7月分
7月19日
「壁」(栗本薫 ハルキ・ホラー文庫)を読む。
結婚三年目を迎えた登志子はもっと広い部屋を求めて、好条件のマンションを探し出した。
部屋数も多く、格安の値段。
ところが・・・。
というわけで、なんじゃこりゃ?
住んでみるとなんか心霊体験とか、マンションが建つ前は墓地だったとか、
でも結局、理由も原因も分かりませんじゃあ、小説じゃなくてただの恐怖体験談じゃん。
なーんか肩すかし。
7月4日
「放浪獣 」(菊地秀行 角川文庫)を読む。
凶悪犯罪が頻発する荒廃した近未来の日本で繰り広げられる、
壮絶なバトルと濃密なエロス満載のバイオレンス・アクション。
っていうか、超古代のピラミッド遺跡とか、神秘の函と円盤とか、異界の巨人とか、
そういうのそっちのけで、エロ。
いやー、菊地秀行のこういうの久しぶりだ。
エロ。