMV千葉ニュータウン
[SC] 浦和美園
[SC] ラゾーナ川崎
[SC] ららぽーと豊洲
2007 [街] 静岡

[SC] 横浜ららぽーと
[SC] 名取


■04/08

The Domus / Fractures (Album)
歌ものエレクトロニカなんですが、なんかすごくいいぞ。
こいつらもスウェーデンか。
最近のスウェーデンはジャンルとか関係なく全方位的にやべえ。
Postal Service好きは本家の次作までのつなぎに最適です。
4人組だけあって血が通った感は本家より高く、バンドっぽいところもあるのですが、
でも、逆にこれ聴いて、Postal Serviceの凄さはその血の気の濃くなさっていうか、
生きてるんだけど生命反応薄そうな、殴ったらすぐ死にそうなところだと気付いた。

---

「プラダを着た悪魔」のDVD店頭販促用等身大看板に、アン・ハサウェイじゃなくて押切もえがどーん。
もう何でそうなるのかさっぱりわからないっていうか、所属事務所のパールが
イメージキャラとして彼女を供出した際に無理にいろいろと押し込んだ結果、
傍から見る限り全く意味不明なこんなことになってしまった、というところでしょうか。
でも「何でお前がそこにいるねん」という気持ち以外沸き起こりようがないわけで、
どう考えてもマイナス要素しかないと思うのですが、これ。

あと、川田亜子がTBS退社後にすぐに他局のレギュラーに入り込めたのは、
彼女がパールに所属したからだということが何となくわかったよ。
パール(→ケイダッシュ→バーニング)には、各局あんまり大きな声で文句言えないものね。


■04/06

最近微妙にアクセスが減っているような気がする。
多分、主に女子がいなくなっていると思うんだ。

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政府転覆のおもしろ動画削除要請。
これって本当に削除要件満たしてるのか。
選挙管理委員会は、体裁保つために言ってみただけって気がするよ。
物言いも「違法だ!」じゃないものね。「不公平だからやめてね」レベル。
何かAmebaの方は「公職選挙法に抵触する」って言い切っちゃってるけど。


公職選挙法
(政見放送)
第151条の5 何人も、この法律に規定する場合を除く外、放送設備
(広告放送設備、共同聴取用放送設備その他の有線電気通信設備を含む。)
を使用して、選挙運動のために放送をし又は放送をさせることができない。



「選挙運動のために」。これつまり「政治運動する側」にのみ適用される定義ですね。

運動のための放送を「受ける」方が、「選挙運動のためではなく」
「おもしろがって勝手に不特定多数に再受信可能な状態にする」
なんて事態は条文の想定外も想定外。逆に想定してたら笑う。

どこをどう取っても直接的に違法と判断することなんてできない。
だから多分、YouTubeでは削除したとしてもいたちごっこが続くことでしょう。
つってももう今週末じゃないか。

あと、政見放送は一切のカット及び編集が許されていないので、
「政見」の形を取れば概ね何でも言えちゃいます。
一応「他人若しくは他の政党その他の政治団体の名誉を傷つけ若しくは善良な風俗を害し
又は特定の商品の広告その他営業に関する宣伝をする等いやしくも政見放送としての
品位を損なう言動をしてはならない。」
という規定はあるけれど、たとえば自分が
「日本ちんこまんこ党」を結党して立候補して、「放送禁止用語の一切ない自由な言論」と、
「モザイクの一切ない自由な表現」を公約として掲げたら、まず、ピーやモザイクは編集に
当たるので絶対にできないし、そもそも自分は公約に忠実に政治的な言動を政見放送として
行うだけなので、その政見放送そのものを止めることは政治活動に対する不当介入と見なされ、
むしろ止める方が違法になるはずです。痛快ですね。

もうすぐ死ぬことがわかって自暴自棄になって、供託金払えるだけの余裕があったらやろうと思う。
今はまだ人として勇気が出ない。

ていうか、いたちごっこも何も、YouTubeやる気ゼロじゃないか。


■04/05

おい、俺のフルートも吹いてくれよ。(22歳・俳優)

ということを思いついた時点でだいぶ親父になったなあ、と思う。
自分への罰のためにあえて晒す。向上心を忘れないでいたい。

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YouTubeから“コピー”できなくなる日(←音楽配信メモ@4/5

