東海道五十三次歩き旅(1日目)

・大船発 5:09東海道線上り始発電車で東京へ向かう。5:52東京駅着。日本橋まで歩く。

広重 「品川(日の出)」

( 東京日本橋〜横浜 )

七つ時とは朝四時ごろで一里歩いて(約一時間)高輪あたりで夜が明けて提灯を消すという事

広重 「日本橋(朝の景)」

6:32
銀座四丁目交差点通過

昼間、夜は人と車の洪水である銀座も朝は静かな通り

通り沿いに銀座発祥の地という石碑があり下記の記述が
刻まれていた。

「慶長十七年(1612年)徳川幕府はこの地に銀貨幣鋳造
の銀座役所を設置す。当時町名を新両替町と称せしも
通称を銀座町と呼称せられ明治二年遂に銀座を町名と
する事に公示さる」

2009年7月14日(火)

銀座通りを抜けて新橋を過ぎたあたりで国道15号に入り
昭和通方面からの車が合流し交通量が多くなる。
これから国道15号(第一京浜)又はそれに沿った道を歩く事
になる

6:58
大門交差点通過

7:15
田町駅前通過

7:45
品川駅前通過

12:25
鶴見川橋   
この橋を渡ると鶴見駅が近い。

今日はここでやめようかと思ったが、まだ歩けそうでもあるし
もう少し行く事にする。

鶴見駅前の通りを横切り、再び細い通りを歩く。

魚屋の通りを進むと再び国道に合流する。神奈川県に入ってから
ここまで旧道で人も車も少なく歩きやすかった。
合流地点に生麦事件の跡の石碑がある。

13:37 
生麦事件の跡から約50m
キリンビールの工場があり前を通り過ぎるわけには行かない。
   生ビールと 鯖のスモーク で生き返る 
    ゆっくりと休憩30分

10:10 
 京浜急行蒲田駅付近の空港線踏み切り通過
 高架工事完成後はこの踏み切りはなくなり交通渋滞も
 緩和されるだろう。
この先多摩川六郷橋の少し手前まで国道をひたすら歩く。
11:12
六郷橋(東京側)
11:20
六郷橋(川崎側) 

 しばらくすると、国道を横切り、生麦の魚屋通りに入る。
このあたりの家の裏はすぐ海になっており、昔は沢山の魚が取れ
たのだろう。
今も魚屋さんが多くあり早朝から結構にぎわうらしいが、午後のた
め人気もない道だった。


左の写真は後日撮ったものだが、午前10時頃なので人が少ない
が早朝は込み合うらしい。

現在の日本橋 (三越のすぐ横)

昔はこの近くに河岸があったらしい。
海苔屋さんが多いのはそのためか。

その後河岸は築地に移転し今はまた移転しようとしている。

日本橋は今でも日本の国道のスタート地点だ。

日本国道路元標

6:10 
日本橋をスタートし銀座方面へ向かって歩き出した。
次の宿場は品川宿

鈴ヶ森刑場跡を過ぎると品川で別れた国道と合流するが
15分ほどで又分かれて旧街道に入る。
ここは大森の近くで海苔屋さんが数件有る。

広重 「川崎(六合渡し)」

「お江戸日本橋七つ立ち〜 
            こちゃ高輪夜明けて提灯消す」

こんな道が約1時間続く。
8:54 
品川区民公園の入り口で休憩(15分)
ここから数分で鈴ヶ森刑場跡がある。
江戸時代には数万人も処刑されたといわれる。

渡り終えると左のような案内がある。
このような案内は助かる。

川崎宿の通りには本陣跡などの説明案内板が随所に立っている
駅に近づくとにぎやかな通りとなり、夜はにぎわうようなところだ。

簡単な昼食を取り鶴見方へ向かう。国道ではないためそれほど車の通行は多くない。気付かぬうちに横浜市鶴見区になっていた。沿道には寺がいくつかある。

生き返った体と気分で再び歩き出す。
これから横浜までは車の多い15号線を歩かなければ
ならない。後1時間程度だ。

14:56
JRの東神奈川あたりが神奈川宿だったらしいが、それらしきものはほとんどない。

15:12
京浜急行神奈川駅(JR横浜駅付近)で本日終了

本日の感想その他
・東海道歩きの第一日目でどこまで歩くかは別にしてとりあえずスタートした。
・今まで山のハイキングは何度も行っているが、舗装道路を何時間も歩くのははじめてである。山と同様、靴は大切だ。
 それなりのウォーキングシューズを履いていないと疲れる。
・山歩きと違い荷物はほとんど不要。
・今後はわからないが、疲れたらいつでも中止できる
・座って休憩する場所が少ない。コースから外れればあるだろうが、ベンチなどはほとんどない
・トイレが少ない。山もトイレはないがそれなりに何とかなる?
 コンビニか飲食店ですることになる
・騒音と排気ガスは我慢するしかないが、半分ぐらいは現在では裏道みたいなところなので比較的静かな道だ。
 また昔の本陣跡などの、当時を思い起こさせる案内板があったりして楽しめる。
・暑い一日だったと思っていたら、関東地方は梅雨明け宣言がされた日だった。
・30Kmも歩くとさすがに疲れた

7:55
品川駅を過ぎてしばらく行くと左に、旧東海道の道がある。
京浜急行の踏み切りあたりに地図など案内がある。
ここが品川宿の入り口だ。静かな道に戻る。昔の風情を思わ
せるような店があったりして面白そうだが、まだ店は開いていない。

総時間(休憩含む) 9時間2分
歩行時間 7時間28分
歩行距離(概算) 30Km
この区間の歩数 44,683
この日の総歩数 49,285
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