【その1 タイヤを洗おう】

用意するもの


バケツ

シャンプー

タイヤブラシ(またはタワシ)
スポンジ(柄のついた小さめのもの)

ノータッチ系のワックス



始めに

 洗車する時は強い日差しを避け、なるべく涼しい日陰を選んで行いましょう。夕方だと時間をかけていると日が暮れてしまうので、朝が良いでしょう。朝から綺麗にしてドライブに行くなんて気持ち良いじゃないですか。
 まちがっても真夏の炎天下なんて、体にも良くないし(日射病や脱水症に注意!!)洗ってるそばから乾いてしまってまともな洗車なんて出来ませんよ。



さあ洗おう

 ボディーを洗う前にまずはタイヤ&ホイールを洗いましょうか。足回りの掃除はしゃがんだ体勢で行ない、かつ結構力のいる作業であるため、意外と体力の消耗が激しいので、体力気力とも充実している始めのうちにやっておかないと面倒になって省略してしまったり、手を抜いてしまったりしますからね。
 タイヤ周りが汚いといくら車を綺麗にしていても車全体がぼやけてしまうものです。ですから私は面倒なタイヤ周りは気力のある最初に洗ってしまうことを強く推奨します。タイヤ周りを最初に洗うのには「一番汚れている所を最初にしないとせっかく洗った所に汚れが飛んでしまう」なんてもっともらしい理由もありますけどね。


 それでは、始めにタイヤ周りに勢い良く水をかけて汚れや泥を簡単に洗い流します。特にトレッドに詰まった泥(今時泥道は走らないかな?)はきれいに流しておかないと後で流れてきたり、走り出してから跳ねたりするのでよぉく流しておきましょう。また、この時ついでに下周りやタイヤハウス内も流しておくと良いでしょう。このまましばらくすると汚れが浮いて来るはずです。

 待ってる間にシャンプーを作ります。タイヤ周りだけなのでバケツ1/4程度作れば十分でしょう。タイヤ用は少し濃い目が良いと思います。シャンプーは先に入れると泡立ち過ぎるので、ある程度水を入れた後シャンプー入れ、更に水を足して軽く泡立てます。

 洗う順番はまずリヤタイヤからが良いでしょう。フロントタイヤ(ホイール)の方がブレーキダストによる汚れがひどいので、フロントを先にするとシャンプーが直ぐに真っ黒に汚れてしまうからです。特に欧州車の場合はブレーキダストでホイールが真っ黒になるのでリヤを先にすることを奨めます(国産車の場合はブレーキダストが少ないので特に気にしなくても良いかもしれません)。

 まず洗うタイヤに再度軽く水をかけたら、ブラシにシャンプーつけてゴシゴシ洗います。そしてこのままタイヤハウスも(洗えれば)洗いましょう。特にノウハウはありませんので、ボディーに当らないように気をつけてゴシゴシ洗うだけです。

 次にブラシをスポンジ(ホイール用の目の粗い物が良いです)に持ち替えてホイールを洗います。ホイールの塗装は比較的丈夫ですが、所詮は塗料ですからブラシでゴシゴシするのはやめときましょう。どうしても汚れが落ちない場合は、粘土を少々ちぎってスリスリと擦って下さい。スポンジ(私は"エーモン"の棒状のものを愛用(写真は別物)しています)で洗うとブラシでは届かない隅々まで洗うことができます。通常はホイールの表側だけ洗うと思いますが、インチアップしたり開口部の大きいホイールの場合は内側の汚れが目立つので、内側が洗える場合はなるべく洗ったほうがいいでしょう。このときブレーキカバー等で手を傷つけないように注意して下さい。あとホールアーチ内側(ミミ)の汚れはスポンジで拭っておきます。塗装が傷つくのでブラシで擦るのはやめましょう。

 最後に水をかけてシャンプーを流したら、ホイールにノータッチ系のワックス(洗車したあと濡れたボディーにスプレーして水で流すだけのやつ)を軽くスプレーして水で流すと、次回の汚れ落しが格段に楽になります。

 これでタイヤ周りはピカピカになったはずです。この後ボディーを洗うので特に拭き取りはしません。またタイヤワックスは最後の仕上げなのでここではしません。

次はボディーを洗いましょう