-Members-
Jon King--Vo
Andy Gill--G
Dave Allen--B (-81)
Sara Lee--B (81-)
Hugo Burnham--Ds (-82)
最初の2枚で終わっていたら、完全に伝説としてもっと高い評価を受けていたはずのバンド。
異様にシンプルな、その分切れそうに鋭いギターで突貫するファースト、リズムにファンク色が加わり、
勢いが押さえられた分、音楽としての深みを増したセカンド。いやあ、最高っす。
しかし、その後のサードアルバムで大失敗。相変わらずの政治的な歌詞が当時のフォークランド紛争のせいで
厳しくなっていた放送コードに引っかかってほとんどオンエアされない上に、かつ内容的にもやたら弛緩した
出来だったため、どうにもこうにも泣かず飛ばず。完全にそれ以降の活動は「蛇足」と化してしまいました。
さらに'90年代に入って再結成し、なんとなく聴いて困ってしまうようなアルバムをこさえてくれるもんですから、
その足の数ったらすごいことになってしまいました。
-Original Album-
'79 Entertainment! <EMI> (日本盤LP発売) UK#45
'81 Solid Gold <EMI> (日本盤LP発売) UK#52
'82 Songs Of The Free <EMI> UK#62
'83 Hard <EMI> (日本盤LP発売)
'91 Mall <Polydor> (日本盤CD発売)
'95 Shrinkwrapped <When!>
-Single-
'78 Damaged Goods <Fast>
'79 At Home He's A Tourist <EMI> UK#58
'80 Outside The Trains Don't Run On Time <EMI>
'81 What We All Want <EMI>
'81 To Hell With Poverty! <EMI>
'82 I Love A Man In A Uniform <EMI> UK#65
'82 Call Me Up <EMI>
'83 Is It Love <EMI>
'83 Silver Lining <EMI>
'90 Money Talks <Scarlett>
'91 Cadillac <Polydor>
'95 Tattoo <When!>
-Other-
'84 At The Palace <?>--Live Album
'90 The Peel Sessions <Strange Fruit>--Studio Live
'90 A Brief History Of The Twentieth Century <EMI>--Compilation Album
'98 100 Flowers Bloom <Rhino>--Compilation Album
AFTER THE BAND?
Jon King
完全に音楽ビジネスから足を洗ってしまいました。
Dave Allen
Shriekbackを結成。
Andy Gill
'87年に1枚だけシングルを出したり、レッチリのプロデュースをしては駄作だとコケにされたりしています。
他には Bisのセカンドアルバムとか、Boss Hogとか、絶妙に地味なところでプロデュースをしています。
現在の活動の詳細は公式サイトにて。 http://www.gillmusic.com/
-Members-
Allan Jensen--Vo
Henrik Balling--G, Key
Torben Johansen--Key (85-)
Jan Christensen--Ds (82-84)
Gorm Ravn-Jonsen--Ds (84-89)
Cai Bojsen-Moller (91-94)
Jeppe Moesgaard (96-97)
スウェーデン製。もともとネオアコ系と認識されていたのに、メジャー契約するや前に出したアルバムを
全曲エレポップに作り変えてしまったある意味度胸のあるバンド。
それでも何となく癖になるメロは健在でしたので、熱心なファンはちゃんとついていきました。
なのにいつの間にか解散していてそれをちいとも公表しないでいた、ある意味酷いバンド。
まだそれでも熱心なファンはいまして、初期のアルバムが最近になって再発されていたりします。
ありがたいなあ。
-Original Album-
'84 The Twist <Irmgardz>
'86 Sitting In The Park <Irmgardz>
'88 Sitting In The Park (Re-Recording) <Polygram> Prod. David Motion
'91 The Quiet Boy Ate The Cake Whole <Elektra>
'93 Happy Ever After <BMG> (日本盤CD発売)
'94 Optimism <BMG> (日本盤CD発売) Prod. H. Balling & Illinton
'96 That's Life <BMG> (日本盤CD発売)
-Single-
'85 Out On The Rebound From Love <Irmgardz>
'85 Once Bitten, Twice Shy <Irmgardz>
'86 My Girl And Me <Irmgardz>
'91 Going Away <Elektra>
'92 Didn't I Make You Laugh <BMG>
'92 Mountain Song <BMG>
'93 Never Say Goodbye <BMG>
'93 Once In A While <BMG>
'94 Everything Seems To Go My Way <BMG>
'94 Steady Income <BMG>
'94 Sycamore Sundays <BMG>
'96 Come back As A Dog <BMG>
-Other-
'92 Quiet Edit + <Hammer>--Compilation for Japan Only (日本盤CD発売)
'98 Compendium Greatest Hits <BMG>--Best Album (日本盤CD発売)
AFTER THE BAND?
