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■09/28

川崎にまたHMVができた。北口の再開発地域にできたショッピングモールへの出店。
最近こういうSCへの出店ばっかだなあと思って調べてみたら、もうここ数年はそういう店ばっかね。
地方都市マニアの活動として、一応そこにあればタワーもHMVも行ってみるのですが、
渋谷の両旗艦店に慣れてしまっていると、さすがにいまいちだったりします。
広さ的にも町の一番大きなレコード屋に輸入盤置く分をさらに足した程度で、
レコメンドの違いも、その地方出身のインディーズを押してるとかくらいで。

で、気になったので一気にタワー・HMVの出店状況を並べて比較。(下表)
2回山があるね。
90年代後半と05年までの3年。
前者は「日本中の主だった大商圏を押さえる」ための攻勢。
後者は「ショッピングセンター出店競争」。

おもしろいなあ、と思うのは、前者のときはそのブランド力と資金に物を言わせて、
地元の新星堂とか山野楽器を完全無視してどっかんどっかん出店していたのが、
後者では完全に「並列の競争相手」になっているという点です。
もはやタワーもHMVも「普通の街のレコード屋」になったということで。

最近はおもに、タワー浜松店の移転とか、HMVが姫路などでは町の中心を完全無視して
郊外のショッピングセンターの方を選んで出店したりとかの流れ。
もはや浜松・姫路クラスの都市でも駅前の空洞化がそこまで進行している、と。
小倉もどうやら近々ラフォーレ原宿が撤退するという話なので、自動的にテナントのタワーも撤収。
それ考えると少なくとも小倉は、駅前無視して巨大SCのリバーウォークに集中したHMVの勝ち、みたいな状況。

大都市圏は旗艦店をがんがん巨大化してその発信力やブランド力を誇示し続けつつ、
地方ではその「力」を使ってレコード屋チェーン店や地元資本と同じ土俵で勝負する。
結果として全方位的に拡大、というのが両者共通の基本戦略のようですね。
地方都市の駅前辺りとかはもう大きな商いは見込めないので無視しつつ。

で、郊外への大規模店舗に出店規制がかかったので、当面馬鹿みたいに店舗が増えることはなくなりました。
今後は、亀有や豊洲みたく、恐らく大都市近郊の再開発地域を中心にまだまだ増えていくのでしょう。

あとすげえ気になっているのは、静岡市には何かあるのか、という話。
政令指定都市かつ独立した商圏を持っているにも関わらず、出店一切なし。
たとえば別のある地方都市の場合、地元資本のレコ屋チェーンの社長が各方面に強くて、
外部資本が入り込んでくるのを完全ブロック中、という噂を聞いたことがあるのですが、
静岡市も同じような状況なんすかね。

(追記)
静岡、Virginがありました。でもなんでタワーもHMVもないのはやっぱ謎だ。
浜松に出してみて思いのほかよろしくなかったから、とか・・・?

Tower
HMV
1980 [街] 札幌(五番街)  
1981 [街] 渋谷
[街] 横浜元町
 
1982    
1983    
1984    
1985 [街] 仙台  
1986    
1987 [街] 京都  
1988    
1989 [街] 池袋
[街] 名古屋パルコ
[街] 広島
[街] 八王子
 
1990 [街] 姫路
[街] 心斎橋(2006.08閉店)
[街] 渋谷
[街] 横浜VIVRE
1991 [街] 札幌プリヴィ(五番街店より移行)
[街] 川崎
 
1992 [街] 新宿ルミネ

[街] 池袋メトロポリタンプラザ
[街] 原宿(2006.07閉店)
1993 [街] 千葉
[街] 福岡
[街] 和歌山(2001.05閉店)
[街] 銀座


1994 [街] 神戸
[街] 浜松
[街] 名古屋近鉄パッセ
[街] 新宿東口
[街] 岡山
[街] 長野
[街] 新宿EAST
[街] 心斎橋
[街] 栄



1995 [郊] 吉祥寺
[街] 小倉
[街] 熊本
[街] 梅田
[街] 金沢
[郊] 相模大野
[郊] 南越谷
[街] 那覇
[街] 鹿児島
※渋谷店移転
[街] 上野
[街] 阿倍野
[街] 新潟







1996 [街] 松山
[街] 札幌ピヴォ
[街] 大分
[街] 高崎
[郊] 大津
[街] 新宿SOUTH
[街] 数寄屋橋
[郊] 川西
[街] キャナルシティ
[街] 天神
1997 [街] 秋田
[街] 宇都宮
[郊] 藤沢
[郊] 新百合ヶ丘
[街] 仙台一番町
[街] 名古屋生活創庫(2003.08閉店)
1998 [街] 新宿(ルミネ店+東口店統合)

[街] 天満橋
[街] 天神VIVRE(天神店より移転)
1999 [SC] 倉敷
[街] 宮崎

[街] 横浜WORLD PORTERS
[街] 広島
[郊] 小樽(2005.08閉店)
2000 [SC] 泉佐野
[郊] 小田原
[SC] 佐賀
[街] 長崎
[SC] 岡崎
[街] 横浜モアーズ
[SC] 高知
[街] 池袋サンシャイン60通り
[街] アクアシティお台場
[SC] 横浜港北
[街] 三宮
[街] 京都カナート洛北
[街] 岡山
[SC] ホークスタウン
2001 [街] 郡山
[SC] 新居浜
[SC] 東浦
[街] 明石
[SC] 大和
[郊] 立川
[街] 京都河原町VIVRE
[郊] ユニバーサルシティウォーク大阪(2003.08閉店)


2002 [郊] 新札幌(札幌プリヴィ店より移行・2005.11閉店)
[SC] 鈴鹿
[SC] 高岡
[SC] 若松
[街] 難波
[郊] 町田
[街] 博多
[SC] パークプレイス大分
※渋谷店移転

2003 [SC] 下田
[SC] 熱田
[SC] 盛岡
[SC] 久留米
[SC] 津田沼
[SC] 香椎浜




[街] 吉祥寺パルコ
[街] 川崎DICE
[SC] 太田
[街] 札幌ステラプレイス
[SC] 箕面
[SC] 奈良
[SC] 青森柏
[街] 仙台ロフト
[SC] リバーウォーク北九州
[SC] 扶桑
2004 [SC] 橿原
[SC] 旭川
[SC] 上田
[SC] 聖蹟桜ヶ丘
[郊] 北花田
[街] 柏
[SC] 泉南(泉佐野店から移行)
[SC] 北戸田
[SC] 八代
[街] 高崎VIVRE
[SC] 宇都宮
[SC] 船橋ビビットスクエア(2006.08閉店)
[SC] 与野
[SC] ららぽーと甲子園
[SC] 姫路
[SC] 浜松
[街] アミュプラザ鹿児島

2005 [SC] 直方
[SC] 八千代緑ヶ丘
[SC] 新発田
[SC] アリオモール蘇我
[SC] イオン宮崎SC
[SC] 千種
[SC] 苫小牧
[SC] 浜松市野(浜松から移行)
[街] 梅田NU茶屋町
[SC] 水戸内原
[街] 秋葉原
[SC] アリオ札幌
[SC] 川口
[街] 目黒
[郊] くずは









2006 [SC] 亀有
[SC] 錦糸町
[SC] 美濃


[SC] 名古屋大曽根
[SC] HMV千葉ニュータウン
[SC] 浦和美園
[SC] ラゾーナ川崎
[SC] ららぽーと豊洲



■09/26

信頼できるチャートってのは中立な立場が必要だと思うのだが、こういうことを堂々と
してしまえるのは、そこらへんの神経がもはや相当マヒしてると考えてOKでしょうか。
「今後、多くのレコード会社がこの企画に賛同、参加することを望んでいる」って、
むしろユニヴァーサルの方が気を使っている始末です。

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満を持して江崎グリコが立ち上がり、最近加速度的に収入が増加して
ウハウハ中の葉鳥ビスコに絶妙のタイミングで難癖付け始めて訴訟を起こし、
結果、彼女の稼ぎを洗いざらい持っていったりすると楽しいだろうなあ。

ちなみに何で彼女の作品が受けるのかわからなかったのですが、筋金入りの女子同僚の、
「もう脳内補完とかすんの面倒くさいんで、その点『ホスト部』はラクなのさ」のお言葉に
全てを理解した気持ちになった。


昨日から、想像上のダース・ローマシュ匡が、ニヤニヤ笑いながら
脳内を白馬でうろうろしていて大変に困っています。
昨日の夜中には、当初のイメージにプラスして、王冠と槍も装着。
全体的に魔界村っぽい雰囲気になっていた。

が、Wikipediaの ダース・ローマシュ匡 の項を見て、
そのあまりにドメスティックな命名方法に仰天すると共に、
インド系だということを知って少しがっかりした。


日本武道館がネーミングライツ導入。
  ↓
大正製薬が向こう5年間の命名権取得。
  ↓
「日本ボラギノールA注入軟膏館」となる。
  ↓
その後、チープトリックがアルバムを紙ジャケ再発。
  ↓
権利処理上、タイトルが「At ボラギノールA注入軟膏館」に変更。
  ↓
少し悲しそうな顔で笑うリック・ニールセン。


以上、物思う秋。


■09/25

紅麗威甦が活動再開。ドメインがかっこいい。

---

ダース・ローマシュ匡
僕のイメージ:悪のフォースに取り込まれた中世貴族っぽい服装の丸刈り男子。白馬に乗っている。

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EXILEの新ヴォーカルはフリーターの田崎敬浩さん。おめでとう!
7月下旬から始まったオーディションを見事突破しました!

