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■06/30

ここまでどうでもいいことって他にあんまりないと思う。


上半期のベスト10。備忘用。
この6月発売盤の比率は何だ。でも本当に6月は外れがなかった。すごかった。

安藤裕子 / Mary Andrew
宇多田ヒカル / ULTRA BLUE
小谷美沙子 / Catch
レシーバーズポンポンヘッド / 大都会
Built To Spill / You In Reverse
The Delays / You See Colours
The Divine Comedy / Victory For The Comic Muse
Johnny Boy / Johnny Boy
Keane / Under The Iron Sea
Mystery Jets / Making Dens


■06/28

愛称を間違えた。マーシーは今、檻の中じゃないか。


サンリオ、フランス生まれの白ネコの新キャラクター発売

キティは白ネコじゃないとでも言いたげだな。

>>ポケットから出てくるマシュマロを食べると、元気になったり
>>ハッピーになったりと不思議な出来事が起こる

明らかにヤバい物質です。
今住んでいるのはパリでも、出身はフランスとしか書いてありません。
多分実際に生まれたのはオランダに近い方、ベルギー国境の近くですね。
「ポケット」というのも、恐らく現地のスラングで肛門のことです。
税関を出た後ラップにくるまれて出てくるのです。
同社のキャラクター「ポムポムプリン」が尻穴まできちんと
描写してあるのはこれの布石です。きっとそうです。

サンリオは他にも、猫のキティがペットとして猫を飼うという、
いろいろ置き換えて考えるとマジで洒落にならない設定でも
平気でやらかしていますので、これくらいはやりかねません。
しかしその意味では、ネズミごときに飼われている犬畜生が
メインキャラクターの1人を張っている浦安方面がやはり圧勝。


■06/27

そうか。あの件は確か2月だったか。間違いなくブッキングは完了しているタイミングだ。
だからこんな苦肉の策としか思えない組み合わせになっているのですね。


券が売れず野外コンサート中止 白河で来月開催予定

1100枚って。四日市文化会館も埋まらないじゃないか。
コケた理由をどうこう言うのは後出しっぽいですが、やっぱ主催が商工会議所というのが一番の理由だろうな。
a-nation立ち上げ期の「サービス産業の真骨頂」みたいなプロモーションをガシガシとできるはずもなく。
やっぱそこらへんエイベックスはすごい。

んで、開演から終了まで6時間半で7グループ以上。

鈴木雅之&鈴木聖美スペシャルユニット(Featuring桑野信義・佐藤善雄)
DA PUMP/hiro/JAYWALK/D-51/Skoop On Somebody/アンダーグラフ 他

恐らく、整地したものの入り手のいない工業団地に2ステージ構成の予定だったのでしょうが、
場所代はきっとタダか二束三文なので、その点痛みが少なくてよかったね、としか。

でも、年の功的に考えて、大きい方のトリは鈴木雅之&鈴木聖美。その前にJAYWALKあたりか。
となると、トリ前の時点でステージ前にほとんど誰もいないという悲惨な状況を
避けることができたというだけでも、中止してよかったのかもしれません。

ぽつねんと寂しげに佇むマーシーとくわまん。
絵面的にはなかなか素敵なのだが。

でも、これって、参加予定者が自分らの求心力の実態を省みざるを得ない、
という点で、実は相当精神的なダメージでかいよ。


■06/26

本当だ。宗左近氏が亡くなった

ゆんゆんよんよんばかりがクローズアップされる彼ですが、
老若男女、みんなが歌うことが前提のはずの市民唱歌に「少女の乳首」という
ダイナミックすぎるフレーズを織り込んだことでも一部方面から讃えられていますよ。
俺とか。

他にもこれなんか、キララとウララの「センチメタルボーイ」並みのセンスです。

こういう、「どれを見てもその人だとわかる」作品を常に提示できる人って、
一切ネタ抜きで尊敬する。マジで。



ちょっとこれ読んでカチンと来たので。

たとえば「ロック」という言葉、自分は正直それが何を指すのかわかってないし、
てめえで定義するつもりもないので、あえて揶揄するとき以外使ってないですが、
でも、アイドルのそれっぽい新曲に「ロック大好き!」と反応するファンがいたって
かまわないし、「そんなんロックじゃねえ!」と怒る人もいてかまわない。
自分の中に、他人のその言葉に対しての評価軸を持っていないから何も言えるはずがない。

曲なんつうものは聴く人の捉え方次第でどうとでも響くもので。
技術とか録音とかの絶対的な価値観では何も決められんところが
そもそもポップミュージックの一番素敵なところだと思っています。
絶対的に「よい」ポップミュージックなんて多分誰にも作れないし、
そもそも誰がその絶対的な「よい」を決められるでもなく。
逆に実はたいしたものではないとしても、プロモーション次第で広範な層に「よい」と
思わせることも可能。そういうハッタリも全部ひっくるめてポップミュージック。

だから、敢えてアーティスト本人の人格や曲を自分の評価軸で全否定しようとするなら、
その「評価」を言語化して、理由を第三者にきちんと説明したほうがよいと思っています。
「ムカつく」「最低」と公衆に向けてステートメントするのであれば、
それに対する最低限の説明責任は生じるよな、という気持ち。
この産経抄の場合は、少なくとも「社会の公器」でのステートメントなのだから、
書いた人は、「なぜ耳障りだと思ったか」を言語化して述べる責任があります。
言葉のかかり方が微妙で、それが曲の根本的な問題なのか、
使い方のTPOのみの問題なのかもわからないし。

「所詮オレンジレンジだし」っていう話もあるかもしれないけど、
じゃあ今回のテーマソングがサンボマスターなら何も言わなかったか、
民生だったら言わなかったか、ケツメだったら言わなかったか。
この文脈でこのおっさんが。
もしこの人が「ロック」好きで、サンボだったら何も言わなかったとしたら、
オレンジレンジだから言ったのだとしたら、なお悪い。
それこそこの「耳障り」という物言いは単なる私怨を
大新聞使ってぶちまけてるだけじゃないか。

もちろん、読んで「よくぞ言った!」と思う方は、「公的ステートメント」への
同意・賛同ですから、ぜんぜん何の問題も発生するわけありません。
でも、ファンの人たちは「毎日聴けてうれしい」と思っているかもしれない。
そうでなくても「なんとなく盛り上がっていい」と思っている人もいると思います。
こういうところでこれを書いた人間にはそういう人たちに対しても説明責任がある。

もし理由を説明できないか、個人的な感情論に終始するようなものであったら、
「そう思っていない人たち」からどれだけ罵倒されてもしかたねえ、
肯定的な思いも全部まとめて全国メディアで大否定なんだから。
というか、ぶっちゃけ「公器」が書く文じゃねえよこれ。


ネット回ってて、これ取り上げてるところは概ね好意的なんです。
NHK憎しはよくわかりますが、つうか自分もどっちかと言えばそっちですが、
でもそれとこれとは別だと思うなあ。


■06/25

さっきテレビ見ていたら、ENDLICHERI☆ENDLICHERIの新曲TVCMをやっていたのですが、
最初の一瞬、堂本剛の顔が次長課長の河本にしか見えなかった。
これはどうしたものでしょうか。


日テレ24時間テレビ、今年のマラソン走者はカンニング竹山に1票。
最初に「屁ですよ、屁!」とか大口を叩かせておいて決死の有言実行。
スタジオで、沿道で他の若手連中が涙の応援。
くじけそうになったときに入院中の相方からの手紙。
ものすごくシナリオが書きやすいですよ。

絵面的には去年の続きで橋下弁護士。沿道に子供がずらりと並ぶ。
大穴としては大友康平。今の彼なら何でもする。


■06/22

>>当初「気分上々↑↑」に封入されている原稿等で、6月28日の発売を告知していましたが、
>>諸般の事情により7月12日の発売日へと変更させていただきます。


諸般の事情=
まさか前作がこんなに売れるとは関係者一同ビタイチ思っていなかったので
次リリースまでの間を詰めて設定しちゃったけど、前作をもう少し引っ張れば
それだけまだ売れそうだなあ。という思い。