Allan Jensen
解散直後からソロアルバム発売に向けて動いていましたが、02年ようやくアルバム"One Fine Day"が、
デンマーク国内のみでですが発売になっています。
Henrik Balling
主にスウェーデン国内で、テレビや映画用の音楽を作っているようです。
-Members-
Cliff Jones--Vo,G
Charley Stone---G (-99?)
Nigel Hoyle--B
James Riseboro--Key (-99?)
Nicholas Crowe--Ds
英国人がひきまくるほどの無茶な名前を持つある意味伝説のバンド。確かにやりすぎ。
でも音そのものはサイケがやや入っているものの、実によくできた英国的なポップスだったりします。
で、そのバンド名のロクでなさっぷりに加えて曲のよさでデビューシングルにして全英10位獲得。
NMEでは「Gay Dadはリアルなのか、ハイプなのか」という記事すら組まれる始末。
でも音は非常に真っ当ですから、やっぱりバンド名のせいでいろいろいじられてたわけですね。
そういう形で話題にされたバンドが長生きできるはずもなく。
アルバムが出る頃にはほぼそのバンド名をネタにすることにも飽きられ始め、
結局それ1枚きりでメジャー契約は終了。
インディーズで1枚出すものの、それ以降の消息は不明になっております。
音はそこそこよくできているのに。やっぱりバンド名も含め、何事もほどほどにしておくのが大事です。
で、彼らがかつて使っていた"gaydad.com"ドメインは、今は本当にゲイのお父さんのサイトっぽくなってます。
-Original Album-
'99 Leisure Noise <London> (日本盤CD発売)
'01 Transmission <B-Unique> (日本盤CD発売)
-Single-
'99 To Earth With Love <London>
'99 Joy! <London>
'99 Oh Jim <London>
'01 Now Always And Forever <B-Unique>
'01 Harder Faster <B-Unique>
'01 Transmission <B-Unique>
AFTER THE BAND?
情報ください。
Gazeboの曲は重低音響き捲くりで、当時のアナログシンセの特性をいかんなく発揮した仕上がりになっています。
-Original Album-
'83 I Like Chopin <Baby> (日本盤LP発売)
'84 Telephone Mama <Baby> (日本盤LP発売)
'86 Univision <Lunatic S.R.L.> (日本盤LP発売『ヨーロッパ物語』)
'88 The Rainbow Tales <Carosello>
'89 Sweet Life <Carosello>
'91 Scenes From The News Broadcast <Lunatic>
-Single-
'82 Masterpiece <Baby>
'83 I Like Chopin <Baby>
'83 Lunatic <Baby>
'85 Telephone Mama <Baby>
'89 Ordeinary Life <?>
'97 Singing In The Rain <EMI>
'98 I Like Chopin '98 <ZYX>
-Other-
'92 Greatest Hits <Baby>--Best Album
'95 Portrait <?>---Best Album (Re-Recording)
AFTER THE JOBS?
情報ください。
<情報提供・コメント:Stephen Hagueさん>
元々はSpinというバンドが母体。Steveの兄がイニシアチブを取っていたのですが、交通事故で一命は
取り留めたものの重い脳障害が残り、残された2人が新たに始めたのがこのバンドということで。
Martinのあからさまにモリッシーを意識したヴォーカルスタイルはもとより、モノクロの写真にバンドロゴのみのジャケや
7インチシングルの内周のスペースに落書きのエッチングを施すなど、完璧にThe Smithsを意識したスタートでしたが、
3枚目のシングルでてめえらの方向性を発見、さらに2ndでは完璧に独自のスタイルの音を身に着けます。
以降、一切のフロックなしギミックなしの非常に真面目な姿勢でやっておりましたが、それが裏目。
だいたいが出てきた時期がOASISと同期だったり、デビューとほぼ時を同じくしてブリットポップブームが起こり、
ちっともそんなブームに乗っかったこともないバンドだったのに、ブームが終わった途端に
何となく彼らまで終わったことにされていたような。
結局、その2ndを頂点にして徐々に下降線。3rdを出してしばらくしてメジャーからクビにされ、
その後何とかインディーズでもう1枚出しはしたものの、それ以降が全く続かず。
04年末をもって解散いたしました。
-Original Album-
'95 Olympian <Costermonger> (日本盤CD発売)
'97 Drawn To The Deep End <Polydor> (日本盤CD発売)
'99 Revelations <Polydor> (日本盤CD発売)
'01 Libertine <Contra> (日本盤CD発売)
-Single-
'94 For The Dead <Costermonger>
'94 Be My Light, Be My Guide <Costermonger>
'94 Sleep Well Tonight <Costermonger>
'95 Haunted By You <Costermonger>
'95 Olympian <Costermonger>
'95 Still Can't Find The Phone <Polydor>--German Only
'96 Fighting Fit <Polydor>
'97 Who Could Be kings <Polydor> (日本盤 5"発売)
'97 Where Are They Now? <Polydor>
'97 Speak To Me Someone <Polydor>
'99 As Good As It Gets <Polydor>
'99 Fill Her Up <Polydor>
'01 Is It Over? <Contra>
'04 Let Me Move On <Costermonger>
-Other-
'96 To See The Light <Polydor/Costermonger> (日本盤CD発売)
'00 Rising For Sunset <Contra>--Live Album for US Only
'01 As Good As It Gets <Polydor>--Best Album (日本盤CD発売)