その彼ですが、こちらの件は「体調不良」だったそうです。
ミュージカルの本番は8/3-27だったのですが、舞台にきちんと
立てないくらい体力的に問題があったのですから仕方ないですよね。
ええ。これもバイトです。フリーターですから。

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倖田妹の公開ダイエットは壮絶な罰ゲーム。
「今度また酷くなったらこうするわよ!」って前からスタッフに散々言われてて、
でも角煮とか唐揚げの誘惑に勝てずに実際こうなっちゃったような気がします。
だってこれ、「企画」っていうより単なる晒し上げですもの。

彼女は概ね1年単位で月のように満ち欠けしていることになります。

2002-3年:OK
2004年:NG(ほぼ半年、実質的にday after tomorrow 活動休止)
2005年:OK(ギリギリセーフの状態で復帰。但しPVでは若干の補正アリ)
2006年:NG(ついに晒し上げ)

来年、日の目を見ることはあるのか。乞うご期待。
日の目を見ると言っても、深夜の通販のダイエットフードの実験台とかじゃアレだぞ。
アイドルだけじゃなくてシンガーにも樽ドルブームが来ればいいのにね。


■09/24

また兵庫の田舎に法事に行ってました。来週も行くよ。だんだん苦行の域に。

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夜中にテレビでボブ・ディランの94年のライブ映像やってて。「Like A Rolling Stone」歌ってた。
30年前の自分が書いた、しかもこういう曲を今歌うってどんな心持ちなんだろうね。

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今さらですが、ふと思ったこと。
「冬のソナタ」ってパチンコ台になってたけど、そこらへんNHK的にはOKだったんでしょうか。
いくらなんでも公共放送としてちょっとアレなんじゃないか、と思ったのです。
NHKがいくら半島の人たちに優しいとは言っても、ちょっとそこまでやっちゃマズいような気がする。

まさかそういう展開になるとは思わなくて、そこまで契約の内容に盛り込んでおらず、
かつ版権はもちろんかの国の先方がお持ちでいらっしゃいますので、
そうなれば口約束とか後からの依頼とかでどうにかなるもんでもなく、
あとはなし崩し。みたいな状況じゃないか、と。
もしくは同族のよしみでNHKとの契約をぶっちぎって権利を勝手に出したか。

それでもNHKは今度は「春のワルツ」とか買ってきたらしいよ。
何だよそれ。「緑のたぬき」並みじゃないか。
しかも放映に先行してガイドブックとかノベライズとか、随分と力入れてます。
よっぽど上層部がそっち系なのか、何か弱みを握られているのか。
よくわかんないけど、まあいいや。


■09/21

うおい。たらこの歌の作曲は上野耕路かよ。えらいところで小遣い稼ぎしてますなあ。

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紅白関連ドタバタの季節、スタートです。1年って早いねえ。
これって要するに、今からこうやって「公表しちゃったから」という事実をもって
動き始めないと調整が難しい、ということを表していると考えてよろしいでしょうか。

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着うた関連のデータがRIAJから発表されてます。
おもしろいなこれ
こっちはオリコンのパッケージの8月分ランキング。

着うた先行リリース分があるからちょっと見にくいところもありますが、
着うたに強い曲、そうでない曲がけっこうはっきりしてますね。
ジャニ系は、ファンがCDをある意味グッズとして認識していますから、当然パッケージ強し。
逆にTOKIOの「宙船」だけ着うたで上の方っていうのは、パッケージでもロングヒットになってるように、
曲としての、元々のTOKIOのファン層以上の支持を獲得している、ということで。

逆にSEAMOとかBonnie Pinkとかっていうのはまだ「人」としての認知・関心が薄く、
曲が先行している状態なので、「グッズ買い」「持っておきたい」需要なCDに流れることもなく、
着うたで「様子見」の形になった結果という捉え方ができるんじゃないでしょうか。

同時に発表されているこちらの「プラチナ」「ゴールド」認定の一覧だとよりはっきり。
パッケージ以前に、「着うたフル」では伸びてないのに「着うた」ばっかり伸びているのとかは、
まあ、世間的にはその程度でいいや的な認識ということですよ。

これ、RIAJはかなり冷徹に世の中を映し出しそうなので、比較しつつきちんと毎月追っていくと、
「やたら露出が多くて一見人気出たっぽいが、実は世間ではさして盛り上がってない」とか、
「それでもがんばり続けた結果、ようやく世間でも徐々に盛り上がってきた」とか、
「でもそれは結局一過的な盛り上がりで、一発屋の匂いがプンプンするぜ」とか、
「メディアと世間のズレ」がこれまでよりはっきり見えてくると思います。
あんまりなのがあったらネタにする。


■09/20

やっぱネーミングライツは考えた方がいいと思うな。
直接わかりやすい効果の上がる方法でもなく、かつCCレモンて、もう商品ブランドとしては疲弊しまくってる。
でも恐らく、契約上はどんなことになろうと5年間この商品名を引っ張り続けなければならないはず。
なのでこれ、相当にサントリー側の経営リスクも伴うと思うんですが、どうなんでしょうか。

つうか、これができるのであれば、小林製薬の広報責任者になって、無理やり大金積んで電通を落とし、
「渋谷エアコンのホコリ集めてポイホール」とか「横浜熱さまシート赤ちゃん用スタジアム」とか命名したい。

あと、僕がお金持ちになったときの夢は、道頓堀に「あわび道楽」と「なまこ道楽」を作ることです。
かに・えび・まぐろに負けない、リアルに動く看板を作りたい、その一心で。
「ほや道楽」はやりません。自分が食えないしキモいから。


■09/18

グラビアアイドルの登竜門がもはやサラ金のCM以外にない状況下で、
磯山さやかがなかなかいいところに手をかけている。
これをどう生かすのか、生かさないのか。生かし切れないに1000点。

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YouTube漫遊記。

飯島愛 / ナイショ DE アイ アイ
AVからギルガメッシュを経由して普通のタレントへの移行期ですね。
今や社会派タレント。彼女のセルフプロデュース能力は凄まじいなあ。
「まんがらりん」は探したけどなかった。

安田成美 / 風の谷のナウシカ
痛々しすぎてツライ。この頃の彼女は恐かったなあ。

高原里絵(=深津絵里) / マリオネット・ブルー
デビュー直後にして売り出し方が絶賛迷走中だった頃の彼女。当時の状況を考えるに、今が奇跡。

テライユキ / Night Of Fire
開発環境の処理能力を誇示する目的としか思えない。他に一体何があるんだ。
あと、モーションキャプチャーの骨組みは後ろのダンサーも完全共通ですね。

テン・パイ・ポン・チン体操
昔、こっそり親に隠れて見ていたのがこんなものだったのかと思うと悔しくて涙が出てくる。
三ツ矢雄二の代表作は、マイケル・ジャクソンとテン・パイ・ポン・チン体操。

松本明子 / おまんこ
彼女は香川県出身なので、4文字の方にはリアリティがなかったんだよ、とこの期に及んで擁護。


■09/17

連休で油断していて間に合わなかった。通常の週1更新の分は明日で。

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細かいの。

冥土カフェ。
http://www.jigokushoujo.com/news.html

日本クラウンはやっぱりどうかしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000002-oric-ent

ドラマ打ち切りのせいで、タイミングも企画もことごとく微妙にズレている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000002-oric-ent

「DEATH NOTE」第2部の撮影がただでさえ押していたところに例の逮捕で一旦作業が全ストップし、
再開はしたものの、どうしてもスケジュールの調整がつかなくなったに1000点。
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20060915-90135.html

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この件は、恐らくiPhoneは既に裏では動いていて、でも実際の仕様は落としどころが決まらないので、
とりあえずこのタイミングで「組んでいる」ことまではアピールしておこう、ということかな。
これは完全にソフトバンクの独自企画のようで、Vodafoneのグローバルサイト見ても同様の動きは一切なし。
まあ、「携帯電話+音楽配信」の組み合わせについては他の国がまだまだ「着メロ」止まりの中、
日本が異常に飛び抜けているので、格好の実験台ではあるわけですけど。

つうかまだソニーは着うたフルを曲によっては420円で売ってるわけですね。
あれだ。バッチギの「タイヨウのうた」も420円でした。
それがとりあえずパブ記事では馬鹿売れということですので、事実ならそりゃやめられん。
ちなみにMoraでは210円
理屈ではわかりますが、でも音質も取り回しも悪い方が倍の値段っていうのはやっぱすごい。