って昨日のうちに書いていたのだけど、公式サイトが速攻でさらに書き換え、
6/28同時発売予定だったB面集アルバムも年末まで延期決定です。
レコード会社内の位置付けが「気分上々↑↑」1曲でランクアップし、
その結果、完全に戦略を変更という状況でしょう。
これ、マジで今年中にドンと行くかもしれん。

でも現在のところの知名度を象徴していたのがこれ
今はきれいに書き換わってますが、所詮まだこの程度ってことで。

ただ、ページの制作側はこんなんで間違うということは、
AIAi愛衣とかが絡んできたらどうするつもりなのだろうか。

■06/20

今回の電通は確かに無茶だが、そもそもW杯をここまで国民的行事にしたり、
プロサッカーの興行としての人気を下支えし続けてきたのも電通であり。
今だけで切り取るのもどうだ、という気もする。微妙。微妙。
つうか、戦犯見つけて吊るし上げようというこの空気が怖いよ怖いよ。

生放送で言っていたことをウワサ扱いするのは確かにどうかと思うけど、
でも、収入経路の過半数を握っている相手を敵には回せねえわなあ。
俺、天海祐希にしばかれそうなこと言ってるな。


もし日本がブラジルに勝ったら。
宇多田ヒカル:家で前転

何だそれって思っちゃいけない。宇多田がいちばん日本の勝利を信じてるんだよ。
平原の「湘南でスク水でJUPITER」なんか、心底「勝ち目ねえ」と思ってなければこんなこと言えまい。
または、実はそっち系のコスプレが三度の飯より好きという特殊技能の持ち主で、
これを期にカミングアウトしようとしているかどっちかだ。
TOKYO FMの他の人たちが「サイン入りのものプレゼント!」とか「ライブご招待!」とか
概ね当たり障りのないこと言っている中でこれですから。ピエール瀧のそれと同類ですから。
後者の線がかなり強いな。そうなのか。

日本代表の選手ひとりひとりに好きな女性タレントを聞いてきてから、
その人からキスするとかヌードになるとかの公約を取り付ければ、
冗談抜きでスカウターがスーパーサイヤ人並みに跳ね上がると思うのだが、いかがか。
ただ、中澤の場合は好きな女優がハナからn(以下略)


■06/18

サッカー中継の裏でサッカーネタのバラエティーをやっている意味がわからない。


AYUSE KOZUEって何者ですか。今さらポスト宇多田的な売り方っぽいなあ、と。
ただ、去年末の段階で、2006年のトイズは絶対にFREENOTEを押して来ると
思っていたので、何か彼女が割り込んできた感がちょっぴりあるわけですね。

当のFREENOTEは最近は曲も出さずにライブハウスドサ回り中。
7月の下北沢QUEのイベントではAPOGEE、No Regret Lifeとの対バン。
組み合わせが滅茶苦茶でおもしろい。
APOGEEは曲もPVも狂ってて大好きなんだけど絶対売れないと思うな。

今の段階でメジャーにいるグループで、国民的馬鹿売れポテンシャルを秘めてるのって、
毎度押しっぱなしのmihimaru GTの他にはFREENOTEくらいかなあ、と思っているわけですよ。
インディーズの頃はよくいるタイプの女ヴォーカルギターバンドだったのが、
メジャーに来てからは曲を出すたびに鍵盤比重が増加、去年末のシングルでは
「端的にわかりやすくなったクラムボン」的な風情まで漂う始末。
すごい勢いで懐が深くなっております。

で、戦略としてその全く逆を行っているのがNIRGILIS。
CDTVに出ているのを見てものすごく違和感を感じたわけですが、
メジャーではインディーズ時代の気が触れたような引き出しの多さをほぼ封印。
新曲はデビュー曲よりさらに一般訴求度を上げたというか、もう完全にごく普通のJ-POP。

アルバムがどうなっているのか非常に気になります。
元々馬鹿売れするような音楽性のバンドじゃなかったわけですが、
今の形で馬鹿売れしたとして、その後完全に元に戻せるわけもなく、
バンドとして長持ちするやり方だとは思えないのですけど。

まあ、それぞれ非常にトイズらしかったりソニーらしいやり方です。
FREENOTEもNIRGILISも、それぞれメンバーが1名脱退していますので、恐らく双方、
バンド結成当初のビジョンとは違う方向へ行っているのは間違いないんでしょう。
ただ、こういうの見てると、所属するレーベルって本当に大事だと思います。


■06/15

フジテレビのマッチポンプ大作戦、始動!

応募要綱の「他薦の場合は、本人の了承を得てご応募ください。」が染みる。
つまりこれは、境港のこのイベントと同等ということではないのか。
そもそもCXは、この国をどうしたいのだろうか。

電車男&サンボマスターで、男のそっちなブームを盛り上げるべく
頑張ってみたものの、失敗したのでそのリベンジのつもりだろうか。
そこには「例のドラマの主題歌を幸田姉に歌わせたのは、
ヤツもそのリベンジの一部だってことなんだよっ!クソがっ!」
という、局内一部過激派のメッセージも隠されているのだろうか。

ちなみに私はストライクゾーンの広さでは誰にも負けません。
具体的に名前を出すと吊るし上げられそうだからこれ以上は黙っているね。
でも、もしサンボマスターに激しく求愛されたら必死に逃げます。それは言える。

ですのでこのコンテスト、「この娘アリじゃん!全然普通にアリじゃん!」とか
勝手に素で盛り上がっている自分がとてつもなく容易に想像できるので、
そんな私ですが、温かく見守っていただけると幸いです。
LOVE。


■06/14

おとといの話ですが、アーティスト・リスナー・管理団体の他にも、最も重要なファクターの
ひとつである「著作権を業務上、金を出して二次利用する側」という立場もあって。

こっちの立場で考えると、もし管理団体が増えると許諾申請から使用料支払いまでの
流れも各団体で違うことになるわけですから、事務処理量が倍々で増えることになり、
冗談抜きでとてつもなく面倒なことになります。
とすると、むしろJASRACだけの方が「業務としては都合がいい」という考え方もある、
という観点も書こうと思ったんだけど、やっぱ論がブレるし話が瑣末だよなあ。
とか言って、一本の論の中にどうやっても収められなかっただけですわ。


理想の家族はサザエさん
本気かっ。家族全員去勢されなきゃあんな生活できまい。もしくはロボトミー。
さらによく見ると、あんな古ぼけた平屋建てだが、電化製品だけは常に最新の東芝製。
つうか、サザエさん見ながら「こんな家族が理想だなポワワ」とか
リアルで思ってる奴は相当心神的にヤヴァイと思う。

本当はサザエさんよりも、なんか最近こんな沸いたようなランキングばっかり
調査してるオリコンにこそ突っ込むべきなんだってことはわかってるんだよ。

しかし周期的に行っても、そろそろ次の「実写版サザエさん」が現れる頃だな。

1965:江利チエミ
1981-85:星野知子
1992-96:浅野温子

ワンジェネレーション回った。来るな。間違いない。誰だろう。
俺のイメージの中では原千晶が比較的近いのですが、いかんせん主役張るには弱すぎ。
かといって今の連ドラのヒロインクラスの人がやるのはあからさまに変だ。
長谷川京子のサザエさん。それは一種の悪夢ですよ。
だって、「サザエさん」のちょっとした仕草に萌えたり欲情したりする自分に、
後から思い返したときに精神的に耐えられるのか、という話。俺には無理だね。
かといって友近とかにさせるのは「逃げ」だ。それはダメだ。

結論としてはサザエさんだけフルCGで他は人間。
マスオさんはもう段田安則でいいじゃん、面倒くさいから。


■06/12

「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言

平沢進、超かっこいい。
業界の問題点総ざらえのわかりやすいテキストなのでオススメです。

>>昔はカセットでコピーして友達同士でやりとりしていたし、オンエアされた
>>ものをエアチェックしてコピーしていたわけですよね。
>>それがデジタルコンテンツになったところで、何を騒ぐんだということですよ。
>>不思議に思うのは、客を泥棒扱いして、オマエが泥棒ではないという
>>ことを証明するために補償金を払えと、言ってるわけですよね。


もうここらへんは「もっと言ってやれやっほーい」という気持ちでいっぱいですが。
でも、JASRACや出版社の中間搾取的な金絡みの無茶さは置いて、構造の話に限ると、
やっぱこれって「アーティスト側」としての論なんだなあ、とも思うわけです。