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Jay Aston--Vo
Michael Aston--Vo (80-92)
Ian Hudson--G, B (80-85)
James Stephenson--G (85-)
Julianne Regan --B (80-82)
Steven Marshall--B (82-84)
Pete Rizzo--B (84-)
James Chater --Ds (80-82)
Dick Hawkins--Ds (83-84)
Chris Bell--(84-)
双子で美形でツインヴォーカルというのがやたら目を引くお化粧ゴスバンド。
でも傍目から見ていて俄然おもしろくなるのは90年代に入ってから。
'92年頃に弟Michaelがソロ活動に専念するためにバンドを脱退するも、その後泣かず飛ばず。
兄と残されたメンツは、とりあえず1枚アルバムを作ってみるものの、その後活動休止状態に。
するとそのスキに脱退したはずの弟が新しいメンツを引きつれて"Gene Loves Jezebel"を名乗っちゃいました。
その後、兄もバンド活動を再開しちゃったもんですからさあ大変。
世の中に"Gene Loves Jezebel"が2つ存在しているという愉快な状態になっちまいました。
その後怒り狂った兄貴が裁判沙汰に出て、結局弟のほうが渋々バンド名の前にてめえの名前をくっつけて
活動することになりましたとさ。
-Original Album-
'83 Promise <Situation 2> Prod. John Brand (日本盤LP発売『約束』)
'84 Immigrant <Situation 2> Prod. John Leckie (日本盤LP発売『過ちの美学』)
'86 Discover <Beggars Banquet> Prod. Gary Lyons (日本盤LP発売) UK#32
'87 The House Of Dolls <Beggars Banquet> Prod. Peter Walsh (日本盤LP発売『人形の家』) UK#81
'90 Kiss Of Life <Beggars Banquet>
-Single-
'82 Shaving My Neck <Situation 2>
'82 Screaming (For Emmalene) <Situation 2>
'83 Bruises <Situation 2>
'84 Influenza (Relapse) <Situation 2>
'85 Shame (Whole Heart Howl) <Situation 2>
'85 The Cow <Situation 2>
'85 Desire (Come And Get It)/Frame <Situation 2>
'86 Sweetest Thing <Beggars Banquet> UK#75
'86 Heartache <Beggars Banquet> UK#71
'87 The Motion Of Love <Beggars Banquet> UK#56
'87 Gorgeous <Beggars Banquet> UK#68
'90 Jealous <Beggars Banquet>
'90 Tangled Up In You <Beggars Banquet>
-Other-
'95 Mouth Of Babes <Avalanche>--Best Album
'95 In The Afterglow <Pink Gun>--Live Album
'99 Voodoo Dollies-The Best Of Gene Loves Jezebel <Beggars Banquet>
Gene Loves Jezebel (Jay Aston)
Michael以外のメンツによる本家の、Michael脱退以降のリリースは以下の通り。
-Original Album-
'93 Heavenly Bodies <Arista>
'99 VII <Robinson>
-Single-
'93 Josephina <Arista>
-Other-
'99 Live In Voodoo City <Robinson>
Michael Aston's Gene Loves Jezebel
脱退して、「Gene Loves Jezebel」を名乗ってコケてからのリリースは以下の通り。
-Original Album-
'99 Love Lies Bleeding <Triple X>
'01 Giving Up The Ghost <Trople X>
-Single-
'99 Service This <Triple X>
-Members-
Ranking Roger--Vo ex) The Beat
Dave Wakeling--G, Vo ex) The Beat
Mickey Billingham--Key ex)Dexy's Midnight Runners
Horace Panter--B ex) The Specials
Stoker--Ds ex)Dexy's Midnight Runners
80年代初頭の残党寄せ集めバンド。
寄せ集めのくせに異様にクオリティの高い音を出していて,新しいファンをがしがし開拓していましたが,
所詮寄せ集めの悲しい性か。バンドとしては長続きいたしませんでした。
その後,Ranking Roger, Horace Panterは,さらに残党寄せ集め,しかもそのバンド名を聞いただけで
泣けてくる懐メロバンド,The Special Beatを結成。しかし本人達も寂しくなったのか,再結成いたしました。
最初こそは威勢良くアルバムも出したりしてましたが、そのうちに思い出したようにライブをやるだけの状態に陥り、今に至ります。
-Album-
'84 ...All The Rage <Virgin>
'86 Hand To Mouth <Virgin> Prod. David Leonard
'95 Rub It Better <Epic>
-Single-
'84 General Public <Virgin> UK#60
'84 Tenderness <Virgin>
'84 Hot You're Cool <Virgin>
'85 Never You Done That <Virgin>
'85 Come Again <Virgin>
'86 Too Much Or Nothing <Virgin>
'86 Faults And All <Virgin>
'87 In Conversation <Virgin>
'94 I'll Take You There <Epic> UK#73
'95 Rainy Days <Epic>
AFTER THE BAND?
