48回目 (2003.10.4 大阪府 岬町 深日沖)


<左:海上にて(殿チャン撮影)、右:姉ちゃんのお友達の殿ちゃんファミリー>


<左:良型のメバルににっこり、右:当日の釣果>


<上:帰宅途中に泉佐野市の青空市場で購入>


48回目の出船は前回と同じ深日沖にスズキさんの御用聞きに行ってきました。

今回の出船も恒例となりつつある姉川氏をお誘いしての釣行です。

前回はボートを組立てるネジが見つからず、姉川氏との待ち合わせの12時に遅れてしまったため、今回は先に積荷の準備をしました。
おかげで道具は揃ったものの、今度はエンジンをボートに固定するネジが固くて動きません。
潤滑材を付けて石をボロで包んで叩いたところ、やっと1〜2周まわったものの、全然ゆるくなりません。
そうしているうちに時間ばかり過ぎてしまい、約束の時間がきてしまったので、見きり発車しました。
姉川氏に事情を話したところ、「なんとかなるでしょう」という心強い言葉を頂戴して泉南に向かいました。
今までは、自動車専用道路を乗り継いで、片道1750円を支払っていましたが、今回は姉川氏にナビしていただき、全行程一般道路を利用しました。
ルートはR170からR2に抜けて、堺から関西空港に向かい、海岸道路を和歌山に下って行きました
いつもより1時間弱余分にかかっただけで、3時頃、現地に到着しました。
港を見ると前回同様に鏡のように穏やかです。
そしてこちらも同様に、あちこちで「ゴボッ、ゴボッ」と何かがライズしています。
今度こそはと竿の選択も慎重に行い、ルアーにチャレンジしましたが、新調したばかりのバイブレーションを1投目から根掛りでロスしてしまいました。
今度こそはと色々なルアーに替えて試しましたがセ結果は同じです。
今回は前回以上に粘りましたが、4時近くなったのであきらめて仮眠しました。

しばらくして夢うつつで車の音を聞いた気がしましたが、どの位してからか誰かがクルマの窓を叩いています。
目を開けると辺りは白々としており、松井師匠が、「一番早く来ていつまで寝てるの」と起こしてくれました。
姉川氏とクルマから出ると、常連さんはあらかた仕度も整い、出発する体制に入っています。
松井師匠に最近の様子を聞いたところ、週末は天候が悪く、小アジが周ってきていないとのこと。
2艘くらいのボートが出発したあと、我々のボートも出発。
心配していたネジの問題も、国際A級整備士(私が勝手につけた資格です)の姉川氏のおかげで、無事クリア。
まずは青灯に向かって出発します。
ところが師匠に聞いていたように、エサの小アジが全然釣れません。
それどころか、前回、湧くようにいたイサキの子供さえ掛かりません。
私の方に釣れてくるのはタイの子供ばかりですが、それもたまに釣れる程度です。
姉川氏の方は私より数は多いものの、カサゴやフグやスズメダイなど色々な種類の魚を釣り上げますが、アジが釣れません。
あちこち場所を替えつつ、常連さんにポイントを聞きなから、1時間ほどしてやっとアジが1匹釣れました。
しかしその後はまた音沙汰ありません。
いいかげん、嫌になったところで、姉川氏が良型のメバルをゲット。
私の方もメバルがきましたが、海面で痛恨のバラシ。
私の一番の小アジのポイントに行ったところ、魚探の反応があり海面を覗くと100匹以上群れていますが、針にかかりません。
ここは岸から近く、水深も2m位で海水も澄んでいるため、コマセなしでは無理のようです。
途中、キス釣りの人の様子を聞いて、常連の石井さんのいるポイントに向かいました。
石井さんにお話しを聞くと、午前中に2回も5号のハリスが切られたとのこと。
あちらこちらをうろうろしつつ、途中、姉川氏のラインがスクリューに絡まり、エンジンをボートから外してやっとラインを取るというアクシデントもありましたが、何とかアジの群れがいるポイントを見つけることができました。

しかし、ポイントは非常に狭く、3畳くらいの広さのポイントをはずすと全然針にかかりません。
ここで粘ってやっと数匹のアジ(1匹は約20cm)と良型のカサゴをゲットしました。
すでに昼ころになっていたので、アジを持って「ラインプッツン」のポイントに向かいます。
しかし、「時既に遅し!!」で、竿先は波に合わせて揺れるだけで、ウンともスンともいいません。
しばらく粘りましたが諦めて土産のアジ釣りに転向しました。
しばらくして姉川氏が電話していた殿ちゃんがやってきて、姉川氏と話しをしています。
タチを狙って出船したそうですが、釣果は芳しくないとのことでした。
初めてお会いした記念にと、双方で記念写真を撮影し、釣りに戻ります。

しかし、つい先ほど2〜3匹続けて釣れたアジがもういません。
本当に群れが小さいようで、今年は大変です。
アジ釣りも芳しくなく、殿ちゃんも帰られたので、最後の執念で「松井流手漕ぎ呑ませの術」を掛けましたが、最後まで当りはありませんでした。
防波堤の近くと出船場所に戻る途中の港内のど真ん中で、短時間にイワシがパタパタッと釣れましたが航路に留まる訳にもいかず、引き波を立てないようにゆっくりと進みました。
最後の最後にテトラの近くでもう一粘りしましたが、後が続かずおまけに姉川氏の大事な竿とリールを奉納してしまいました。

帰りも行きと同様に海岸道路を大阪に向かいましたが、途中、泉南の青空市場で姉川氏のまねをしてコウイカを買って帰りました。

次回こそは頑張るぞ!!!!


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