■09/13

新型iPodについては「Shuffleちっちぇー」とかくらいで、気の利いた感想一切なし。
最近は、絶妙のタイミングで必ず何かやらかしてくれるソニーの奇跡っぷりの方が。
でも、今回のこれはむしろAppleのニュースに隠れるためにわざと発表を近づけたっぽい気もする。

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宇多田、折れる。

ここまで一切の「限定盤仕様」を拒んできた宇多田ですが、
さすがにパッケージがあの売り上げではもう突っ張るのは無理。
東芝様の軍門に下りました。
力関係が変わった瞬間でございます。

今回は「自作の絵本付き」なので、まだお父ちゃんサイドも
受け入れやすい体裁だったのではないか、と予想。
だから今度のポイントは、いつコテコテの「DVD付き初回限定盤」を出すかです。観測しよう。


んで、DVD付きといえば。AAAだ。
次はアルバムと思っていたら、普通のアルバムじゃなかった
ベストと名乗ることもせず、でも6曲中5曲が既発シングル曲のミニアルバムという、恐ろしい企画。
DVD付きで2800円、CDだけなら2000円という価格は、コアターゲットである中高生を
びっちりマークし続けている点において、一切のブレがなくて素敵なんですが。
問題は「ALL/2」というタイトル。つまりこれはフルアルバムを次に出すこと前提ですよ。
恐らく年末年始あたり、中高生がお金持ってる頃に来るな。
そして今回の6曲も、下手すりゃそのうち半分以上収録。

で、確か今日だったはずの無料武道館ライブはどうだったんだろうか。


■09/12

ゆずの話をしようと思っていたのですが、あまりにもあちこちで話題になっているので萎えた。

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そんな中、悲しいニュースが。

・悲しいポイント1
普通の人なら記事にならないようなことでも記事にされること

・悲しいポイント2
「普通の人じゃない」ポイントがはるか昔のことかつ地味なこと

・悲しいポイント3
午後4時40分ごろ

・悲しいポイント4
無職

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バッチギがオリコン1位。なんか落ち着きが悪い。
広末は死ぬほどDoCoMoのCMに出演し、ドラマやら何やらすごい露出の挙句、
世間の誰もが概ね顔と名前が一致した時点でそろそろとCD出した。
内田有紀も、ドラマ出演を重ね、若年層への浸透が済んだ頃を見計らってデビュー。
で、今回。わからん。

『タイヨウのうた』は視聴率が特によいわけでもなく、10%前後をうろうろしている程度。
これについては、史上空前の低視聴率⇒打ち切りのすごい逆境の中、主題歌だけは
大ヒットしたブリグリの例もございますので、一概に決め付けはできませんが。
バッチギ本人にしても、たとえばカネボウSALAのCMに彼女出てますが、
現状一般的には概ね「これ誰?」というリアクションの方が多いでしょう。
しかも今回は本人名義でなく役名でのリリースだし。

2週目での1位ですし、要するに「他に大きなリリースがなかったところにハマった」
といえばそうなんでしょうけど、でもなんか非常に気持ちが悪い、これは。
テレビ出演も1回きりだし、テレビとか雑誌の枠を取ったりする方にではなく、
こういうパブ記事とかも含め、そっちの方にコストとパワーをかけた、ということか。

ただ、テレビ出演がCDTVだけというのはなんかすごくよくわかる。
音楽番組中、いちばん「いじられずに済む」から、CDTVは。
TMさんやミッチーのように「いじられる」ことでブレイクするキャラもいる一方、
こういうスタンスはまあ、アリなんじゃないか、とは思います。
「役名」での曲だから、沢尻としていじられるのは確かに
ドラマの世界観を維持するという観点からはまずかろう。

あとは「ニコラ」のモデル以降、雑誌のグラビア等で細々と暮らしていた彼女を、
2005年の映画「バッチギ」以降、映画を中心にガンガン露出をあげていき、
結果として垂直立ち上げに等しい状況にまで持っていったのは誰で、
どのように仕組んでどのように仕掛けたのかっちゅうことですな。
先のブリグリの例も、役者と抱き合わせで主題歌に突っ込んだ芸映の根性の賜物ですし。

バッチギの事務所はスターダスト。
柴咲コウとか中谷美紀とかの実績考えると、そこらへんのやり方とか押さえ所とか、
いろいろわかってるんだろうなあ。

■09/10

エイベックスのアーティスト捕まえてきて「めんスパイア」って、それは嫌がらせか。喧嘩売ってるんか。
リンク先、音出るよ。しかも音でかいよ。嫌がらせだ。喧嘩売ってるんだ。

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とある掲示板にて。

A:中川翔子って、言うほどかわいいか?

B:そういう問題じゃない



心を打たれた。


■09/08

この件で、ものごっつ合点がいきました。
それまでの流れでは、多少の濡れ場がある程度で蹴るなんてありえないはずの「NANA 2」。
それでも突っ張ったのは、その頃には既にこっちの話も出ていて、イメージ的なところ、
選考の心証等、諸々含めて総合的に損得勘定した結果ってことですね。
ああ。ここまでスッキリ理解できると気分がいい。お酒を飲もう。


■09/06

秋篠宮家の、運命を賭けた肉弾戦が成功に終わった模様です。
俺は勝手にこれを、国会や官僚の挙動に対する皇族の合法的レジスタンスとして記憶しますよ。
ものすごい痺れる。かっこよすぎる。
9/6の誕生花は金蓮花。花言葉は「愛国心」。
締めくくりも完璧。つうか出来過ぎ。

同じ誕生日の人は、ロジャー・ウォーターズ、ROLLY、谷亮子、
氷川きよし、永井豪、ジローラモ、サミュエル・ホイ 他。
すごい。すごいが全員なんとなく微妙だ。

あと何となく思ったんだけど。
前に、松井秀喜の好みのタイプは酒井美紀と戸田菜穂のサンプル数2でわかるという話をしましたが、
皇太子様の好みのタイプも、雅子様と柏原よしえのサンプル数2でとてもよくわかるな、と。
実際どうかはわかりませんが、少なくとも見た目は、どちらかといえば気が強そうな感じを。
確かに皇太子様って、どちらかといえばMっp(以下自粛)


■09/05

「裁判が見せ物になっている」という指摘ですが、それアメリカ人にだけは言われたくないな。

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孫正義携帯株式会社(ソンイル)がついに端末のロゴをソフトバンクに
そして僕のお気に入り、905SHのアクアマリンは撤収に!

905SHはおもちゃとして相当よくできているのでオススメです。
あまり携帯いじる方ではなかったのですが、最近はすごい勢いで弄んでおりますよ。
今まで使っていた902SHがあまりに酷かったから、という説もありますが。
でも、RSRの会場で、同行者がライブそっちのけで世界バレーをテレビ観戦していたり、
別の同行者は帰ってさっそく機種変していたりと、周りのリアクションもいつになく快調です。

つうか、「ラテカセ」欲しがったり、通販で十徳スパイナイフ買っていた中学の自分に
今の携帯くれてやったら、多分嬉しすぎて憤死するだろうな、といつも思う。

あと、一部で孫正義携帯株式会社を通称「ハゲTEL」と呼んでいるようです。
的確ですが僕が心をえぐられるのでやめていただきたい。

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で、YUKIのアルバム買ってきてちょろっとだけ聴いたわけですが。
ハナからここんところのシングルがよすぎだったので、半ばわかってはいたものの、
こうやって並べて聴くと圧巻ですね。

で、そのシングルの作曲をことごとく担当している蔦谷好位置って、元CANNABISだったのね。
当時はいまいちピンと来なかったのですが、これって化けたっていうのだろうか。
彼も北海道か。北海道すごいよなあ。


■09/04


これは要するに元祖「POPEYE」「HOTDOG PRESS」世代をもう一度
消費社会へ誘うおまじないということですね。がんばれよ。
つうかこの造語は大人の限界ですね。女子高生を見習おう。

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アルバム「WAVE」のTVCMのYUKIがかわいすぎる。
近しい方には散々力説してきた持論、「30代女子には30代にならないと出てこないかわいさがある」
ということをはからずも実証してくれております。「綺麗さ」とか「艶やかさ」ではなく「かわいさ」。
ここ大切なポイントですよ。

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Drive-Thruレーベルの異色馬鹿シンセ入りバンド、Hellogoodbyeのアルバムがめちゃめちゃいい。
M-2が最強。「Daft Punkが生バンドで歌モノを始めたらこんなふうになりそう」な音。
ちなみにこういう脱力ジャケのCDは基本的に外れナシ、というのがここ数年の定説。
今回も「ジャケ試聴」で大当たりです。みんなもやろう、ジャケ試聴。


■09/03

アルバムを2枚同時発売したい。
タイトルは「ラインバック」と「ブリーデン」。

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オレンジレンジ周辺が妙です。今週発売のシングル"UN ROCK STAR"関連で。

