12月分
12月某日
「ARIEL14」(笹本裕一 ソノラマ文庫)を読む。
笹本裕一の人気シリーズの14巻目。
今回の話は星壊しセイバーの帰還と銀河帝国艦隊の出現という2大柱。
でもそんなこと関係なく、エリアル3人娘の一番下、和美とクラスメートの暴走といういつものパターン。
美亜と絢の出てこない話は相変わらず面白いなぁ。
前から思ってたけど、エリアルの主人公って実は由貴ではないだろうか?
例によって今回も大活躍。
物語は大事件のプロローグという感じで続きが待たれる所である。
12月某日
「九年目の魔法」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 創元推理文庫)を読む。
主人公のポーリィは、ある日ふと過去を振り返ってみたとき、
まるで異なる2つの記憶を持っていることに気がついた。
10歳の時偶然紛れ込んだ近所のお葬式で、背の高いチェロ奏者リンさんに出会ったところから
とても恐ろしい何かが起こりはじめた。
失われた時を求めて心の旅をする、少女の愛と成長を描く現代魔法譚。
ラストのローレルと対決するところがちょっとわかりづらかったなぁ。
それ以外は普通に面白かった。