このテキストの中でも例として挙げられているYMOのあれ
これは本当にあらゆる立場にとって「悪しき」事例か、と言われるとちょっと口ごもる。

たとえば本人たちにとっては封印したい過去や取るに足らない瑣末なものであっても、
リスナーにとっては聴いてみたい音はあるわけで、そんな作品は実際問題として
主に「出版社やレーベルが権利を勝手に行使して」世に出てくるわけです。
そして、なんだかんだ言いながら買っちゃう人もけっこういるわけですし。

この「謝罪文」の中の最後の一文。

>>過去の音源が再発されることで、
>>新たにぼくたちの音楽に出会う方がいれば、
>>大変うれしいことです。


彼らの本心がどうかはともかく、少なくともこう言わざるを得ない立場でもあるってことで。

先日廃盤になったスピッツの「Recycle Hits」とかも近いのかな。
権利関係者や熱心なファンにとっては「本人達の同意なく世に出されたもの」として
憎むべき存在なのですが、これから聴こうというライトユーザーには実に有用で、
だからこそ200万枚以上売れ、そしてバンドの本人たちも、そのライトユーザーの
気持ちを慮ったからこそ非常に困っていたわけで。

というか海外ものでも、レーベルからレーベルへ、本人の意思とは無関係に権利が叩き売られた末に
廉価盤として発売されたりする80年代ヘタレバンドの再発作品とかは、ほとんどそのパターンですから、
正味の話、自分なんてめちゃめちゃ恩恵受けているわけですよ。


カバー曲にしてもそうです。
律儀な人はきちんと元曲を作ったり歌ったりした本人に声かけしてるようですが、
概ねロクでもないカバーが続々世に出て、それを聴いた俺がゲラゲラ笑えるのは、
日本の場合ならJASRACに金さえ払えばOK、一旦委託された曲であれば本人の意思は
概ね無視、という実にアバウトな仕組みがあるからです。

原盤使用料払いたくなさの完コピは、正味作品としてはどうかと思いますけど、
著作権者本人がきちんと著作権を行使して、たびごとに許諾が必要な世の中だとしたら、
「このカバーは当方のメリットにならないから駄目だ」みたいなことがままありえるわけで。

JASRACに委託しているはずなのに、なかなか許さないところもありますけどね。
マネーの虎のあの人のところとか。
で、そういう「なかなか許さない」スタンスが果たして世の中にプラスになってるかって言ったら、
少なくともこの事例の場合はそうなってないんじゃないかな、という傾向の方が強いわけで。
でも究極の「理想」である完全な「中抜き」での著作物の流通っていうのは、
結果として、かもしれないけど、そういう事例を許すということでもあり。
「カバーなんていらないよ、オリジナルで勝負しろよ」って言われたら答えに窮するんだけど。


確かに金絡み込みで運用はクソだし、このままでいいとは絶対に思わない。
でも、その制度そのものの形には胸を張ってNOと言えない。
状況としては、運用だけ見直して全てを真っ当な形に矯正できるようなもんでもなく、
仕組みごと引っくり返すくらいの勢いでないと問題の根本的な解決は難しい。
もし解決がなされたとして、自分に今以上のメリットがあるかも実はよくわかんない。
その「メリット」っていうのは、多分に聴く側のエゴだっていうことはわかるんだけど。

えーと。俺何も言えないわ。困ったな。
こうやって結論出さずに終わるのはズルいな。相変わらずだな俺。

あと、こういうときにBBSないのはほんま恐縮です。ごめん。


■06/11

The Indigoのカバーアルバムを渋谷のタワーで買ったら
「銀河鉄道999」のカバーが入ったボーナスCDもらったよ。


Keaneのセカンドは、最初メロディに集中して聴いただけだと「やっちまったなあ」と
思ったのですが、 何回か聴いているうちにだんだんしっくり聴けるようになってきた。
ファーストみたいな、卒倒しそうな美メロというのは正直皆無なんですが、
バンドの音として猛烈に練られています。よくできてるわこれ。
きちんとこういうアレンジに合わせた曲を書いてきてるよね、この人たち。


あと、Mystery Jetsも買ったよ。
親子が同じバンドにいる時点で気違い沙汰のこのバンド。
息子はこの時点でセックス・ドラッグ・アンド・ロックンロールな生活は無理。
毎日が保護者同伴。そういう場合、ときどき親の方が狂ってるときもあるが。酒買ってこい。
逆に言うと、純粋に音楽に向かっていることがこの編成だけでわかるっちゅうもんで。

で、この自分勝手なトラッドの消化っぷりとか、華のなさげなヴォーカルとかから、
何となく「21世紀型The Band Of Holy Joy」かなあなどと思ったり、音そのものは全然違うけど、
明らかに紡ぎ出されているバンドマジックのノリが、どっかWonder Stuffっぽいかなあ、と思ったり。


そういえば初期Pavementにいたおっさん、ギャリーだったっけ。どうしているのでしょうか。
あとArrested Developmentの、ステージで座ってるだけのおじいちゃんとか。


■06/09

ちなみに杉山清貴&オメガトライブのレコードデビュー前のバンド名は「きゅうてぃぱんちょす」。


だから! 奴にこんな小遣い稼ぎをこれ以上させたら駄目なんだ!
もはやトトカルチョをやった場合、「もう2度と連載再開しない」の
オッズが一番低くなりそうな昨今、皆さんいかがお過ごしですか。
僕は単行本全巻持っているのでちょっと困ります。


サッカー始まるわけですが。
現在ORANGE RANGEの「チャンピオーネ」は発売4週目で20万枚行っておりません。
露出はすごいので多少は行くかと思ったら前作までの半分以下、
「上海ハニー」にも届かない勢いです。
あとは日本代表頼みです。頑張れニッポン。


これ
いやさ、特定の目的を持った特定の立場の人だけが利用するならアリですが。
Googleと比べる意味がこれっぽっちもわかんねえ。
プロの意見も素人の意見も本当も嘘も等価値に並んで、それを好き勝手に
自分の意志で取捨選択できるのがネットの既存メディアとの最大の違いだぜ。
既存メディア側の「権威」が必死になってるだけのような気がします。


■06/08

あなたもEXILEメンバーになれる!?新ボーカル公募
いろいろと考えますね。
これは一般人でいいのがいればそれで、そうじゃなければCOLORの人じゃないかと思っています。
もともとASAYAN見てた人はわかると思うけど、ネスミスはあんな顔してまったくもって
R&Bとかソウルの体質ではない人なので、けっこうEXILEの世界はキツイと思いますし。
そもそもネスミスにしろCOLORの人にしろ、レーベルもrhythmzoneだし事務所も一緒ですから、
この目的はオーディションでも何でもなく、顔見世興行というかただの販促と考えた方が正解。
ただ、この流れのスムーズさはけっこうすごいと思います。いいプロモーションです。


しかし、こういう凝ったプロモーションを見るにつけ、誰かVAPの伝説の
プロモーションをトレースしてくれないものかといつも思うのです。
84年、VAPが売れること確実だった菊池桃子の権利をGETし、デビューさせた途端インタビューや
ラジオなど露出のたびに「私このバンドの大ファンなんです」とすごい勢いで連呼させ、
認知度がアップしたところに、菊池桃子本体の稼ぎをほどよく販促費に回した結果、
大ヒットしたのが杉山清貴&オメガトライブ。もちろんVAP所属。
あれは当時としては画期的だったのではないかと今でも思います。

当然リアルタイムでその仕組みに気付くほど、おいちゃん頭のいい中学生でもなかった
わけですが、当時を思い返すにつけ、あれは振るっていたなあと思います。
今はそこまで求心力のある発信源がいないということだろうか。
というか、最近では「フューチャリング・なんちゃら」という、実にスマートな抱き合わせ策が
開発されていますから、そこまで地道にやらなくてもいいということなのかもしれません。
でも誰かにやってほしい。桃子みたいなのを。


ちなみに伊藤つかさがラジオで好きなアーティストを聞かれて「キャバレー・ボルテール」と
答えたのは、その後結婚することになる幼馴染みがテクノ系のレコードショップで働くような
コテコテのそういう人だった影響、という話。

