1月分
1月24日
「ほしからきたもの。A」(笹本祐一 ハルキ文庫)を読む。
架空宇宙戦記リーズ第2弾。
地球は異星人の侵略にさらされていた。
国連宇宙軍所属の新米パイロット、ベル、オリビア、パイの3人は、アメリカ本土の
ウォーカー空軍基地、またの名をロズウェル基地で、あの『ロズウェル事件』の真相を知ることになった。
・・・そして彼女たちは初の対軌道迎撃戦闘に駆り出される。
話全然進んでないなぁ、というか単行本1冊つかって上の3行の内容を書いてるんだが
説明が多すぎて先に進まないわけだ。
リアルさを追求するとこうなるわけだが、もうちょっとテンポも欲しいゾ。
1月8日
「マジカル・シティ・ナイト VOL.2 旧支配者の足音」(朝松健 スーパークエスト文庫)を読む。
市民は日常的に魔術や妖術、呪術を使い、魔人、精霊、妖魔たちが跋扈する
現代の科学技術から隔離され、中世以来魔術が発達した都市、マジカル・シティ。
招春祭の夜、ギルマン街のあるアパートの一室で行われた召喚儀式、
それは〈こちら側〉でも〈向こう側〉でもないもう一つの世界、〈旧宇宙〉から
クトゥールーを召喚するために、あるものを喚び出すための儀式だった。
魔術犯罪専門特捜官〈騎士〉のベンは、邪神降臨を阻止する事ができるのか!?
というわけで、ご覧の通りのクトゥルフ物、思ったよりも面白かったな。
多少気になるのは、全然別世界のハズなのに、作者がうっかりやっちゃうとこかな。
いきなり「ローマ字で書くと」とか・・・ローマなんかないのにね、この世界。