厳密に捉えれば画面表示=キャッシュも一時的なダウンロードですから、
わざとじゃなくてもうっかりページを開いてしまった段階で犯罪者。

つうか、本当に日本のこいつらはヘタれだということがよくわかる。
国内でこういうことがあった場合、まずはその業者潰しにかかるのが常。
でも、YouTube=Googleには喧嘩売っても勝つ気がしないからこそ、
じゃあ自分らの権力の融通が利きそうな範囲で締めちゃえ、という発想。
ものすごいヘタれっぷり。

で、この報告書どおり厳密なままうっかり法案化されちゃった場合、
記載URLを踏んだ途端「イリーガル」コンテンツをとりあえず表示し、
同時にIP等を記載したメールが警視庁に飛んでいくスパムが、
ものの3日で出てきますね。
万人に等しく、知的財産戦略本部関係者も漏れなく犯罪者として通報完了。

「キャッシュは除く」という除外項目の補足が入って通った場合は、
「ファイル形式等を好みの設定にしておくと、その条件にマッチした
キャッシュを別フォルダに自動バックアップする」フリーウェアが
ものの3日で出てきます。
「閲覧中に勝手に落ちてきたキャッシュをバックアップ」ですから
「故意のダウンロード」ではありません。断じて。
つうかいちいちダウンロードするよりむしろラクだな、こっちの方が。


■04/03

都知事選。現職、宮城、共産、建築家が「メイン4人衆」とされて、テレビ出演とかしてますが、
どっちかというと建築家は、醤油チュルチュルとかアゴの元相方とか政府転覆と同じグループだと思うんだ。
ちなみに建築家、ここでも何度か紹介している東京屈指の馬鹿建築の生みの親だよ。

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EMI、全楽曲を「DRMなし」に――iTunes Storeで販売
5年前にあったことを考えるとめちゃくちゃ感慨深いものがあるな、これは。
ビートルズ除外っていうのは、まあそこはEMIだけで決められないので仕方ない。
つうかジョブス、こっちの話は既にこの件織り込み済みで喋ってやがったな。

あとは日本がどうなるか。EMIは元々、かなり本社の意向に沿った形で施策を
打ってきたわけですが、完全な子会社になることになった今、通常なら
より一層その方針が強化されるはず。
でも、CCCDのときには足並み揃わなかったものの、DRMに関しては比較的論調を
合わせてきた感のある日本の各レコード会社、EMIだけが抜け駆けできるのか。
「検討中」とか言ってるけど、社内での検討ではないんだろうな、主に。
ここで抜けたら、各社間、相当グダグダになっておもしろいんだけどな。

ただEMI、配信にはものすごく寛大というか積極的に見えて、Napsterでは意外に固い。
他の参加各社、洋楽については定額制がメインになっているにもかかわらず、
EMIは洋楽だろうが新譜はものすごい勢いでブロック、アラカルトしか許さない。

まあ、洋楽でも新譜はなかなか見つからず、邦楽に至っては自社出資以外の
配信サービスには参加すらしないSONYよりは随分とマシですが。
4大レーベル的に考えると、BMGとSONYの配信への凄まじい意識差が気になります。


で、これを期にちょっと昔のCCCDについての記事を漁っていたんですが、
これとか今読むとものすごく味わい深いね。


■04/01

エイプリル・フールのネタをきちんと仕込んでるサイトは本当に
すごいと思う。できねえよあんなこと。めんどくさいから。

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英知出版が倒産したよ! デラべっぴん! デラべっぴん!
公式サイトももう接続不可能。
なのに、絶妙なタイミングでえらいこと決めちゃったのがこの大学
もう少し頑張ればよかったのにね。

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そういえばレコード会社ネタ、muture(元プラティア)忘れてたな。
女子十二楽坊で一瞬すごいことになって、いつの間にかヘナヘナになったわけですが。
で、今年度もあんまり大したことなかったので割愛します。

あと、フォーサイドはどうしようか迷ってやめました。
この会社、3月はアイドルDVDドカ出しで乗り切ろうとしていたので、
CDとしてはあんまりおもしろくなかったんです。
でも、みんなに見せたいジャケットがあるので、1枚だけ紹介するよ。
去年の秋に出てる奴なんだけど。これ

このCDの購買層のどこに、このパロディーを受け止められる人がいるのか、
本当にさっぱりわからないんだ。せめて僕たちで分かち合おう。

   

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