|
番号9205 烏帽子岳(エボシダケ) 1,450.5m
所在地 糸魚川市 2.5万図「越後大野」 三角点 ニ等三角点(点名 前烏帽子・マエエボシ) 標高差 林道終点から650m
掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、越後百山、知られざる山々
緯度 365812 経度 1375842 国土地理院
登山口 踏み跡程度の登山道、見滝
山行記録 藪山ネット
昼闇山側から烏帽子岳 |
2019.05.17
駐車場所(1:50)→林道終点(0:20)→917mピーク(2:30)→1270mピーク(1:10)→烏帽子岳山頂(1:00)→1270mピーク(2:10)→917mピーク(0:15)→林道終点山頂(1:50)→駐車場所 見滝から林道谷根線を入り、標高540m付近から先は道路状況が悪かったのでカーブ地点に駐車した。 林道を進んでカーブをひとつ過ぎると林道谷根線終点標識があり、その先には積雪があった。 舗装された林道がその先に続いていたので駐車場所から1.2km先の舗装が切れる地点までは車が入れそうな状況であった。 舗装がきれた標高650mから先は、藪化していていた他に土砂崩れで沢を渡る箇所があった。 標高750m付近からは、残雪の上を歩いた。 標高800m付近から平坦になると残雪が多くなって道形が半円形や直角に曲がっていたので道が迷路となって確認しながら進んだ。 林道終点に到着すると、烏帽子岳登山口と書かれた標柱が倒れていた。 登山口からは、急斜面の夏道を登ると917.3m三角点峰に着いた。 残雪が多くなったのでアイゼンを着けた。 登山道と残雪を繰り返して丸山、土山と登ったが登山道は藪化していた。 標高950m付近からは、ブナの広い雪原を南に向かって適当に登った。 標高1050mを過ぎると1270mピークから続く尾根を見ながら登った。 1270mピークを目指して直登できる状況であったが、登山道と同じく標高1150m付近の尾根を目指して登って尾根伝いに1270mピークに登った。 1270mピークからの下りは、少し藪化した登山道を利用して鞍部に着いた。 登山道は1350mピークの右側を標高1300mでトラバースしているが、下らずに1350mピークに近づき5mくらい藪を抜けて烏帽子岳手前の北側鞍部に着いた。 烏帽子岳への急登は雪が無く藪化した登山道を登った。 藪化していた登山道で山頂尾根を登ると烏帽子岳山頂に着いた。 狭い山頂に三角点があったが、山頂標識等は無かった。 山頂で大展望を楽しんで往路を下山した。 下山は、往路を引き返したが、広いブナ林と平坦な車道跡では方向を修正しながら下った。 |
烏帽子岳 | 駐車した場所 |
林道谷根線終点 | 林道終点から少し進むと残雪があった |
林道が崩れている場所 | 沢を渡る |
林道の藪の状況 | 平坦で残雪により迷路となる |
林道終点・登山口標識 | 917mを目指して登る |
917mピーク | 小さな尾根を登る |
登山道の藪の状況 | 広いブナ林となる |
ブナ林を登る | 1270mに繋がる尾根を見ながら登る |
烏帽子岳山頂が見えてきた | 登山道の藪の状況 |
1270mと1350mピークの鞍部 | 山頂に向かって最後の登り |
山頂尾根の藪の状況 | 烏帽子岳山頂 |
烏帽子岳山頂の三角点 | 烏帽子岳山頂から阿弥陀岳 |
烏帽子岳山頂から昼暗山・雲に隠れて火打山と焼山 | 烏帽子岳山頂から鉾ヶ岳と権現岳 |
1999.6.11 和田さんの記録
林道谷根線終点(0:15)→917.4m(0:05)→丸山(0:05)→土山(0:15)→裸石標石(0:30)→241号標石(0:30)→砂場分岐(0:30)→阿弥陀分岐(0:30)→山頂 見滝から林道谷根線を車で入る。 悪路で木の枝や草が林道にかぶっているがかまわず進む。 道は行き止まりとなる。林道の行き止まり地点の左側に踏み跡があるのでここを入り進む。 かなり明瞭な踏み跡で以前、GVD梅沢さんから聞いた烏帽子岳、阿弥陀山への登山道と確信し、登り始める。 すぐに917.4mの三角点に出る。 5分位進むと「丸山」標石があり、さらに5分で「土山」標石がある。 土山から15分位登ると大きな石(岩)があり、回りこむと「裸石」という標石があった。 さらに登り続けると残雪があり踏み跡も隠れてしまったが、歩き易い所を選んで進むと雪の消えた所に踏み跡を見つけ、洞穴のある岩の前を通って大きな岩の間を抜けて尾根を目指して進む。 尾根を出ると「241号」という標石があり踏み跡も一層明瞭となる。 尾根を登ると阿弥陀山と烏帽子岳が見えてくる。 小さなピークを2、3度登り降りすると砂場から来る道と合流するらしく残雪で道は見えないがブリキの看板がある。 30分位進むと阿弥陀山との分岐に出る。 ここにもブリキの看板がある。 阿弥陀山方向へは明瞭な踏み跡が続いているが烏帽子岳方向へは急登となり踏み跡もほとんど消えている。 歩き易い所を木の枝につかまりながら25分位登るとトラロープが有り、少し登ると山頂付近の尾根に出た。 左側の切れ落ちた尾根を薮を漕いで進むとすぐ山頂に着いた。 阿弥陀山へもこの登山道で登ってみるつもりである。 |
1998.04.18 和田さんの記録
砂場(1:00)→尾根(1:00)→1012m(1:30)→1350m(0:40)→山頂 IFL羽田さんが、焼山温泉から鉢山、阿弥陀山、烏帽子岳を縦走したルートを教えて頂き、烏帽子岳から下山する際、通ったルートを逆に烏帽子岳の登山に利用した。 砂場から向かって右の尾根を目指し登る。傾斜は尾根に近づくにつれて急になる。 尾根は1000m付近から緩やかな登りとなり足取りも軽やかに進む。 1200m付近から傾斜が急になり、1250m付近の左側が崖になっている薮に出て急登となり苦労したがなんとか登り1350mのなだらかなピークに立つ、烏帽子岳の鉋の刃のような山頂が間近に迫る。 30m位緩やかに下り、最後の急登120mをゆっくり登ると吉尾平側が300m位切れ落ちた山頂に出る。 阿弥陀山がすぐ近くに見える。下山は1350mのピークから危ない尾根を捲き安全な尾根へ出て登ったルートを砂場へ下山した。 (登りも尾根に向かって右の雪渓を登れば良かったと思った。) |
1999.09.上旬 武田さんの記録 海谷山塊の鋭鋒 烏帽子岳
データ一覧へ | 山の台帳へ |
このページの先頭へ |