対決の前に‥
ECCO.Jr(MD〜GENESIS専用ソフト)
VS
ECCO.Jr(PICO〜育脳塾専用絵本ソフト)

(C)SEGA


(C)SEGA

この両タイトルを比較する前に考慮しなくてはならない事がある。
考慮しなくてはならない事‥それはハードだ。
このソフトを動かす為に必要となるハードの選考だ。

何故、ハードの選考に時間をかけるか?
それは、PICOとMEGA DRIVEという2つのハードの関係からくるものだ。
時は‥1988年10月29日
一部でSEGA Mrk-Vとも称され噂されていた「MEGA DRIVE」が発売される。
8BITハード全盛の当時、16BIT-CPU搭載のこのゲームハードはゲーム業界に様々な衝撃を与えた。
超ハイスペックなゲームマシンで遊ぶ「おそ松くん」などはかなりのインパクトがあったはずだ。
16BIT時代後期(というか任天堂のSFC発売後)において、「MEGA DRIVE」のスペックの弱さを 指摘する輩が多くいたのだが、1988年に発売されたハードとしてはかなり優秀なスペックだと断言できる。
SEGAのハードは他社よりも先行して発売される事が多い為「スペック弱し」の印象があるのかもしれない。
だが、当時「MEGA DRIVE」の優秀なスペックに任天堂が驚きSFCの構想を一からやり直すよう余儀なくされた‥ などといった噂が流れる程のものだったのだ。

そして、1993年4月
1990年に任天堂より発売されたSFCに押されぎみ(押されっぱなし)だったMEGA DRIVEは 更なる普及を求めてマイナーチェンジ版MEGA DRIVE‥「MEGA DRIVE2」を発売する。
値段が下がり、本体も小さくなり、標準で6Bパットも付属の上、音が悪くなった。 …………最後のは余計だったな。
更にアダプターの規格も変更になった。

その2ヶ月後
1993年6月…幼児用コンピュータ「PICO」が発売する事になる。
そのスペックは…あまりにもMEGA DRIVEに似たものだった。
詳しくはコチラ
いや、正確にはMEGA DRIVE2に似ている…と言った方が良いのかもしれない。
PICOの元(親となるもの)が、MEGA DRIVE1だったのかMEGA DRIVE2だったのかは定かでは無いのだが、 発売時期を考えると…MEGA DRIVE2との同時開発の線が濃いと思われる。
恐らく、MEGA DRIVE1をカスタム化(MEGA DRIVE2)する際にPICOも同時開発していたのではなかろうか。
MEGA DRIVE2の発売からPICOの発売までのブランクは、PICO独自の機能の開発・テスト期間だったと想像できなくもない。

これで、PICOとMEGA DRIVEの深い繋がりを理解して頂けた思われる
言わばPICOとMEGA DRIVEは兄妹関係にあり、親娘関係にあるのだ。
但しここで注意して欲しい。
よくBBSなどでよく見かけるのだが、「PICOの中身はMEGA DRIVE。」という誤った情報だ。
PICOの中身がMEGA DRIVEの訳がない。
PICOの中身の元はMEGA DRIVEかもしれない。
PICOにはPICOの独自の機能が有り、逆にPICOには無い機能があったりするのだ。
よって、「PICOの中身はほぼMEGA DRIVE。」と認識して欲しいものだ。

あまりにも似通ったハード…その違いは?
今回の様な同タイトルのソフトを比較することによって、 このPICOとMEGA DRIVEの違いを詳しく検証できると思われる。
しかし現在の所、PICOとMEGA DRIVE共通のタイトルは「ECCO Jr.」しか確認ができていない。
この少ないチャンスを有効に利用しないわけにはいかない…。
その為にも、PICOとMEGA DRIVE…両ハードが最も似通った時期のバージョンのハードで 検証をしてみたいのだ。
(逆に最も縁遠いバージョンのハードでの検証も楽しいかも♪)

尚…PICOとMEGA DRIVEの関係において兄妹関係だの親娘関係だの PICOを「妹」「娘」と女の子扱いなのだが、これは意図的にそう表現している。
意図的ではあるのだがが特別意味は無い。
細かい事を気にする奴は早死にするので気を付けろ。