Ranking Roger
Big Audio, Death In Vegas等のアルバムにゲストシンガーとして参加しています。
Stoker
The Dance Hall Crashersのプロデュースしてました。
-Members-
Andrew Montgomery--Vo
Steven Dora--G
Stuart Evans--G
Keith Graham--B
Douglas Caskie--Ds
細く高いヴォーカルとシャランシャランしたギターで叙情的なメロディーを歌う、徹頭徹尾文化系バンド。
SUEDE人気が落ち着いて、次の目玉を探していたNUDEレーベルが一押ししてきたものの、
顔つきまで全員文化系ですし、扇情的な部分など一個もない地味なバンドだったため、当然スターの素質なし。
恐らくNUDE的には、ポストSUEDEというよりはポストRADIOHEADを狙ってきたのでしょうけど。
デビュー以降、アルバムもシングルも全部そこそこ止まりで、さして世の中にインパクトを与えたわけでもないのに、
セカンドまでに2年半以上も開けやがったため、その時点で世間的にはもうなかったことに。
セカンドアルバムの後、Ultrasoundの売り出しにも失敗したNUDEが実質活動停止し、
それと同時に彼らも表舞台から消えました。やっぱインディーズって難しいねえ。
-Original Album-
'97 Further <Nude> Prod. Mike Hedges UK#20 (日本盤CD発売)
'00 Weather Underground <Nude>
-Single-
'96 No One Speaks <Nude> UK#32
'97 Into The Blue <Nude> UK#26
'97 Tranquillizer <Nude> UK#24
'97 Best Regret <Nude> UK#38
'99 Dollers In The Heaven <Nude> UK#59
'00 If You Have To Go <Nude>
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Anne Marie--Vo
Gary Marx--G
Etch--B
Richard Steel--G (87-)
John Grant--Ds (87-)
Sisters
Of Mercyの、1stアルバム後の大離散の結果、ギターのGary Marxが作ったバンド。
この頃のゴシック系の方々の例に漏れず、18歳になったヤンキーのように過去を清算したがり、
ポップな方へポップな方へと流れ、その結果、昔からのファンは脱落し、新しいファンはつかず…という
最悪のシナリオにやっぱりハマってしまいました。
-Original Album-
'89 Stop The World <Chrysalis> Prod. John Brand
-Single-
'86 River Of No Return <Karbon>
'86 The Grip Of Love <Karbon>
'86 Heart Full Of Soul <Karbon>
'87 A Word To The Wise <Karbon>
'89 Down To The Wire <Chrysalis> UK#66
'89 Celebrate <Chrysalis> Prod. John Brand
-Other-
'88 Gathering Dust <Karbon>---Single Compilation
AFTER THE BAND?
