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番号8863 粟立山(アワタツヤマ) 1,194m
所在地 妙高市(旧新井市)、上越市(旧西頸城郡名立町) 2.5万図「重倉山」 三角点 三角点なし 標高差 100m
掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、越後の山旅
緯度 370034 経度 1380816 国土地理院
登山口 登山道なし。南葉林道。
山行記録 藪山ネット
2011.05.16 岡本さんの記録 粟立山
2001.11.11
林道(0:30)→山頂(0:25)→林道 西野谷集落のはずれの万内川手前に重倉林道と南葉林道標識が並んでいるが、南葉林道の標識に従って入る。林道は12kmくらいであるが、荒れていて道は悪く最近は整備していない状況である。スキー場を経由しても行けるがこの道路は11月末まで工事中で通行止めになっていた。 この林道は、現在、大毛無山登山口となる新井市と名立町の境界で通行止めとなっているがこの通行止め手前に駐車する。 粟立山へは、道路からの斜面の左側の縁に沿って登る。7月に来た時には藪で完全に覆われていたが、今回は落葉で藪が薄くなっていた。落ち葉を踏みながら踏み跡と鉈目に沿って進むが背丈程度の笹と低灌木で、ところどころ不鮮明になるが尾根に沿って進めば問題はない。 昨年も11月に来たが入口付近は刈り払いもされていないので昨年より藪がひどくなっているようである。1つ目の小さなピークを過ぎ、2つ目のピークを過ぎると少し下りとなる。緩やかな傾斜となり若いブナが出てくると踏み跡もはっきりしてくる。途中に1坪くらいの沼地があり落ち葉で覆われて泥沼となっているが踏み込むと膝くらいまで潜る状態となっていた。 木々は背丈以上あるが落葉しているので笹の葉と木の間から付近の山々が見えた。山頂も同様の状態で木を足場にして付近を眺めると関田山脈、重倉山、日本海の海岸線、鉾ヶ岳が見え、振り返ると大毛無山とその奥に雪をかぶった火打山と焼山が見えた。 山頂には三角点も無く、境界杭が2本倒れており、南葉山県立公園と読める朽ちた標識があり、木の下に少しであるが雪が積もっていた。 踏み跡はここで止まっていたが、山頂の先にピークがあるので行って見る。藪は笹が多く密である。一度下って登り返すが暗部にも落ち葉で覆われた泥沼があった。このピークは粟立山より大きな木は無いが背丈程の灌木のためやはり展望はなかった。 帰路は来た尾根を引き返した。この山は、大毛無山へ来たついでに訪ねる程度の山である。 |
山頂の朽ちた標識 | 山頂から次のピークを望む |
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