3月分
3月26日
「吸血鬼ハンター14 D−妖兵街道」(菊地秀行 ソノラマ文庫)を読む。
貴族の廃城へと延びる死の街道を、Dと荒くれどもがひた走る。
というわけで、D最新刊。
コレ、といって目を引く展開やキャラはないんだよなぁ。
なんか昔の作品のシーンを焼き直したような展開が多い気がする。
残念。
3月15日
「夜の子供たち (上)」(ダン・シモンズ 角川文庫)を読む。
アメリカ防疫センターの女医・ケイトは、ルーマニアで重度の免疫不全を持つ孤児を見つけた。
彼女はその遺伝子がエイズや癌の画期的治療の鍵だと気づく。
だが、その子供はトランシルヴァニアの伝説、ドラキュラ一族にとっても特別な存在だったのだ・・・。
というわけで、まだ途中だが面白かったです。
普通”CHILDREN OF THE NIGHT”つったら狼のことかと思ってたけど、これは吸血鬼モノ。
まぁダン・シモンズだし。
免疫不全を他人の血液から取り込むことで補う特異体質の一族=吸血鬼という
純粋に医学的なアプローチは面白い。
でもそのわりに当のブラド・ツェペシュ本人が存命で、過去の思い出に浸ったりしているので
この時点では一族がただの特異体質が本当に魔的な生き物かは不明。
でもまぁ、ショットガン至近距離から3発喰らって生きてるようなやつらだし。
ときうわけで、下へ。