最近、そういう心温まる話が少なくて寂しいです。
でもこの間、20歳そこそこの女の子と知り合いになったのですが、一見小洒落た感じの
かわいい子なのに、ターンテーブルの前に立つといきなり尾崎紀世彦を回し始めました。
世の中捨てたもんじゃないと思いました。


■06/07

大槻ケンヂはこういう瑣末ユニットが一番おもしろいという定説。
この曲名の並びはどうだ。

大槻ケンヂと橘高文彦●「踊る赤ちゃん人間」
(VICL-36098 \1,260(税込))
01. 踊る赤ちゃん人間
02. 日本引きこもり協会のテーマ
03. 踊るダメ人間2006

「まんが道」化する可能性も高いのでとりあえず押さえとけ。
つうか最近は世が世ですから、10年くらい後には「引きこもり」が
放送禁止ワードになっている可能性も高いと踏んでいますよ。


■06/04

ごめんね、すごい下ネタでごめんね。
会社で見てる人は家帰ってからにしてね。
でもこれ、挿絵がどう見てもノンケじゃありませんから。
こっちもノンケじゃないね、逆だけど。
いったいどんな人がこの絵を提供しているのだろうか。なんかドラマがありそうな気がします。
でもごめんね、すごい下ネタでごめんね。


今度はまたこれ祭りになりそうな予感がします。

ただ、そもそもこの手の祭りは「メディアに虐げられている」という想いから
そのアンチテーゼ的な、自発的なアクションとして起こったものであり、
だからこそ意味のあることだと思うわけで。

こんなオリコンで前記事にまでしてもらったり、売る側もトリプルA面とか謳っている
時点でその気っぽかったり、「晴れハレ」以前とは全く状況が変わっています。
この状況下で祭りを始めるということは、もう完全に「メディアの思惑通り」ということになるわけですが、
そんな、単に「想定されたプロモーションの一環として組み込まれる」だけだとしても、それでもやるんだろうか。
その構造はほとんど「○位以下なら即解散」的な売り方を逆にしただけなのですが。


■06/02

BBSがお亡くなりになりました。
いきなり何の予告もなくこんなことになっていた。
すごいなあ、このばっくれ方は。ちょうど月をまたいだあたりなので、まあそういうことなのでしょう。
やはりよくわからんところの無料のは、こういうリスクを覚悟しなければいけないということか。
みなさんごめんなさい。また探します。



その手の人たちが今度はこんなことやってます。
だから粗製濫造はやめろってば。どんどんこの手法の寿命が削られますよ。
あと、スポンサーでもないのにFIFAとかワールドカップとか入れると怒られるから気をつけろ。
ヨドバシカメラのCMの、あの持って回ったような言い回しを参考にしなさい。

つうか「君が代」は音楽としてはさして楽しくないので、やるならぜひこっちにしてほしい。
めちゃめちゃ面白いから。3回聴いたら飽きるけど。


というわけで、明日の晩は三軒茶屋で。

ALL genre Event
【ver.α】

■ver.1.1.5 〜入梅の憂鬱をαでぶっ飛ばせ〜
2006.06.03 [sat]  23:30〜05:30
※OPEN-23:20 START-23:30
\2000 with 2drink

at 三軒茶屋「Chrome」 http://chrome.shine.jp/index.html


■06/01

告知。6/3に三軒茶屋で回します。お呼ばれです。
ていうか、今回はほとんどみんな20代半ば以下のイベントなんだよ。
そんな中に30代半ばを投入してどうするのだろうか。
手持ちの大ネタは概ね80年代絡みで、そのほとんどが通用しないのだよ。
テンション低いまんまテンパってる僕を見たい方は集合。

ALL genre Event
【ver.α】

■ver.1.1.5 〜入梅の憂鬱をαでぶっ飛ばせ〜
2006.06.03 [sat]  23:30〜05:30
※OPEN-23:20 START-23:30
\2000 with 2drink

at 三軒茶屋「Chrome」 http://chrome.shine.jp/index.html



例のごとく、オーディション出身の人間を真っ当に育てることが
できないエイベックスがまたこんなことを。今回は12歳ですって。
人生やり直しがきく歳だから安心ですね。

斉藤未知は、ああ。こんな感じか。What's New部分の
やる気のなさが全てを物語っていますね。

長谷部優がギリギリなんとか頑張っているようですが、彼女の場合は現状
これっぽっちも「dreamの長谷部優」という形では世に出されていませんので、
むしろ立場としては浜崎とか持田とかのセコハン仕様に近いと思われます。

で、記事見ててふと思ったのが去年のグランプリのこと。
えーと。これですね。即戦力で勝負できるかどうかが決め手か。そうだったのか。
あと、検索してたらこんなのも見つけたよ。

だ か ら エ イ ベ ッ ク ス は 。


■05/30

こういうところには寸分の狂いなく必ずいる叶姉妹にほとほと敬服する。


ネットでのDL回数が前年同期比500%を超える
iTunesがすごくても500%伸びても、全体のシェアとしては相変わらずこんな感じなわけです。
LISMO Music Storeはうまく見れないんだけどうまくいっているのだろうか。
もしうまく行っていれば、今頃は「1週間で100万ダウンロード突破!」とか、
鼻息の荒いプレスリリースがドカドカ出ていてもおかしくない頃なので、
とりあえずはよくてもほどほど程度なのかなあ、とか思っているのですが。

これ、もしこのままな感じで行くんだとしたら、自分は携帯音楽配信における
「マジョリティ」の定義をカンペキに変更しなければいけません。前言撤回。

これまでは履歴書の趣味の欄に「音楽鑑賞」と書いて、エイベックス系や
ソニー系バンドを主に聴いているような人、というイメージでいたのですが、
実のところ、まだそれは多分に能動的な人たちで、本当のマジョリティは 、
「ヒマなときに手慰みで携帯いじって、知ってる曲を何となくDLする人たち」
レベルなのではないか、という。それに、DoCoMoとかの具合を見れば、この数字、
圧倒的に「フル」よりも「サビだけ」とか普通の「着うた」の方が多いのは確実ですし。
PCなんか面倒で立ち上げないんです。

携帯を利用するシチュエーションとして、圧倒的に「自分の家」の割合が高いというのは、
比較的知られていることだと思いますが、要するにPC以上にメディアとしての信頼度が高い、
ということでしょうしね。

だとするとだ。
「着うたフル」は、定額制が普及すればその時点で頭打ち決定。
iTunesとの住み分けも完了。以上をもちまして終了。
そんな状況が、未来予想図としては一番カタいところのような気がしてきました。


■05/28

独身だったのか!
お前が『親父の一番長い日』を作ったことが最大の原因ですよ。絶対に。


1990年のデビュー以来、さねよしいさ子は自分の中では神的存在だったわけですが、
どうやら彼女も確実に例の、アニソンの定説に取り込まれた模様。
いや、元々CM音楽等で食ってた人ですし、8年前には「たこやきマントマン」の
主題歌とか歌ってたわけで、今さら言うことじゃねえという気もするのですが、
この10年のリリースペース、そしてここ1〜2年急に増えたリリース状況とその中身を考えると、
もはや抗いようのない事実として受け止めざるを得ないわけであります。

知ラナイナイ空〜TVアニメ「ぺとぺとさん」主題歌
彼方〜TVアニメ『西の善き魔女』エンディングテーマ
ちっちゃくピース!/あしたの花かご 〜PS2ゲーム「びんちょうタン」主題歌

それでも、多分自分はこれからも彼女の音源をコンプリートし続けるのです。
とはいえ、「びんちょうタン」はちょっと破壊力あるな。


■05/27

椎名林檎のプラモデル。3種あるよ。


YouTubeを「ようつべ」と呼んでいる人は、かつてホームページを「ほめぱげ」と
表記していた人と全く同じだということに気付いているのだろうか。


■05/25

仕事で大きなポカをやらかしてヘコんでいるわけですよ。
明日、The Arrowsのチケット取ってたんだけど行けそうにないや。
つうか人がヘマの尻拭いしてくれてる中、そんな場合じゃない。


