車検・点検
車検とは12ヶ月点検のことで道路運送車両法でいう『定期点検整備』の事です。

日常点検について
日常点検とは自動車の使用状況を継続的に把握するために行う点検であり重要なブレーキの効き具合
及びタイヤ等一旦故障を起こすと事故を伴う箇所について使用状況に応じた適切な時期に行う点検。

また法律において定めがあり「自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した
適切な時期に運輸省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動、その他の

日常的に点検すべき事項について目視等に自動車を点検しなくてはならない。」とある。
また次の4つの条件が含まれています

1.自動車の使用者が点検すること
使用者とは、自動車検査証又は軽自動車届出済証の使用者欄に記載されている者をさし車検証の事。
2.適切な時期に点検すること。
前回の日常点検整備の実施後、どの程度走行した等、故障箇所を使用者状況を考え点検する。
3.技術上定めた基準によること

点検箇所

点検内容

ブレーキ

1.ブレーキペダルの効きが十分であること
2.ブレーキの液量が適当であること
3.駐車ブレーキレバーの引きしろが適当であること

タイヤ

1.タイヤの空気圧が適当であること
2.亀裂及び損傷がないこと
3.異常な摩耗がないこと
4.溝の深さが十分であること

バッテリー

液量が適当であること

原動機

1.冷却水の量が適当であること
2.エンジンオイルの量が適当であること
3.原動機のかかり具合、異音がないこと
4.低速及び加速の状態が適当であること

灯火装置
方向指示器

点灯、点滅具合、汚れ及び損傷がないこと

ウィンドウォッシャー
ワイパー

1.ウィンドウォッシャー液量が適当、噴射状態
2.ワイパーの払拭状態が不良でないこと

4.点検しなければならない義務があること。
これは義務ある。未点検で重大な事故を起こした場合保守管理責任が問われることがある。

定期点検について
定期点検整備とは、日常点検整備と同様で点検項目が多くなる。定期的に点検し不具合箇所を整備をし
定期点検記録簿への記載及び自動車への備付けが義務ずけられている。
車の入庫
(印鑑・自動車税納税証明書・車検証・自賠責保険証書
諸費用[自賠責保険料・重量税印紙代・検査登録手数料印紙代])

受け入れ検査
(検査員による車検証と車両の同一性の確認、検査車両の目視点検、指示書作成)

整備
(整備指示書の内容、作業者の判断による部品、液類
油脂類
交換、補充、給油、調整などの整備) 

中間検査
(検査主任が、作業者の整備した車両を検査する。
油量、液量、ネジの緩みなどのチェック。) 


完成検査
(検査員が、整備済み車両の最終検査をする。 ブレーキテスター、
スピードテスター、サイドスリップテスターを使用し
保安基準に適合
しているかの検査に適合していれば
合格です。)


車検証更新(翌日)
(陸運支局で車検証有効期間更新とステッカーを貰う)

納車(翌日)
車検時期について
車検は車検の切れる1ヶ月前から受けられます。


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