Anne Marie
ソロ活動へ。
Etch
一時The Missionに参加後Loudというバンドへ。
Gary もミュージシャンとごちゃごちゃやってたようですが、現在消息不明。
-Members-
Karl Whitworth--Vo, G
Mark Whitworth--Key
Simon Whitworth--B
Gary Holt--Ds
昔から「日本限定洋楽」っちゅーのはありますし,チープ・トリックやらボン・ジョヴィみたいに,
ほとんどそれに近い状態からスタートして世界的スターになった方もいらっしゃいますが,
この人たちは結局本国イギリスでは,日本との契約前の1枚きりしかレコードを出すことができませんでした。
今写真見るとケミカルジーンズとか長い後ろ髪とか相当イタイんですが,でも当時はそれがイケてたんだよなあ。
-Original Album-
'85 G.I. Orange <CBS/SONY> (日本盤LP発売『サイキック・マジック』) Prod. Tim Palmer
-Single-
'85 Fight Away The Lover <EMI> (日本盤7"発売『涙でブレイク・アウェイ』)
'85 Psychic Magic <CBS/SONY> (日本盤7"・12"発売)
'85 One Good Kiss <CBS/SONY> (日本盤7"発売)
'85 Honeywood <CBS/SONY> (日本盤7"発売)
'86 Take Me To Your Leader <CBS/SONY> (日本盤7"・12"発売)
-Other-
'85 Winter Wonderland <CBS/SONY>--Compilation Album
<情報提供:LIMAHLさん>
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Stuart Moxham--Vo etc ex) Young Marble Giants
Dave Dearnaley--G
Phil Moxham--B ex) Young Marble Giants
Young Marble GiantsのMoxham兄弟が、YMG後期から平行して始めていたサイドユニット。
結局YMGがぽしゃってもこっちはそのまま活動続行しておりました。
そもそもYMGは凄まじい音楽的制約の上に成り立ってたグループですから、もうちょい自由度の高い状態で
音楽をやりたいっちゅうのがあったんでしょうかね。
実際、あの「へっぽこストイック」なYMGに比べると、YMG譲りの「クセになる居心地の悪さ」は多少残しつつも「普通」に近い曲が多いです。
ただし、彼らのヘッポコさ加減が「普通」に近づくということは、すなわち「拙い普通の歌」に近づくということで、
やっぱそっちの方向は突き詰めようがなかったみたいです。アルバム発表後、どこともなく消えていきました。
-Album-
'83 Embrace The Herd <Rough Trade>
-Single-
'80 This Is Love <Rough Trade>
'83 Love At First Sight <Rough Trade>
'83 Fool For A Valentine <Rough Trade>
AFTER THE BAND?
Stuart Moxham
長期間行方不明でしたが、'92年にしれっとソロ名義のアルバムを出して、それ以後'95年までに計4枚のアルバムを発表しています。
'92 Signal Path <?>
'93 Random Rules <Peak>
'95 Cars In The Grass <Vinyl Japan>
'95 Fine Tuning <?>--Acoustic Re-Recordings
んでその後また行方不明でしたが、ラフトレード25周年記念のライブで一瞬だけ
Young Marble Giants 再結成、姿をあらわしたようです。
-Members-
Heidrun Anna--Vo
Paul Cavanagh---G ex) SMaLLER
Martin Lynch--B
Jonas Theis--Key
Paul Maguire--Ds ex) The Stairs
リバプールのキング・オブ・裏方仕事、Paul Cavanaghの、あくなき表舞台へのチャレンジ第3弾。
Topでは自分がフロントに立って失敗、SMaLLERではフロントがおっさんだったから結局ダメ。
そこでアイスランド出身のお姉ちゃんという、なかなかにキャッチーそうなフロントを立ててきました。
しかし書く曲の華の無さっぷりは相変わらず健在。適度にポップではありますし、
キラキラ感のあるアレンジで、非常に耳ざわりよく仕上げてはきているのですが、
Aメロからブリッジ、そしてサビかと思ったら、今ブリッジだと思った部分が実はサビでした、
みたいな曲がすごい勢いで並んでいます。
TOPでは素直なギターポップ、SMaLLERではハードエッジなパンク寄りの音、そして
このバンドではフレンチポップ的な部分まで顔を出すコテコテの売れ線ポップス。
さすがにこの後どうしていいのかわかんなくなったのか、Nudeが2002年末に
営業終了して以降、新しい契約を取り付けた様子も無く、行方不明。
Paul Cavanaghが表舞台に戻ってきたという話も聞きません。
-Original Album-
'01 Gloss <Nude> (日本盤CD発売)
-Single-
'01 Lonely In Paris <Nude> (日本盤 5#発売)
'01 New York Boy <Nude>
'01 This Is All I Need EP <Nude> (日本盤 5#発売)
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Robert Smith--G
Steven Severin--B
The Cureのロバスミと,スジバンのメンバーによる,思い付きユニット。82年から84年の,
ロバスミのスジバンとCureの掛け持ち期にアイデア出しして一気に録っちゃったみたいです。
Stevenって,Budgie以上にスジバン歴長いというか,スージー以外で唯一結成から解散まで
メンバーだったんですね。えらいなあ。
-Original Album-
'83 Blue Sunshine <Fiction> Prod. Steven Severin & Robert Smith UK#35
-Single-
'83 Like An Animal <Fiction> UK#52
'83 Punish Me With Kisses <Fiction>
AFTER THE BAND?