で。早速だがベストのハードは…
やはり素直に「初期PICO」と「MEGA DRIVE2」の組み合わせだろう。
基盤のバージョンに関して今回は考慮しない。
…………………………………………が。
初期PICO持ってましぇ〜ん。
というわけで、あれ程長い前置きを書いておきながら「初期PICO」による検証は中止だ。
無いものは無いのだから仕方がない。
それに「MEGA DRIVE2」ってのもチョイ問題がある。
なぜなら、ECCO Jr.は正確にいうと北米版MEGA DRIVE「GENESIS」専用ソフトだからだ。
MEGA DRIVE2でプレイするには…リージョンコードを外すアダプタを噛ます必要がある。
これもこれで純粋じゃない。
そうなると次の組み合わせ理想となる。
「GENESIS2」と「海外版Pico」
ここで問題なのが…「海外版Pico」と「海外版Pico版ECCO Jr.」である。
その入手は、日本においては困難だ。供給…というより需要の問題から。
…が、そこはぴこぴ〜@管理者のりぐ氏。
何故か難なく両方とも入手済み
それならコレでいこう!そうしよう!…となるはずだが、
ところがドッコイ りぐ氏は肝心の「GENESIS2」を持っていない。
悲鳴にも似た罵声が聞こえてきそうだが…GENESIS2はおろかGENESIS1だって持ってない。
海外版Picoを持っていてGENESISを持っていないのはどうしたものか?と自分でもかなり疑問が残るのだが、 それも運命(さだめ)だとしか答えようが無い。
とにかく無いものは無いのだから仕方がない。

よって、ハードの選考は振り出しに戻ったわけだ。
自分の所有ハードから、より良い組み合わせを見つけ出す他はない。

さてドレにする?
以下の自分が所有しているハードから選び出す。
我が家の瀬賀十六ビッターズ

NO. MEGA DRIVE系 PICO系
1 MEGA DRIVE(通称「ご隠居」) PICO
2 MEGA DRIVE(通称「スタメン1号君」) PICO(なつき専用)
3 MEGA DRIVE2(通称「スタメン2号君」) PICO PLUS
4 MEGA DRIVE2(通称「スタメン3号君」) COPERA
5 MEGA DRIVE2 北米版Pico
6 WONDER MEGA2
7 MEGA JET
8 LASER ACTIVE
9 GENESIS3
10 NOMAD
11 GENESIS-CDX

まずは、MEGA DRIVEから選ぼう。
MEGA DRIVEは、GENESISかNTSC方式のMEGA DRIVEか2つに分かれる。
ECCO Jr.は、GENESISソフトなので当然GENESISのハードを使うべきだ。
‥が。
持っているGENESISは‥「GENESIS3」か「NOMAD」か「GENESIS CDX」。
「GENESIS3」はビックリする程性能が悪いし、「GENESIS CDX」では逆に性能が良すぎる。
「NOMAD」に至っては‥画面が小さすぎるし。
何よりもPICOとより近いハードを選びたいのでこのラインナップではちょっと辛い所だ。
手持ちのハードでPICOにより近いものを選ぶとすれば、断然MEGA DRIVEだろう。
但し、リージョンコードの問題が残る‥。
その問題を除けば「MEGA DRIVE2」が理想のマシンだ。
「う〜む。」考える事10分。
結局、MEGA KEYを使用しての「MEGA DRIVE2」に決定。
GENESIS2じゃないのが残念無念。
試しにMEGA KEYを使わずにECCO Jr.をMEGA DRIVE2で起動してみた。

動くじゃん。

…悩んで損した。
尚、MEGA DRIVE1でこのソフトは起動しません。
次はPICOだ。
初期PICOを持っていないのでよりそれに近いものを選ぶ。
中期PICOが一番妥当な線かと思うのだが、
上にも書いたが、海外版Picoと海外版ECCO Jr.という線も捨て難い。
COPERAがモデル的に中期PICOよりも初期PICOに近いというのも注目だ。
ただ、MEGA DRIVE(2)と近いものを選考するという指針から
COPERAはPICOの上位互換機であること、
海外版Picoは、対するMEGA DRIVEが国内版であることから却下された。
この消去法の結果、使用ハードは中期PICOに。


というわけで〜♪
使用ハードは…「MEGA DRIVE2」と「(中期)PICO」に決定。


なんか…すっごく普通。

尚、今回掲載されているPICO版ECCO Jr.の画面映像は
色々な諸問題から海外版ECCO Jr.を使用する。
よって…、当コンテンツに掲載されているECCO Jr.の画像に関する
全ての権利は、(株)セガ・エンタープライゼスに帰属します。
海外版なのでこのようにロゴがPicoと表示されます。


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