8月分
8月29日
「スキズマトリックス」(ブルース・スターリング ハヤカワ文庫)を読む。
〈環月軌道コロニー〉の住民リンジーは、遺伝子工学を用いて肉体を変形させる
〈工作者〉の活発なメンバーだった。
だが、機械の力を利用して延命をはかる〈機械主義者〉に対するクーデターに失敗し、
コロニー追放処分にあってしまう。
太陽系をさまよう彼が見たものは、多種多様な方面に発展してゆく人類の姿だった・・・。
というわけで、サイバーパンクなのか?
ちょっと辛かったわ。
単語の意味とかよくわからないなぁとか思ったら、これまたスターリングの描く
壮大な未来史の一役を担う作品だった。
要するにまだ前後があるらしい。
それを踏まえて読めば理解できるのかもしれんが、この人の作品は当分読む気がしない。