サントラにOASISやHAPPY MONDAYSが新曲を提供している映画『GOAL!』ですが、
日本語吹き替え版主題歌はw-inds.だってね。
ここまでボタンを掛け違えた企画というのも珍しいな。
でも、こっちの吹き替えメンツ見たらもっと壮絶に掛け違えていたよ。


auのW42S。
>>着うたフルやパソコン向けソフト「au Music Port」から転送した楽曲が保存できるが、
>>ATRAC3形式を扱えるパソコン向け音楽ソフト「SonicStage CP」から転送する楽曲は
>>内蔵メモリに保存できない。パッケージに同梱される「SonicStage CP」では、
>>ATRAC3plus、ATRAC3、WAV、MP3、WMA、AACといった楽曲フォーマットに対応する。

何でこんな馬鹿みたいなことになっているのか。
むしろ馬鹿すぎて面白い。
「着うたフル」はソニー主導だから、鼻息荒いのはわかるけど、こういう仕様のものに
ウォークマンの冠を載せるのは、長期的なブランディングを考えるとむしろマイナスなんじゃないか、と。


■05/21

Pet Shop Boysの"Fundamental"はトレヴァー・ホーンでも意外に地味でした。
どっちかと言えば、シャルロット・チャーチとか、ロッド・スチュワートのプロデュースに近い。
非常に収まりのいい音作りなんだけど、一音二音余計な音が入ってる、みたいな。
まあ、3人して無茶したら収拾つかなくなるでしょうから仕方ないのか。
それでも、M-4 "Minimal"のサビにはやられっぱなし。

M・I・N・I・M・A・L ミニマル(ミニマル!)

21世紀にこういう歌詞が出てくるんだよ。痺れちゃうよ。
20年間重鎮になることなく、こういう軽薄さ、チャラさを一貫して保ち続けている。
それがすごくかっこいい。尊敬しています。


タワレコの薄い方の冊子"TOWER"の5/20号に載っている
川嶋あいのアルバム「サンキュー!」の広告記事が強烈です。

「日本一高い!幻のCD音源遂に発売!」
「オークションで79万円の値段が付いたCD付き!」
「初回特典レアCD! 川嶋あい路上ライブ時代の復刻版CD」

もうアルバム本編そっちのけで煽る煽る。
ていうかこういうネタでこういうやり方って、制作側の立場としても宣伝の仕事としても、
ものすごくみっともなくて恥ずかしいことだと思うんだけど、そうじゃないんだろうか。


■05/18

私はVodafone利用者ですが、「ソフトバンク・モバイル」になることに危惧を感じています。
いや、元々「孫モバイル」になることさえ覚悟したので(ロゴにはケンタッキーフライド
チキンの看板のように正義の顔が)、それよりは幾分マシですが。
最大の問題は「どう略されてしまうのか」。

「ソフモバ」・・・言いにくい。
「ソフモ」・・・いちばん可能性が高そうだが何か生理的に嫌だ。
「ソフバ」・・・キーボードそっちのけでクネクネ踊ります。エスケイプ。
「SM」・・・論外です。
「SB」・・・カレーです。

というわけで、当サイトでは略称「ソンイル」を提唱しますサムニダ。


よく考えてみたら、これだけ世の中でソーラン節が若年層に、それもそういう祭りに参加している
時点で流行りとか世の中の流れに乗りやすいことが明白な人たちに広がってるにも関わらず、
それに乗っかったビジネスって、CDとしては猫ひろしのあれが初めてじゃないか。
調べてみたら、いわゆる民謡としてのソーラン節を除いてメジャーでCD出ているのは、
当の「YOSAKOIソーラン祭り」のテーマソングだけだったよ。やっぱり。

もちろん当の札幌のアレは、現状で完膚なきまでに道内利権の塊になっていますから、
逆に「公式」な形で東京からは簡単に入り込めないっていう事情もあるんでしょうけど。
CD業界はそういうのってどういうふうに考えているんだろう。なんかもったいないと思うんだけど。
お祭りものだし、そもそものベースが伝統芸能のそれですから、相当あざとい乗っかり方しても
許されるし、法的にもスルーで行けると思うんだけどなあ。

札幌の100円ショップで鳴子売ってたのを見たときには笑ったんだけど、
でもやっぱ普通はそういう必死さがあって然るべきだと思うのですが。


■05/17

Vodafone利用者ですが、au MUSIC PORTのインストールをしてみた。
が、携帯の設定をしないと起動すらしやがらねえ。馬鹿野郎。


こういうことは絶対に男から先に言っちゃいけないと思うんだ。
だってこれってつまり、「ちょっとつまんだだけです」って宣言してるようなもんじゃないか。


レミオロメン藤巻&前田結婚していた
この見出しを見て、この2人はエルトン・ジョンの仲間だと一瞬思い込み、
じゃあ残されたドラムの立場は、とかいろいろ妄想が広がって少し楽しかった。

でも今日は、薄曇の中早朝から変な格好をさせられている割には、行列はおろか、
ほとんど買いに来る人すらいないハリポタ売り場のお姉さんを見て、寂しくなっていたんだ。


■05/16

これは酷い。調子に乗ってる作者本人も酷いが、
よりによってこっちにゲスト出演する小松左京はもっと酷い。
ちなみに筒井康隆の最新作「銀齢の果て」は、「バトルロワイヤル」の
登場人物を全員爺と婆に置き換えただけの酷い作品です。

この企画も酷いな。誰が思いついたんだろう。
すごいキチガイかすごい馬鹿かどっちかだと思う。
ただ、そういうのに限って行動力だけはあるからこうなるんだ。

こっちも酷いが、いまいち面白みが足りない。


■05/14

何があった! これ(5/12付)は! 例のこの運動の方たちが快進撃。
デイリー初動15位。翌日には21位で「ご苦労さん」と思っていたのですが、
その後18位まで戻して、そして2位。2位! すごいなあ。
13日付10位っていうのは、単に在庫切れだと思うし。
秋葉原の2店舗だけで2200枚売ったっていうんですから、渋谷系全盛時のHMV渋谷もびっくりですよ。
多分、デイリー初動見て尻に火がついた奴が多かったんだろうなあ。
つうか、デイリー単位でこれだけ動くのって初めて見た。

で、秋葉・大須・日本橋あたりの局地的な動きかと思ったら、タワーでも6位、アマゾンでは予約含めて2位。
正直、初動が物を言いますから、オレンジレンジやジャンヌダルクに勝つのは難しいのでしょうが、
それでもこれはひとつの革命と言っていいと思います。
これがランティスの仕掛けだったとしたら、実にうまくやったな、というところですが。

ただこれって、こういうの(動画)見ても解るように、アニメ村の「中の人」が盛り上がれば盛り上がるほど
外の人はさめるっていうか引くので、むしろ一般層との断絶はより大きなものになりますし、
中の人の人数や可処分所得も当然限られていますので、「いつ、どのタイトルでやるか」を見極めないと、
このような運動が粗製濫造されて、あっという間にグダグダになるから気をつけたほうがいいと思います。


■05/09

グラビアアイドルの話を引っ張りますが。

熊田曜子はアコムのCMでの破壊力が抜群だったわけですが、
意外にCDデビュー曲は、曲としてもしっかりしているし、声もきちんと出ている。
これだけよくできてるんだから、きちんと売ればいいのに。ダメか。

しかし調べてみると意外にみんなCD出してるな。
市川由衣とか小倉優子とか時東ぁみとか乙葉とかMEGUMIとか、マジで出している奴らはもちろんですが。

安田美沙子 / May Be Tomorrow
佐藤寛子 / Can't Hide
安めぐみ / Private Venus
夏川純 / 姫TRANCE アニメPARTY

ここらへん「金融組」は概ね総じて出しております。中川翔子もデビューが決まりましたし。
つうか、安めぐみのCD発売は2000年だと。ちゃ、着エロの頃かっ。


これだけのグラビアアイドルがCDデビューを果たしているにもかかわらず。
そろそろパターンとしてはボサノバのCD出してイメチェンを図ってもいい頃なのに、
グラビアアイドルの初期代表たる優香が頑なにCDを出さないのにはきっと理由があるのね。
それはきっと鈴木保奈美と同じ理由であり、沢口靖子は見習えという、そういう類の。

