古代ギリシャの哲学者プラトンは、摩羯宮におけるアルゲディ、ダビーの西の二星からデネブアルゲディ、ナシラの東の二星に線を引いて、これを神々の門と呼び、この宮が達月に鋭角的に闇夜に西の端に落ちてしまう事からこの逆三角形の門を速く潜り抜けないと昧爽になり亡霊が天に昇ることができなくなってしまう事から天への門と考えたのでしょう。 (羅堰三星を経て眇眇たる天田四星celestial farmland から入っていく。この切手はРеспублика Казахстанで発行。
牡羊座は白羊宮(Aries)に位置し、山羊座は摩羯宮(Capriconus)に位置します。天球上に辰戌線、卯酉線、寅申線を引くと、これらの線は天頂で交差するが、日昇点が日毎に辰戌線から卯酉線の方向に移動し日没点は、日毎に寅申線から卯酉線の方向

写真の切手は以色列(מדינת ישראל)の切手です。そもそも黄道十二宮というのは、古代史を繙くとアッシリアにおいてトゥクルティ・ニヌルタ1世がアッシュールに神殿を築く際に、様々な神話伝説を彫刻にとりいれ描いていったのがその権與である。畢竟、太陽の通る見かけ上の道、いわゆる黄道を30度ずつ分割して十二区分したものを指す。ですから黄道十二星座と異なる星座の中に惑星が顕現することなどあり得ず、出現すればそれは客星ということになる。



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切手の話 その4

 ZODIAC(宝瓶宮)   ZODIAC(処女宮)  ZODIAC(人馬宮) 

楚森という国は哀提伯の東に位置し、古くは駱駝の国と呼ばれた。アフリカでは珍しい単一民族だったが、猖獗を極める海寇が蟠踞する地で、悖逆の空気が瀰漫して人々は餒斃し、慮るのが難しく解説はまたの機会に。切手にはZODIACの表示があるが、これは太陽の通る獣帯という意味である。1500ソマリアシリングというのは60円ですが、この通貨は最近あまり使われていない。


前回のA、B二択クイズの正解はBでした。二択クイズの場合、抽選予定でしたが、Bと解答された方全員に日本国宝切手13次未使用56完をプレゼントさせて頂きました。御参加ありがとうございました。


に移動している。これは、みかけにおいて南回帰線から黄道が乖離していくことの証左である。(日昇点が北にずれれば太陽の天球上の赤緯が高くなるので南の子午線と交差する時の南中高度が高くなる。南中高度は、その地点の緯度のcomplement angleによっても変化するが)

現在16度幅の南北の獣帯の中において摩羯宮の中心を金烏が占拠している為に目が眩み、この辺りの星座を見ることができません。そのうち、この宮を東からでていく事になるでしょう。






古代中国では、この辺りを牛宿と呼び、四つの聯からなる律詩を確立された杜甫や盧山双剣の峰からの帰路で印可を得た蘇東波などの詩人達が斗牛として黄鐘の時節に詩の中で詠むごとに凌駕するのは傍証になり暗合にもなる。つまり、彼らもまた天文学に通暁し、格物致知の精神で取り組む葦編三絶の学者であった。
日本の国では、江戸時代において、保井春海(渋川春海は改名)が暦注を統一した貞享暦を編み、霊元天皇からその慧眼を畏敬された。洽覧深識な学者だった彼が描いた「天文分野之図」を矚目すると、太陽黄経が270度になる朔旦冬至の南中高度と太陽黄経が90度になる夏至の南中高度に47度の差がある事を理解していた事が判然する。もちろん地軸が公転面に対して23.5度傾斜している事も知っていたのである。彼は渾天儀を用いて食犯を観賞するだけでなく、黄経合が闇夜に起こる夜蝕の食甚時刻から復円まで覈べ、天文学全般に邃暁していて瞠目に値する。更に、黄道十二宮というカテゴリーにおいて、摩羯宮にしても、あまりにも克明に描写し、中国天文史における角宿を起宿とする二十八宿に駢立するものであった。日本においては持統天皇の治世に元嘉暦を正式採用したのが暦の嚆矢である。元嘉暦とは推古天皇の世に百済から渡来したもので、宋の時代に何承天が調日法を用いて編んだ暦を指す。これは古代希臘のメトン暦や古代中国において鄧平が編んだ三統暦と同じく既に「閏月」を設定している。そもそもメトン暦はアッティカ暦の異称でユリウス暦を遡る事四百年の昔に、金烏の南中高度の変化周期と玉兎の盈虧の変化周期を巧く重ね合わせて坤輿の季節循環を解く術の権輿である。玉兎の見掛けの形状は金烏との離角によって定まる訳だから天空における経度の一致を朔としたものの朔日と異なる日に金烏を掩う食が起こって不具合が発生したのである。(これは何故か解義すると、さまざまな天体の引力関係が一定でないので、金烏や玉兎が定速であるわけがないからです。)宇宙の本義が闡明になり秘蘊に嫣然する事になれば幸甚です。)

※※⇔2009年9月10日の深夜には偃月に掩蔽される翹望していた罕なる『メローペ食』が顕現するので駭魄し甘心してほしい。(平安時代は陰陽道に羈束され昴食の顕現には喟然として浩嘆し歔欷するのが因習だったが。)

(天文切手収集家からの質問)
架空の星(計都星)は、どんな星なのか、さっぱりわからないのです。教えていただけないでしょうか?
(弊社の回答)
そもそも架空の星(計都星)は、印度最古の聖典「リグ・ヴェーダ」において九曜の星のひとつと考えられたのが濫觴である。古代印度天文学では、白道と黄道が正交する(北節する)pointをアナビバゾンと呼んで架空の星(計都星)の存在位置とした。次に逆行つまり中交する(南節する)点をカタビバゾンと呼んで架空の星(羅喉星)の存在位置とした。これらのpointは摂動によって撹乱されながら天空のノード上に18.6年の周期で軌跡を描いていく。九曜の曼陀羅にも描写され、計都星の本尊は地蔵菩薩、羅喉星の本尊は大日如来で精神的な金剛界か物理的な胎蔵界かは手の位置を見れば劃然とした差で甄別できる。印相が法界定印である理の胎臓界は大日経の経典を元にしているのに対して、印相が智拳印である智の金剛界は金剛頂経の経典を元にしていて、系統が異なるのである。人々は露盤の上の請花のそのまた上の塔頂に煙る{水煙}を仰慕して計都星、羅喉星を彷彿するのである。(恰も、昔の人が儀仗を備えた鹵簿の輦路において、珠玉を連ねる崇厳なる冕冠を垣間見ては欽仰の念を抱いて畏怖したごとくに。)それを天空に写像したのが荘厳なる昴食である。
※※⇔『夜蝕』は極めて難易度が高いので注釈。
 ♪地球の裏側で顕現している日食で、現実には見えない日食の事を『夜蝕』と言う。
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切手の話