○必須
・linuxが入っていてPCMCIAが使えるPC(母艦として使います)
特にディストリビューションは選ばないハズです。
神木さんはslackware3.5、うすいはdebian2.0を使っています。
・MobileGear MK-12/22/32 (22では試したことないっス)
・ATA Flash card
○準備
root.MK22.tar.gz
(2.87MB)
lilo.MK22.conf
zImage-0618.gz
あとは、liloのPocketLinuxPatch済みを用意してください
○手順○
注意:うすいの環境では、ATA Flashは/dev/hde、Flashのmount
dir.は
/mnt/cardとなっていますので、必要に応じて読み替えたり、
lilo.MK22.tar.gzを書き換えてください。
1. ATA Flashにfdiskでrootとなるパーティション/dev/hde1を作る。
2. 同じようにswapパーティション/dev/hde2を作る。
3. mkfsする。→ mkfs.ext2 /dev/hde1
4. mkswapする。→ mkswap /dev/hde2
5. Flash ATAをmount → mount /dev/hde1 /mnt/card
6. MGがrootとして使うファイルを準備。
→
tar xvfz root.MK22.tar.gz -C /
※/に展開するのは、mnt/card/*のpathで格納されているからです。
他のmount point(例えば/card)であれば、/tmp等に展開してから、
cp
-dpR /tmp/mnt/card/* /cardとでもしてください。
あと、このままのカーネルでは古すぎるので、新しいカーネルを入れます
→
zcat zImage-0618.gz > /mnt/card/boot/zImage
7. liloでbootできるようにする。
MG用のliloを前もって作っておくことを忘れないでください。
lilo.MK22.confを修正して自分の環境に合わせてください。
→
./lilo -C ./lilo.MK22.conf
8. Flash cardを外す。
→
sync
umount /dev/hde1
cardctl eject 0
9. MGにFlashを差して、電源をぽちっとなと押してみる。
10.変なエラーっぽいメッセージが出ているけど無視(爆)
shellまではいけたはず。
かなり楽にshellが立ち上がるところまで確認できると思います。
ただ、この方法は自分の環境をファイルに落としただけで、
実際に試していないので本当に動くかは謎です。
○さらに必要な物
・bootdiskに関する知識。
基本的には上で説明しているのと大差はないです。
flashにroot treeを書き込んだ後に、好きなようにいじってください。
#凄く投げやりだ(^^;
○さらに必要な物
・initrd,bootdisk,liloに関する知識。
・根性(嘘)
○準備する物
・lilo(PocketLinux Patched)
・initrd image
・PocketLinux kernel(zImage)
・Root Disk
です。(・は、神木さんのページに、・は、ここのページにあります)
一から作ろうとする人は、うすいが書いたような資料じゃ役に立たない
と思いますので、詳しくは書きません。
神木さんの開発環境はMK-32で、神木さんのページにある物をそのまま
使うと、MK12/22ではMemoryが足りなくてPanicしてしまいます。
(現在はサイズを絞った物も置いてあります)
そこで、MK-22野郎うすいはinitrdのMK12/22用を暫定的にですが作りました。
必要な方は置いておきますので持っていっちゃってください。
あくまで暫定的なものですのでエラーが出るとか、なんか怪しいとか
は、我慢してください。
initrd image → initrd.MK22-0330
このイメージを使うと、無条件でhda1をrootにmountします。
そのrootdiskですが、うすいはslackwareのrootdsks/pcmcia.imgに
自分でコンパイルしたpcmcia-csを追加した物を使っています。