58回目 (2005.15 京都府 丹後半島西部沖)

短艇団の方で大きなサイズの写真を希望される方はメールをください。
また、写真掲載に支障のある方もメールにてご連絡ください。


<@短艇団の面々(撮影はシーパル団長)>


<A出船場所の風景、B出航は5時50分>


<Cガシラのポイント、E20cmオーバーのガシラ>


<F外道のキュウセン、G紀昭号さん>


<Hしんぢ@名古屋さん、Iきまま号さん>


<Jバーベキュー風景T、Kバーベキュー風景U>


<Lバーベキュー風景V、Mバーベキュー風景W


<Nバーベキュー風景X、Oバーベキュー風景Y


<Pバーベキュー風景Z(しんぢ@名古屋さん)、Qバーベキュー風景[(いつもお世話になっている姉ちゃん)


<Rバーベキュー風景\、Sバーベキュー風景]


<21:バーベキュー風景]T、22:当日の釣果


【Photo by 姉ちゃん】


<上:出船前の準備と出船直前の写真>


<上:出船前の記念撮影(左から正丸さん、NOBU田島さん、私)>


<上:入港の様子>


58回目は久々に短艇団のOLMに参加し、京都府の丹後半島の西部まで大遠征。

夜9時に岐阜を出発し、翌朝2時半に現地に到着。
片道260kmで5時間30分かかりました。
現地に着くと既に何台もの車が止まっており、準備万端のボートが何艘もありました。
道中コンビニで買ったワンカップとピーナツをポリポリと食べ、携帯のアラームを4時20分にセットして眠りにつきます。

アラームの音で目覚めると、辺りはすでに薄明るくなっており、何人もの人たちが出港の準備をしています。
通りがかりの人に挨拶をし、トイレに向かい小用をたし、ボートの組み立てを始めました。
すると、しょうまる(正丸?)さんに「海龍丸さんですか?」と声をかけていただき、昨日の様子を色々と伺いました。
正丸さんは今日は用事があり、途中で帰られるとのこと。
前日はかなり沖の方に出て、70mラインでイワシをエサに小アコウやガシラを釣って、100mラインでレンコダイを釣られたとのこと。
たいへんありがたい貴重な情報でしたが、電動リールもスパンカーもない私にとっては難しい条件なので、今後の参考にさせていただくこととします。
そのうち、釣友の姉ちゃんが起きてこられたので、さっそく挨拶に伺います。
姉ちゃんは前日から来ており、すでにガシラを20匹くらいキープしていました。
姉ちゃん曰く、「アジが全然釣れへん。浜ちゃんも3時間くらい探したけどアカンかった。」とのこと。
アジ釣りも名人級の姉ちゃんや浜ちゃんが駄目なものをヘボな私がさがしまわるのもこっけいな話で、早々に呑ませ釣りを諦めもうひとつの本命のメバル釣りに頭を切り替えます。
また、姉ちゃんからガシラのポイントを聞き、残りのエサのサバとキビナゴを頂戴します。
私もキビナゴはもっていましたが、姉ちゃん曰く、「キビナゴは海草に取られるよってにサバの方が良いで」ということなので、ありがたく頂戴しました。
姉ちゃんは今日はボートを出さないというので、相乗りのお誘いをしましたが、疲れているので近くの温泉にいくとのことでした。
ひとしきり話が弾んだあとで、いよいよ出船です。

出船時間は5時50分。手際の悪い私にしては上出来の早さです。
さっそく姉ちゃんに教わったポイントに行き、水深24mの地点で仕掛けを下すと同時にアタリがあり、20cm級のカサゴがあがってきました。
続いて3回目に同サイズのカサゴが上がり、少しだけアタリが遠のいたものの、退屈しない程度にカサゴやキュウセンが釣れ、2時間余りで約10匹のカサゴをキープしました。
お土産は十分確保したので、いよいよ本命のメバル狙いに行きます。
ところが魚探に反応がなく、かけあがりや根の周りを探るもののベラしか釣れません。

悲しい時間が過ぎて行く中で、少し沖の方に目をやると短艇団のボートの集団が見えます。
何を釣っているんだろうと思い、近づいて話しを聞くと、「上手な人はメバルをあげているよ」とのこと。
「やった」と思い、さっそく仕掛けを下します。
魚探で見ると水深は40mくらいで、海底は岩礁なのかゴツゴツとした模様が映っています。
メバル特有の集団反応はありませんが、単独のメバルが根に隠れていることを期待し仕掛けを下しましたが、釣れてくるのは同じ岩場に住むササノハベラばかり。
こいつが一荷で釣れてきます。
何度やっても場所を変えてもメバルは釣れません。
いたずらに時間ばかりが過ぎていく中で、カサゴのお土産を追加しようと朝のポイントに戻りますが、カサゴさえも釣れません。
そうこうしているうちに風も強まってきて11時を過ぎたころ、早めに帰港することにしました。

港に着くと既に半数くらいのボートが戻ってきており、港では姉ちゃんがカメラを構えて戻ってくる人たちの写真を撮りつつ、上陸の手伝いをしています。
私のボートも岸に着いたときに姉ちゃんが船主のロープをとって引っ張ってくれました。
すべりでは顔見知りの浜ちゃんが40cmのアコウ(キジハタ)を解体しています。
ボートを岸にあげ分解し、荷物をまとめ車に運びます。
ここでは浜ちゃんがボートの分解や荷運びを手伝ってくれ、姉ちゃん、浜ちゃんに感謝、感謝です。
荷物を積み終え、余裕ができたので他の人の様子を見て周ります。
さすがに釣り名人の多い短艇団で、50cm近いアコウを釣った人やマダイを釣った人がおり、顔見知りのふぇでっくすさんは30cmくらいのトラフグに似たフグを釣り上げ、さばいていました。
しばらくフグをさばく様子を見ていて、いよいよフグの御造りが完成しました。
途中、肝が破けたり、血も流れたりしていたので、ちょっとヤバイかなと思いつつ、何人かが大胆にチャレンジしているので、私もご相伴に与りました。
刺身は5mmくらいの厚さの大きな切り身です。
皿の絵が見えるくらい薄く切ったテッサは食べたことがありますが、こんなに厚い切り身は初めてです。
ところがこの切り身のうまいこと。
すばらしい歯ごたえで何ともいえない美味しさでした。

そうしているうちにバーベキューの仕度ができ、集合の声がかかります。
バーベキューの場所では幹事の皆さんがセットを終え、サザエやえびを焼いています。
30人という大所帯のため、輪の外側になってしまいましたが、初めは勝手が分からず厚かましくも幹事側の席の方に行き、一生懸命焼いている関戸さんの横から飢えたカモメのごとく、一品ずつ失敬します。
そのうち周りが見え始め、幹事席の反対側の方に知った顔が多くあり、そちらの方に移動します。
こちらの方でも一生懸命焼いている浜ちゃんの料理をほおばりながら話しに花を咲かせます。
しばらくして恒例の記念撮影となり、これを期に失礼することとしました。
帰宅に当っては、私より遠くから来ている「しんぢ@名古屋さん」にルートを教えていただいたお陰で、途中、睡魔に襲われ10分仮眠したにも関わらず、夜中と同じ5時間30分で自宅に着くことができました。
(距離も10km短縮できました)
かなりハードな釣行でしたが、楽しいひと時を過ごすことができました。
改めて団長をはじめ、幹事の皆様と団員の皆様にお礼申し上げます。


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