まずこの曲、ホンダのストリームのCMソングになっているわけですが。
おかしくないかい。この車、普通に買ったら軽く200万円するわけで。
完全に曲で誘引できるターゲットと実際の車の顧客層がブレているわけですよ。
代理店辺りがネジ込んだとしか思えないわけですが、そうせざるを得ない状況に来ている、ということで。

さらにこのシングルですが、公にされている限りでは10万枚の限定発売。
まずそのあまりにも現実的すぎる枚数設定はどうよ、という話。
全盛期の浜崎が、既発アルバムからのシングルカットでシングルを出した際の
限定枚数が30万枚だったわけですが、この曲はまっさらの新曲じゃないですか。
いや、当然今は配信に流れがちなわけで、それも加味して考える必要はあるわけですけど。

そして、その10万枚という数にもかかわらず、見る限り店頭でもまだまだ在庫がガンガン残ってる。
本当の現実は、その現実的すぎる設定枚数以上の状況になっているということで。

オリコンデイリーチャートも、まあ山ぴー1位は当然として、バッチギ沢尻にも負けております。
バッチギは、先日「驚異的な数のダウンロード数」みたいなパブ記事が各誌に出ておりましたが、
CDでもこの位置。いわんやそんなパブ記事すら出ないオレンジレンジの配信数。

考えてみたら、CMは流れてるけど、曲本体のスポットはほとんど見ません。
要するに、もうあとはどの程度効率的に延命できるか、というフェイズですか。


■08/31

TITLE今月号のくるり岸田×タモリの対談を読んだ。すごい。
一分の隙もないガチの鉄道対談。
ここまで完全に読者を置いてけぼりにする対談も珍しい。
とはいえ、概ねニュアンスまで理解できた俺は鉄ヲタだ。文句あるならかかってこんかい。


最近のフォーサイドが何だかとても大変なことになっている。
携帯コンテンツとグラビアアイドルDVDで稼いでいたと思ったら、
その資金を元手に音楽レーベルを立ち上げ。
そこまではいいのですが、出てくるコンピ盤が常人の思想や想像力を遥かに超えている。

GALソン アニメ☆BEACH PARTY
リンドバーグ★TRANCE BEST
HEAVY METAL MIX -TRANCE EDITION-
ホスト王零士★TRANCE ガブガブ BEST HITS by Dios
ヤンキートランス 全国制覇!
ヤンキー トランス革命!!
THE 極道☆TRANCE PARTY 〜関東死闘篇〜

「まんぷくトランス」もこの一味だった。もうぶっちぎりだ。仏恥義理。
恐らく経営陣としては第2のエイベックスを狙いたいところなのでしょうが、
果たしてこの完全「地方都市」仕様の楽曲群でどこまで勝ち抜けるのか。
何かものすごく大切なところで何かものすごく間違えているような気がするんだ。

俺、俺…。買うしかないのかなやっぱ。こんな珍品ないもんな。
まさかこんな時代が来るなんて思いもしなかったんだよ。こん畜生。

あと、for-side.comにアクセスしたところ、Firefoxだとグダグダでまともに画面が表示されません。
「フォーサイド・ドット・コム」と言うからにはきちんとしていただきたい所存でございます。
「馬鹿野郎、うちはIEデフォルトで使わないような属性の人間なんか相手にしないんだよ、クソがっ!」
という意思表明であればグウの音も出ません。ていうか企業判断としては間違ってないと思います。


■08/29

義父の葬儀を終えて帰ってまいりました。
まあ、個人的にはいろいろあるのですが、割愛。
とりあえず、ネタ拾ってる余裕がなかったので与太話。

式後、いとこの子供の中学生女子が手持ち無沙汰そうにしていたので、しりとり。
「す、す、す・・・、スクリュードライバー!」
「も、も、も・・・、もろきゅう!」
「え、え、え・・・、えいひれ!」
「め、め、め・・・、めかぶ!」
中学生にはありえないボキャブラリーの数々にまずは軽くヤられっぱなし。

それで、自分が「と、と・・・、トンファー!」と言った後、彼女に
「って言っても何のことかわかんないよね?」と聞いてみたところ、
「知ってますよ。常識!」という、もうどうしていいのかわからないような答えが。

マンガでその存在を知ったということだったので、そっちの話に移行。
で、トンファーが出てきたマンガというのが「ハヤテのごとく!」というあたりでもしやと思い、
さくっと誘導尋問を行ってみたところ、出てくる出てくる素敵なキーワードの数々。
いちばん好きなのは「るろうに剣心」ということですが、まあなんていうか、
現役中学生にして「剣心」というあたりも含めて総合的に判断したところ、
5〜6年後には、素敵な腐女子に成長していることでしょう。ガチで。

まあ自分もこの歳ですので、リアル腐女子の知り合いはみんな素晴らしく筋金入りというか、
はるか昔にポイント・オブ・ノー・リターンを突破された立派な方たちばかりでありまして。
でも、彼女はきっと戻ろうと思えば戻れる、今なら間に合うと一瞬逡巡したのですが、
僕には笑顔で熱っぽく「剣心」の(主にキャラ方面の)魅力を語る、
今のその彼女の幸せを止める権利はありません。
幸あれ。

ちなみにめかぶは「好きじゃない」そうです。
あと、「剣心のDVD-BOXが出るね」と振ったところ、高くて買えないことを本気で嘆いていました。
もしかしたら、この歳にしてもう戻れないところにいるのかもしれないね。
おじさん、知ったこっちゃないけどね。


■08/26

一時帰宅。
猫に餌やって礼服持って明日また兵庫に戻ります。
というあたりで察してくださいな。またしばらく空きます。

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関西ではmihimaru GTの「ツヨクツヨク」がパチンコ屋のCMに。
パチンコ屋が強いのか、mihimaruが弱いのか。
つうかそろそろ首都圏にもパチンコ屋のCMが登場するんだろうな。
相対的にはそれくらいの経済規模になってるはずだし。
金貸しとパチンコ機メーカーとパチンコ屋に席巻される日。
それはなんかちょっと。でも今の時点でもテレビ報道がああなっちゃう理由がわかるな。

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ロコロコのうた。
「問い合わせ殺到」だそうです。どこにでしょうか。
ここまでハナから織り込み済みの展開なのはわかりますが、
煽り文句ぐらいは入稿したまま放置せず、実勢に合わせよう。


■08/23

「草野キッド」のエンディングの浅井健一を目の当たりにするたび
何でもタイアップすればいいってもんじゃないということを思い知る。
ものすごい違和感なんだ。

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競泳水着の長澤まさみ。
これだけでテンションや血圧の上がる奴が結構いるはずだ。
僕は2割増し。

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米のタワレコ倒産。日本のは完全に分社化して伊藤忠傘下なので関係ないけど。
でも、配信とかに客取られたっていうのは原因の One Of Themに過ぎないと思うよ。

自分が1993年にアメリカに1か月ほど滞在していたときの段階で、
タワーは相当に酷かったので、さもありなんというところです。
あれ。渋谷の「旧」タワレコ。ハンズの近くにある服屋のビルに入っていた頃の、
あの雑然とした雰囲気を思い出せる方であればわかるかと。
安値で輸入盤が手に入る、というバリューがなければあまり嬉しくない状況。
もちろん当時はそのバリューだけで俺たち大喜びだったわけですが。
あれを米国本土で延々今までやっていたんだとしたら、そりゃお客さんいなくなるわな。

でさ、考えてみたら90年代後半に日本に入ってきたSam Goodyっていつの間にか完全撤退してるね。
仙台、郡山、宇都宮、有明、清瀬、横須賀、四日市、難波、宇部、高松、高知、沖縄。
かなりのスピードで一気に出店したはず。
あそこは確か直営じゃなくてフランチャイズ展開中心にやってたはずなので、
そこらへん本社とフランチャイジーの間でなんかうまくいかなかったんだろうな。
というか、小規模店舗中心だったため、そもそもその時点で新星堂とか山野楽器との
差別化すらできず、そうなったら勝てるものも勝てないわけで。

で、Sam Goodyも酷かった。タワーとはまた違ったベクトルの雑然さ。
多分、万引き防止用の透明プラケースが異常にゴツくて、平積みしても
棚に並べてもものすごいデコボコしていたせいだと思います。
「何となく掘ってみる」という作業をする気が全く起こらない。
店内眺めてて楽しくないレコ屋は致命的ですから。

結局Sam Goodyの親会社Musiclandも今年になって破産してるし、アメリカって
ウォルマートとかでがっつり売ってる売れ線需要と、データ配信やネット通販の
所謂「ロングテール」需要にぱっつり分かれた感がありますね。

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つうことで、家庭の事情で明日から会社休んで姫路に行ってきます。
ちょっと先が見えないの。しばらくお待ちください。
アディオス・アミーゴ。


■08/21

RSRから帰ってきました。
テント必須の意味がようやくわかった。泊まる気なくても絶対必要だったあれは。
フジのテントとはまったく位置付けが違うんだね。
というわけで、1日目は雨降って死にかけました。
でも、2日目は何とか天気が持ちこたえたので最強。すげえ気持ちいい。
ただ、明らかに体力が削られていたので、予定を変更して、最後まで生き残るために
できるだけ本拠地のサンステージから動かない形で予定完全に組み直し。
で、こんなもん。