Robert Smith
'84年に正式にスジバンを脱退,本業に絞り込んでいくことになります。
Steven Severin
解散まで延々スージーと行動を共にしていました。
-Members-
Martin Metcalf--Vo, G (-91)
Shirley Manson--Vo, Key (-91)
Rona Scobie--Vo, Key
Jimmy Anderson--G (86-88)
John Duncan--G (88-) ex) The Exploited (88-91)
Chuck Parker--B (-88)
Fin Wilson--B (88-91)
Derek Kelly--Ds (-91)
暗黒なのに大げさで派手。という、ありそでなさそな音世界。どういうつながりなのか、Aztec Cameraの前座で
注目されてメジャー契約を勝ち取ったというのもわけわかんないです。
その後,メジャー落ちしながらもぼちぼち活動してたのですが、'91年にアメリカでちょっと受けたあたりで
当時契約していたMCAと大喧嘩。解雇されてしまいます。
んで、主要メンバーは新たに Angelfishというバンドを始め、Mackenziesとしても並行して自らBlokshokレーベルを
立ち上げてなんとか頑張っていたのですが、Shirley MansonをGarbageに持っていかれたところで力尽きました。
-Original Album-
'89 Good Deeds And Dirty Rags <Capitol> UK#26
'91 Hammer And Tongs <Capitol> Prod. Terry Adams etc UK#61
'93 Five <Blokshok>
'95 The Glory Hole <Blokshok>--Mail Order
-Single-
'84 Death of A Salesman <Scruples>
'86 The Rattler <Precious>
'87 Face To Face <Clandestine>
'88 Goodbye Mr Mackenzie <Capitol> UK#62
'88 Open Your Arms <Capitol>
'89 The Rattler <Capitol> UK#37
'89 Goodwill City <Capitol> UK#49
'90 Lovechild <Parlophone> UK#52
'90 Blacker Than Black <Parlophone> UK#61
'91 Now We Are Married <MCA>
'93 Goodwill City (Live) <Blokshok>
'93 Hard <Blokshok>
'94 The Way I Walk <Blokshok>
-Other-
'89 Fish Heads And Tails <Capitol>--Compilation Album
'91 Goodbye Mr. Mackenzie <Radioactive>--"Hammer And Tongs"+Singles (US,Japan Release Only)
'93 On The Day Of Storms <Blokshok>--Live Album
'95 Jezebel <Blokshok>--Compilation Album
AFTER THE BAND?
Martin Metcalf, Shirley Manson, Fin Wilson, Derek Kelly
Shirley Mansonをフロントに据えたスタイルで、新たにAngelfishというバンドを結成。
-Members-
Peter Cox
Richard Drummie
デビュー曲のプロモでトンカチとか振り回していた人たち。
いきなりやたらにポップな音で大ヒットし,その1stでいなくなったと思ってたら、いきなり"Pretty Woman"の
サントラからヒットを飛ばしてびっくりしました。でもその次は本気でいなくなっちゃいました。
がんばってまた認められた、というよりはいかにも棚ボタなヒットでしたので、
むしろ2人の間がギクシャクしちゃったのかもしれません。
その後、Peterはソロアルバムも出していたのですが、最近しれっと再結成をしたらしく、
小さなところをこまごまと回っては活動を行っているようです。
<情報提供:よしりんさん>
-Original Album-
'85 Go West <Chrysalis> (日本盤LP発売) UK#8
'87 Dancing On The Couch <Chrysalis> (日本盤LP,CD発売) UK#19
'92 Indian Summer <Chrysalis> (日本盤CD発売) UK#13
-Single-
'84 We Close Our Eyes <Chrysalis> (日本盤7"発売) UK#5
'85 Call Me <Chrysalis> (日本盤7"発売) UK#12
'85 Goodbye Girl <Chrysalis> UK#25
'85 Eye To Eye <Chrysalis> (日本盤7"発売『見つめあう瞳』)
'85 Don't Look Down <Chrysalis> UK#13
'86 True Colours <Chrysalis> UK#48
'87 I Want To Hear It From You <Chrysalis> UK#43
'87 The King Is Dead <Chrysalis> UK#67
'90 The King Of Wishful Thinking <Chrysalis> UK#18
'92 Faithful <Chrysalis> UK#13
'92 What You Won't Do For Love <Chrysalis> UK#15
'93 Still In Love <Chrysalis> UK#43
'93 The Tracks Of My Tears <Chrysalis> UK#16
-Other-
'85 Bangs And Crashes <Chrysalis>--Compilation Album (日本盤LP発売)