ちなみに鈴木保奈美は、ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を
獲ったことが芸能界入りのきっかけなわけですが、そのときのグランプリは井森美幸。
普通に考えれば保奈美の圧倒的勝利なところですが、当時のグランプリは
速攻歌手デビューが義務付けられていたがためにそうなったわけで。ええ。
圧倒的な容姿のアドバンテージを圧倒的に覆すほどのアレだったわけです。
何かで歌唱審査の時の映像を見て、声が出るくらい本気で驚いた。明らかに常軌を逸してたんだよ。
ああ、みんなに見せたい。でもYOUTUBEにもなかったの。

沢口靖子の最初で最後のCD、"Follow Me"はマジでシングルCD探しています。小室哲哉プロデュースです。
これも1回だけテレビで歌ってるの見てお茶吹いた。こっちはあったよ。お前らもお茶吹け。

そしてある程度知名度があるのにまだCDを出してないアイドルさんは保奈美や優香の仲間だ。
大手金融組で唯一出していない井上さん。あなたのことですよ。


■05/08

「静香が会見でプロ転向を表明」という見出しを見て、工藤静香が女子プロの
リングに立っている姿を真っ先に想像した自分を誰が責められよう。


Wikipediaの 着エロ の項目が最強。そんな文体で何を語っているんだ。
特に「AV女優等の着エロ」の欄がいい。ものすごく冷静に語っているようで、
よく読むと編者の趣味を書き連ねているだけなところがすごくいい。
何で俺がこのページにたどり着いたかは内緒だ。

そして、代表的な着エロな人の中に安めぐみが入っていることに少し動揺する。

調子に乗って 樽ドル の項目を読んだらもう爆笑だ。すごいすごいすごい。感動した。
この編者は絶対書いてる途中に何度かエクスタシーに達したことだろう。


そういえば、以前にJ-POPの人はCDのタイトルにはすごく気を遣うのに、DVDになると途端に
いい加減になる、という話をしたことがありますが、グラビアアイドルのDVDや写真集も、
時々びっくりするようなタイトルがついていることがある。

・島本里沙/水着サムライ
・神楽坂恵/ぽよ ぽよよ〜ん♪
・夏目理緒/夏目ちゃん、調子コイてるJ
・磯山さやか/荒修行
・類家明日香/乳しぼり教室

こういう仕事って楽しそうだ。リクルート求む。
あと、罰ゲームにこれらの商品を注文させるというのはどうだろう。レジで。口頭で。


■05/07

ああ! テライユキが消されている!
こうやっていとも簡単に存在を消してしまうんだよ。芸能界って怖いところだね。


一応オリコンの週間チャートが出るたびに、知らない名前はチェックするようにしているのですが、
5/8付はすごかった。ベスト50中初登場が25組。そのうち全く知らない名前が10組もいた。焦った。
俺も耄碌したなあと思いつつ調べてみたら何のことはない。全部アニメ主題歌でした。
それは無理だ。いくらなんでもおいちゃん、そこまでキャッチアップするのは辛すぎます。

でも確かにアニソンって便利なんだよね。そこそこの作品であれば確実に一定数以上の数は出るから。
この場合の「そこそこの作品」というのはアニメ本体のことであり、楽曲の質は一切問われません。

だから、どうしても売れたい、でも大手の中で勝ち残っていく自信はないって人は、
そこそこ有名な声優のいるプロダクションに入ると安泰ですよ。
抱き合わせでうまい具合に入り込めれば何とかなる可能性は他より高いです。生活の知恵ですね。
ただし、それ以降全ての仕事がアニメ絡みとなり、一生普通の中高生やOLには
縁のない活動形態を余儀なくされ、そこから抜けることはできなくなります。

なかなかにスリリングな二択ですが、例外はございません。

「ヤヌスの鏡」の主題歌で一発屋になってその後衰退、以降の活動の場をアニメ界隈に
求めたが故に、もうそれ以外の進退を完全に絶たれた感のある椎名恵。
ちなみにドラマ「いつか好きだと言って」の主題歌でちょっとだけ売れた高橋則子も全く同じ道。

デビューして鳴かず飛ばず、テレ東のアニソンの仕事を請けたら「エヴァンゲリオン」の主題歌で、
ヒットしたはいいものの、それ以降もう仕事が全部こんな感じになっちゃっている高橋洋子。

ガンダムの主題歌でデビューしてなまじ売れてしまったがために、その後も売り上げ維持のため、
定期的にガンダムによってドーピングを繰り返さざるを得ないカラダになってしまった玉置成実。

数年前、必死に「一般化」を図り、事務所もレコード会社もそれなりにバックアップしたにも関わらず、
結局その界隈から一歩たりと外にも出ることのできなかった椎名へきる。

多種多様のサンプルがございます。
まあ、椎名へきるはデビュー当時、小倉優子の先陣を切るような沸いたことをいろいろ仰っていましたから、
事務所ぐるみで自業自得であり、まったくもって仕方ないのですが。
でも声優デビュー系では、普通にやっているはずでも近年の坂本真綾も然りですしねえ。

やるとなったら山本正之レベルにまで行かないとダメです。彼の場合はアニソン的スタイルに
数十年こだわり続けた結果、なんかアニソンを突き抜けてある種の境地に達している感がありますね。
スラッシュメタルにおけるメタリカです。山本正之=メタリカ。
それでも一般的訴求力がまるでないのは一緒なんですが。


■05/05

映画「DEATH NOTE」のトレイラー
おひょいさん素敵。YOUTUBEは本当に何でもあるなあ。
でもこの形だと、相当に規制は難しそうですよ。特に「日本から」とかは。


NEWSのコンサートの事故って仙台か。
もう君たちは仙台には行かない方がいいと思うよ。何か起こるよ。ヤバいよ。


コロンブスの卵的発想。
SDメモリーカードでも安いのだと64MBの小売で1500円切るから価格的にも可能な範囲だし、
それに、確かにこれだとデジタル複製は物理的に不可能だ。なるほど。
でも絶対普及しないに100ウォン。
もう僕達はCD数千枚を小さな箱に放り込めることの利便性を知ってしまっているんですよ。


では明日6日は池尻大橋で。多分場所入りする前は近所のBOOKOFFにいます。


■05/04

四国から帰ってきました。
徳島市街には初上陸だったのですが、徳島駅に笑った。
着いた駅のホームは狭いホームと木の柱と錆びたトタン屋根の、昔ながらの「国鉄」っぽい感じなのに、
表に出てみたら20階建て近いホテルも装備されたギンギラの駅ビル。すごい書き割りっぽいと思った。
調べてみたら、高架駅にする計画があるけどそっちはうまく進まず、結果としてあのアンバランスさ。納得。

あと、徳島県の南の方でこんなもの見つけたんですけど、これ誰が何のために作りましたか。
何となく何かをくぐってみたかったのでしょうか。


こっちは一応、何とかサマになったみたいですね。
ただ、「普段は巨人の李承ヨプ内野手(29)への声援で揺れる東京ドームだが」の1文で、
書いた人の立ち位置が非常によくわかったので、この記事は半分斜に構えて読むことにしましたよ。


オレンジレンジのリミックスアルバムがほとんど話題になってないなあ、と思ったら、5万枚しか売れてないね。
前に、バンドの人気が本物になるときはその人気が「人についた」時で、「曲についた」だけで終わったら、
一発屋とかになる、という話をしたことがありますが、この人たちはもしかしたら約2年間ずっと、
「曲についた」状態を保ち続けているという、稀有な事例なのかもしれない。
考えてみれば、ヴォーカルの3人にしても、よほどのファン以外メンバーの名前を把握してる人見たことないし。
相変わらず「普通ぽいの」とか「小汚いの」とか「宇宙人ぽいの」とか、そういう識別で済ませられてる。
とすると、落ちる時は一気に行っちゃいますこれ。
5/10発売の新曲がNHKのワールドカップ放送のテーマソングなので、これについては間違いなく
多少落ち込んでいるここ何枚かの売り上げ以上には持ってこれると思いますが、その先が勝負。
離れていたファンを連れ戻してこなければ、マジでヤバいと思います。


あと、5/6に池尻大橋のROCKER ROOMで「俺夜」やります。
比較的落ち着いて飲めるところなんで、GW最後の思い出作りにぜひ。


■04/29

「MOTHER3」終了。
別にこれだったら「MOTHER」じゃなくてもいいじゃん。


タモリは神。ていうかこれって他意のないただの挨拶じゃないの。
でも今回の件、亀梨くんは本当に大物だと思った。
モー娘。やグラビアアイドルとじゃれているヘタレジュニアとは明らかに格が違う。
この場合、今後はテレビとかの大手メディアだけ首ねっこ押さえておいて、
あとはあまり強いリアクションを行わないまま風化を狙うパターンでしょうから、
もうこれ以上にこの話は盛り上がることはないのでしょうが。