▼三人の侍
以前やっていたはずの外国語排斥ルールがなかったので少し悲しかった。

小谷美沙子Trio
まさか彼女に対して「かっこいい」という言葉を使うとは思っていなかったよ。

▼Ink
ああいう役割分担なのね。川辺がベース押さえて、卓球は飛び道具専任。
単純に楽しい。

▼ZAZEN BOYS
ごめん、今まで半分がた無視してたけど考えを改める。東京で単独でライブやる時にまた行く。
なんか、彼らを「好き」って言う人は、女子高生が椎名林檎を「好き」って言うときの、
その「自尊心」とか「差別化感覚」込みの気持ちと似た記号的なところがあるのだろう、
という認識があって。でも生で見てヤられた。いやすごい何あれ。もうね。好き。

▼スカパラ
この頃にはけっこう雨でボロボロで帰ろうかとも思いましたが、ZAZENに椎名林檎が
ゲストで出たときに「絶対スカパラにヒロトが出る」と確信して居残り。ナイス判断。

▼MONGOL800
顔初めてちゃんと見た。
結局「あなたに」と「小さな恋の歌」が一番盛り上がるのが今の彼らの限界か。頑張れ。

▼ケツメイシ
なぜかおっさんはステージで若い者に説教をしたがりますが、例に漏れず。

▼米米クラブ
全然いけるじゃん。引っ掛けもハッタリも。石井竜也はソロなんかやめてしまえ。
こういうフィルターを通してじゃないと、あんたのプライドとかナルチシズムは輝かないよ。

▼大江慎也
まあ、バックもほぼルースターズだったわけで、実際ルースターズの曲も何曲かやったんですが、
2004年のルースターズ名義の時よりずっとよくなってる。こなれたと言うよりは攻撃的になってるというか。
このおっさん、ここに来て現役感覚バリバリになってきやがった。

▼吉井和哉
イエモンの曲が聴けた。
あと、最後に「サンキューひたちなか!」って言ったことはこれ以上突っ込まないでおく。

▼ザ・クロマニヨンズ
要するにこの2人は、ひとつのバンドがしがらみやいろんな事情で面倒になった時点で
1回リセットしてとりあえずまた単純な音楽から始める、ということでよいのだろうか。
このバンド名もそういう意図なんじゃないか、と。とりあえずヒロトはチンポを出した。

▼EGO-WRAPPIN
この人たちはこんなにアゲるライブをする人たちだったのか。感動した。

▼ULTRA BRAiN
ある意味一番衝撃的なものを見てしまった。
ステージに立ったのは難波1人。
そしてiBookでダラダラとレコーディング音源や出来の悪いオリジナル打ち込み音を垂れ流すばかり。
ときどき生でギターやベース音を上にかぶせてたけど、概ね後ろを向いて。観客の方を向かないの。
もうみんなドン引き。ステージに演者がいるうちにあそこまですごい勢いで人が去っていくのを初めて見た。
何があったんだと思って、逆に俺、ステージに向かったんだけど、ストレイテナー待ちの人間除いたら
たぶんもう100人もいなくて。ていうかステージに向かうとき、ULTRABRAiN柄のTシャツ着た
数人ともすれ違ったことが、もうこの日の何たるかをすべて物語っていたような気がした。
スクリーンで、現在は公式でも提供されているこの映像が流れたので、まあ、そういうことなんだと。
彼がJulian Copeみたいな場所に行ってしまっていないかが気になる。

▼帰ってきたSPECIAL SESSION
ターンテーブルであんなノイズ音を出すのにはどうすればいいんだろうか。
あと、2曲で去っていった安藤裕子が、実はステージ向かって右の柵の向こうで
しばらく見物していたのに気付いたのは俺とあと数人だけだ。ちっちゃかった。


あとは、飯が安くて旨いのにびっくりした。グッズや食い物以外の店も充実してるし、
アクセスのしやすさとかまでトータルで考えたら、これフジ以上じゃないかと。
早割を押さえればフジ3日間行くのとお金的にもさして変わらないし、もしかしたらこっちかもしれんねえ。

あと北海道のテレビ、パチンコ屋のCMの多さが異常。


■08/17

RSRで何を見ようか考える会。

小谷美紗子Trio
Ink
グループ魂
ROVO

真心ブラザーズ
米米クラブ
ザ・クロマニヨンズ
RYUKYUDISKO
帰ってきたSPECIAL SESSION

しかし日付が変わってまだ荷物詰め一切行われておらず。
明日の7時には出るのだ。東京復帰は月曜の予定。

慌てるとロクなことがないんだ。
昔、慌てて旅行の準備して、旅先で聴く用のCDを適当にかき集めて、
出発してから見たらエロDVDが混じっていたときには自分に絶望した。


■08/16

ギター&ヴォーカル, コンロ&コーラス, オーブンレンジの3ピースバンド。(YouTube)
かっこよすぎる。しびれた。
バスドラっぽい音を出すこの方法は革命だ。
全員半尻なところも素晴らしい。

調べてみたらこの映像、2005年から流通しているもののようで。
ノルウェー人で、こういうことをもう15年近くやってるらしい。
CDも出てるみたい。やべえ、ほしい。
あと、アー写がまったくもって無駄にかっこいい。


■08/15

佐藤浩市さんへ。
僕は30代ですが、気になるのは生え際どころではありません。
どうしたらいいですか。もう間に合いませんか。そうですか。

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小山田圭吾がサウンド担当だというので「COLORIS」を買ってみた。
音楽というよりもこれ単なる効果音だな。ゲームも色弱のおいちゃんには大層キツい色合わせ系のパズル。
でも、長いこと流通する類のソフトではないので、小山田マニアはいっとけ。

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HMVで買ったときに袋の中に入っていたフェス絡みのPR冊子。
捨てる前にパラパラとめくってみたところ、UDOフェスの見開きページの
「当日予想図」が何かものすごいことになっていたのでスキャンしてみました。
これが現実だったら明らかに収容人員大幅オーバーな素敵っぷり。
現実って悲しいよね。


■08/13

「消えたバンド」の方、しばらく毎週の更新はストップしてメンテナンスします。
長い間放置している部分が多すぎて、間違ってたり新しくベスト盤が出たり再結成したり、みたいなところを、
これまでもぼちぼちはやってきてはいたんですが、あちこちダメな感じなので一気に追加修正、という感じで。
今のところ「B」の途中まで進んでます。業務連絡以上。

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福田沙紀の9月に出るアルバムのタイトルがすごいことになっていた。
合コン後にギラギラしながらお願いする男子のようなタイトルだね。

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玉袋筋太郎は、いつから「たまちゃん」呼ばわりされるようになったんだ。
この間見たら紹介のテロップまで「たまちゃん」になっていた。
K-1絡みで露出が多くなってきてからなのは間違いないはずなのだが。
ていうか、テレビ放映に不適当な芸名を持つテレビタレントってすごい。かっこいい。
2ちゃんのこの名作ネタを思い出した。

>>小学校の頃、お父さんが飲酒運転で事故を起こし人を殺めたた女の子がいて、
>>あだなが「人殺し」(そのまんま)。
>>これを重く見た担任が学級会を開き、別のニックネームを選定すべくクラスで会議。
>>その結果、「ころちゃん」に落ちついた。今考えるに、問題の解決にはなっていないと思う。


あと、ルパン三世ネタの「ルパン・ザ・ファイヤー」でちょっと売れているSEAMOが、去年までの
芸名は「シーモネーター」だったことということも、今の状況を考えるとなかなかに感慨深い。
ただ、この曲のPVは、「カリ城原理主義者」で有名なさあやが見たら、絶対に涙を流して激怒する。
元皇族の逆鱗に触れるビデオ。これもなかなかに感慨深い。


■08/11

「ふがいないや」というタイトルを導き出せる言語感覚にとても憧れる。


「めぞん一刻」の響子さんを伊東美咲にやらせることへの異論が各所で噴出していますが。
原理主義論者の方々の主な意見は「あんな細い女に肉感的な彼女の役をやらせてはダメだ!」
というものと認識しておりますが。
ここでだ。もし伊東美咲がだ、スタローンばりの役作りでもって
10kgほどウェイトを増やした状態で現場に入ったとしたらどうだ。
ちょうどいい頃合にムチムチな状態で。
・・・ほら、圧倒的にアリだ。
かなり興味あるね。うん。まあ、ありえないけどね。うん。

で、五代はオーディション?
めんどくせえなあ。こういうときのための山田孝之じゃないのかよ。
山田孝之と伊藤淳史は「汎用性の高さ」故の露出度の高さだろうに。
ていうか、マジで合ってると思うんだけど。
四谷さんは皆様仰っているように、鳥肌実で異論はありません。


