12月分


12月30日

「ワームウッドの幻獣 クラッシャージョウ9(高千穂遙 ソノラマ文庫)を読む。

今さらクラッシャージョウの新刊。

ジョウに二人の実業家から護衛の依頼が来た。

ただ、この仕事はジョウのチームに敵愾心を剥き出しにする”地獄の三姉妹”

クラッシャーダーナのチームも請け負っていた。

テロリストの攻撃からクライアントを守ったジョウたちは、幻獣アバドンが棲息するという

未踏の惑星ワームウッドに向かった。

派遣された調査隊が全て消息を絶っているという危険な惑星で

二人の実業家は狩りの腕を競おうというのだ・・・。

というわけで、面白いんだな、これが。

未踏の惑星で未知の生物ってところが古典的なSFっぽい。

まぁさすがにクラッシャーなので、この手の話はピンチに追い込む方が大変だが。

ところでアルフィンのライバル登場って事で、このキャラは後を引くんでしょうか?

 

12月23日

「マジカル・シティ・ナイト Vol.4 天空の敵(朝松健 スーパークエスト文庫)を読む。

マジカル・シティに誘拐事件発生!

羽ばたく飛行機械で、シティの空を自由に飛び回り、若い女性を次々にさらう謎の怪人、レーダーマン。

〈向こう側〉の新たな刺客か、それとも科学信者のしわざか?

というわけで、シリーズ第4弾。

前回魔王が出てきたのでもう終わりと思いきや、どうも5巻で終わりらしいな。

話自体は、世界の謎がちょっぴりだけわかる。

サブタイトルの意味も。

次でちゃんと終わってくれるなら、まぁ。

 

12月14日

「第61魔法分隊」(伊都工平 電撃文庫)を読む。

王都からの異動により、のどかな田舎町にやってきた一等契法士のロギューネ。

町の治安を守る61分隊に副隊長として着任する彼を待っていたのは、

つかみどころのない隊長ニルスをはじめとする奇妙な面々と、穏やかな町での一見退屈な勤務だった。

しかしその背後では王家と議会による『凍土緑地化計画』が着々と進みつつあった・・・。

というわけで、面白かったです

魔法が独特で、多少取っつきにくいところがある。

で、独特な割に説明不足な感があるのでそう感じるんだと思う。

でもまぁ、慣れだな。

続きを買ってもいいな、と思うくらいには、良い。

 

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