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番号9658 船越ノ頭(フナコシノカシラ) 2,590m
所在地 糸魚川市、北安曇郡小谷村 2.5万図「白馬岳」 三角点 三角点なし 標高差 m
掲載資料 日本山名事典
緯度 364641 経度 1374725 国土地理院
登山口 登山道あり。蓮華温泉口。栂池口。小蓮華山登山路の脇。
山行記録 藪山ネット
2016.09.02
蓮華温泉駐車場(0:35)→鉱山道分岐(0:15)→瀬戸川(1:30)→鉱山事務所跡(2:00)→縦走路分岐(0:30)→鉢ヶ岳(0:25)→縦走路分岐(0:40)→三国境(0:35)→白馬岳(0:25)→三国境(0:40)→小蓮華山(1:20)→白馬大池(0:50)→天狗ノ庭(1:10)→蓮華温泉駐車場 蓮華温泉から鉱山道を登って白馬大池へ周回した。 蓮華温泉から朝日岳への登山道を入った。 車道を進むとキャンプ場への分岐から登山道となった。 朝日岳への分岐から遊歩道を進むと鉱山道への分岐に着いた。 鉱山道を登ると瀬戸川に着いた。 冬期には外されるパイプで作った橋を渡った。 鉱山道は作業用に使用されたためか、急傾斜もなく緩やかな登りであった。 沢に沿っての登りやトラバースぎみの登山道を登って行くと分岐があり左側に登ると展望台となっていた。 展望台からは小蓮華山の前衛の山々が一望できた。 分岐に戻って進むと鉱山事務所跡地に着いた。 神の田圃の湿原を過ぎると小さな沢を何度も渡るようになった。 雪渓があるとわかりにくいとのことであったが、雪渓が無かったので問題なく登れた。 うまい水と書かれた水場で喉を潤して登るとガレ場となって尾根に着いた。 ガレ場の下りは間違えそうに思えたので、振り返ると赤ペンキの目印のついた石が方向を示していた。 縦走路の分岐から鉢ヶ岳を往復した。 鉢ヶ岳へは登山道が無く急斜面を登るので下りは慎重に下りた。 三国境から白馬岳を往復して小蓮華山に向かった。 天気が良いためか午後であったが、登ってくる登山者が多くいた。 午後からガスが出て縦走路からは展望が望めなかった。 白馬大池コースの登山道は、ガレ場や石が多く歩きにくかったが、鉱山道コースの登山道は歩き易かった。 白馬大池から蓮華温泉に下山して温泉で入浴して帰宅した。 |
蓮華温泉 | キャンプ場まで車道を歩く |
遊歩道の分岐 | 鉱山道への分岐 |
ガレ場斜面を通って瀬戸川へ | 瀬戸川にかかる橋 |
鉱山事務所跡地標識と鉱山の金具 | 地塘 |
登山道の状況 | 鉱山の飯場跡の標識 |
沢を渡る | 精錬所跡の標識 |
水場標識 | 水場 |
縦走路手前のガレ場 | 鉱山道分岐 |
鉢ヶ岳 | 三国境 |
三国境 | 小蓮華山 |
2015.08.22〜24
蓮華温泉駐車場(3:00)→白馬大池(0:50)→船越ノ頭(1:00)→小蓮華山(0:40)→三国境(0:50)→白馬岳(0:10)→白馬山荘(0:15)→白馬岳(0:30)→三国境(1:10)→鉢ヶ岳(1:00)→雪倉岳(4:00)→朝日小屋(1:00)→朝日岳(0:20)→吹上のコル(0:30)→長栂山北側(0:10)→長栂山への取付地点(0:06)→長栂山(0:06)→長栂山への取付地点(0:20)→吹上のコル(5:00)→蓮華温泉駐車場 鉢ヶ岳と長栂山は登山道が山頂をトラバースしているので意識して登らないと山頂を踏めない山である。 この両方の山が新潟百名山に選定されていたので登ることにした。 また、朝日小屋は女性管理人が運営する家庭的な山小屋である。一度泊まって見たいと思っていたので2泊3日の行程とした。 初日は、白馬岳までなので雨模様であるが翌日以降の天気を信じて蓮華温泉駐車場から登った。 