で、1986年には実写映画化されているのですが。

音無響子:石原真理子
五代裕作:石黒賢
四谷:伊武雅刀
六本木朱美:宮崎美子
一の瀬花枝:藤田弓子
七尾こずえ:河合美智子
茶々丸マスター:深見博

もう20年前なので、イメージしにくいですが、それでもちょっと石原真理子は違うような。
しかし伊武雅刀だけは今でも完璧にアリだな。


■08/09

ダルい。夏バテとも違う。
さっきまで横になってたけど、もう寝る。


「日本以外全部沈没」の予告編
何この常軌を逸した安っぽさ。そしてそれにまるでそぐわないキャスト陣。
素晴らしすぎる。


これを見てふと考えた。
松井秀喜と噂になったのは彼女と戸田菜穂。
どうだろう、このサンプル数2だけで明らかにわかる彼の好みのタイプ。
一昔前なら紺野美沙子。二昔前なら壇ふみ。
というわけで、次に噂になるなら沢尻エリカに1000点。


■08/07

Perfumeのアルバムは、徹頭徹尾テクノ魂に溢れるナイスアルバムなわけですが、
ようやく聴いた玉置成実の3枚目のアルバムもすごかった。

デビュー以来の玉置成実のシングル曲は概ねこんな感じなのですが。

1)キラキラしたイントロ
2)いきなり入ってくるギターギュイーン
3)間髪いれずに四つ打ちドンッドンッドンッドンッ
4)やや手抜き気味のAメロ
5)あからさまに「つなぎ」のブリッジ
6)それまでのメロとまったく辻褄が合ってないけどやたらキャッチーなサビがドーン
 ※4)〜6)繰り返し
7)ハードロック的ギターソロドゥクドゥクドゥクドゥクギャーン
8)一旦溜めて溜めてブレイクでドカーン。ばんざーい。
9)あとはクドいくらいサビをリフレイン。

今回のアルバムはほぼ全編、これが小1時間延々続くのです。
バラードとかぬるいR&B調とかのアルバム埋め草ソングを徹底排除。
ものすごいカロリー。もう知能の介在する隙が無い、素晴らしい出来。

まあ、J-POPのアルバムでは「バラエティに富んだアルバム」に名作なし、と申しまして。
CDTVとかのアルバム紹介では皆さん嫌になるくらいその台詞を言ってくれますが、
そう言ったアルバムがこれまでよかった試しがほとんどありません。
病的に分裂していることこそが唯一の正義だった「服部」以降のユニコーンか、
どんなトラックでも自作詞の破壊力ですべてを従えてしまった中期森高か。
「バラエティ豊か」で、かつアルバムトータルで本気ですげえと思ったJ-POPってそれくらい。


あさっては桃井はるこのアルバム発売です。だからこれも名盤の予感。
アルバムのキャッチが素敵です。


■08/06

松下はともかく、パロマがそのペースでお詫びCMするのは企業体力的に
非常にヤバいような気がするのですが。大丈夫なんでしょうか。


山ぴーの新ユニットの曲はあからさまに「ファンタスティポ」「青春アミーゴ」の
おいしいところ取りをしようという意図が見え見えでちょっと萎えるね。


かわいく見えるときとそうでないときの差が著しいことで有名な相武沙希ですが、
とりあえず、今やってるミスタードーナツのシリーズの彼女は最強。


RSR、もしかしたら帰ってきたSPECIAL SESSIONがいちばん楽しみかもしれない。
このメンツで期待しないほうが。とりあえず初の生安藤裕子詣でも兼ねて。


■08/04

Perfume / Perfume -Complete Best- (Album)

インディーズ時代の3曲が新録になってるとかもなく、完全な新曲1曲だけ。でも迷わず買った。
新宿のタワーにすごい勢いで平積みになってるのを見て、本当に感動した。

ここまで来れたのは、アミューズに囲ってもらえたことが一番大きかったってのは間違いないけど、
それでも、プロダクションのセンスとブレのないコンセプトと本人たちの強いプロ意識がなければ、
ローティーン・ローカルアイドルという、恐らく業界の一番瑣末に近い位置からスタートして、
ここまでは来れなかったんちゃうかと。
CD出すグラビアアイドルは見習え。

3年前のインディーズデビューからCD買ってるだけでこんなに感慨深い気持ちになるんだ。
広島時代から彼女たちを支えてた人たちの気持ちって一体どんなもんなんだろうか。
ちょっとうらやましい。

あと、今年の中田ヤスタカは働きすぎだ。


■08/03

今回の結果を見ていると、オスカー伝統の「グランプリがお味噌」法則が発動しそうな気がする。
なんかすごいする。


新・ガチンコファイトクラブは見ていなかったのですが、相当すごかったようですね。
とりあえずTBS的には既定路線ということで、あとは大晦日へ向かって大疾走。
かつ今回の騒ぎで「ネタとして興味をそそられた」人間も多数いるはずですし、ネガティブな
意見も含めて「現象」にできましたから、大晦日に向けての算段はむしろより一層完璧に。

WBCの方のチャンピオンはもう喜び勇んで「統一戦やろうぜ」と言っているようですが、
TBSはそんなことしないと思います。強いにしろ弱いにしろ極端なマッチメイクは厳禁。
ここまで持ってきたんで、もう正直勝ち負けはどうでもいいはず。
長男がどうなろうとあと2人いるし。圧倒的な敗戦も、圧倒的な勝利も、内部はきっと誰も望んでないよ。
大晦日に求められるのは、「両者とも最終ラウンド、放映時間いっぱいまで立っていること」だけですから。


■08/01

まあそんな擁護側もアンチ側も本気になるなよ。TBSだぜ。
「新・ガチンコファイトクラブ」と思えば、熱くならずに楽しく見られるじゃないか。


伊藤つかさの場合、生身というよりも、当時の「金八」でのキャラ込みの
あの佇まい含めての存在こそが奇跡だったのであり、その後はあまり興味なし。
大人になって、あのオーラというか空気がなくなったらもう用済みなのです。
だから、ヌードになったときも別にどうとも思わなかったんだよ。
でも、たとえば菊池桃子なら、今ヌードになったらすごい勢いで写真集買いに行くぞ。
閲覧用と保存用で2冊買うぞ。
ここらへんが微妙な俺の中の差別化。微妙だが重要なんだ。俺の中では。
でも、この想いをきっとわかってくれる人がこの世のどこかにいる。信じてる。

ぜんぜん関係ないけど、河田純子は何してんの。
秋田に戻ってOLしてたはずじゃねえか。去年からグループ活動してたのか。
秋田で暮らせなくなったのか。何かあったのか。

彼女の「白い色は恋人の色」のカバーが好きなんです。


■07/31

趣味は「マンガ収集」、好きなタレントが黒木瞳、山本梓、中川翔子。
これらのプロフィールや過去のコンビ芸時代のキャラ等から総合的に脳内検証した結果。
この現実社会で今もっともデトロイト・メタル・シティに近い存在は、
SEX MACHINEGUNSのANCHANGの曲でCDデビューした桜塚やっくん。


例のUDOですけど、前列でビニールシート敷いたりしている人に注意しなかったのは単純な話、
「こんなに空いてるんだからいいじゃん」という反論にグウの音も出なかっただけだと思うよ。

あと、これは皆さん、映る環境を持っている人はDVDで永久保存だ。
自分はケーブルとか加入してないので観られないのが非常に残念ですが、きっとこれ、
普通のライブ映像じゃありえないアングルが合計10時間続くことになります。
ある意味、孫の代まで語り継げる奇跡が観られそうなのでかなり悔しい。


■07/30

いろいろあって「バンド」の方はお休みです。いや最近本当にね。


TBSの世界バレーは、妙なショーアップをしようと考えている時点でなかなか惨めなのですが、
よりによって公式キャラクターが「WaT×ハロー!プロジェクト」。涙が出てきそうだ。


FUJIにも出ていたThe Riflesのアルバムを試聴してみた。
悪くはないが実に正直なギターサウンド。最近はとんと買わなくなった音だなあと思い、
数曲飛ばし飛ばし聴いて終了しようとしたんですが、何となく気になる。
なんかどこかが妙に引っかかる。
アルバムの横に置いてあったシングル"She's Got Standards"のカップリングが
The Cureの"Inbetween Days"のカバーなのを見て何となく納得。
結局買って帰っちゃって、ブックレット見たらプロデュースがIan Broudie。
著しく納得。


■07/28

「ロッキンオン界隈で適当に愛でられて終了」の一例=エレキブラン


7月クールのドラマ相関図における、「ジャニ系は物体に置き換え」のベストは、
長瀬でも亀梨くんでもなく、「花嫁は厄年ッ!」に出演中のNEWSの小山慶一郎


■07/27

マイクロソフトの音楽配信サービス ZUNEのサイト
本質とは何ら関係のないところで無闇に素敵だ。(音出ます)


凛として時雨 / Feeling your UFO (Mini Album)

久しぶりに日本のインディーズ強化キャンペーンを俺内絶賛開催中だったのですが。

何このキレキレのテンション。びっくりした。何食ったらこんな音出せるんだろうか。
去年のアルバムはスルーしていたのですよ。バンド名だけで、侘び寂び感溢れるアコースティック
サウンドだろうな、とか勝手に思い込んで。トルネード竜巻以来の壮絶な裏切られっぷり。