'86 Bangs And Crashes Vol.2 <Chrysalis>--Compilation Album (Japan Only) (日本盤LP発売)
'93 Aces And Kings-The Best Of Go West <Chrysalis>--Best Album (日本盤CD発売) UK#5
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
David Ball--Instruments
Richard Norris--Instruments, Vo
元Soft CellのDavidと、裏方仕事をしていたRichardが、Psycic TVのエンジニア仕事をいっしょにしているうちに
できたユニット。
最初のうちは中途半端にポップなテクノ、という感じでしたが、バンジョーを大々的に導入した音と
けったいなCGのPVのおかげで"Swampthing"が大ヒットし、いきなり時代の窮児に。
で、そのヒットが一段落した頃にはひっそりといなくなっておりました。
状況だけ見てると極めて一発屋的な気がするんですが、その後にScatman JohnやらRed Nexやらが
追随したおかげですっかり一般化した、「テクノに(非テクノ的な)異物を突っ込むことでオリジナリティを生み出す」と
いう方法論の先駆的存在なんだから、もうちょっとリスペクトしてあげよう。
-Original Album-
'90 Electric Head <East West>
'92 456 <Virgin>
'94 Evolver <deConstruction/BMG> (日本盤CD発売) UK#14
-Single-
'90 Floatation <East West> UK#60
'90 A Beat Called Love <East West> UK#64
'91 Boom! <Virgin>
'92 Figure Of Eight <Virgin> UK#50
'92 Heartbeat <Virgin> UK#72
'93 Crystal Clear <Virgin> UK#27
'93 Texas Cowboys <deConstruction/BMG> UK#21
'94 Swampthing <deConstruction/BMG> UK#3
'94 Rollercoaster <deConstruction/BMG> UK#19
'94 Texas Cowboys (Re-Release) <deConstruction/BMG> UK#17
'95 Diablo <deConstruction/BMG> UK#32
-Other-
'95 Music For Dancing <deConstruction/BMG>--Remix Album UK#67
AFTER THE BAND?
David Ball
リミキサーとかプロデューサー仕事(Kylie Minogue等)をしておりましたが、2000年になって
Soft Cellを再結成、ツアーを行っております。
Richard Norris
再び裏方仕事へ。Dubstar "Lipslide ", Sarah Cracknell "Lipslide", Five "Invincible"など、
けっこう節操なくエンジニア仕事を行っております。
-Members-
Andrew--Vo, G, B
Jonathan--G
Darren--Ds
Michael--B (87-88)
80年代後期、一部の間で盛り上がった「アノラック」ムーブメントに属するバンドの1つ。
それ以外はよく知りません。すみません。
Subwayレーベルのバンドなのできっと詳しい方がいらっしゃると思います。よろしくどうぞ。
-Original Album-
'89 Alvin Is King! <Subway> Prod. Chris Martin & The Groove Farm (日本盤CD発売)
'89 Plug <Raving Pop Blast>
-Single-
'87 Sore Heads And Happy Hearts EP <Raving Pop Blast>
'87 Only The Most Ignorant Gutless Sheepbrained Poltroom EP <Raving Pop Blast>
'88 Going Bananas With The Groove Farm <Subway>
'88 The Big Black Plastic Explosion! <Subway>
'88 Driving In Your New Car <Subway>
'89 Hate Us And We'll Love You To Death <Rave>
AFTER THE BAND?
バンド名を BEATNIK FILMSTARS と改名。
-Members-
Joe
Catherine
スコットランドの伝説のレーベル 53rd & 3rdで、2枚だけシングルをリリースして消えたこれもまた伝説のバンド。
どうやら熱愛中のカップルが調子こいて一緒に音楽活動始めたって感じのもんなんですが、その割には出てきた音がよくできすぎ。
ミニマルなメロディ進行が気持ちいい1枚目。ラッパとかが比較的たくさん入って、
結果、Pale Fountains的な方向にも幅を広げることになった2枚目。でもこれで終わり。
多分、別れたんでしょう、うん。
この後、Joe (McAlinden)はBMX BanditsとかSuperstarに参加して活動することになるのですが、
この人他人がメインのバンドのメンバーになってる場合じゃねえだろ、という気がとてもします。
-Single-
'87 You Make My Head Explode <53rd & 3rd>
'88 Happy Like Yesterday <53rd & 3rd>
-Other-
'98 53rd & 3rd Singles <Avalanche>--Single Compilation
AFTER THE BAND?