これはつい最近気付いたのですが、ロート製薬はアクネスでは小池徹平使って、
ロートジーでは亀梨くん使ってます。いや、こういうのは単純にすごいなあ、
と思うのですが、ものすごく穿って考えると、これも微妙に前述亀梨くんネタと
リンクしているような気がしてならない。


明日から四国行ってきます。
毎度の中古盤捜索なわけですが、もう最近はレコードマップも持たず、
ひたすらBOOKOFFかGEOを回るばかり。どうかと思うがやめられない。


■04/27

「MOTHER3」の強制フラグ立て作業っぷりに辟易中。


ああ。須藤温子がいる。他人の激励とかしてますが、お前が頑張れ。
しかしこうやって見ていると、なんでオスカーはいつもいつも
グランプリじゃない方が圧倒的になってるのか。
ここに載っている以外にもここらへん含め。

■第2回
グランプリ:細川直美
本選出場:大野幹代・羽田惠理香

■第3回
グランプリ:小原光代
本選出場:松田樹利亜

一体何を考えているのか。

あと、このページの「bishouzyo」というサブドメインが
気持ち悪くて仕方ないので何とかしてください。


■04/23

定点観測中のイ・ビョンホン in TOKYO DOME。ぴあもイープラスも予定枚数終了ですが。
まあ、この手の例によってついに「1円」がちらほらと登場中。だからもうアレはガチとして。
出点数も数日前には300いくかいかないかぐらいだったのが、今や堂々の450オーバー。
でも今回のは会場のキャパがすごいですから、まだまだ終わらないぜ。終わらせないぜ。

と思ったら、イープラスでは「キャンセル分」の放出開始。
さて、この「○」印が当日までに消える日があるのか。

ちなみに、会場もZEPPとかBLITZとかで、チケット価格も\5,000あたりと
適正と思われる東方神起の場合はこんなです。非常に真っ当な状況。
ていうか、活況です。普通ならこうよね。


■04/22

危うく買いそびれそうになっていた週刊現代ゲット。目当ては袋とじ。
「安達祐実の母 決意のヘアヌード」。
10年ほど前、土曜の昼間にテレビをつけたら「安達祐実の親娘旅」みたいな番組やってて。
そこで意せずして盛り上がるわけですよ、「お母さんが超かわいい!」。
その頃の祐実なんざただのジャリタレですから、もうお母さんに釘付けですよ。
いやあれはヤバかったマジで。
で、その衝撃を忘れられないままにこの週刊現代を手に取るわけですよ、僕は。
何年かぶりの袋とじをそっと開けるわけですよ。僕は。

感想。10年の年月は思った以上に残酷でした。以上。


またこういう人たちがデビューしますね。
でも、この人はまだ現役なんだよ。
こっちの人は所属事務所が買収されたから、どさくさでほぼ忘れ去られ、
多分このまんま当分晒され続けます。酷いですね。タレントを何だと思っているのでしょうか。
でも、こういうので何とかなると思ってることの方がずっと酷いです。


■04/19

ソニーのiTunes参加の記事は誤報だということでした。頑なか。
ポニーキャニオンのように「参加してるふり」だけしてるのとどっちがいいのかな。


これはもう何が何だかよくわからない。何だかすごいだけだ。
こういうのを見ると、日本の芸能界はまだまだだと思う。ただ何となく。
ていうか、ビング・グロスビーがすごく気になる。WHEN? WHY? HOW? 特にHOW?


またこういうことを始めている。
前のはそっち属性だとしても、普通に週刊として連載されてるマンガですから、
まだ一般的な知名度はあったから形になりましたが、今回のはキツすぎですね。
これで上位入ったら、各企業お金出して販促するのが本気で馬鹿馬鹿しくなっちゃうね。

ちなみに5/10発売の人、元day after tomorrowで前曲初登場4位のmisonoも、
TV局が何か仕掛けるであろうチナッチャブルも、ヒロトがメインVoのスカパラも、
ZARDも"I Believe"の絢香もおるでよ。あと小梅太夫。


■04/18

だからポイントは「ユーミン+クレイジーキャッツ」という組み合わせで、
タイアップがこの程度でほとんど話題にもならんという、その事実なんだ。


レコード生産額が7年ぶりに前年を上回る
はい。英米では2004年度に既に起こっていた現象が1年遅れで日本にもやって参りました。

>>「iTunes Music Store」や、携帯電話向けなどの音楽配信サービスの好調が、
>>CDや音楽DVDなど音楽のパッケージソフトにも好影響を与えているのではないか



2005年1月、「2004年」の実績発表記事ではこう言っていました。

>>ネット経由の音楽配信の広がりなどでCD離れが進んだ


日本レコード協会は、言ってることが1年ちょい前と180度変わってますなあ。

業界団体でそういう総括するんなら、各社やめなきゃいけないこととか
方針転換しなきゃいけないことが山盛りあるんじゃないっすかね。


で、ソニーが以前に「iTunesに参加する意志あり」って吹いたのは、
コアユーザーに嫌われたくないが故のブラフってことでOKでしょうか。


■04/16

更新滞っててすまんねえ。もうすぐ立ち直るから。多分。


イ・ビョンホン In TOKYO DOME。
定価が1枚9,800円のところ、ヤフオクでの現在まともに入ってる入札最高価格は最前列ペアで3,100円。
ちなみにチケットぴあでは売り切れだそうです。さあ、面白くなってきたよ。


昨日の晩、初めてアタリマエダノクラッカーズのライブを見た。
すごいすごいと聞かされてはいたが、本当にすごかった。大爆笑。
ものすごく誤解を恐れずに言えば、その編成から言っても劣化版White Stripesということになるわけですが、
その劣化のベクトルがえらくシャープかつ確信に溢れてるもんだから、完全に何か別のものになってます。
愛してる。


あと、2002年に一部でブライテストホープとして盛り上がったMellowdrone。
結局6曲入りEP1枚きりで完全にいなくなったと思っていたら、実は3年かけてレコーディングしてた模様。
アルバム "Box"が出てました。まあ1人多重録音ユニットなので、仕方ないのかもしれないんだけど。
でも何か公式サイト見たら普通のバンドになってるし。だったらもうちょっと頑張れ。

で、聴いてみて悪くはないんですが、結局一番よかったのはどれかっつったら、
2002年のEP収録曲の再録だったりするから、何だかちょっとわびしい気持ちに。
ヘヴィロックからRadioheadからグラムからを無自覚に横断していく面白い音ではあるんですけど、
なんかこう、決め手が足りないのよ。腹八分なのよ。


■04/11

UDO MUSIC FESTIVALはまあアレとして、でも「なんちゃってストーン・ローゼズ」的
新人バンドのSOFTは、絶対に参加する場所を間違えたと思うな。
とりあえず今の俺の気持ちはFlaming LipsとMassive Attack見たさで幕張。
でも、さして好きなわけではないんだけど、でもたとえば夕暮れの苗場の奥の方で
The String Cheese Incident聴いたら、きっと涅槃が見えそうな気がするんだ。


これは敢えてこういう形で問題提議しているのだろうか。天然なんだろうか。
ジャニーズの戦略はなんかいろいろと突っ込まれているし、俺も突っ込んでるけど、
決して間違っているとは思ってないんですよ。

やっぱアイドルですからそういう画像にニーズはあります。
でもネット上に一切なけりゃ本屋で買ってくるしか手がないわけで。
雑誌という既存のメディアはまだまだ強いし、それを牛耳っている以上、いかに将来に
渡ってその価値を下げずに維持するか考えるのは当然といえば当然のことですから。
普段無茶やってる分、それなりの仁義を通している、というのは言い過ぎにしても。

ただ、レコジャケもぼちぼち解禁したし、そろそろ雑誌の表紙くらいはええんちゃうの、
とは思います。やっぱこういうのは極めて不自然ですし、
また堂本光一の顔にモザイクかかって犯罪者みたくなるよ。
まあ結論としては、テレビ局は相変わらず毎クール大変だなあ、ということで。

