「おにいちゃん、雨上がったよ。外へ行けるよ。おかあさんが長ぐつはいてもいいっていったよ。公園へ行こうよ。」
「うるさいなあー。目がさめちゃったじゃないか。」
いつのまにかねむってしまっていた直は目をこすりながらカーテンを開けました。
「うわぁー。虹だ、虹だよ。さよ!庭へでてみよう。すごく大きな虹ができているよ。」
直はもう大さわぎです。
台所で食事のしたくをしていたおかあさんも庭へ出てきました。三人は空にかかった大きな虹の橋をだまってみつめていました。
まえのページにもどる
つぎのページにすすむ