Joe (McAlinden)
直後、後にTeenage Fanclubを結成する Norman, Gerard, Francisらと Boy Hairdressersを結成。
で、そのあとにDouglass Stewartに引っ張られる形で Teenage組3人と共にBMX Banditsに加入。
-Members-
Mark Rankin--Vo
Giuliano Gizzi--G
Baby Stafford--G (-91)
Alex Dickson--G (91-93)
Dante Gizzi--B
Scott Shields--Ds (-93)
Mark Kerr--Ds (93-) ex) Friends Again, Love And Money, Texas
元々はメンバーの半数が長髪、全員が革ジャンというコテコテのハードロックバンド。
アマチュア時代はかなりガキガキにハードな音を出していたそうなのですが、A&Mと契約するに当たって売れ線を強要され、
無理やり外部プロデューサーを付けられてようやくデビューにこぎつけます。
その後はローリング・ストーンズのヨーロッパツアーの前座に抜擢されるなど、うまく行きそうに見えたのですが、そこでやってきたのが「グランジ」のブーム。
昔ながらの、いかにもアウト・オブ・デイトなルックスのこのバンドではこの先勝ち抜けないと判断されたか、
3rdアルバムでは全員が短髪、服装もカジュアルだったり上半身裸基本だったりとすごいイメージチェンジを図ってきます。
というか、脱退したドラマーに代わって加入したのがFriends Again〜Love And Money〜Texasを渡り歩いたStuart Kerrという時点で、
もう「ハードロック」でもなんでもありません。
もうここまで来てしまうとどうでもよくなったのか、さらに4thアルバムではInxsのAndrew Farissをプロデューサーに迎えて
打ち込みの音まで聞こえるポップスに。結局古いファンを失い、新しいファンは獲得できないという、イメチェンを図った
バンドの最悪のパターンにはまってしまいました。
-Original Album-
'89 Taking On The World <A&M> UK#44
'92 Gallus <A&M> UK#14 (日本盤CD発売)
'94 Swagger <A&M> UK#5 (日本盤CD発売)
'97 0141 632 6326 <A&M> UK#32 as G.U.N.
-Single-
'89 Better Days <A&M> UK#33
'89 Money <A&M> UK#73
'89 Taking On The World <A&M> UK#50
'89 Inside Out <A&M> UK#57
'90 Shame On You <A&M> UK#33
'92 Steal Your Fire <A&M> UK#24
'92 Higher Ground <A&M> UK#48
'92 Welcome To The Real World <A&M> UK#43
'94 Word Up <A&M> UK#8
'94 Don't Say It's Over <A&M> UK#19
'94 The Only One <A&M> UK#29
'95 Something Worthwhile <A&M> UK#39
'97 Crazy You <A&M> UK#21 as G.U.N.
'97 My Sweet Jane <A&M> UK#51 as G.U.N.
-Other-
'03 The Collection <Spectrum>--Compilation Album
'05 The River Sessions <?>--Compilation Album
AFTER THE BAND?
Scott Shields
Joe Strummer And The Mescalerosに加入。
Alex Dickson
Bruce Dickinson Bandに参加。その後はRobbie Williamsのレコーディングに参加、アルバム "I've Been Expecting You"のほぼ全曲にクレジットされています。
-Members-
Andy McLinden--Vo
Paul McLinden--G
Peter Lyons--G
Mark McGill--B
Pat Flaherty--Ds
いつ尽きるとも知れない60年代リヴァイバル組のひとつ。
グルーヴは当時のその手のバンドの中ではかなりいい感じでしたし、
フロントのマクリンデン兄弟のツラはギャラガー兄弟のようなふてぶてしさいっぱい。
故郷グラスゴーのぬくぬくギターポップ村の連中に喧嘩を売りまくったり、確信犯的リサイクルバンドを宣言したり、
ビッグマウスも文句なし。これで売れてりゃよかったんですが、売れる前にとっとと解散。
-Original Album-
'97 First <Sugar> Prod. Steve Brown etc(日本盤CD発売)
-Single-
'96 Break <Sugar> Prod. John Leckie
'96 Pop Cop <Sugar> Prod. Steve Brown UK#71
'96 Are You Ready <Sugar> Prod. Clive Langer & Alan Winstanley UK#71
'97 Sly <Sugar> (日本盤 5"発売)
-Other-
'96 Welcome <Sugar>--Single Compilation For Japan Only
AFTER THE BAND?
情報ください。