ただこういうテンションでやるバンドなら他にいるかもしれないんだけど、歌詞世界がまた微妙に変。
音そのものは全く違うけど、ギターウルフの曲に時折ある、変なSFがかった
ネタなのかマジなのかよくわからない歌詞のあの世界観に何となく近い気がする。
本人たちは「1回転してこれがかっこいい」的な感覚なのかもしれませんが、
そうだとしても、俺まだ多分1/2回転くらいしかできていません。
でも「セルジオ越後」は何回転しても絶対にかっこよくないので、やっぱり意図不明。

あとはロッキンオン界隈で適当に愛でられて終了にならないように祈るばかりだ。


■07/26

昨日会社の帰り、道端で何かゴソゴソしてると思ったら、かなりでかいカブトムシだった。
そういえば1週間ほど前には目の前をタヌキが横切りました。
新宿駅から電車で30分と少し。こんにちは。東京都民です。


mixiミュージックという機能。
「異性とお近づきになって隙あらば、と画策するにあたっての最初のきっかけとして、
モロな出会い系のようなギラギラした欲望をむき出しにせず体裁を保つための
理由付けに利用可能」な点においてかなり有能、と判断しているわけですが、
Last.fmは、もう完全にそれ一本に絞り込んだいさぎよい仕組み。
トップページに毎週候補をピックアップするわけですから。なんかすごい。
基本構造は他のSNSと似ているようで、そういう意味でオルタナティブ。

とりあえずJulian Copeと森高千里と猛毒をかけて撒き餌にしてみました。
もしこれで異性がピックアップされても絶対に友達になりたくない。

…というネタで落とそうと思ったのですが、なかなかつながらねえ。馬鹿野郎。

でも、この「かけている曲をガンガン公表する」っていうの、言ってみればあれですよね。
中学生の時に作って好きな子にあげた「俺ベストテン」カセット。それのリアルタイム版みたいな。
ものすごく当時を思い出した。倒れそうだ。


■07/23

親族のいろいろで兵庫の田舎に行っておりました。
今週の定期更新分、パスです。


新メディアのリビドー大決戦、スタートです。

HD DVD(エロ) VS Blu-Ray(アニメ)

絶妙な争いですね。
ていうか他のジャンルのソフトはまだほとんど発売日とか決まってないだろ。
早すぎだ。


■07/20

COUNTDOWN JAPAN 06/07
夏も冬も商圏から車でほどよい距離、遠すぎたら駄目。
でもそれ以外の、場としての快適性とかのロケーションはあんまり気にしない。
そこそこの値段で、でも仕入先とのコネクションを最大限に活用して品揃えを充実させまくり、
1号店がうまくいったので地方にも出店するし、正月もぶち抜きで営業します。

フェス界のイオン・グループですね、ロッキン・オン。
確かに他にカブるイベントもあまりないので、気持ちはわかるし、
収益とか考えてもかなりアリなんだろうな、とは思うんだけど、
でも自分は、お正月くらいは実家に帰ってお餅を食べようと思った。

この夏は何か勢いでライジング・サンに行く予定。


■07/19

実際にタレントだったのか素人だったのかは別にして。
弱小事務所所属にして腹を括った未成年女子タレントは、巨大勢力に
歯向かう為の「貧者の核兵器」になりえるのか、という考察。
ちょっとネタを繰ってみましたが、どう考えてもまるで洒落に
ならんところにしか落としどころがないのでやっぱり自粛。


でも、「ブスかわ」についてひとつ感想を述べるとするならば、レポーター役に若手女子アナを
あてていたのは、ちょっと酷すぎるというか、制作側の黒い意図が見えたような気がしたよ。


■07/17

ソニーが女性ヴォーカルものに必死になるのには理由があるんです。
野郎バンドではORANGE RANGEやポルノ、アジカン。野郎ヴォーカルものでは平井堅やCHEMISTRY。
それなりに一線級が現役でやってくれているわけですが、山口百恵・南沙織以来脈々と続き、
元々はソニーの強みだったはずの女性ものが、今はとにかく弱いのです。

松田聖子・南野陽子・渡辺美里・レベッカ・プリプリ・ジュディマリ・ドリカム・PUFFY・鈴木あみ。

会社の屋台骨を背負って立てるレベルの売り上げを叩き出す人たちが尽きることなく続いていたのですが。
この人たちが、旬を越えたり出て行ったり解散したり。
そして鈴木あみ以降、一発でもドカンと大ヒットした女性ものって、
売れた次の曲で何故か4人で踊り出してしまい大失敗したZONEと、
最初は威勢がよかったけど、意外にその次が続かなかった元ちとせと、
近年では史上最大のハイプにして一発ネタとして名高いI WiSHくらい。

で、2006年現在、バンド時代の勢いにはまるで届かないYUKIが辛うじて頭を張っていて、
その次は誰かと考えてみたら、玉置成実だったという恐ろしい事態。

でも仕方ない。
長年にわたって「煮え切らないクイーン」の座を譲らないクリスタル・ケイを筆頭に、
出てくる出てくる、投下した資本に見合わない結果しか出せていない不良債権寸前の人たち。

伊藤由奈
YUI
Sowelu
加藤ミリヤ
YeLLOW Generation
Rie fu
北出菜奈
SOULHEAD
Mai Hoshimura
ユンナ
RYTHEM
little by little
wyolica

改めて並べるとすごい。
これでもゴールデンやアニメでタイアップもらったり、
それなりに一時は名前が出たりしてる人たちだけだぞ。
楽曲が悪いわけでもなく、プロモーションがことさらいい加減だったわけでもない。
これは多分、鈴木あみとSAYAKAの生霊の呪いだから、お祓いに行ったほうがいいと思う。


■07/16

KAT-TUN、新曲「SIGNAL」の着うたフル配信、7/26スタートだそうで。
つうか、「Real Face」もやっていたんだね。事実誤認すまんです。


24時間テレビマラソン、アンガールズってそれはちょっと。
単に虚弱な奴が頑張ってやってみるってだけじゃないか。

キモかわいい 
エロかっこいい 
ダサかっこいい 
ブスかわ 
ゴスかわ 
ゴツかわ 

日本語って便利だね。
そして26時間テレビの「ブスかわ」は少しテレビで鑑賞いたしましたが、
予想以上だったため、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。


■07/14

セガのこれはきっとソニーのこれにこっそり喧嘩を売ったんだと思うな。
つうか何このソニーの店の夏期休暇。ただでさえ土日休みなのに。


まあ、ソニーはクタッキーのPS3関連のあれやこれやが面白すぎて目が離せなかったり、
人種差別と決め付けるのはちょっとアレだが、企業としては脇の甘すぎる広告とか、
ヨーロッパではソニーBMGがこんなことになっちゃったりして、まあいろいろと大変なわけですが、
でも、今年に入ってからのソニー関連レーベルは地味にすごい。

とりあえず今週のオリコンアルバムチャートにチャットモンチーがベストテン入り。
この春デビューさせた3組を3組とも実にうまく転がしております。

Nirgilis(DefSTAR)・・・アニメ(サブカル系)
いきものがかり(EPIC)・・・地方CMとFM
チャットモンチー(Ki/oon)・・・音楽専門誌への出稿とタイアップ記事

それぞれにマッチしてかつ絶妙にカブらない媒体で押し出し、結果ほぼ全勝。
難点はNirgilisのアルバムの動きが多少悪かったくらいか。
多分いきものがかりのアルバムはもっと上に行くことでしょう。
この3組の売り方は、本当に惚れ惚れするくらい見事でした。

残る問題は、それ以上に一生懸命お金をかけた伊藤由奈とYUIあたりが、
微妙にモノになりきらないことだけだね。


■07/13

甲斐智枝美の訃報を聞いて、本田美奈子の時もそうだったけど、
さして好きでもなかったのに何だか虚脱感を感じる。
何なんだろうこれはって考えたんだけど。

同日に訃報があったシド・バレットの方はいまいちピンと来なかった。
多分、「ロックスター」っていうものは、いずれ死ぬものなんだって知っているから。
問題はそれがいつ来るか、ということだけだから。そしてだいたい27歳で死ぬんだ。
むしろシド・バレットは遅すぎたのかもしれない、とすら思う。

でも、アイドルの場合、「死ぬ」なんて前提にしていないから。
それもまだ80年代後半以降の、「隣のお姉ちゃん」的な売り方が
一般的になる前のアイドルだったらなおさらそうだろう。
「うんこしない」とまでは思わないけど、少なくともそれをイメージするのは大変だ。

それがいきなり「死」という、うんこなんて比じゃないリアリティを突きつけられる。
あからさまに想定外ですよ、それは。実際の本人は歳食っていようが、
子供がいようが、自分の中では当時のまんまなわけですし。
多分今の気持ちの根っこは、そういうことなんだろうって考えた。
岡田有希子のときの、あの得体の知れないショッキングな感覚も多分それだろう。

