BRONTOSAURUS(Apatosaurus)
ジュラ紀(Jurassique)のキンメリッジアン期に生息する。巨大な恐竜で全長26m、体重32000kgにも達した。竜脚類にしては、腹肋がある。餌は羊歯(Filicophyta)。
ἀπάτη。σαῦρος。が名前の由来。

PTERANODON
白亜紀(Crétacé)のカンバニアン期に生息する。主竜類とか鳥頸類とか囁かれている。最大の翼開長はsternbergiの9mであるが一般的には7m。飛翔筋肉は、あまり発達していない。餌は魚類。
STEGOSAURUS
ジュラ紀(Jurassique)のオクスフォ-ディ
アン期に生息する。鳥盤目で背を強靭な甲羅で覆う巨大な剣竜。草食で秦秦と生い茂る羊歯(Filicophyta)を好む。脳が極めて小さく不思議な生き物である。
    TRICERATOPS
白亜紀(Crétacé)のマストリシアン期に
生息する。鳥盤目で巨大な角竜。
草食で餌は、被子植物になる。
Le Maastrichtien est le 12ème et dernier étage stratigraphigue du Crétacé 。


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切手の話 その1

                      







        













まずは、「恐竜切手」から話をしてみたいと思います。
そもそも「恐竜」とは今を遡ること、2.3~2.1億年前の三畳紀の後期に私達の地球に発生してから、壱万年に一度の旱魃にも竭ることなく、1億5000万年間も、坤輿を踟るものの、白亜紀の末期つまり約6500万年前に、終に絶滅することになり、愀然として眉を顰めてしまうのである。これらの数値は勘ではなく、例え遂古の事であっても、同位体の壊変によって精確に科学的に割り出せるのである。では、天をも劈くような恐竜の咆哮が何故に坤與から殫きたのか、杳窕の境に誘われながら考察していく。
白亜紀(Crétacé)というのは、気温がほとんど一定に近い状態で推移していたのだが、今日の温暖化とは逆方向に末期になって、慥かに10~15℃くらい冷えていったのである。気温が下がると植物の生態系が変わってしまう。まず槎蘖が萌芽しても生育しなくなって、草食大型爬虫類の必要とする羊歯系の植物相が変貌してしまった。蓁蓁と生い茂った羊歯を、一頭あたり一日一瓲づつ荐りに饕っては大地を闊歩していたのに、植物相の変化の故に、饑えて体力を消耗し、踠く事なく、睡るかのごとく蹲るようになっていく。とうとう適応不能となり、大絶滅を齎したのである。白亜紀(Kreidezeit)の植物の生態系は現代のそれとは異なり、哺乳類の草食動物の食糧は白亜紀の巨大恐竜の食糧にはならないのである。白亜紀の恟れを知らない獗る大型肉食爬虫類の餌は、白亜紀の倔い草食大型爬虫類になると、私は稽うる。輒ち、端倪すれば、パンゲア(Pangaea)の分断からジュラ紀のゴンドワナの分断を経て、神のみが臠わしていた巨大恐竜も、気温低下による植物相の生態系変化だけで、懣える事もなく、湮沈して畢わったと推究され惻隠の情を催すのを禁じえない。大自然の蔕芥に屈する訳で、どんな栄華も永いスパンで俯瞰すれば、根蔕などない無常なものかもしれない。疑問を唱える向きには、白亜紀の末期と第三紀との間には、礁が消滅していることに注目して頂ければ傍証になるであろう。
次に、系統樹を考察してみると、竜盤類(saurischia)の獣脚類に分類されているティラノサウルスからneorithisとして進化したのが現代の鳥類であって、恐竜の鳥盤類は全て白亜紀の末に絶滅しているのである。(竜盤類と鳥盤類は、骨盤の形態的相違によって識別する。換言すれば、竜盤類は座骨と恥骨が直角である点と、鳥盤類はこれらがパラレルであるだけでなく、前恥骨突起が存在するという点で識別できるのである。)
更に深く犀利に洞察すれば、今から約6500万年前の白亜紀末には地球にはrareな元素イリジウム(iridium)があった。この元素はどこから来たのだろうか。地球の内部からという仮説と地球外の隕石の衝突という仮説がありました。隕石にはイリジウムが多いのですが、白亜紀末に盛んだった火山活動のマントルからの噴出物にイリジウムが見出されたという事と、愛撒倫のholeが白亜紀末の物ではないという事で私の若い頃は隕石衝突説は否定されていました。しかしながら、近年になって、墨西哥のユカタン半島にあるチクスブルといわれるマンソン火口からの堆積物に約6500万年前、らしきものが出てきた事と、そこから飛んだらしい石英がカリブ海で見付かったことです。それに何故巨大な隕石の衝突かというと、その石英の結晶格子の破壊の仕方が莫大な圧力によるものだったからである。私が分からないのは何故大型爬虫類だけが絶滅して哺乳類が生き残ったのかという事です。もうひとつの疑問点は、ゴンドワナの分断過程において気温が一定だった白亜紀において地球が温暖化と反対の方向、つまり気温低下の方向に動いたかという事です。考えられるのは隕石の衝突は、瞬時的には、莫大な衝突energyによって、地球の温度を上昇させるが、莫大量の塵が発生する訳だから、この塵が太陽光線を遮ぎる為に曉暾の光さえ暗く、気温の低下に拍車がかかり、それが植物相の変化を齎したのである。これなら科学的に恐竜が絶滅にいたる。南極に恐竜の化石が発見されているのは、白亜紀に南極が温暖化した証左であり、その理由として地球の炭酸ガスが増加したからと言う人がいるがこの論理は間違っている。それは、天体の運行を考覈していないからである。南極が温暖化した理由は、公転面に対する地軸の傾斜角が変化したからである。(炭酸ガスは増加したがそれは南極の温暖化とはあまり関係がない。)又、隕石衝突後、数時間で恐竜全体が湮没したという説が塵寰を超越した物理学者の間で発表されているが、異論を縉むと、物理的energyの解析はperfectでも、それでは、哺乳類が生き残った理由が説明できないのである。という事は、新しいパラメータの導入により、いわゆる新しい助変数が介在することになっていくと考えられる。俯瞰すれば、哺乳類の系統樹によるルーツは1億年の昔に遡る。
「恐竜切手」愛好家が、顕生代全般に目を向け秘薀に嫣然することになれば幸甚です。
※※⇔イリジウムは地殻の深部にあるrareな元素でギリシャ神話のイリスという虹の女神が由来。

  この 切手の話が皆さんの漢字力のレベルアップに貢献できれば光栄で御座います
  
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