おしまい



あとがき

 子供たちにとって雨降りはあんまりおもしろくないようです。そとで遊べないからなのでしょうか。でも雨上がりの虹は他に比べようもない程みごとで美しいものです。自然の素晴しさを改めて感じます。つぎに載せた作文は子供が小学2年生に書いたものです。何も考えずに使っている水、困ったときに知る大切さ。自然界に目を向けてくれた我が子。成長の喜びに大きな拍手を贈ります。

−1983年 11月−

断水そうどう

 この間、ぼくの家では水が止まりました。とくに困ったのはトイレです。ぼくの家のトイレは水洗便所なので水を使います。一回は使えるけどタンクに水が入ってこないので、つぎの人は使えません。だからうんちをしてもおしっこをしても水を流せないから、他のところから水をくんできて流さないとだめです。でもかんじんな水がないのでまた困りました。しょうがないので、近くの公園の水を借りに行きました。そして流しました。
 ぼくは水なんて考えながら使ったことなどありませんでした。でもよく考えると水って大切だなあと思いました。水はプールや、飲み水、発電などに使われています。だから水をむだに使わないように気をつけたいと思います。



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