■クロサギ
■ブスの瞳に恋してる


■04/09

Wonder StuffのMartinが死去。5人のオリジナルメンバーのうちもう2人死んだ。
なんじゃそりゃ。

ラモーンズが解散した途端メンバーがバタバタ死んだときに思ったことがあって。
もうラモーンズはメンバーの寄せ集まりじゃなくて「ラモーンズ」っていう生き物だったから、
解散するってのは手足もいでバラバラにしてるのと一緒で、だからみんな死んじゃうんだろうなって。

で、まったく同じことを思った。このニュース聞いて。
Wonder Stuffも、間違いなくバンドマジックを体現した生き物のようなバンドだったから。
とここまで書いて、「Eight Legged Groove Machine」ってすごいタイトルだなあって思った。
まんまじゃん。


■04/06

藤原主役決定の時点で気付いておくべきだったと悔しい思いで一杯なのですが、
結局「DEATH NOTE」はホリプロの一大プロモーション映画ちゅうことですね。

香椎由宇をオリジナルキャラでねじ込んでいる時点で、「まずプロモーションありき」な
ことは大決定なので、もうある程度結果が見えたような気になってきましたよ。
「微妙な月の変化に気付いて探りを入れるが、勘付かれて最終的にノートで殺される」役に1000点。
映画スタートから10分以内に火サスよろしくぽっくり死ぬ役だったりしたらホリプロ自体をすごく見直す。

で、主題歌はこれだしさ。鼻息の荒さがほどよく伝わってくる記事ですが、安心しろ。
宇多田が主題歌だろうとビタイチ関係なかったキャシャーンもついているぞ。

で、この記事のポイントは最後の一文だ。
「邦画としては異例の6月と10月の連続公開を目指している。」
…目指している? 決定じゃないの? もしかして6月の方があんまりアレだったら、
セット前売りまでしていても、それがありえる…のか?
楽しみになってきました。つうかジャンプは来週が最後のヤマだな。
もう1回くらい引っくり返すような気がしているんですが、どうだろ。


■04/05

大塚愛の「フレンジャー」は、明らかにこれまでの手癖と違うね。特にAメロが。
それが何、と問われても敢えてそれ以上言うつもりはございません。
ちなみに彼女も「浜崎あゆみ〜クレア」「つんく〜つんく♂」と同様「大塚愛〜愛」と、
アーティストの表記と作詞作曲者の表記が微妙に異なっていますね。
それが何、と問われても敢えてそれ以上言うつもりはございません。


もうパブコメ終わってるし、いかにも乗り損ねてますが再販制度の件ね。
だんだんどうでもよくなってきたの。いや。拗ねてるんじゃないやい。

どうでもいいのは、興味がなくなったっていうんじゃなくて、もう事実上崩れ始めてるから。
iTunes以降の配信価格。同じ曲でもあっちとこっちとで値段が違うなんて状況も出始め。
そして配信がメジャーになればなるほど、レコード会社がパッケージの売り上げを守るために
行うのは、主にDVD等のおまけを付けるという方向ですが、おまけ付けると再販除外品になり、
除外品になった途端にAmazon初めネット通販が、新譜だろうととっとと値下げかましてきます。
でも、パッケージの配信音源との差別化は必須ですから、こっちの方向はもう止められない。

さらに洋楽は輸入盤への対抗措置として、レコード会社自らが国内盤定価が1980円とか
1680円とかで、期間限定だとしても「製品ごとの定価」を付けて出したりしてますし、
さらにさらに、モンゴル800以降のインディーズがアルバムの価格を抑える形で
売り上げを伸ばした、という実績ができて以降、メジャー国内盤でもいくつか定価を
抑えてくるような動きも出ています。
175Rのこの間のアルバムとか、東芝はけっこうこの手を使ってます。

実際問題もうあちこちグダグダになってて、それでも何とか
「形式上」のそれを必死に守ろうとしている形じゃないっすか。
流れからいって、もう昔のような状況には戻れないにもかかわらず。

だとしたら、いろいろ限定付きだとしても再販制度の「返品可能」である、という部分は、
大量に捌けない中小店舗とかのこと考えると、別にさして悪い話じゃないんちゃうのってこと。
いや、残るのはそこだけじゃないとは思うし、いろいろ温度差とかもあるんだろうけどね。

俺、「定価」が嫌なんじゃなくて、馬鹿高い価格で統制されているのが嫌なだけで。
何でもかんでも3,059円じゃなく、レコード会社の方できちんと努力して弾力的に
値付けしてくれるんだったら、それが「定価」だとしても別にあんまり嫌じゃないや。

ただ、エイベックスはちょっとムカつく。DVD付けたら値崩れ
することまで 考慮に入れて定価付けてるから。
DVD付き限定盤と通常盤の値段の違いをくらべるとよくわかる。
今年になって出た「DVD付き限定盤」とその「通常盤」での比較です。

■ソニー
Album:\3,200〜3,700(DVD付き) \3,059(通常盤)
Single:\1,500〜1,600(DVD付き) \1,050〜1,223(通常盤)

■東芝EMI
Album:\3,500〜3,800(DVD付き)  \3,059(通常盤)
Single:\1,350〜1,680(DVD付き)  \1,050(通常盤)

■ポニーキャニオン
Album:\3,465(DVD付き)  \3,150(通常盤)
Single:\1,575(DVD付き)  \1,260(通常盤)

■ユニヴァーサル
Album:\3,300(DVD付き)  \3,059(通常盤)
Single:\1,500〜1,575(DVD付き)  \1,260(通常盤)


■エイベックス
Album:\3,800〜3,990(DVD付き) \3,059(通常盤)
Single:\1,890〜1,980(DVD付き) \952〜1,260(通常盤)


何この図抜けた単価。
いや、俺エイベックスのはDVD付き買ったことないし、買う気もないのでいいんだけど。
つうか国内アーティストのでDVD付き買ったのって、推定少女とBon Bon Blancoだけだ。
このサンプル数2の、今の状況についていろいろと思いを馳せてみると、
俺はあんまりDVD付きを買わない方が、みんなが幸せになれる気がしてきた。


■04/03

仕事で北海道に行ってきました。
セイコーマートを見ると北海道に来たって気持ちになるね。
で、飛行機が遅れて家に着いたら午前様だったので今週も。許して。


今年になってから出た「桜」絡みのタイトル一覧。去年より増えています。
どっかのサイトでは「新曲は”さくらソング”です!」とか書いてあって、もはやひとつのジャンル状態。
コブクロがまた直球のタイトルで売れたりしているもんですから、まだあやかりたい人たちがたくさん。
実際、堂本剛と日野美歌以外はいかにもこれから売りたい人たちです。

06/02/01ソメイヨシノENDLICHERI☆ENDLICHERI
06/02/01桜色竹井詩織里
06/02/08サクラサクLittle Non
06/02/08桜 Spring Packageコブクロ
06/02/22桜はまだ咲いているplane
06/03/01sakuraNirgilis(音出る)
06/03/01SAKURA re CAPSULE少年カミカゼ
06/03/02桜の下で橋本ひろしと冒険団
06/03/08桜小町NAOTO INTI RAYMI
06/03/08さくらいろ時給800円
06/03/15SAKURAいきものがかり
06/03/15桜の花びら五線紙に柏木タカシ
06/03/24桜の足あと日野美歌
06/03/29サクラWater


でもここんとこ「さくら」とか「卒業」の歌が多いのは、単に年度末の時期にいちばん
「使える」モチーフだからというのが一番の理由なんでしょうけどね。


で、また北海道なんだけど、愛冠(あいかっぷ)という地名があるのね。
考えてみたらすごい名前だな。巨乳で村おこしができそうだ。
国道わきに看板。「日本一の巨乳の町へようこそ!」いいぞいいぞ。

そういえば前にKinKi Kidsのアルバムが26枚出て「Z Album」まで行ったらその後どうするんだという
疑問を呈したことがあったのですが、同様におっぱいも、Zカップ以上はどうカウントするのだろうか。
Zの時点で、もしそれが現実にあったとして、我々の知りうる位置に知りうる形状で存在しているのかすら、
まったく想像もできませんが。

   

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