もっと歳食うともっとこういうことが増えていくんだろうなあ。
嫌だね、歳取るのは。


■07/11

みんな目をつぶれ。つぶったな。先生怒らないから。
梨花をCDデビューさせた奴、正直に手を上げろ。



ま た エ イ ベ ッ ク ス か 。




■07/10

OLIVIAがベストテン入りか。
シングルでは、彼女の人生史上D&D時代も含めて初めてですよ、ベストテン入り。
3年前のグシャグシャのゴシックノイズまみれのミニアルバムを出した時には
もう絶対シャバには戻ってこないんだろうなあ、と思っていたのですが。
ご飯か。ご飯のためか。


KAT-TUNのDoCoMoのCM見てて気が付いた。これ、音楽携帯のCMじゃないか。
どう考えてもターゲットと効果、両方ともズレまくってないか、これは。

DoCoMo担当:ここでキャンペーンとしてKAT-TUNの曲を無料配信など…。
ジャニ担当:いえ、うちは元より一切やってませんので。予定もありませんので。
DoCoMo担当:…。KAT-TUNのファンの子達は他にはどんな音楽を…。
ジャニ担当:関ジャニくらいじゃないですか。
DoCoMo担当:…。

DoCoMoの担当がすごい勢いでしおしおになっていそうな気がするよ。
それでも断れないから。こんな酷い仕打ちを受けても。
というか、こういうあからさまに「違う」ところにすら、
たやすくねじ込んでしまうジャニーズの力の偉大さよ。


■07/09

休日の南武線、カントリー風ファッションの華奢でかわいい感じの女の子が、
松本零士の「男おいどん」を熟読していた。惚れた。


以前ネタにしたゴールデン小雪とは別ベクトルでものすごい名前のグラビアアイドル
芸名なら事務所の社長が恐いもの知らず。本名なら実の親が恐いもの知らず。

で、久々にゴールデン小雪の公式サイトに行ってみると、彼女、去年CDデビューしてた。
そのデビュー曲のタイトルは「ゴールデン小雪のテーマ」。
もう何ていうか、いろんな気持ちを通り越してむしろ今は爽やかです。


■07/08

多人数の女性といえば煩悩ガールズですが、あれはグループとして認めない。
ただ群れていただけだ。女の群れだ。


AAAの無料武道館ライブ、意外にそこそこ入っちゃうような気がするんだよ。
7月からのリリースラッシュもそうだけど、そこにかかるプロモーション、
金はともかく手間のかけ方が尋常じゃないっぽいのですよ。
今のエイベックス、中高生向けコンテンツが他にほとんどないですから、
そこそこ必死にならざるを得ないという台所事情もあり。

3枚のシングル怒涛のリリース、そりゃもう狂ったようなテレビ露出が予想されます。
何せ夏休みの中高生相手ですから。すごい勢いで麦茶飲んでテレビ見ますから。
高校生クイズは去年はLeadだったのを、VisionFactoryから枠をかっぱらってきたわけですし。
まあ今のVisionFactoryは簡単に持ってかれちゃう立場となってしまってちょっと切ないですが。
言うても武道館そのものがプロモーションなわけですが。
そしてその後に恐らくアルバム。「ヒット曲多数収録!」のおまじないがまだ効く世代が相手、
両A面までカウントすると9/6に出る奴の段階でシングル7曲収録確定。あらなんてお得。

AAAが出てきたときは、まんま昔ながらのエイベックス戦法に笑ったわけですが、
スケールダウンした上でそれにマッチしたターゲットに絞り込めばまだ有効という、
意外に理に適った手口なのではないか、と思い直す次第でございますよ。

この2か月半、やることやってハマるところにハメれば、mihimaruレベルの
クラスアップは可能。ていうかmihimaruクラスになってもらわないと困る。
mihimaruはせっかく事務所はa印なのに(実際のマネージメントはスターダストに委託)、
ユニヴァーサルに出稼ぎに出してしまったばっかりに。悔やんでも悔やみきれない。
伊藤千晃はhiroko並みなので、彼女をセンターにしよう。そうしよう。

以上より、川崎球場メモリアル流しそうめんは無理かもしれません。
川崎球場メモリアル麻雀に企画変更を要望します、先生。

まあ最大の問題は、30男同士で何交換日記みたいなことをやってるのかということです。


PS
12.ヒトエの佐野はロバート・フリップというよりも、

第三者:よりによってなんでお前がそのバンド名の看板背負ってるんだよ!
本人:気がついたらオリジナルメンバー俺だけだったんだよ!


でおなじみ、ULTRAVOXのビリー・カーリーの方が近いと思います。


■07/05

迷走していると言えば、最近のBONNIE PINKも
一体何がしたいのかさっぱりわからないよ。


宇多田、明日3週目の集計が出ますが、80万枚行くのも難しい状態。
「First Love」は3週目で300万。
「Distance」は400万枚。「Deep River」でも300万枚。
現状、「EXODUS」を辛うじて越えた程度の売り上げです。
店頭のすごいダブつきっぷりからいっても初回出荷は
100万は軽く出してますから、あれどうしたものかと。
配信も始まってるからこれ以上大きく動くことはないし。
どうするんだろ、小売り店。そしてもっと大変なのは東芝。


とりあえず番宣の観月ありさ、だんだんと実母の面影が色濃く。
確か以前にも一度危機に晒され、なんとか脱出したことがあったかと思いましたが、
今のは急にではなく、静かにゆっくりと、しかし確実にきているような気がするんだ。
多分このままではこれで主役は最後だと思います。
10年後、それをネタに笑いを取れる人になっているかどうかが、
彼女が芸能界で一生食っていけるかどうかの分水嶺だ。

しかし、最近のちょい大人向けの女性マンガ誌で始まる「職業もの」は、
総じてハナからドラマ化目当てと断定してよろしいのではないかと。


■07/04

今日のYahooトピックスの「何らかの力に操られてる」っぷりは凄かったな。
ユンソナ婚約は午前中から夕方までトップに出ているのに、韓国のEEZ調査は
それを既成事実化することだけが目的のように、一瞬だけトップに出してすぐ引っ込めました。
どっちのニュースが世にとって重要かくらいはアホでもわかりますから、
こういうことはかえって逆効果だと思うんですけど、どうなんでしょうね。


人気上昇!平均19歳の10人組女性ブラバン

ああ。12.ヒトエを思い出すね。日本屈指の迷走グループ。

強い共通の目的意識でもない限り、多人数の女性グループが全体として継続して
安定するなんて、女性の習性を考えると極めて困難と言わざるを得ません。
よっぽど真ん中にきちんとして人望も厚くてカリスマ性のあるリーダーがいれば別ですが、
つうかそもそもそんな素敵な女子がいれば、ハナっからピンで売れます。
したがって多人数女性グループは、できた瞬間から瓦解の危機に晒され続けるわけです。
例)Li☆S

まあ実のところ男もさして変わりませんが。

12.ヒトエはこれにさらに縁故や何やも加わって、プログレバンド並みのメンバーチェンジの嵐。
いちばん一覧としてわかりやすかったのはこちら
「脱」って付いているのは「正式に脱退告知があった」人だけです。

ほとんど告知もないまま、ヴォーカルが小学生2名に差し変わったときには
クリムゾンを超えたと思いました。
そのときのファンの衝撃は、今もいくつかのブログで拾えますので、
ぜひ検索して読んでみてください。本気で泣けるから。
最大の問題は、ロバート・フリップにあたる人がバンド内にはおらず、
事務所のえらい人だった、ということですね。

それでも今年の春まではライブとかはやってたっていうから、メンバーは偉いと思う。
そしてピストルバルブに幸あれ。
事務所がポンタ秀一さんのところだから、多分多少はマシだと思います。多分。


■07/02

7/1で36歳になりました。
18歳×2倍。そう考えるとなかなか感慨深い。戦慄が走るね。
法律上おじいちゃんになれる歳です。ご飯はさっき食べました。まだ覚えているよ。


ビルボードのアルバムチャート見て笑った。Keaneが4位。何だこりゃ。
ファーストは新譜にして10ドル切るという超低価格攻勢で押していましたが、
こんなところで花開いてしまいましたよ。そうか、ここまで長期的戦略だったんだ。
解散してたらどうするつもりだったんだろう。
まあ複数枚契約でしょうから、死んでもそんなことはさせなかったのかもしれませんが。

とりあえずこれで彼らも晴れてColdplay並みです。
恐らくこれから大々的に全米ツアー。あのステージパフォーマンスで全米を笑いの渦に。
楽しみだなあ。


で、28日の浦安ネタを書いた後に気が付いたことがあるんだ。
小さい種類のネズミがマウス。大きい種類のネズミはラット。そう習ったんだ俺は。
つまり奴らはどう考えてもあからさまにラットじゃないか。今まで騙しやがってこん畜生。

ということを噴飯やるかたなくカミさんに相談したところ、
「フロリダにはあれのずっと大きいのがうようよいるから、浦安のはマウスでいい」そうです。
納得してご飯を食べた。


   

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