雨具を着けて蒸し暑い中を登ったが、ウメバチソウやハクサンシャジンの花々が迎えてくれた。 白馬大池を過ぎると少し風があったが問題は無かった。 船越ノ頭は山頂標識が無かったら通過してしまうピークである。 展望の無い中を小蓮華岳、三国境、白馬岳と登って白馬山荘に着いた。 土曜日であるが白馬山荘の宿泊者は百人に満たなかった。 静かな山旅を楽しむにはお盆過ぎのこの時期が最高である。 夕日の時間帯になるとガスが晴れて槍ヶ岳、立山、剣岳が雲から頭を出して絶景を楽しませてくれた。 翌日は天気予報通り晴れになって小屋から朝の展望を楽しんだ。 白馬側に縦走又は下山する登山者が山頂を往復して下ったころを見計らって白馬岳山頂に登った。 登山者の少ない白馬岳山頂で展望を楽しんでいるとブロッケン現象を体験できた。 三国境を過ぎると登山者は1グループのみとなった。 鉢ヶ岳へは登山道から別れて南側尾根から登った。 細い岩場の急傾斜の尾根であるが踏み跡もあり、ルートの判断に困るような場所は無かった。 斜面にはコマクサが多くあったが花が咲いているのは1〜2株であった。 急登を過ぎると緩やかなガレ場となって山頂に着いた。 山頂標識などは無かったがケルンが積んであったのでここを山頂とした。 山頂からは360度の展望が楽しめた。 下山は県境に沿ってハイマツを避けながらガレ場を雪倉岳側に下りて登山道に合流した。 避難小屋を過ぎると夏と秋の高山植物が盛りで写真タイムを十分取って、雪倉岳から水平道で朝日小屋に向かった。 朝日小屋は完全予約制となっているので前日に固定電話と携帯電話の両方が通じなかった。 小屋でそのことを話すと電話設備が故障していたとのことであった。 宿泊者は18名で8畳間に2名とこちらも贅沢な宿泊であった。 最終日も晴れていたが雲が多い状況であった。 朝日岳を登って栂海新道の入口となっている吹上のコルから長栂山に向かった。 長栂山は細長い山容で尾根の東側を登山道が通っている山である。 取り敢えず登山道で尾根の北側まで行って見たが標識等は無かった。 登山道脇は草原となっていて照葉の池には残雪があった。 長栂山山頂に一番近い場所から山頂に向かった。 コメツガの樹林帯を越えると草原に出た。 尾根は二重稜線のようにコメツガの尾根が南北に2つあって中央は草原となっていた。 草原から山頂のコメツガの樹林帯に登った。 長栂山山頂はコメツガに覆われた平らな場所になっていたのでGPSで示す場所を山頂とした。 往路を戻って登山道に着いたが、木々と笹薮が濡れていたため下半身がずぶ濡れとなってしまった。 吹上のコルに戻って蓮華温泉に向かったが、このルートも花盛りで写真タイムとなった。 瀬戸川の橋を渡ってから蓮華温泉駐車場までの標高300mの登りはきつく感じた。 |
船越ノ頭 |
蓮華温泉 | 白馬大池山荘 |
船越ノ頭山頂 | 小蓮華山山頂(以前は鉄剣、三角点、山頂標識 が一緒にあったが崩落により別々に設置されて いた) |
小蓮華山山頂・鉄剣 | 小蓮華山山頂・三角点 |
小蓮華山山頂・山頂標識 | 三国境 |
三国境標識 | 白馬山荘 |
白馬岳山頂 | 白馬岳山頂でのブロッケン現象 |
白馬岳山頂から朝日岳方面を望む | 鉢ヶ岳 |
鉢ヶ岳山頂 | 鉢ヶ岳山頂と白馬岳 |
雪倉岳避難小屋 | 雪倉岳 |
雪倉岳山頂 | 朝日小屋 |
朝日岳山頂 | 吹上のコル・栂海新道入口 |
長栂山入口の標識 | 照葉の池と長栂山登山道 |
登山道から山頂に向かった場所 | コメツガの樹林帯を越えると草原に出た |
草原から2つ目のコメツガの樹林帯を登る | 長栂山山頂 |
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